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November 2, 2006
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「ちょっとつまづいただけ」


という おじいちゃんの顔には、タラーと血のあと、床にも血が・・・


そして、おじいちゃんの額は、パックリと割れていた・・・・・


大丈夫だ、大丈夫だと言い張るのですが、





でも、額は、一番広いところで5ミリとか7ミリくらいの幅で肉がえぐれて
たぶん・・・たぶん・・・


アバやんは、その中心のあたりに白いものを見てしまったのです・・・・・






周りの人はドン引きいったんしてしまったのだけど、アバやん気を取り直して
救急車をすすめた。



おじいさんは、大丈夫だと言い張る。


世話になってすまない、世話になってすまないと・・・・・・

困ったときはお互い様なんだから、すまないって事はないんだから気にしないで
とにかく、今なら私たちが救急車を呼べるから、お願いだから病院に行ってください!って。



病院なんて、何十年も行ったことはないし、痛くない。


ワシらは戦争に行って、戦場ではこんな傷などは当たり前の事だから、
なんていうことはない!


と・・・・・・・・・


そうだろうと思います・・・戦争では本当にそうだったでしょうねぇ・・・

でも、おじいさん、今は、そしてここは戦場じゃあないですからね!だから
本当に傷が割れていますから、


たいそうに言っているのではなくて、本当にこれは行かないと治らないと思うのです、
だから、言っているだけなんですよ


説得は30分に及んだ。


私は「行かれませんか?」「行きましょうよ」とうかがいながら話した。


途中、もうここまでおっしゃるのだから・・・と内心は、しかたない・・と思ったあたりで

おじいちゃんが、グラっときているのがわかった。



「でも、ひどいですか?」って。


戦争や動乱の時期を強く生き抜かざるを得なかったおじいさんは、お願いすること、
病院に行くことに、自分から言い出すこともできないでいた。


 それほど、強く生き抜くよりなかったのだと思う。


 私は、どうしようかと他の人と話すために、少しおじいさんのそばを離れたとき、

私の後輩になる若い男の子が声をかけたそうだ。



その子は、うかがわなかったのです。
その子の中では、行くしかねーだろ!!!と、パックリ傷にビックリしたからこそ思っていたそうで、


「行きましょうか!」という決意の言葉を一言発したら


「はい」

と、おじいさんは言ったそうで、



今だ!病院に行くそうですよ!ってことで、救急車を呼びました。


一人でできる、手など支えてもらわなくても歩けると言い張りましたが、


「おじいさん、もう、ここからはお任せしたらいいですよ!心配はいりません。
この人たちは、専門の人たちですからね、ちゃんと病院も選んで連れて行ってくれるのだから!




 そういって、担架に促しました。


良かったぁ・・・・・・行ってくれて・・・・・・


じいさん、87歳でした。


化膿せず、元気になって、ずっと元気でいてね






それから、短い爪に無理やりお花もアップしまーす。











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Last updated  November 2, 2006 08:58:59 PM
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