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今月は私の投資成績は-3.8%で、年初からは-2.0%でした。マイナスに突入です。ちなみにTOPIXは今月-2.2%で年初からは1.9%なのでTOPIXにも負けてます。今月良かった銘柄は、セリア、サンエーインターナショナル、ガリバー、プレステージインターナショナルでした。悪かった銘柄はライトオン、フージャース、タビオ、メガネトップ、パレモでした。短期的にはタイミングは重要ですね。ライトオンとフージャースは下方修正したので仕方ないですね。ライトオンは売り上げは会社予想は達成していたので予測できませんでした。フージャースは自虐的になりながらもホールドしています。フージャースとチムニーは将来会社がどうなるかまで見てみたいという気もします。タビオ、メガネトップは決算で上方修正を期待してホールドしているんですが、さすがにいままでの株価の好調さの揺れ返しがきましたかね。株式投資を始めたのは2004年で、この3年間のパフォーマンスを計算してみました。TOPIXが68.3%で私のパフォーマンスが69.3%でした。ほとんど全く一緒になってきました。私は20銘柄近くの小売業やサービス業に分散しているのですが、これだけ分散して、銘柄選択能力も低いとETFでも買ったほうが効率的には良いのかもしれませんね。ただ個別銘柄の投資はやはりおもしろいですし。優待とか配当もあるし。そういえば昨日チムニーから優待と配当のお知らせが来ました。ありがたいことです。今月から外貨FXを始めてみました。レバレッジを低くしてスワップ狙いです。私はいままでFXは食わず嫌いでやらなかったのですが、ちゃんとやればそれほどリスキーな(少なくとも日本株の個別銘柄売買よりも)投資でもないと思い始めました。国内の小売業の会社に投資していると、円安の際にリスクヘッジになるんじゃないかとも思いますし。ただFXを始めると空港や銀行の交換手数料がいかに暴利かわかりますね。先週家族と海外旅行に行ったんですが、成田では1ドル120円以上の交換レートだったのでびっくりしました。泣く泣く交換しましたが。
March 31, 2007
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今月の成績は月次-3.8%、年初より1.9%です。それにしても今日の下げは凄かったみたいですね。私のPFも3%ぐらい沈んでいます。オンリーが122000円で買えていました。125000円で指していたのに。明日はどうなることやら。また去年の1月のようになるんだろうか?でも新興市場は去年のライブドアショックと違ってこれ極端に下げることは考えにくいような気もします。
February 28, 2007
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去年はあまりの投資成績に途中で計算しなくなったのですが、今年は1年間計算をちゃんとやろうと思ってます。ちなみに去年は年率で約-30%でした。今月は月次で5.9%でした。今月の優等生はスシローです。残念だったのはフージャースです。今年は「低PERの月次成績の良い銘柄だけに投資する」という投資目標を守りたいと思います。欲ボケで高PERの銘柄に飛びつく、現実否認で月次成績の悪い銘柄をホールドしない、この2つを守りたいと思っています。
January 31, 2007
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今年の成績を計算してみました。12月は+3.0%増で、年間だと-25.5%でした。ちなみに私は日本株しか投資していません。TOPIXには大負けです。JASDAQは年初比-33.8%らしいので、こんなものかという気もします。しかし去年の大勝から一転して大負けで、本当に今年1年は勉強になりました。今年の投資失敗は、1不動産流動化銘柄を高値で2月に大量に買ってしまった。2メガネトップやタビオのような誰が見ても好業績と思われ、かつ低PERだった銘柄を最初に十分買わなかった。3ポイントや個別指導学院、大新東などを高値で買ってしまった。4売買高の少ない銘柄は、下落相場の場合、上方修正発表して株価が上昇したらいったん売却するべきだった。ホールドしすぎて、上方修正前の株価に下がることが多かった。このあたりでしょうか。小売業にとっては今年は全体的には厳しい一年だったと思います。銘柄選択で言えば、小売業年間株価上昇率一位のメガネトップを主要銘柄として買いきれなかったのは残念です。ウエルシアも底値では資金がなくてあんまり買わなかったし。ダボハゼのように好きな時に買っていると、買いたい時に資金がなくなると痛感した一年でした。来期は銘柄選択(なんでも買わない)と資金管理(余裕は大切)、この2つをちゃんとやっていきたいと思います。ちなみに今の保有株はクスリのアオキ、アキンドスシロー、タビオ、チムニー、エイジス、フージャース、大新東、ポイント、ハンズマン、パワーアップ、パスポート、ヤマトインターナショナル、パレモ、なか卯こんなところです。不動産流動化銘柄はついに税金対策で売ってしまいました。不動産流動化銘柄の今後に期待していないわけではないんですが、まあ一回売ってみることも大切かなと思って。本当に勉強になる一年でした。来年は普段はガードを固めて、儲けるときは儲けるというスタイルが夢ですね。セルフコントロールができないんで、性格的に無理という気もしますが。
December 30, 2006
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気が付くと2ヶ月更新していませんでした。ブログの巡回の方はほぼ毎日やっているのですが。株式投資は続けています。先月はフージャースとか早稲田アカデミーとエイジス、ハンズマンを買いました。売ったのはタビオとワークマン、あとウエルシア関東の一部です。株式投資を始めてからなんだかんだと言いながら3年近く経ちました。去年の上げ相場、今年の下げ相場でいろいろ勉強になったなーというのが実感です。ふりかえってこの2004年1月からこの3年間の投資利回りを計算すると76%でした(年率20%ぐらいですか?)。TOPIXは57%なんでほとんど同じぐらいですね。去年は年率150%ぐらい上昇して今年は年率-30%ぐらいのダウンなんで浮き沈みの激しさはTOPIXの比ではありません。まあ何も投資しなかったら、この3年間銀行預金の利回りだったと思うので、少しは良かったかもしれません。ただ株式投資に使うエネルギーを仕事に使えばもう少し世の中に貢献できるのかもしれませんが、上げ相場と下げ相場を体験して思うのは、やはり投資はセルフコントロールが大切と思いました。好きなだけ買っていたら、必要な時に買えませんし、辛抱も大切ですし。ブログの更新は途絶えがちになっても、株式投資は今後もダラダラと続けていくような気がします。
December 5, 2006
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私は優良成長銘柄を買うのが好きなのですがその理由は「今までに順調に成長している企業はこれからも順調に成長していくに違いない」という楽観論のためと思います。ただ株式投資を2年ほどの実感ですが、どんな優秀な企業でも浮き沈みはありますね。企業の場合は1年先の業績は闇みたいなところはあります。ソニーやトヨタでも業績が悪化すれば当然株価が暴落しますし、栄枯盛衰がダイナミックだなあと感じます。根拠のない楽観論のおかげ今年はえらい含み損をかかえています(笑)。企業の場合、新興企業が老舗企業の時価総額を追い越すことなどしょっちゅうありますし、かっての優良企業が倒産することも時々起こります。戦国時代じゃないですけど「下克上」が起こりやすいんですね。ここでタイトルに戻りますが、企業に比べると大学という組織はこういう業界内の順位変動がほとんど起きません。どんな優秀な経営者が新設大学を10年ぐらい運営したとしても、東大、京大、早稲田、慶応といった有名大学を凌駕するようになるとはまず考えられません。これは日本人が特別に保守的というわけではなく、アメリカでもヨーロッパでも大学の地位変動は起きにくいようです。ラジカルなアメリカでも伝統ある有名大学が没落するということはほとんどないです。マイクロソフトが10年後に並の企業になる可能性はあると思いますが、ハーバードが10年後に並の大学になる可能性はまずないです。大学の場合なぜ強いものが勝ち続けるのでしょうか?大学の場合、優秀な学生を集めるにしても、優秀な教授陣を集めるにしても、研究費を国からもらうにしても、やっぱりブランドの力が大きいんでしょうね。研究者がNatureに良い論文を掲載したからすぐに優秀な学生が受験するなんてことはありませんし。強い大学はブランド力が強い。ブランド力が強いと人材と金が集まりますます強くなる。強くなるとますますブランド力が強化される。この正の循環が強固です。同じ教育機関でも中学や高校なら東大合格者数や甲子園出場などといった客観的な評価尺度があるので、地位逆転が起きる可能性はあるのですが。大学の場合客観的な評価もなかなか難しいですしね。最近東大が格付けでAAAをもらったという話を聞きましたが、正しい評価と思います。大学の格付けの場合大切なのは資産や利益ではなく、なんといってもブランド力だと思います(東大は資産もすごいらしいですが)。PS 今日の話は有名大学卒が良いとかそういう意味ではありません。最近「どうやって大学を活性化するか?」というようなことを考える機会があったので漠然と思っていたことを書いただけです。
October 5, 2006
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最近某大手企業の人事の方と話す機会がありました。その方は某大手電器メーカーのある地方工場の人事総務を担当しているのですが、ここ10年近く正社員を取っていないとのことでした。新規に採用する人は全て派遣だそうです。今ではその工場で働く人の半分以上が派遣社員だそうです。開発や設計業務は本部でやっているから、工場では正社員の補充は必要ないのかもしれません。ただ正社員と派遣で給料や待遇に格差があるので、どうしても職場の雰囲気が悪くなる部分もあると言ってました。ただ正社員を増やさないのが本社の方針なのでそれに従ってやるしかないようです。こういう話を聞くと、「世の中かなり厳しいなあ」と思います。その会社は誰もが知っているような大手企業です。そんな大手企業でも労働力の半分以上を派遣社員に切り替えないと企業間の競争に生き残れないのが現実なんでしょうか?東証一部の企業で派遣を使わない会社なんてあるんでしょうか?(スーパーのオオゼキはそういう意味では時代に逆らってますね)。経営者はやはり企業収益を重視すると思います。「皆を平等に扱いたいので、私が在任中に派遣社員をできるだけ正社員に切り替えることが目標です」、などと発言する経営者はあんまりいないと思います。経営者というのは非情な部分もないと勤まらないのかなと少し思いました。
September 26, 2006
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アメリカ産牛肉が2年7ヶ月ぶりに解禁されるそうです。私は食べ物に関しては用心深い方ではないので、たぶん吉野家に行くとは思います。アメリカ人がBSEで人がバタバタ死んでいるのならさすがに食べませんが、そんなことはないみたいですし。日本の牛肉も含めて、検査さえすれば100%安全なのかと言われると、そこまではよくわかりません。プリオンみたいな病原菌でもないたんぱく質の危険性は評価が難しいと思います。輸入再開が正しい判断だったのかどうかは後世の人達しか判断できないでしょう。安全性や医療の問題は、時代とともに変化します。タイトルに書いた安部英氏は、HIV訴訟で患者団体から「日本でHIVが血友病患者に広がったのは安部氏の責任が大きい」と訴えられました。ただ安部氏は1審では無罪でした。1984年というHIVが医学会でも完全には認められていなかったあの時代背景を考えると、個人の責任にするには厳しすぎるということだと思います。もちろん原告やジャーナリストにとっては「当時安部英氏は危険を認識していたはずだ」と裁判結果に憤ったと思いますが。タイトルに追加した森鴎外は文学で有名ですが、実は医者として安部英氏と同じような重大な判断を行う立場に立たされました。彼は陸軍軍医の最高責任者として脚気の感染症説を執拗に唱えたことで有名です。脚気は当時が原因がわからず、栄養不足説(海軍、高木兼寛)と感染症説(陸軍、森鴎外)で論争が起きていました。今では脚気はビタミンB1欠乏による栄養障害と誰でも知っていますが、当時は原因不明だったんですね。当時は日露戦争の最中で海軍は高木兼寛の意見を採用し、白米のみの食事を止めました(白米はビタミンB1を含まない)。結果として海軍での脚気の死亡者はほとんどゼロでした。一方陸軍は森鴎外の意見を採用し、脚気により3万人近くを犠牲にした(死亡者が3万人、罹患者は25万人)と言われています(数字はウィキペディアより)。鴎外は最後まで頑固として脚気細菌説にこだわり、犠牲者を拡大させたと言われています。今の時代だったら森鴎外は更迭どころか、たぶん殺人罪で軍人遺族に訴えられたんじゃないかと思います。懲戒免職で職を失い、とても文学作品を世に問うような生活はできなかったんじゃないかと思います。それにしてもいくら明治時代とは言え、陸軍だけで3万人近く死亡しておいてなぜ森鴎外の責任が追求されなかったのか不思議です。たぶん遺族には「戦場で勇敢に戦った戦死」ということで説明され、問題自体が認識されなかったんじゃないかと思います。「最後の一句」を森鴎外が書いたというのは、ある意味皮肉な事かもしれません。
September 10, 2006
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昨日久しぶりに月次情報のサイトを見てました。基本的には月次売り上げが良い小売銘柄はやはり株価も好調ですね。ワークマン、エイジス、パレモ、メガネトップ、パスポートといった低PERでかつ月次が好調なところを主体にPFを組んでいれば今年もそんなに大負けしなかったろうに(なんか今年はもう終わったようなコメントですね。まるで巨人軍です)。私の主要保有株はあんまりパッとしません。チムニーは概ね月次が良いんですが、先月イマイチだったので株価が低迷しているんですかね。スシローはなんで上がらないのかよくわかりません。新規の売り出しの影響でしょうか? あるいは最近魚の値段や原油が高くなっているから回転寿司自体が厳しいのでしょうか?よくわかりません。月次売り上げ情報がある程度株価に影響するというのはわかるのですが、問題は将来の株価を予測するのが難しいように、将来の月次売り上げを予測することは難しいということです。月次情報が慣性の法則に従って、数年安定してくれれば良いのですが、やはり波がありますし。普通の小売業は月次売り上げが絶好調の年の翌年はやはり既存店が厳しくなりますし。去年好調だったコスモス薬品は今年は厳しそうな気もします(それがわかっているなら、さっさと早く売れと突っ込まれそうですが)。毎月絶好調が数年続くハニーズのような会社は例外と思います。いったん不動産流動化銘柄も全部損きりしてPFをちゃんと組みなおすか、あるいは今年はこのままで様子を見るか、、、。でもまた最近不動産流動化銘柄少し上がってきているし、難しいところですよね。 今後は月次情報が好調なのにまだ低PERの銘柄か、あるいは月次はそれほど悪くないのに売られすぎている銘柄を買っていくのが一番良いんでしょうかね。
August 22, 2006
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しばらくブログを書いてないと、何を書いていいやらよくわからなくなりました。書くネタもないのになんだかんだといって1年半もブログを続けているのだから不思議です。とりあえず 昨日買い物に行った際にABCマートに行きました。お客はかなり入っていたので、安易なんですがABCマートについて書いてみます。ABCマートは少しだけ保有しているので偏見が入るかもしれません。ABCマートは靴小売業界の成長企業です。去年の売り上げは662億円、経常利益が156億円でした。今年の売り上げ予想は745億円、経常利益予想は162億円です。ROAはかなり高い企業ですし、自己資本比率も73%と高いです。ただ予想PERは27とやや高めです。月次成績は会社予想をやや上回るぐらいです。日本国内のシューズ市場が1兆3千億円らしいのですが、ABCマートは長期的には、日本市場の10%、年間売り上げ1300億円で日本一を目指しているようです(現在はNo2)。ちなみに現在日本の靴小売売り上げNo1はチヨダ(東京靴流通センター)で売り上げはABCマートの2倍以上あります。ABCマートは元々は靴の卸の会社だったようですが、4年ぐらい前から小売の多店舗展開に舵を切り替えたようです。この4年間で店舗数は3倍に増えています。現在は全国で269店舗だそうです。一店あたり平均して年間2-3億円の売り上げということでしょうか? チヨダにしてもABCマートにしても、チエ-ン店は成長を続けています。逆に考えると個人商店の靴屋さんはどんどん追い込まれているということだろう。巨大小売業は個人商店の破壊の上に成り立っているのだから仕方ないですが。JAL対ANAのように、ABCマート対チヨダの戦いも厳しいんでしょうね。靴のカジュアルチエ-ン店なんて日本で2-3社しか残れないんでしょうね。今までは個人商店のシエアの部分をABCマートやチヨダが奪っていましたが、今後はチエ-ン店同士の競争になるんでしょうか?
August 21, 2006
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タイトルの「ボケとツッコミ」なんですが、ボケという行為は人間としてかなり高度なコミュニケーションだと思います。ボケるには、自分が何かおかしなことをしたら、相手がこういうふううにツッこんでくれるだろうという想像力が必要ですし、そういうコミュニケーションを楽しむ感受性も必要です。私はボケとツッコミというような高度なコミュニケーションは小学生ぐらいからやるのかと思っていたのですが、自分の子供で観察していると3歳児ぐらいでも始めるようです。例えばオムツを取り替えようとして、呼びつけると、最近はワザと頭をこちらにむけて腹ばいでゴロンとなります。オムツを替えるには、子供が股をこちら向け広げて、仰向けの姿勢にならないといけません。オムツをうつぶせでは換えられないと言うと「ニヤリ」と笑って、うつぶせになります。ただ依然として頭はこっちに向けたままです。そこで、お尻もこっちに向けろと言うと、嬉しそうに、やっとお尻をこっちに向けます。毎回これを繰り返しています。3歳児が頑張ってボケてくれているので、親としてもボケで返す必要があるかなと、時々お尻と間違えたふりをして、頭にオムツをかぶせたりしています。そういう時はわが意を得たりという感じで、「オムツは頭じゃないよ、お尻じゃだよー」と文句を言います。これは親のボケに対して、ちゃんとツッこんでくれるということではないかと思います。日本版デンバー式発達スクリーニングという子供の発達評価尺度みると個人と社会の発達の項目で「相互交渉ゲーム」といのがあり、これは2歳半ぐらいから4歳ぐらいでできるようになっている。ボケとツッコミが本当に「相互交渉ゲーム」にあてはまるかどうかはよくわかりませんが。2歳ぐらいまでは子育ても、食事と排泄物の処理が中心です。コミュニケーションの面白さのようなものは3歳ぐらいになると少しは親のほうも楽しめます。3歳ぐらいでも、ナンデダローのコンビの笑いは分るのですが、タモリの冗談にはまだまだ反応できません。6歳ぐらいになると仲間由紀恵のトリックという番組でのユーモアなどにも反応してきます。ホンジャマカの石塚さんなんかのグルメ番組でのリアクションなどは喜んで見ます。
August 12, 2006
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株の方は最近売買をしていないので特に変化ありません。資金も枯渇しましたし、やることないですから。ただブログをあんまり更新しないと申し訳ないので最近興味を持ったニュースをコピペします。千葉市に1200万円賠償命令=「安全管理に落ち度」-公園男児死亡事故で地裁 千葉市動物公園で長男=当時(1つ)=がベンチから転落し、後頭部に枯れ枝が刺さって死亡したのは施設の安全管理が不十分だったためとして、両親が市を相手に約5200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、千葉地裁の長谷川誠裁判長は26日、市に約1200万円の支払いを命じた。 長谷川裁判長は「来園者の多くが幼児や子供連れの施設では、単独行動する幼児の安全確保が必要」と指摘。「背もたれのないベンチの内側に、枯れ枝の混ざったツツジを植えたのは管理に落ち度があった」と述べ、市の責任を認定した。 賠償額については「親が監護義務を怠った程度も小さくない」として減額した。 (時事通信) - 7月26日20時2分更新 うーん。何か日本もアメリカ並みになってきたという感じですね。賠償額はアメリカと比べると低いですが。アメリカでこういう人々の興味を引くような裁判の判決がでると、いろんなメディアで取り上げられて当事者や評論家のコメントで埋め尽くされます。当事者も顔出しで自分の主張の正しさを訴えます。裁判好きの国民ですから喧々諤々でワイドショーのようなものまであります。結構好きでアメリカにいたときはよく見てました。日本は裁判の結果がでると、その判決に対して議論するような番組や記事を作るマスメディアはあまりいないですね。例外的に文春か新潮が、「おかしな裁判官」シリーズをやっていた記憶はあるのですが。裁判の権威にかかわる議論はあまりしてはいけないというタブーがあるんでしょうか?
July 27, 2006
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それにしても毎日毎日よく下がりますね。毎日の下落にあきれ返っています。株ってこんなにボラティリティーが高いというか、不安定な資産だったんですね。反省しています。株の値段なんて投資家の心理状態でどうにでも動くと言うことを実感しました。少し値が上がったらキャッシュポジションを増やそうと思いながら、株価がどんどん下がっていくので、キャッシュにもできないという感じです。あーあ今年はどうなることやら。北朝鮮やイスラエルのレバノン攻撃となんだか株価に追い討ちをかけるような事件が続きます。これで北朝鮮がミサイルを再び打とうもんなら日経13000円ぐらいにまで下がるかもしれませんね。そのころにはダビンチはPER10を切ってバリュー株になっているかもしれません。私の去年稼いだ含み益も風前のともし火になってきました。怖いものですフルインベストメントなんてしちゃいけなかったですかね。
July 18, 2006
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うちには小学校1年生の男の子がいるのですが、子供の行動範囲について夫婦の間でよく議論が起きます。夫婦共働きなので昼間は家に誰もいません。そのため息子は小学校のあとは児童館に行き、5時頃に自宅に帰ってきます。ただ小学校1年生の子供が一人で帰ってくるのは危ないと妻は心配しています。「最近変なニュースも多いし、世の中物騒なので一人で帰らせたくない」と言います。ちなみに私は新宿区に住んでいますが、近所は歌舞伎町のような繁華街ではなく普通の住宅街です。私は過保護すぎるのはむしろ子供の教育に良くないので、一人で帰ってきても良いのではという考えです。ただ妻があんまりにも「最近は子供にとって危険になった」と強調するので統計を調べてみました。統計を調べてみるとむしろ日本では近年子供への殺人事件や誘拐などは急速に減少していることがわかります。ただ統計の数字を示しても、「同級生で一人で児童館から帰っている子はいない」と妻は送り迎えの必要性を強調します。昔より子供が被害者になる殺人事件が減っているからといって、危険性はゼロではないので、心配する気持ちも解るのですが。小学生は、誘拐や殺人事件で死ぬ確率よりも、交通事故や水難事故で死ぬ確率の方が圧倒的に高いと説明してもダメですね。「こどもの安全を心配するなら、確率的には小学校の送り迎えを送迎するよりも週末の家族ドライブを止めたほうが良いのでは?」と言うと、非常に嫌がられました。確率や統計で人間を説得することがいかに難しいかを実感します。
July 9, 2006
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昨日10日間の長期出張から帰ってきました。東京も暑いですね。よく考えるともうすぐ夏休みなんですね。暑いはずだ。でも東京はスーツ着ている人が結構いますね。京都大阪はほとんどワイシャツなのに。文化の違いでしょうか?1週間遅れで6月30日のデータでパフォーマンスを計算すると6月末は月次が-2.2%、年初からはー25%というところです。うーん駄目ですね。ただ去年の1月からの1年半の成績だと93%になるので、去年1年間がどれだけ激しい上昇相場だったかわかりますね。 株式投資を去年の前半に始めた人と、今年始めた人では株式投資に対するイメージが全く違うんじゃないでしょうか?去年は買えばなんでも上がるような相場でした。いま去年のブログを読み返すと上げ相場に遭遇した期待と驚きと不安が混ざって面白いです。今年始めた人は大変と思います。値動きが激しすぎて、やりにくい気がします。 ちなみに昨日金曜日コスモス薬品の決算がでました。想定内の結果でした。来期予想は売り上げ、経常利益共に21%増ぐらいの予想を立てているようです。予想PERは23ぐらいですか。まあ適正価格に戻ったというところですか。それにしてもドラッグストア業界のPER水準は下がりましたね。PER20以上はコスモス薬品、サンドラッグ、スギ薬局ぐらいじゃないでしょうか。PER15前後の会社はゴロゴロありますし。この半年間の株価の下落が実感できます。
July 8, 2006
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日記の更新もせず、6月のパフォーマンスも出さないでいると、ついに破綻したかと思われそうですが、無事に生きています。先週後半からずっと仕事で京都に滞在しています。私は仕事用のパソコンにはパフォーマンスを計算用のエクセルを入れていないので、6月のパフォーマンスは計算していません。たぶん月次で少し下がったくらいではなかろうかというところです。それにしても京都は暑いですね。東京よりも確実に暑い気がします。もうすっかり夏ですね。ビジネスホテルに1週間近く泊まっていると、だんだんそういう生活に適応してきます。缶ビールは高いホテルの冷蔵庫のを買わずコンビニで買って帰り、夕飯は近くの王将ですますという生活です。あんまり不便もないし、いつでも独身生活に戻れそうです。サッカーの中田選手は引退するそうですね。マスコミは例によって情緒たっぷりで、各社同じような伝え方ですね。中田選手は確かに素晴らしい選手ですが、彼のここ数年のヨーロッパでの苦闘(チームを何回か変えてもなかなかレギュラーとがとれない)を見ていると、引退を決断した彼の心情はかなり理解できると思うんですが。もしプライドの高い中田選手が日本のJリーグ復帰を決断したら、そっちの方が個人的には驚きます。中田選手は好きなんですが、日本のマスコミはなんでこう冷静に現在の中田の状況を伝えないのでしょうか?ワールドカップと同じで、大本営発表という感じです。そりゃ中田だって、現在もヨーロッパで大活躍していて、有名クラブから引っ張りだこなら引退はしないですよ。それにしても中田選手はペルージャに入った最初のシーズンはあれだけ活躍できたのに、ここ数年なんであんまり活躍できなくなったのか? その辺が一番不思議です。
July 4, 2006
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去年まではほとんど損きりなんてしなかったのですが、最近損きりも必要かなという気がしてきました。長期投資では損きりが必要がないという意見もありますが、やはり必要な場合はした方が良いのではと思います。自分の銘柄選びに絶対の自信がある人は損きりは必要ないんでしょうが、私はちょくちょく銘柄選びを間違えます。間違えは認めないといけないと思いますので、私には損きりが必要です。自分がやった一番思い出に残る損きりは調剤薬局のアインメディカルシステムでした。正確にいうと損きりというほどの損はなかったのですが、ウエイトを一番高く置いていたのに気持ちが変わって売ってしまったという感じです。売った理由は簡単で、アインメディカルの業績予想が自分には難しいのが分ったからでした。医療制度という不安定なシステムの影響で収益が左右されすぎて、会社の業績が予想できないのです。自分には難しすぎる銘柄と判断し売ってしまいました(ちなみにこの頃はとにかく長期に持つのが株式投資では良いことなんだと思っていたので、たまに高騰しても株価が落ちてくるまでしっかりホールドしていました)。現在の保有銘柄でも銘柄で含み損のある銘柄を持っています。不動産流動化銘柄(パシフィックが中心ですが)、ポイント、大新東、コスモス薬品等とレパートリーは豊富です。時々含み損の合計金額に頭がクラクラします。現在の私のPFは、こういう親不孝な銘柄たちをチムニーの含み益でなんとか支えているという状態です。含み損になったらあまり考えずにドンドン損切った方が良いのかもしれません。ただ上記の銘柄達はあんまり損きりができないんですね。アインメディカルのように業績に不安を感じた場合は損きりの判断がやりやすいんでしょうが。不動産流動化銘柄等は業績自体は自分で予想した範囲内だし、今のPERだったら新規に買っても良いと思っているような銘柄だから損きりしないんでしょうね。自分の予想を裏切らない程度の業績を出しているのに、株価が下がってしまった銘柄は損きりが難しいですね。まあ高PERの時に買ってしまった私がアホなんですが。銘柄選択に自信がない私は、もっと損きりを自動化した方が良いのかなと思うこの頃です。まあでも1年ぐらい持てばなんとかなるよという声も聞こえてくるので、ダラダラとホールドしています。
June 23, 2006
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歳出削減のプランが政府主導で進められているようです。公立学校の教師の給与カットや個人の医療費負担の増大が計画されています。地方自治体も合併が進み地方議員の数はどんどん減っていくと思います。今も増え続けている国債の残高を考えると、歳出削減を進めるのは当たり前と思います。これ以上国債が増えたらあまりにも無責任だと思います。小泉政権の良いところは、1)景気対策と称して旧来の政権のようにアホみたいな公共事業投資を行わなかったこと、2)歳出削減をやろうとしていること、3)郵政や道路公団の民営化を進めたこと、だと思います。ただ腑に落ちないところもあります。教師の給料や医療費や地方議員の定員を減らしてでも歳出削減をするのは仕方ないと思いますが、それだったら一番最初にやらないといけないことがあるのではないかと思います。国会議員の給料や定数はカットはしなくて良いんでしょうか?赤字の民間企業を再建する際に、従業員の賃金を下げなければ立ち行かないとしたら、まず経営陣の報酬を削減してから、労働組合と交渉するのが当たり前と思います。不要な公共事業を乱発して赤字国債が山のように積み上がったのは、国会議員の責任も大きいと思います。無駄で非効率な公共事業と補助金のおかげでできたのが今の膨大な赤字国債だと思います。政府や国会議員がもう少ししっかりしていたらここまで赤字国債は増えなかったのでは?国会議員の給料を少し減らしても(ボーナス込みで一人当たり平均で年間約2400万円)それほど大きな歳入削減にはならないかもしれません。ただ病人や学校教師や地方議員に負担をお願いする前に、まず自分たちの給料を減らすのが当たり前じゃないかと思います。与党も野党もそれを国会議員の給料カットを提案しないのが悲しいですね。民間企業の感覚では考えられないですね。政治家ってなんでこんなに普通の人の感覚がないんだろうかと思います。なんか情けないなーと思います。ノーブレス オブリージなんて言葉は知らないのかなと思います。
June 22, 2006
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日曜日だというのにうちの妻は仕事です。仕方ないので一日中子供(3歳)のお守りをしています。もう一人の息子のほうは釣りにでかけています。世間では父の日というになんだかなあ。午前中テレビを見ていたら、横峯さくらさんのお父さんが日本テレビの波乱万丈という番組にでていました。さくらさんのお父さんは子供をプロゴルファーにするために普通の人では考えられないようなやり方をしています。お金持ちでもないのに1500万円かけて子供用のゴルフ練習場を作ったり、仕事はほとんど奥さんに任せて子供のゴルフの練習に打ち込む生活です。当然家計は厳しくなり、安アパート暮らしの生活となります。またゴルフフィーの安い平日に練習するため、子供たちに学校(小中学校)すら定期的に休ませたりしていたようです。 自分の兄弟や友人がこんな子育てをしていたら、たぶん常識的に批判してしまうと思います。職業教育よりも義務教育は優先させないといけないとか、家計が生活の最優先なのではとか。でも子供は現在プロゴルファーとして大活躍しています。横峯さくらさんが英才教育で人間的に歪んでいるとも思えません。イチローなども小学校の頃から毎日バッテイングセンターに通うというかなり特殊な子供時代を過ごしています。父親は仕事を抜けて毎日イチローの練習を見学していたという話ですし。仕事を減らしてまで子供のスポーツを応援する姿は少し違和感もあるのですが、子供をプロスポーツ選手にしようと思うと、普通の父親のような生活を送るのは難しいのかもしれません。横峯さくら、藍ちゃん、イチロー、亀田3兄弟、卓球の愛ちゃんと父子密着型の英才教育を受けたスポーツ選手は大活躍です。でもこれで子供たちが現在活躍していなかったら、父親の教育方法は批判されるんでしょうか?株式投資の英才教育というとやはり小学生から株を始めた村上さんでしょうか。BNFさんも大学入学後の18歳ぐらいで株取引を始めたんでしょうか?自分の子供に株式投資の英才教育をしようという人は世の中にいるんでしょうかね?小学校5年生にして毎日四季報読んでましたとか、高校3年生で金融資産2000万円なんて個人投資家がそのうち現れたりして。
June 18, 2006
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不動産流動化銘柄の場合、金利不安がよく言われます。借金でレバレッジをかけているので長期金利が上昇すると金利負担が重くなるのではということです。長期金利が上昇すると金利負担が重くなると言うのはそのとうりだと思います。ただちょっと長期金利が上昇しただけで会社予想を下回るぐらい業績が悪化するもんなんでしょうか?素人の私でも長期的には長期金利が上昇するということは去年から聞いていました。不動産流動化プロの人達がそれを予測していないということはないと思います。常識的に考えて、今期の業績予想は長期金利がある程度は上昇することを考慮に入れての業績予想だと思います。会社によって保守的に予想するところもあれば、楽観的に予想するところもあると思います。ただ長期金利の上昇を想定しないで業績予想を作っている不動産流動化銘柄の会社はないんじゃないでしょうか?どうなんでしょうか?PERと成長性から考慮すれば、数字的には不動産流動化銘柄は今安いですよね。不動産流動化銘柄は今後も数年は今のような業績好調が続くんでしょうか?私にはよくわかりません。もしわかっていたら不動産流動化銘柄をガンガン買っても面白いとは思うんですが、よくわからないのでこれ以上は買いません。ただ実際に不動産流動化業務に携わっているようなひとはある程度の状況はわかっているんでしょうが。不動産流動化銘柄の会社に勤めている人のブログなどあれば読んでみたいものです。
June 17, 2006
