YogaLife(ヨーガ・ライフ)

YogaLife(ヨーガ・ライフ)

PR

Profile

omamma

omamma

Archives

November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025
July , 2025

Free Space

設定されていません。

Comments

ありません@ やってくれましたね 世の中には簡単で儲かる仕事があるもんだ(…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…
みんな集まって♪@ みんな集まって♪ みんな集まって♪みんな集まって♪みんな集…

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

October 28, 2008
XML
カテゴリ: こころのヨーガ


以前はとっても大変だった。
パニック発作やウツで、家から出られなくなっていた人。

その人のお姉さんが、以前の私のヨガの生徒さんだったため、
先生なら

と思ってくださったらしく、うちに来てくれた。

どんどん自分を取り戻すスピードは、私が驚いた。
ヨーガとヨーガカウンセリングとフラワーレメディで
こころのヨーガで徹底セラピー・ヨーガ。

こんなにめざましく良くなっていく・・・
確かに、自信はあったけれど、そうして事実として、
目に見えてよくなられると、嬉しく、更に私の勇気が出たものだった。

良くなってくると、こころにも余裕が出てくる。

その生徒さんが言い始めたのは、
「先生、姉の方が心配です・・・」

自分のために一所懸命助けてくれたおねえさんだったけれど、
今は、自分の事は余裕が出てきた。
ほんとうに大変なのは姉なんじゃないか

お話を聞いて、確かに、うちに来ている生徒さんは私が注視したり
カウンセリングをしたりを続けてさしあげられるけれど、
お姉さんに手をさしのべられる人が誰もいなかった。

彼女は、誰にも言わずにふんばっていたからだった・・・

生徒さんは、先生のところにつなぎたい・・・・・とよく言うようになった。

いつでもどうぞとおねえちゃんに伝えてね。でもね・・・おねえちゃんが
よし!と思わないと、きっと来れないのよ?
そういうものなの・・・・・・
私たちは、思っていようね。
私のところでなくてもいい、きっとおねえちゃんが、楽になっていくことを。
そして、もしも私のところに来るようになったら、いいなって
いつでも、二人で手を広げて待っていようね。

どんなにこころが悲鳴をあげているのか・・・
私には理解できたけれど、乗り出していけるわけもなく、
私は信じ続けた。彼女のこころの奥で、彼女自身の真理が彼女を導くことを。

でも、いつも妹は、お姉ちゃんと接して、時々私にお話してくれて
気にかけていた。


昨日、妹のレメディカウンセリングをする事になっていた。

私はふと言った。「家に来る?」
まだ、片付いてもいない家に?なのだけれど、私はそう言った。
しかし、それが功を奏した。

姉はその日の朝、号泣しながら妹の家を訪ねたそうだ。
こんなおねえちゃん、よほどの事だと思ったそうだ。
身体の不調もあって、勇気をふりしぼらないと休めない会社を休んで
病院に行ったそうだ。
ヨーガに行くから、病院から帰ったら家にいてねと言って出てきた彼女は、
今からカウンセリングしてもらうから、もう少し待っていてねと電話をしたそうだ。
その時には、うなづいただけの姉だった。

先生の家に行くことになったから、少し遅くなるから待っててねと電話をしなおすと
「私も行きたい!先生とこに私も行きたい!行ってはダメ?」
と自分から言ったそうだ。

妹は即座に答えた。
「いいよ!おいでよ!  先生は絶対においでって行ってくれるはずだから!」

そして、私に話してくれた。
でかした!とうとうとりあえず自分から話そうと思えたのかな?
と二人で喜んだ。

自分を見つめる訓練をしている妹のカウンセリングは、少しの時間で終った。
そして、姉の話を聞こうとした。

何も出てこなかった。

「話してみる?」  「・・・・・」

「いいんだよ、話しても、話さなくても」

「一つだけ言ってあげたいことがあるの・・・・・・
人の人生を背負ってはいけないの。人間はサポートしあうけれど、背負うというこころは
いけないの」


その途端、
彼女は無言で号泣しはじめた。
声を出さずに泣く・・・・・・私もそうだった・・・・・
その理由も気持ちもわかる。

そして、とりあえず、話し始め、ひととおり話はじめた。

一つの結果しか自分に与えてこなかった彼女に、
選択肢はあるという事を伝えた。

努力にも、自分をないがしろにする努力と、自分を活かす努力があることも伝えた。

彼女の顔は、少し輝き始めていた。
今日は、これで充分だ・・・・・何もいらない・・・・・。

私は、料金をとらずに、今日はお帰り♪と帰した。

私はセラピスト
料金は発生する。

でもその前に、一度、人として彼女と誠意で接しようとしたのだと思う。

彼女が、どうつながってくるのかはわからないし、
直接つながらないのかもしれない。

でも、扉の鍵は開いた。
彼女と私の間に、いつでも入れる扉ができたこと、それが何より大きい一歩になった。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  October 28, 2008 10:44:11 AM
コメントを書く
[こころのヨーガ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: