原田誉一の電脳通信

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2007.11.03
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カテゴリ: 日記
阪急電車の「携帯電話電源オフ車両」が減っていた。
先月29日からのことらしい。

これは実に困る。

例えば梅田から宝塚線を利用する場合。
それまでは一番前と一番後ろの車両が「携帯電話電源オフ車両」であった。
ところが今は一番前だけが「携帯電話電源オフ車両」なのだ。

ついでにいうと、優先座席も激減した。
それまでは全席が優先座席であった。
ところが今は各車両の端っこの一部だけが優先座席である。


阪急電車がJRや地下鉄並みに成り下がったといえば言い過ぎだろうか。

私は阪急電車の全席優先座席という高い志を支持していた。
それゆえ私は電車内では席に着かず立つようにしている。
もちろん今でもそうだ。

全席優先座席は理想であって現実には機能しない、という意見もあるだろう。
確かにそうかも知れない。
私もたまに乗車作法(マナー)の悪い乗客を目にすることはある。

しかしだからといって、その高い志を捨てていいのか。
まるで戦争放棄を謳った現行の日本国憲法を改悪されたような気分で悲しい。

おっと「ついで」といっておきながら優先座席の話が長くなった。
話を「携帯電話電源オフ車両」にもどす。


携帯電話から出る電磁波を浴びたくないからだ。

ところが今はもう一番後ろの車両は「携帯電話電源オフ車両」ではない。
これは2つの点で実に困るのだ。

1つは、乗り継ぎがたいへん不便になるということである。

梅田から箕面に帰るさい、石橋で箕面線に乗り換える。


しかし一番前だと、その地下道までかなり長い距離を歩かねばならない。
ホームを走らなければ箕面行きの電車にうまく乗り継げないだろう。

走ることが困難な人は確実に1本遅らせざるを得ない状況になる。
私には弱者切り捨てに思えてならない。
箕面線に乗り換える「携帯電話断言オフ車両」利用者にとってはたいへん不便なのだ。

もう1つは、「携帯電話電源オフ車両」の野放し状態化である。

一番後ろが「携帯電話電源オフ車両」なら野放し化は防げる。
一番後ろには車掌さんがいるからだ。

一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」で携帯電話を使っている人がいると車掌さんが注意をしてくれていた。
だから一番後ろの「携帯電話電源オフ車両」はある程度の秩序が保たれていたのである。

これが一番前だとどうだろう。
まさか運転手さんが注意するわけにもいかない。
かといって一番後ろにいる車掌さんが一番前の「携帯電話電源オフ車両」まで来てくれるなんてもう絶対的に無理である。

かくして一番前の「携帯電話電源オフ車両」は絵に描いた餅。
携帯電話野放し車両と化するのは目に見えている。

先日、乗ったJRでは優先座席付近での携帯電話の使用を一応は禁止していた。
電源を切るように書いてあったはずだ。

ところが阪急電車の優先座席にはそんなことは書いていない。
阪急電車では優先座席付近でも携帯電話を使用してもいいのか。
これならJRの方がマシということにもなる。

かつて阪急電車は携帯電話の使用を全車両で控えるように呼びかけていた。
「携帯電話の電源をお切りください」
と車内放送までしたいたのだ。

私はそのことを拙著『独露研修記』でも紹介した(同書151頁)。


独露研修記

その後、「携帯電話電源オフ車両」というのができ少々がっかりしたが、まあ車内のことゆえ「しゃあない(仕方ない)」と自分に言い聞かせた。
しかし今回の「携帯電話電源オフ車両」削減と全席優先座席廃止は「しゃあない」ではすまされないのである。

これからはますます電車に乗りたくなくなり気分が重い。
我が愛すべき阪急電車の改善を期待する。





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最終更新日  2007.11.05 04:41:34
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