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去年は右肩上がりの上昇相場を体験しました。今年は上昇相場からの調整というか、下げ相場を体験しています。あとは、下げ相場が終わって上昇し始める相場を体験すれば、短いながらもフルコースを体験したことになります。早く体験したいですね。このまま2年ぐらいダラダラと下げ続けて日経8000円にまで下降するのはちょっと勘弁してほしいですが。まあその場合はそれまでに自主退場すると思いますが。失ったお金って、ふと冷静に考え始めるとすごく悲しくなりますね。株式投資というのはやはり恐ろしいですわ。普通の人が100万円貯めようとすると何ヶ月、あるいは何年もかかるのですが、それが一瞬になくなりますし。私は去年から株式投資を真面目にやりはじめたのですが、相場に恵まれていましたね。チャートを見てつくづく感じます。今年1月から株式投資を始めていたらたぶんすぐに止めていたと思います(どっちの人生が良いのか難しいところですが)。
June 14, 2006
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最近サッカーを毎晩見ているので、データベース作りは進んでいません。日本対オーストラリアは残念でしたね。まあでも残念とは言いながらも実力からすると仕方がないのかもしれません。オーストラリアの選手はヨーロッパの一流クラブのレギュラークラスが何人かいます。2点取ったキューウェルはプレミアリーグのレギュラーらしいですし。かたや日本には現在イギリスのプレミアリーグ、イタリアのセリアA、スペインリーグなどでレギュラーを取れるほどの選手はいません。欧州のチームでレギュラーを取っているのは中村ぐらいですが、所属はプレミアリーグの下部組織なので一流のリーグというわけではないようです。 日本におけるサッカーと野球は国際的にみるとかなりレベルが違いますよね。イチローや松井、大塚はどのメジャーリーグチームに入ってもレギュラーが取れるだろうけど、サッカー選手はまだそのレベルまではいきません。もちろんジャパンマネーを期待して(日本人選手を雇うと日本企業がスポンサーになってくれる)、日本のサッカー選手を積極的に雇うチームもありますが、チームに入団してもそこからレギュラーを取るのは難しいです。 欧州の一流リーグで日本人のレギュラーの選手が常時4-5人いるようにならないと、ワールドカップの決勝リーグに実力で出場するのは難しいのかもしれません。日本国内でのCMタレントとしての価値からするとイチローと中田は同じぐらいの価値かもしれませんが、それぞれの領域での世界的な実力からするとかなり違うということを実感しました。まあ日本では野球と比べてサッカーの歴史が浅いので仕方ないと言えば仕方ないのですが。
June 13, 2006
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最近いろんな銘柄が下がってきています。不動産流動化銘柄や高成長のアパレル銘柄が3月、4月は目に付いたのですが、最近はバリュー投資家がよく買うような銘柄も下がってきています。OM2ネットワーク、 蔵王産業、ダイオーズ、ワッツ、サンクスジャパン、シチエ、ワッツといったバリュー投資家にはおなじみな銘柄も、5月に入って下げが目立ちます。どんな銘柄も相場が悪い時には下がるんですね。成長株の下がった銘柄と元々低PERでさらに下がった銘柄どっちを買ったほうが良いんでしょうか?投資家の性格というか個性がでるところだと思います。週末結構いろいろ長期チャートを調べたりして考えてみました。結論を言うとやはりその人の投資スタイルにあった銘柄を買うしかないんじゃないかと思います。リバウンド狙いの人は成長株か低PER株かという問題よりも株価の移動平行線との乖離率などで判断するんでしょうか?自分は基本的に長期現物なので(時々浮気して信用取引を使ったりしますが)やっぱり成長株の安くなったところを買うのがいいのかなという気がします。長期のチャートをみると成長性が高い銘柄は長期的にはパフォーマンスは良いと思います。最近ボロボロになっている不動産流動化銘柄のダビンチやパシでも1年前と比較するとTOPIXを上回って株価は上昇しています。成長株を現物のみで適正価格で買う長期投資がそんなに問題があるとは思えません。問題なのは高PERになった成長銘柄を、信用取引で買ったりするからだと思います。まあ私はポイントや不動産流動化銘柄を高値で買った経験があるので反省しているんですが。今週はサッカーもあるし、楽しみですね。ちなみにイングランドの控え選手でウエインブリッジという人がいるんですね。一瞬ジエイブリッジと聞き間違えて、びっくりしました。少し頭を冷やしたほうが良いのかもしれません。
June 11, 2006
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こういう風に毎日毎日株価が下がるのは始めての体験です。去年上げ相場を体験し、今年は下げを体験する。勉強になります。下がったと言っても1年前は日経は11000円だったんですね。JASDAQは今と同じぐらいの水準だったようですが。精神的になんとかバランスが保てているのはたぶん去年の含み益があるからじゃないかと思います。あぶく銭みたいな利益なんで、含み益がなくなるまではこの相場に付き合ってみようかと思っています。含み益がなくなったら一旦退場すると思います。日経が13000円ぐらいになったら皆さんとしばしお別れかもしれません。 株式投資の2年目にこういう相場を体験することができて良かったと思います。上げ相場しかしらないと強気に買うことしかしらないので、いずれは最後に大負けしたと思いますし。最後に大負けするよりも、はじめに負けていた方が良いと思いますし。今回の相場で何を学んだかと言うと、資金管理の重要性です。当たり前ですが過熱した相場で下げの兆しが見えたらCPを増やしていくことが大切ということですね。世の中がいつも上げ相場なら常にフルインベストメントで良いと思いますが、そうではないですし。他人と比較することなく、他人と違う行動を取る勇気が必要だと思いました。あんまり欲張りすぎてもいけないし、あんまり怖がりすぎてもいけないし、投資はクールにやらないといけませんね。大儲けしようとするよりも手堅く買っていく精神が必要と思いました。
June 8, 2006
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今年ドラッグストアを買って、プラスのリターンを維持している投資家はほとんどいないと思います。各社とも株価が下がっています。ただ株価の下落率も会社によって違うみたいです。少し調べて見ました。ドラッグストア各社の、今年の高値(ほとんど1月)と本日の株価を比較してみました。調べた15社において、今年の高値から今日の株価までの推移を見ると、下落率は平均-28%でした。ドラッグストアはほとんど小型株なので、JASDAQの下がり具合を考えるとこんなものではないでしょうか?一番下がったのはゲンキーで今年1月の高値から-66%の下落、一番下がってないのはセイジョーで-7%でした。-30%以上下げた会社は黄色で示しています。スギ薬局、ウエルシア関東、ゲンキー、ミドリ薬品、コスモス薬品でした。今年の下落相場に一番耐えたドラッグストアはセイジョーですか?なんでこんなに下がらないのか少し不思議です。ジップやキリン堂もこんな相場の割には健闘していますね。ウエルシア関東が今年前半になぜこれだけ下がったのが不思議です。既存店売り上げもそれほど悪くないのですが。憶測ですが、去年株式交換でM&Aをやったので、株がだぶついているんでしょうかねえ?よくわかりません。 その隣のコラムには去年6月から今日まで、この一年間の株価の変化を示しています。15社平均で+20%の株価上昇です。ドラッグストア業界のEPSの上昇率を考えると1年間で20%の株価上昇は過熱感はあまり感じません。というよりも去年6月から半年間で過熱したのが、今年1月から一気に冷やされて、普通の温度になったというべきでしょうか?この1年間で50%以上株価が上昇した銘柄が3つあります。黄色で示しています。スギ薬局、ミドリ薬品、コスモス薬品ですが、やはり今年前半に3社とも共通して-30%以上下落しています。上がった株は下がるということですね。それにしても去年と今年ではドラッグストア業界の相場は大違いですね。インフルエンザも花粉症も流行しないし、日本の株式市場の地合がこれでは仕方ないのかもしれませんが。
June 7, 2006
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毎日毎日株価は動いていますね。こんなことなら上がった時に売っとくべきだったかとちょっと後悔したりして。相場観がないのでホールドのままですが。それにしてもチムニーはこれで今年何回目の3000円以下だろうか?残念ながらもう買い増しする資金も枯渇しました。最近飽きもせず毎日寝る前に数社の月次情報を調べています。2社ぐらいすると眠くなって、ビール飲んで寝るみたいな感じで進捗は遅いですね。まあなんとかやってます。 最近個人的に感じるのは「月次情報を公開していない会社の株価は月次情報を公開している会社よりも少し割安なのではなかろうか?」ということです。月次を公開していない小売、サービス業といえば、例えばアパレルのパル(PER21.2)、紳士服のオンリー(PER15.3)、小売のGセブンHD(PER14.1)、オフイスコーヒーのダイオーズ(PER11.2)なんかが挙げられます。同じ業界で同じ成長率を持っている会社に比較すると少しPERが低いような気がします。もし上記のこれらの会社が月次売り上げ情報を公開していたらもう少しPERが高くなりそうな気がするんですけど私の思いこみでしょうか?小売業の場合、月次売り上げデータと言うのは投資家にとってリスクを下げる価値があると思います。同じPERで同じ成長性なら業績が予測できる月次情報のある会社を私は買います。逆にいうと月次情報のない会社は四半期決算がどうなるか予測できないのでリスクがあります。もし小売業の会社経営者が企業成績が良いのに自分の会社の株価が上がらないと悩んでいるのなら、月次売り上げ情報を公開したら良いんじゃないかと思います。長期的には1割ぐらいは株価が上がるんじゃないかと思います。ただこれは小売やサービスの話です。フージャースを見ていると、不動産会社などは月次情報がある方が妙な期待感を抱かれにくいのか、逆に高PERにならないような気がします。月次情報のある会社を投資するのはローリスクだけど、超割安な会社も少ないような気がします。業績予想能力に自信がある人は、月次情報のない超割安銘柄を積極的に買ったほうが良いのかもしれませんが。ただ月次情報投資に慣れると、月次情報のない会社の3ヶ月に1回の四半期決算がかなりリスキーな気がしてきます。数年前までは日本の上場企業は中間決算と本決算しかなかったらしいのですが、嘘のようです。
June 6, 2006
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監視銘柄を増やすために、月次情報(会社予想を超えているか)とPERと成長性を調べています。今週は月次情報のある企業は12銘柄ぐらいしか調べられませんでした。これで月次公開企業214社中の42社なので進捗率は20%ぐらいですか。まだまだ先は遠いですね。しかしいろいろ調べると世の中には着実に儲けているというか、成長している企業がありますね。キューサイ(青汁の会社)とかファンケルとかワークマン、大東建託とかCMでは知っていましたが、こんなに儲かっている会社とは知りませんでした。大企業よりもこういう独創性のある会社の方が儲かるんでしょうか?こういう会社の方が、世間的に知られた大企業よりも自己資本比率高いですし、利益率も良いですね。株価が割安かどうかはまた別として。日本の経済を考えた場合、家電や自動車、電子産業、パソコン関係の大企業に頑張ってもらわないといけないとは思います。ソニーやトヨタやNECには応援しています。ただ株式投資をするとしたら、世界的に激しい競争をしているこういう大企業に投資するより、小さい市場を自分で見つけて、確実に儲けているニッチ企業に投資した方が良いのかなという気がします。話は変わりますが、株式投資をする上でなるべくたくさんの銘柄を調べると言うのはやはり最低条件のような気がします。たくさん調べた上で、その中で良いと思った少数の銘柄に集中投資するのは問題ないとは思いますが。むしろ厳しい投資基準を持っていると、監視銘柄の数と比較した保有銘柄の比率は下がるかもしれません。より多くの銘柄を知っていて、その中で厳しい投資基準に合う少数の銘柄を買売した方が、勝てる確率は当然増えると思いますし。しかし現在私がやっている月次公開銘柄約200社を調べても、上場企業のうちの約5%なんですね。BNFさんは1000銘柄ぐらい監視しているという話ですが。1000銘柄というのは、私から見ると、普通の人間の能力を超えているような気がします。チャートは見なくても大体頭に入っているというらしいですし。100億稼ぐだけあって能力も常人離れしていますね。普通の人間ではそこまで情報処理能力が追いつかないじゃないかと思います。結局株式投資の能力は最終的には情報処理能力(情報収拾、判断、フィードバック)の問題になるとは思うんですが。
June 4, 2006
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仕事から返って、みんなのブログを読むとなんか昼間に大変なことがあったらしいと気が付き、家に帰ってから1日チャートを見ました。今日のJASDAQはかなり不安定な一日だったようですね。最近中原圭介さんの書かれた「株の勝ち方はすべて外国人投資家が教えてくれる」という本を読みました。この本の書いている通り、JASDAQやヘラクレス市場は、市場の感情によって非常に株価が左右されやすいということを意識した上で投資を行う必要があるという気がしました。 著者は「新興市場の逆張りは高値の半値ぐらいに下がるまではやらない方が良い」と慎重に行うことを勧めています。新興市場の銘柄が少し下がった時は、押し目買いの感じでうかつに買うとその後含み損を作ってしまう可能性を指摘しています。そのとうりだなあと思います。いったん「この株は下がるかも」と判断した市場は、連鎖反応のように売り始めます。企業価値の計算なんて不安に駆られた市場には通用しないと思います。いまさらながら株式投資は、新興市場の特徴を知った上で行うべきだと思いました。 バリュー投資家は企業価値を中心とした銘柄選びの本は皆読まれると思いますが、市場や相場の動きも知っていたほうが良いと思います。日本の株式市場の特徴を考える上でも中原圭介さんの本は説得力のある良書だと思いました。ライブドアショックの前にこの本を読んでいれば、不動産流動化銘柄を高値掴みしなかったかも。 それにしても村上ファンドはインサイダーと言われていますが、何がインサイダー違反なのか不勉強でよくわかりません。ライブドアがニッポン放送の株を買うのを知っていて、村上ファンドが内密に買うのはインサイダーなんでしょうか。こんな基本的なこと今まで知りませんでした。他の有力投資家の動きを秘密裏に知って、内密に買うのはインサイダー取引なんでしょうか?
