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ようちゃん2号

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2006年04月08日
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著書の中で表にされていることを備忘録的に書いておく。

以下↓引用。


構造主義はこう考える

研究の目的は、人間についての「深層構造」や「本質的真実」の探求にある。

そうした「深層構造」や「本質的真実」の探究は、客観的に行うことができる。

人生を形成するのは「深層構造」(たとえば内的自己)である。

私たちのアイデア、問題、資質は、何らかの内的な自己と関連している。

私たちのアイデンティティは、不変の本質である―それは私たちの内的自己の中に発見できる。

私たちのアイデンティティは、常に一貫している。



以上↑引用。

人の「アイデンティティは、常に一貫している」と捉えることが、犯罪を犯した人への個人攻撃を強める大きな原動力のように思ったりする。

なんでそうなるのかはよくわからないのだけれど、「薄い記述」というか「薄い文脈」に皆がよってたかって押し込めたがっているように思う。

日記で自分をよく見るということをしてきて、そういうの、ちょっとおかしいって思うようになってきたかもしれない。

以下↓引用。

ポスト構造主義はこう考える

「深層構造」や「本質的真実」を求める過程が実際にどのような影響を及ぼしているのかに注意を向けることが、大切である。保険専門職において、健康であるためには人の人生はどのようである べき かというさまざまな規範やアイデアが発達したことは、こうした影響のひとつである。

私たちが何を求め、何を信じ、どこからやってきたかということが、私たちがどのようにものを見、何を発見するかを形作る。

言語と、言語の使用は、人生を形作る上できわめて重要な役割を果たす。人々が何と言い、何を行うか、そして私たちは互いにどう関係するかということが、人生を形作る。私たちが自分の人生の出来事に付与する意味と、それらの意味をどのようにして自分自身と他者についての物語に編成するかということが、人生を形作る。

私たちのアイディア、問題、資質はすべて、文化と歴史の産物である。それらは時間をかけて、特定の文脈で創造される。

私たちのアイデンテイティは、他者との関係、制度との関係、そしてより広範な権力関係の中で、絶え間なく創造される。

私たちのアイデンティティは、多くの(時には相反する)物語から構成され、絶えず構成され続ける。



以上↑引用。

ポスト構造主義があると、構造主義がどういうものか見えてくる感じがするね。

順番として構造主義の理解がないと、ポスト構造主義には行けないような気がする。

外せない感じ…。

以下↓引用。


ポスト構造主義的思想は、私たちセラピストをどこへ招き入れるか

ある社会規範がこうある べき だとする人生モデルに従って自らの人生を評価するのをやめるよう、人びとを(適切であれば)援助する。

セラピストの「客観性」、「専門知識」および「解釈実践」に疑問を投げ掛ける。

セラピーで用いられる言語を通して正当化されているかもしれない、当たり前とされているアイディアや前提に、疑問を投げ掛ける。
物語や儀式、およびその他の上演的局面が、セラピープロセスの理解にとってどのように適切なのかを考える。

アイディア、問題、資質をセラピーの会話の中で、外在化する。

セラピーのあらゆる会話が、相談に来た人とセラピスト双方のアイデンティティを(ある程度)形作るであろうことを重く受け止める。
面談室で起こっていることの良さがわかるような承認をどうすれば集められるか熟慮する。
相談に来た人へのセラピーでの会話の現実的影響をよく調べるために、アカウンタビリティの実践を発展させる。

私たちの人生の物語がどのようにして私たちの人生を形作るのか、そして、アイデンティティにまつわる好ましい物語の豊かな記述がセラピーによっていかにして可能になるのかを考える。



以上↑引用。

皆がセラピストになる必要はないのかもしれないのだけれど、なんか早分かりしようとして「薄い記述」に押し込めるのではなくて「分厚い記述」をするってことを手放さない必要があるって感じがしている。







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最終更新日  2006年04月13日 09時02分00秒
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