Norwegian Woodはただただgirls、girls・・・の本だなあ と思っても 始めたものは最後までと思って読み続けていた。かなり終わりの方で 「はつみ」という女性が死んだ叙述に来たとき ふと 心に音楽が 響いてきた 何か? と思ったら 同名のBeatlesのイントロ。近くにあったipod ならず Zen で聞いた。何となく 喪失感と 言われていたこの 小説の意味合いが分かったような。Beatlesも Murakamiも あのような 空虚感と喪失感と 秋の夕暮れの空のような 頼りなさの中に生きている。 あるいは 生きているということが 実はそういう事だ・・・この女性の記述は最も短いが 結局ここに 彼のポイントが 凝縮か
確かにBeatlesの歌のままと思う。彼は歌からヒントを得て書いたがよく分かる。 全く同じスト-リ-だ。何だか悲哀感のような物が残る。読後感