June 2, 2006
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なぜこんなにひどい成績なのにパフォーマンスを公開するのか?、と言われれば私もよくわかりません。投資家ブロガーの暗黙の決まりごとでしょうか?さえない成績でお恥ずかしい。 今月は-13%で、年初からは-22%です。トホホ。今月はフージャースとあきんどスシローが上がったぐらいで、不動産流動化銘柄、ポイント、大新東、チムニーほとんど駄目でした。みんな業績は悪くないんですけど、売られるときは売られますね。特に大新東は悲惨でした。今月はパルとフルキャストを売りました。どちらも月次情報がないし、フルキャストは中間決算がいまいちだったので。懲りずに買ったのはワークマン、ウエルシア関東、DMS、なか卯、東京個別指導学院、ニトリ、ABCマートでした。銘柄は絞るどころか増えてます。みんな最低単元で弱小ホルダーですが。DMS以外は月次情報があります。今月虎の子の資金を入れたので来月に期待したいと思います。
May 31, 2006
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投資の基準として、業績予想可能(実績売り上げが会社予想を超えているか)、PER、成長性を3条件として銘柄を選んでいくことに決めたので、早速月次売り上げ情報のある会社を順々に調べています。はっしゃんさんの著書によれば月次情報を公開しているのは約214社らしいです。上場している会社は全部で4000社ぐらいということなので、月次売り上げを公開しているのは全体の約5%ですか。小売やサービス業の会社がほとんどです。できれば214社のデータを全てエクセルに打ち込んであとは毎月月次情報だけ更新するようにしていきたいと思っています。その後は214社の中から、3つの条件でバランスが取れた銘柄を保有していこうと思っています。今週末で持ち株も含めて30社ぐらい調べてみました。睡眠不足です。調べた範囲内で、会社予想PERが低いのは、シチエーPER14.8、サンエー15.1、なか卯15.5(減損会計あり)などですね。ダイオーズやG7も低いですが、月次情報がないのが残念です。会社予想売り上げと実績売り上げの乖離しているとこだとチムニー4ヶ月累計売り上げ前年比38.2%増(会社予想通年18.9%増)やスシロー6ヶ月累計売り上げ前年比16.5%増(会社予想通年13.1%増)、ポイント2ヶ月累積売り上げ前年比19.9%増(会社予想通年14.3%増)などですね。会社予想による経常利益の成長性だと、フジオーフードシステムやハニーズ、コスモス薬品が高成長ですね。ただこれだけ高成長な銘柄だとPER30以下ではないです。フージャースは例外ですね。不動産流動化銘柄はもちろん高成長でPER30以下なんですが、私の能力だと業績が予想できないので今回の分析からは除いています。 理想とすれば去年のセリアみたいな銘柄を見つけたいですね。いまさらながら「株式投資をするならもうちょっと真面目にしないといけない」という気がしてきました。ちょっと気合が入るのが遅すぎましたか。
May 28, 2006
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株式投資を始めて2年ぐらい経ちました。最近銘柄選択の条件がやっと固まってきました。ある時は成長性に取り憑かれ、ある時は上方修正に取り憑かれました。最近は1)業績予想、2)PER、3)成長性の3つの条件から、バランスが取れた銘柄を選択するのが一番良いような気がしてきました。1)業績予想、業績予想というのは業績が予想できる(会社予想を達成すること)ということです。そうなると月次情報のある小売銘柄が中心になってしまいます。ただ月次情報がなくても、事業が継続性のある業種なら、四半期決算の情報だけでも業績予想がしやすい銘柄は良いと思います。月次情報があっても、売上高経常利益率の改善が重要である再建途中の会社などは業績が予想しにくいと思います。2)PERPERは低ければ低いに越したことはありません。低PERの銘柄を買わないとやはり儲からないですね。リスクの問題もありますが。ただそのPERの元となる会社の業績予想が信頼できるかどうかが一番重要ではありますが。3)成長性成長性が低い会社というのは長期的にみたら株価が上がらないと思います。EPSの拡大がやはり長期的には一番株価に影響を与えると思います。年単位の話ですけど。この3つの条件はどれかが良ければ他の二つの条件がダメでも良いというものではありません。いくら低PERでも業績予想に信頼がなければダメでしょうし、いくら成長性があってもあまりにも高PERの銘柄はダメでしょう。ポイントを高値で買った私がこんなこと書いても嘘っぽいですが。この3つを全て兼ね備えた銘柄を探すのは非常に難しいですが、なんとかバランスのとれた銘柄探して、投資していこうと思います。会社予想PER20で、会社予想の利益成長率20%増、月次情報から上方修正がほぼ間違いない、というような銘柄を探さないといけないですね。フージャースとかチムニーとかスシロー等がそれに近いのかなと思いますが。こういう銘柄を長期保有しながら、あんまり高騰したら一部を売り、安くなったら買い増しするような感じで今後は投資していこうかなと思っています。ただ今後の株式投資のイメージはできたのですが、今保有している塩漬け株をどうするか問題ですね。不動産流動化銘柄や大新東も一年ぐらい持てばそのうちあがるんじゃないかと思っているんで気長にやるしかないですかね。
May 26, 2006
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最近のダイオーズやスシロー、G7ホールディングの株価を見ていると、低PERでそれなりに成長性がある銘柄でも下げ相場の時はかなり株価が下がるんだなと実感しています。相場が悪くても下がらない株なんてないですね。逆に言うとこんな時に買いたい銘柄を集められれば一番良いんですが、投資資金も限りがありますし。追加資金なんて簡単にはできないですし。inatoraさんが書いてましたが資金量に制限がなければ、株価が安くなればみんなどんどん買い増し可能です。ただ資金には制限があるので株価が下がってもそんなに簡単には買いにいけませんし。株価が下がるとむしろこれ以上の投資資金を失う恐怖もあって市場から資金が逃げていく可能性すらあると思います。株価に対する市場の自動調節というのは思った以上に簡単には働かないのかなと思います。資金というのは日本の株式市場だけに留まるものでもないですし。 市場の自動調節がうまく働かない(株価が下がっても、買われるどころか恐怖心でますます売られる)ため株価の歪みが起き、そのおかげで割安な株が生まれるということなんでしょうか。そういう割安な時に投資して、過熱感がある時に売却するのが賢い投資家なんでしょうね。去年は非常に単純な上げ相場だったので、優良な銘柄を買っていれば何でも上昇したのですが、今年は調整も重なっているのでいろいろ勉強になります。株式投資を始めた早い時期にこういう違う相場を体験できたことは良かったなーと思います。普通の人は体験しないと学習しないですからね。資金が限られているということを念頭に置いて、今後の株式投資を考えて生きたいと思います。具体的な投資方法としては、どう考えても割安と思われる優良銘柄を買い、そういう銘柄がないときは無理に買わないというだけの話なんでしょうが。割安成長株投資の原点ですね。もちろん市場の過熱感に期待して順張りで買うという投資もあると思いますが、そういう投資をするならロスカットを徹底させないといけないですね。
May 24, 2006
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サンドラッグの決算が昨日でました。予想どうり、売り上げ、利益ともに会社予想にはやや届きませんでした。決算は売り上げ高15.2%増、経常利益11.2%増、純利益10.7%増でした。当期予想は売り上げ15.3%増、経常利益8.0%増、純利益7.9%増でした。月次情報がでている会社の場合は決算といっても決算業績にはほとんどサプライズはありません。むしろ当期業績予想に対して市場が反応するのでしょうか?サンドラッグの本日株価はは最初は下げていたようですが、その後買いが優勢となり、結局この地合でも株価は6%増だったようです。現在の予想PERは22.8です。来期経常利益は8.0%増ですが、市場は評価しているようです。決算への市場の反応というのは本当に予測しづらいですね。マツキヨの決算が悪かったのでサンドラッグの予想が立派に見えたのか、あるいはサンドラッグのPER22というのは割安と評価されたのか? サンドラッグをPER20以下で買おうというのは難しいのでしょうか?それにしても今日は不動産流動化銘柄はボロボロでしたね。明日から追証にかかった人の投げが始まるのか?よくわかりません。ただ最近は不動産流動化銘柄の適性PERというのがよくわからなくなってきたので、いくら下げてもこれ以上買うことはありませんが。PS 今日のニュースでコスモス薬品が東証一部に移動するようです。パチパチ。次は時価総額1000億円クラブ(サンドラッグ、マツキヨ、スギ薬局、カワチ薬品、ツルハ)に入れると良いですね。
May 16, 2006
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週末に上場しているドラッグストア21社の既存店の前年比売り上げのデータをエクセルで打ち込んで平均や分散をしらべて遊んでみました。未公開のマツキヨとネット販売のケンコーコム、データが乏しいレディー薬局は除外しています。各会社の一年間(去年の4月から今年の3月まで)の前年比既存店売り上げについて調べました。各社の年間既存店売り上げ前年比率の平均は1.4%でした。ドラッグストアは年間通じて平均すると既存店プラスの業界なんですね。ちなみに年間既存店売り上げ1位はコスモス薬品で10.8%増、2位は薬のアオキ6.6%(去年4月5月のデータはなし)、3位はウエルシア関東4.3%増、4位はスギ薬局4.1%増、5位はセイジョー2.6%増、6位はサンドラッグでした。上位3社は一度もマイナスの月がありませんでした。去年の3月から今年の3月までの21社の既存店の売り上げの平均を、月ごとにすると上の図のようになります。左端が去年の3月で右端が今年の4月です。今年の2月、3月、4月がマイナスでした。これはドラッグストア業界では珍しいですね。花粉症が今年の春には流行らなかったことが原因と思われます。逆に去年の3月、4月の既存店の伸びは花粉症大流行のせいか、異常に高いですね。エクセルでいろいろいじっていると、それぞれの会社の特徴がわかります。ただ残念ながらここは特別に割安という銘柄は見つけられませんでした。マーケットは、成長性や収益性からバランスの取れた評価をしているなと思いました。ただしいて言えばレディ薬局が相対的に割高かもしれません。もしレディ薬局の空売りができれば、レディ薬局売り、サンドラッグ買い、でかなり確実な差益が取れるとは思いますが。でもIPO銘柄は空売りできないんですよね。
May 15, 2006
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ここ2-3ヶ月はドラッグストア業界の銘柄の株価が不振です。ドラッグストア業界では優良銘柄であるサンドラッグやクリエイトSDすら下落傾向です。JASDAQに連れ安しているわけではなく、東証一部に上場しているサンドラッグやクリエイトSD、カワチ薬品、ツルハなども不振です。大きな原因の一つはライブドアショック以降の相場の冷え込みなんでしょうが、もうひとつ大きな原因があると思います。実際に各社の月次情報をみると、今年の1月、2月、3月と既存店の伸びが悪い会社が多いような印象を受けます。相場が悪いだけではなく業績もここ3-4ヶ月はパッとしない会社が多いと思います。サンドラッグ 2005年4月7.0%、5月6.2%、6月3.7%、7月0.7%、8月3.7%、9月1.5%、10月1.5%、11月5.8%、12月4.4%、2006年1月-0.8%、2月-4.6%、3月、-3.0%(今年になって初めて既存店売り上げがマイナス)クリエイトSD 2005年4月1.5%、5月-2.8%、6月-1.2%、7月0.3%、8月0.9%、9月-2.2%、10月0.3%、11月-1.3%、12月2.9%、2006年1月-1.5%、2月-5.5%、3月-7.9%(今年の2月、3月は-5%以上の既存店売り上げの低下) キリン堂(書き写すのが疲れたのでリンクを見てください。今年2月、3月、4月がひどいです)今年になってドラッグストア業界に突然過当競争が起きているのでしょうか?よくわかりません。個人的には去年の1月2月はインフルエンザの流行が激しく、3月4月は花粉症が大流行した印象があります。今年はインフルエンザも花粉症もあまり流行ませんでした。原因はなんにせよ、月次情報や四半期決算が悪いと株価は当然下がります。クリエイトSDなどはPER17ぐらいまで下がってきました。これで分割して、決算が悪ければもう少し下がるんじゃないかいう気もします。 ドラッグストアという業種が過当競争に入ったとみなすか、あるいは天候や花粉症の流行り具合で一時的な業績低下にすぎないと見做すか、投資家として判断の分かれるところだと思います。ただ「麦藁帽子は冬に買え」という言葉があるように、もし現在のドラッグストア既存店の低下が一過性のものと判断する投資家にとっては「良い買いの機会」が来るのかもしれません。月次情報が良ければ買い、悪ければ買うというのがストレートな投資方法と思います。ただみせかけの悪さなら思い切って月次が悪い時に買うほうが大きいリターンが取れるのかなという気もします。ただみせかけの悪さと思って。実は本質的な状況の悪さの始まりだったら大変ですが。
May 13, 2006
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前回のブログでABCマートについて書くと書いたのですが、調べてみるとあんまり面白くなかったのでチムニーについて書きます。チムニーは現在私のPFで1番のウエイトですし、先日第1四半期発表があったばかりなのでデータも最新ですし。チムニーは2005年2月に上場した居酒屋の会社です。会社設立は1984年(元々はイオンの子会社としての設立だった)ですが、その後米久という沼津の食品会社が親会社になり、現在に至ります。海鮮居酒屋「はなの舞」をFCと直営で運営しています。FCと直営で運営しているところがチムニーの特徴と思います。ちなみにチムニーという形態の店もあるようですが、そこには私は行ったことはありません。1ここ3年の売り上げと利益の伸び2005年12月期 売り上げ36.0%増 営業利益74.2%増 期末直営店141店 FC163店2004年12月期 売り上げ44.3%増 営業利益92.2%増 期末直営店113店 FC ?2003年12月期 売り上げ29.1%増 営業利益109.4%増 期末直営店93店 FC ?※ここ3年間毎年売り上げは毎年30%前後、営業利益も50%以上伸びている2今年の会社予想売り上げ18.9%増、経常利益14.5%増、純利益21.4%増を予想3今年の成績(2006年12月決算)5月10日に発表された第1四半期(1月ー3月)では売り上げ35.0%増、営業利益66.2%増、経常利益74.9%増、純利益62.3%増と好調。会社予想の売り上げ18.9%増とはかなり乖離した状態。実は第1四半期に本社の引越しがあったので、その費用でもしかしたら売り上げの割には利益はそれほど伸びないのかなと思ってましたが、杞憂に終わりました。月次では1月から4月までの通算では前年比全店売り上げ138.2%、客単価106.1%、客数130%増である。既存店は3月は前年比売り上げ102.3%と好調。最新の4月月次は1-3月に比べ売り上げ133%増とやや悪いが(それでも会社目標は十分到達)、4月の天候の影響もあるのかもしれない。※今年の4月は天候不順のため同業のワタミやコロワイドも成績が悪かった。4現在の株価保守的な会社予想で計算すると、本日の株価3240円で予想PERは25.8である。会社予想の年間売り上げ前年比18.9%増であるが、既に終わった今年4ヶ月間の売り上げが前年比38.2%増であったことを考えると会社予想で計算したPERは少し高すぎると思われる。当期のEPSの伸びを仮に50%増で計算すると、実質の予想PERは20.8となる5出店計画今期は63店の出店(直営50店、FC13店)を予定。 6評価ここ4年は増収増益の優良居酒屋チエーン。FCを併用しているためか、急成長で出店ラッシュの割には自己資本比率も年々改善してきている。FC加盟者からのFC債務による現金もあるし、公募増資等の必要性も少ないのかもしれない。 5月10日に好業績の第1四半期が発表されましたが、残念ながら株価は少し下がりました。上方修正を期待した短期筋の影響かもしれません。相場ってこんなものなんですね。最近思うのは、個人投資家がストレスを少なくし、かつ安定したリターンを期待する投資をするには、業績予想が可能で、ある程度の成長性がある少数の銘柄を長期保有するのが一番良いのかなと思います。okenzumoさんのフージュース、はっしゃんさんのトップカルチャー、de la moneyさんのクリップというのが代表的と思います。安定した成長株を長期保有しながら、うねりを利用して資金追加をしていけばそれなりのリターンが得られるような気もします。ストレスも少ないですし。個人投資家が10も20も銘柄保有していると、本業になかなか集中できませんし、はっきり言って大変です。ただ私はさすがに一つの銘柄に全資金を集中する度胸はないので、好きな小売業3-4銘柄に分散して投資することを将来的には考えています。チムニーは候補銘柄のひとつです。チムニーは去年9月にkabubuさんをパクッて購入したのですが、ホールドしていてもあまり不安になりません。PERと成長性のバランスが取れているのかなと思います。数字だけならやはりフージャースには負けるんですが、業績が予測しやすいのが良いところです。
May 12, 2006
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昨日のブログで「今年の4月は天候不順でアパレルの月次はどこも悪かった」と書きました。ただ書いた後で「そんなに4月の天気って悪かったっけ?」と疑問にかられました。私は窓もあまりない室内に朝から晩までずっといる仕事なので、正直天気なんて気にすることもありません。本当に今年の4月の天候は悪かったのか調べてみました。気象庁にかなり優れたデータがあるのを発見しました。これは日本全国の気温・降水量・日照時間の平年差(比)分布図です。平年と比べて天候が良かったか悪かったかが一目でわかります。今年の4月のデータと、去年の4月のデータを比較してみてください。日照時間なんて全く違うのがわかると思います。今年は去年と比べて4月の天気が非常に悪かったようです。このデータをちゃんと把握していれば、4月売り上げの月次発表後にポイントを仕込んだのに。アパレル銘柄の月次売り上げは、天気の影響が非常に大きいです。ただ天気という本質的ではない因子の影響で売り上げが下がっても、株価はアホみたいに下がります。投資家というのは、そんなに合理的な人ばかりじゃない(というか合理的な人の方が少数派かも?)からだと思います。この気象庁のデータを使えば、ある程度今月の気象データの影響を予測することも可能かもしれません。4月は前年に比べて月次が悪くなるのがわかりきってました。月次発表前に空売りをするとか、月次発表後の下がったところで仕込むとか、今後は少し応用可能かもしれません。気をつけないといけないのは、春物などは天気が良いと売れるのでしょうか、冬物などは天気が悪い(寒波が強い)方が売れると思います。今年の冬は冬物が売れたという話を聞きました(ハニーズは、冬物が足りなく、コートが欠品で売り上げが下がったらしいですが)。アパレルの株を買う人は、気象庁の月次データもチエックすると面白いと思います。
May 11, 2006
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GWの休みでブログを書かない日が続きました。おかげですっかりサボり癖ができました。 ところで今年は去年のように、少々の高PER銘柄でも買えば右肩上がりのように上がる相場ではありません。去年のような相場なら、私のような、リスクへの意識が低く、イケイケドンドンの性格の甘ちゃん投資家でも結構稼げたのですが、今年はパッとしません。今のような相場だと、やはりリスクが低く、堅い銘柄を選択しないとダメですね。ポイントなんて先月8700円ぐらいで買ったのが、今日は7000円ですから。自分の期待感ばかりの投資方法を少し反省したので、基本に戻って月次情報のある小売銘柄をシリーズで分析してみたいと思います。まずは反省を込めて持ち株のポイントから始めたいと思います。ポイントは女性向けアパレル小売の成長株です。2000年12月に上場しましたが、ここ数年で時価総額が高成長した銘柄で有名です。ちなみに現在は時価総額1819億円です。1ここ数年の売り上げと利益の伸び2006年2月期 売り上げ31.5%増 営業利益32.9%増 期末店舗数296店(50増)2005年2月期 売り上げ35.7%増 営業利益74.6%増 期末店舗数246店(41増)2004年2月期 売り上げ34.7%増 営業利益50.3%増 期末店舗数205店(54増)※ここ3年間毎年売り上げは30%以上、利益も30%以上伸びている2今年の会社予想売り上げ14.3%増、経常利益7.0%増を予想※ポイントは毎年保守的な会社予想を行う傾向あり。3今年の月次成績まだ3月、4月の2ヶ月間しか成績は出ていない。3月は前年比全店売り上げ127.9%、4月は111.9%、2ヶ月通算で前年比119.5%。既存店は3月は前年比112.4%、4月93.2%であった。※今年の4月は天候不順のためアパレルはどこも成績が悪かった。4現在の株価保守的な会社予想で計算すると、予想PERは31.3である。会社予想の年間売り上げ前年比14.3%増である。 既に終わった今年3月4月の2ヶ月の売り上げが前年比19.5%増(4月が天候不順だったのだが)を考えると会社予想は楽に越えると思われる。実質の予想PERは20代後半という感じか?5出店計画前期末296店。今後3年間で240店の出店を予定。今期は365店まで拡大を予定。国内既存店は前期比99.7%で計画。 6評価7年連続増収増益の優良アパレル企業。現在は株価7000円で会社予想PERでは31.3。月次をみると成長は続いている(4月は悪天候でどのアパレルも悪かった)。利益の伸びとして期待できるのは当期も30%増ぐらいか? 数字だけで考えると、利益成長率が30%増の会社が予想PER30前後ならそれほど安くはないかもしれない。単純にPERと成長率の比較ならフージャースにはかなわない。しかし優良アパレルのPERは20台前半にまで下がることはあまりないので、これぐらいの株価なら買っても良いかも。株価下落のためか自社株買いを行う予定。業績は安定しているので、個人的にはしばらくホールド(塩漬け?)する予定です。次回はABCマートです。
May 10, 2006
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4月はプラス0.4%でしたが、年初からは-7.5%です。今月は前半は好調で一度は年初からプラスになったのですが、不動産流動化銘柄や新興市場、フージャースの株価下落のため月の後半に下げました。PFを先月と比較してもほとんどの銘柄が下がっています。チムニー以外の銘柄はほとんど低下しています。むしろこれだけほとんどの銘柄が悪いのによく今月プラスでよく終われたと感心するくらいです。 3月にチムニーが下がったときにかなり買い増ししたのが良かったのでしょうか?今では私のPFで一番のウエイトです。 それにしてもアセットやパシフィックマネージメントの好決算にもかかわらず不動産流動化銘柄はなかなか厳しいですね。アセットなんてPER22.5ですからね。信用の整理も時間かかると思いますので1年ぐらいのスパンで様子を見たいと思います。来月アーバンやフージャースの決算がありますが、株価は多少反応するんでしょうか?今月ナイスクラップを売りました。良い会社なんですけど月次がないのが不安なので。パルは好決算だったのですが、その際公募増資を発表しました。一時的な下げでしょうが耐え忍んでします。今月買ったのはアキンドスシローです。某投資家さんの影響です。月次も良いらしいし中間決算期待しています。今月は投資に対する考え方がまた少し変わったといういう感じがします。やはり相場が悲観して株価が安くなった時に買えるような投資家になりたいものです。安くなったら買い、高くなったら売るというのが投資の基本ですよね。
April 29, 2006
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最近は「株は安い時に買うことが大切だ」ということを実感しています。安い時に買えばリスクは下がるし、リターンは大きくなるし良いことばっかりですね。安い時に買えば、それ以上下がるリスクは低いし、上がればリターンも大きいですし。成長性も大切ですが、やっぱり安く買うのに越したことはないと思います(なんか去年とは別人のような日記ですね)。優良な株を安く買うにはどうすれば良いかというのを考えてみました。1 常にある程度キャッシュを残し、購入資金を確保しておくこと2 株式市場全体が調整している時に買う3 分割や売り出し、公募で需給のバランスが崩れた時に買う(チムニーも株式分割で新株発行がなければ3月にあれほど下がらなかったと思います。)4 相場が不安定な時はダメもとでも低い指値で買いを出しておく5 買う時は少しづつ買う6 人気のない時期に買う(四半期決算後1ヶ月後以降で四半期決算1ヶ月以上前?)7 どんな良い銘柄でも予想PER30以上は買わない。8優良株がちょっと下がってもとびつかない。絶対値でも安いかどうか確認する。こんなところでしょうか? 良い銘柄を安く買うのはなかなか難しいですが、今後は安い時に買うことを心がけてみます。
April 26, 2006
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日経マネーの投資家検定でテクニカルの知識のなさを自覚したのでチャート本を昨日読みました。チャート本を読むとともに日本一有名なテクニカル投資家であるBNFさんの手法をgoogleで調べて自分なりに考えてみました。ファンダメンタル投資の場合、企業価値を資産バリューや収益のバリュー、成長性から計算します。企業価値を時価総額と比較して割安度を評価するというやり方です。株価の割安度は絶対値によって表されます。絶対値で企業価値を出すことは一見合理的に思われます。テクニカル投資においても割安度を相対的に評価する人もいます。BNFさんは短期投資ですが移動平均線からの乖離率を使って、相対的な割安度を計算し、短期投資しているみたいです。このブログを読む人はほとんどがファンダメンタリストと思うので、念のため私の一夜漬けの知識で解説すると、移動平均線というのは株価の値の平均値をプロットしたものです。株価というのは相場によって上下にうねるのですが、平均への回帰という力が働くと言われています。上に行った株価も下に行った株価も移動平均線に回帰する力が働くという仮説です。これは確かに私も感覚的には正しいような気がします。 BNFさんは2002年のような下げ相場でも現物一本の買いだけで資産を増やしました。投資方法としては完全な逆張りで、株価が下がって移動平均線からの乖離率が-30%前後ぐらいになると割安(つまり移動平均線への回帰が起こる)と判断し、リバウンドを取ることを繰り返したようです。ただ乖離率は業種や相場によってもかなり違うようで、そのへんの感覚がこの逆張り投資の肝なんでしょう。買いに入る時のマイナスの乖離率が甘すぎると落ちてきたナイフをつかむようなことになっちゃうし、厳しすぎると買う前にリバウンドしちゃうでしょうし。考えようによってはBNFさんのやり方は、テクニカルなバリュー投資と言っても良いような気もします。バリュー投資家が数字や絶対値で割安度を評価するのを、チャートで割安度の評価をやっていたと言えなくもないのでは?短期投資の場合は、多くの銘柄をウオッチし、割安度の感覚を磨くのが大切なんでしょうが。優秀なバリュー投資家は理論的には逆張りだと思うんですよ。相場が下がったら、ついに買い場が来たという感じでワクワクするような。BNFさんは、日本の株式市場が崩れ気味で、しかも前日のアメリカ市場もダメで、連れ安で市場が一気に暴落するような時が一番ワクワクしたというような発言をしていたと記憶しています。そういう日は売り叩かれて、大きく乖離する銘柄が見つかるそうです。株式投資なんて安く買って高く売れば良いだけの話なんで、そういう意味からするとBNFさんの方法は王道だなと思います。今日のブログはちょっとこじつけでした。
April 22, 2006
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長期投資は企業の成長によるEPSの拡大に伴った株価の上昇を期待する投資方法です。理論的には年間EPSが20%成長する会社なら、株価も20%の上昇を期待して良いことになります。ただ株価にはうねりというか、上下動があるので、それを考えてから投資した方が良いと思うようになりました(気が付くのが遅かったか?)。理論的には成長性が20%なら、年間リターンを20%期待しても良いはずなんですが、株価のうねりは市場がそれほど不安定でなくても、適性価格から上下20%の変動はあるようです。株価が適正価格からマイナス20%の時にうまく変えた人は、株価が適性価格に戻る20%と成長性の20%の両方のリターンが得られます。そうなると年間40%以上のリターンとなります。株価を適性価格で買った人は年間20%のリターンになります。株価を適正価格からプラス20%の時に買ってしまうと、成長性の20%と相反して、結局年間リターンはほぼゼロということになります。1年間ぐらいのスパンの投資ではやはり「うねりの部分」も大切です。バリュー投資に徹底している投資家は、適性価格よりも安い株価で株を買うことになると思います。チャートは一切みないが、購入するとだいたいチャートの下で買っているような投資家は本当の投資家と思います。私の場合は、どうやら適性価格ぐらいでしか変えてない銘柄も多い(何度か適性価格より上で買ってしまったこともあるような)。 今後はうねりの下で買うように心がけよう。来週は余裕資金があれば良い買い場と思うのだが、残念ながらあんまりないです。やはり長期に持つだけじゃなくて適度に約定させて余裕資金を作っとかないといけませんね。 澤上ファンドなんて一度買ったら滅多に売らないというのと、安値で仕込むことを両立させています。ただあれは澤上ファンドに資金が毎月大量に入ってくるから両立できるのだと思う。普通の個人投資家は限られた資金の中で投資していかないといけないので(毎月100万円ぐらい資金が自然に入るような人もいるとは思いますが)、うねりをとろうと思ったら、まず余裕資金をつくる必要があると思います。長期投資と安値で買うということを両立させるには、余裕資金を作る事が大切である。リスク管理というよりはリターンを得るために余裕資金は必要なのである。フージャースが45万切ったり、ポイントが7500円を切ったりすれば買い出動ができるようなへそくりを残しておかないといけない。
April 22, 2006
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また新興市場が下がってきました。ライブドア直後、2月の暴落、に続く今年3回目?の新興プチ暴落ですか?今回不気味なのは日経やTOPIXは好調なんですよね。気味が悪いです。前回は、ちょっと下がった時に天井の不動産流動化銘柄を買いまして大失敗しました。そのため底値では買う余力もなくなり、買いたいけど買えない状態でした。実は今回もおんなじような状態です。せっかく優良成長株が下がってきていて買いたいけど金がない、といった感じです。まあちょっと下がったところでジャンピングキャッチしていないだけマシですけど。学習しないな、と自分でも思います。楽観的な性格というのは投資家に向かないような気がします。常に下げ相場を意識して余力資金を残しているような人じゃないと投資家として成功できないのかもしれません。今回のプチ暴落が終わったらいったん全部キャッシュにして一から銘柄選びとエントリーからやり直すぐらいがちょうど良いのかもしれませんね。
April 21, 2006
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最近の自分の保有株の乱高下を見ていると、「株はやはりなるべく安く買うことが大切なのかも」という気がしてきました。うーん。いまさらながら買値の大切さを実感しています。成長株を適正価格で買い長期保有というのが私の投資方針だったのですが、自分では適性価格と思っていても、今のような相場状況だと簡単に「もっと安い値段」になるんですね。ポイントなんて8600円ぐらいで買ったのがあっという間に8170円ですよ。 もちろん1年ぐらい保有すればポイントも8600円ぐらいは回復するとは思っていますが。買った途端の含み損をかかえるのは精神的に良くないですね。去年のような右肩上がりの株式市場だったら、少々の高値でも成長株を買えば儲かったのですが、今年のような相場(私は小型株が多いので日経平均のような好調さは実感していません)だと、もっと慎重に買値を設定したほうが良いようです。今年になっても、チムニーやコスモス薬品が3000円を切ったり、フージャースが45万円以下になったりした時期があったんですね。そういうときに買うと短期で確実に含み益ができますし。やはり安値で買わないと成長株とはいえ「大儲け」はできないですね。Rionちゃんの成績が安定しているのは、やはり買値が優れているからだと思います。安値で買っていればそんなに大怪我しないし、下値不安が少ないですし。買値にこだわるRionちゃんの投資はローリスクでリターンも上がるはずと思います。ただある銘柄が「下値不安のない安さ」にまでなることはなかなかないですよね。そのぶん多くの銘柄を常にウオッチしとかないといけないんでしょうが。BNFさんなんて常に1000銘柄ぐらい監視しているらしいし。もっともBNFさんはチャート派なんで移動平行線との乖離率で安値を決めているようですが。私も今後はもう少し買値にこだわるようにしよう。ダボハゼみたいにいきなり買うのは止めようかと思っています。ただ安値にこだわる投資をするとなると、常になるべく多くの銘柄をウオッチしとかないといけないんですよね。その辺をクリアできるかが検討課題ですが。
April 18, 2006
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昨日のブログを書いた後に、証券会社の自己売買部門とアナリストレポートの独立性についてネットで調べていたら面白いコラムを見つけました。楽天証券に掲載されていた藤根靖晃さんというアナリスト歴のある方のコラムです(ネットは本当に調べものに便利ですね)。藤根さんのコラムによると、米国ではエンロン事件の後に証券会社のアナリストレポートが証券会社の営業や投資に利益になるように行われているのではと疑問が投げかけられました。SEC(米証券取引委員会)は証券各社が自社の利益を優先し、個人客に損害をもたらしていると大手証券10社(ソロモン・スミス・バーニー、CSファースト・ボストン、メリルリンチ、モルガンスタンレー、ゴールドマンサックス、ベア・スターンズ、ドイチェ・バンク、JPモルガン、リーマン・ブラザーズ、UBSウオーバーグ)を告発しました。10社合計の和解金は14.35億ドル(約1,700億円)だったそうです。また和解金のみではなく、それ以降SECは投資銀行部門からのリサーチ部門の隔離を義務づけしたようです。また日本でも日本証券業協会が社内審査(コンプライアンス体制)、レポートの保管、利益相反の開示、組織体制・報酬体制の整備などを、理事会決議として各種の指針を発表しているようです。ただ日米の違いは、アメリカは事件の摘発および当局からの命令でリサーチ部門の隔離を行ったようですが、日本の場合は業界団体の自主目標みたいな感じでしょうか?真摯さが少し違うような気がします。日本の証券会社やアナリストが自社に有利なレポートを書いて証券取引委員会に摘発されたいう話は聞いたことがないので、そこまで切迫性はないのかもしれません。藤根靖晃は違うコラムで以下のようなエピソードを書いています。(引用)以前、勤めていた証券会社で調査部長(当時)が、アナリストに対して次のようなメールを配信した。「私たちの給料は(機関投資家)営業部門が稼いで来る手数料だけでなく、投資銀行部門が負担してくれています。ですから皆さん、投資銀行部門の収益に貢献するように働いてください。」これに対して、小生は次のように反論した。「私たちの給料は、見かけ上は営業部門や投資銀行からお金を貰っているようですが、その後ろにあるマーケットまたは投資家の方が払ってくれているのです。投資家の為に貢献することが、結果的に営業部門に貢献することであり、投資銀行部門にしてもその顧客である発行企業はマーケットが機能することによって支えられているのです。したがって、何が投資家にとって何が最善かを優先すべきです。」(引用終わり)うーん。なかなか生々しい話ですね。でも現実はこんなものかもしれません。独立系のアナリストがもっといた方が良いとは思います。でも日本の場合影響力を持つのは大手と外資なんですね。先週金曜日のダビンチの株価を見てそう思いました。明らかな企業のインサイダー情報と違って、証券会社の発表するアナリスト情報は定義的にはインサイダー情報にはならないと思います。証券会社アナリスト情報なんて単なる一つのオピニオンですから。それを真に受けて買う方が悪いと言えばそれまでの話ですし。個人投資家のブログだって考えようになっては、買い煽りととる人もいるでしょうし。 最後はあんまりまとまりのない話になってきました。こんなこと調べている暇があったら一つでも銘柄分析でもやればという感じでしたかね。
April 16, 2006
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松井証券のHPの解説によれば、「東証の売買高のおよそ3割が証券会社の自己売買部門」だそうです。東証売買高の約3割というのは凄いですね。証券会社の自己売買部門は特殊な参加者ではなく、日本の株式市場のメインプレイヤーのようです。機関投資家が主に長期投資戦略(短期買売が中心のファンドもなかにはあると思いますが)をとっているのとは異なり、証券会社の自己売買部門は短期投資が中心らしい。ジエイコム株の誤発注の際に、大手や外資の自己売買部門がジエイコム株を大量に買い付けていたことからわかるように、短期的な利益が取れるなら、IPOだろうが、新興小型株だろうが、なんでも売買するようです。ちなみにジエイコムを大量に買ったのはUBS、日興コーディアルグループ、モルガン・スタンレー・ジャパン、リーマン・ブラザーズ証券グループ、クレディ・スイス・ファースト・ボストン証券、野村証券等などです。外資や大手もみんなけっこう地道な方法で稼いでいるんですね。 証券監視委員会のHPによると証券会社の検査において自己売買部門と委託売買部門の分離は当然遵守しないといけないらしい。昔の証券会社は自己売買と委託売買を分離(ファイアーウオール)しないで顧客に不利な買売をすることもあったらしい。同じ証券会社の中で、企業のレーティングをしたり、自己売買をしたり、委託売買したり、公募売り出しの仲介をしたりすると、当然部門間の情報を分離することが重要になると思います。証券会社において部門間の情報遮断はどの程度守られているんでしょうか?公募などの情報をあらかじめ知っておいて、自己売買部門が買売したりすれば当然インサーダー取引になるでしょう。でも証券会社のレーティングなんかはどうなんでしょうかね?証券会社の自己判断によるレーティング情報は企業のインサイダー情報とはまた少し違いますし。あらかじめ知っていて売買しても証券取引法違反にはならないのかな?自社のレーティングを利用した自己売買で捕まった証券会社の自己売買担当者なんてあんまり聞いたことないですね。全くそういう話を聞かないのはファイアーウオールがザルなのか、あるいは非常に厳しく遵守されているのか?証券会社の自己売買部門というのは、東証の売買高のおよそ3割を占める割にはその内情があまり知られていないですね。詳しい本やブログがあれば読んでみたいです。
April 14, 2006
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マネー検定やってみました。チャート力と基礎力がないみたいです。天井のサインを知らないようでは駄目ですね。だから高値掴みしてしまうのかもしれません。少しはチャートも勉強しよう。 あなたは……マネー検定 1級 です。かなり知識レベルの高い投資家です。経験を積んで、より完璧な知識を身に付けてください。総合得点 87点/100点(平均点 67.1点) 偏差値 63.3分野別得点 ニュース力:20 基礎力:16 銘柄力:20 チャート力:11 感応力:20得意な分野は ニュース力と基礎力と銘柄力と感応力不得意な分野は ありません
April 13, 2006
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今日のアセットマネージャーやチムニーの上げで、やっと今年のリターンがプラスになりました。サブマリンが長い潜水からやっと浮上したという感じです。一時はマイナス15%ぐらいまで行きましたから。今年はまだ4分の1が終わったばかりなので、これからの復活を期待したいですね。今年マイナス15%ぐらいまでPFが下がったのは、やはり「ライブドアショック後に不動産流動化銘柄を買いあさった」ということが大きいと思います。パシフィック40万円以上、アーバンも2200円ぐらいで買いましたから。そのため2月にボロボロになりました。もちろん今も懲りずに持っています。今後このような失敗を繰り返さないためにはどうすれば良いか?やっぱり予想PERが30を超える銘柄は買わないほうが良いということでしょうか。成長株でも予想PER30をリミットとするようにします。会社予想からの予想PERではなく、自分で計算した予想PER30ですけど。今のアーバンやパシなら予想PER30以下なんで買っても良いとは思いますが、ライブドア直後はPER40-50ぐらいはあったような気がします。こんな高PERの株を買ってはいけません。既にホールドしている成長株がPER30超えても、ホールドしていて良いとは思うけど、新たに買うのはダメですね。今回のことがあったからといって、成長株を買うのが嫌になることはあんまりないですね。ただPERの制限は決めざるをえないとは思いますが。「EPSが安定して成長している銘柄で、かつ予想PERが30以下」今後はこういう投資方針で行きたいと思います。
April 12, 2006
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ちょっと前に「ポイントをなぜ買ったのか?」と小売業の鬼こと、ヤスイノさんから質問をいただいたので、考えてみました。 ポイントのここ数年の業績をみると、ポイントが優良銘柄ということにはほとんどの投資家は賛成してくれると思います。毎年30~70%は利益が成長する会社です。もしポイントのPERが20ぐらいならたぶんみんな買うと思います。ただポイントのような優良銘柄はPER20台になることはあんまりないですね。ここ半年間ぐらい観察した感じでは。ライブドアショックの時のような調整時にポイントやハニーズのような優良アパレルをPER20台で買えれば一番良いのでしょうが。決算がでたばかりのポイントの現在のPERは38.9です(高い!)。ポイントの来期の売り上げ成長予想は14.3%増で利益予想は6.1%です(会社予想)。ただ毎年低めの予想を出して、後で上方修正する会社なんで、本当は来期の利益は30%増ぐらいは期待しても良いのではないかと思いました。出店予想計画や既にでている3月の月次も悪くないですし。来期の利益30%増で計算すると今の実質の予想PERは30ぐらいになります。PER30でも高いと思うバリュー投資家は多いと思います。まあでもあんまり業績予想が難しい会社を保有するよりも、月次情報のある優良アパレル会社を1年間ホールドした方が、個人的には安全という気持ちもあります。1年間ホールドすれはEPSの増加分だけ株価も上がると思いますし。あとポイントは株価が下がれば自社株買いもするみたいですし。 決算発表前にポイントは買ったのですが、購入前はPER50台でした。ただ上方修正の決算がでるのは想定されていましたし、来期予想も含めるとPERは実質30ぐらいだろうとは思って買いました。去年のポイントはここ数年の中では利益の伸びはあんまり良くないほうでした(それでも30%増ですが)。全体売り上げはそれなりに伸びていたんですが、客単価が減ったりしていました。でも3月の月次をみると客単価も上昇しているし。悪い年の次は良く見えるのではという期待もあります。アパレルは良い銘柄はPERが高いので買うのが難しいですね。成長性に安定感がない銘柄買っても予想が難しいですし。ただもともとのPERが低くないので大化けはないですが。あんまりPERの高い銘柄ばっかり買っていると、いつか大変な目に合うのでしょうか?ちょっと心配ではあります。
April 9, 2006
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今日は久しぶりに仕事が休みです。土曜休みは良いですね。 数年前から私の職場では、若手が5年以上経験を積み職位が上がる際に、面接試験を行うようになりました。人事部だけで面接するのではなく、いろんな課の中間管理職も呼び出されて面接するようなシステムです。一応中間管理職の私もその「昇進面接」の面接官を手伝うことになりました。人事部1名、偉い人1名、中間管理職1名の3人ぐらいのチームで、朝から晩まで時間をかけて10名ぐらいの入社5-8年目ぐらいの若手と面接しました。面接する前に人事の方からその人へのデータを見させてもらいます。データの内容は仕事の能力に対する上司の評価や、今後の本人の希望など様々です。事前にそのような人事データがわかったほうが面接しやすいだろうということで面接の前に人事データを見るようなシステムです。面接して感じたのは、面接時の印象と上司の評価は一致しない場合も多いんですね。上司の評価が非常に低くても、面接時には非常に仕事熱心な人に見えたり。逆に上司が評価していても面接ではあがり過ぎてしまって、とても仕事ができる社員には見えなかったり。一番わからなかったのは「今日の面接の中で一番問題があると人事からあらかじめ言われていた要注意社員」が本当に普通の社員に見えたことです。これは私だけではなく、同席した他の2人の意見も同じでした。「上司の評価だと問題あるらしいけど普通に見えますねー。」「でも上司の意見厳しいですよね。」「今の上司とたまたま合わないのかな?」「でも前の上司の評価も低いですよ」 面接官の3人は面接時の印象と人事データの違いに苦慮しました。一緒に働いたり生活したりすれば、その人の問題点もわかるんでしょうが、ちょっと面接しただけで仕事の能力や意欲なんてわかりませんね、ということに話は落ち着きました。一緒に働いている上司の評価を覆すほど、自信をもって初対面の人物を評価できませんしね。よっぽど変な人なら別ですが。この制度おそらく近いうちに廃止されるんじゃないかと私は思っています。公平で客観的な人事評価法なんてあるんでしょうか? 人事の仕事も難しいですね。
April 8, 2006
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