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肌にやさしい化粧品を使いたいと、天然成分由来の化粧品を選ぶ女性が増えています。
なにが天然成分か、という明確な定義はありません。
各メーカーで、独自に基準がもうけられているのが現状です。
けれども、多くの場合、山や海からとれた植物や動物の成分を抽出してつくられたものを、天然成分由来としていることが多いようです。
お肌によい化粧品にこだわるのなら、パッケージに大きく記載されている天然成分だけではなく、 全体の成分 もチェックしておきたいところ。
容器やパッケージに記載されている化粧品の成分表 は、チェックしておくべきです。
化粧品の容器やパッケージを見てみると、カタカナの成分が、ずらりと並んでいます。
どれも見慣れない成分ばかりです。
2001 年 4 月から、医薬部外品を除いた、化粧品の全成分表示が義務付けられています。
だから、その化粧品をつくるのに使われた成分は、すべてここに書かれています。
薬事法 により、どの成分をどのように表記するかは、きちんと決められています。
しかし、その数は約 8500 種類。あまりに膨大で、全部を覚えるのは至難の業です。
そもそも、全成分表示が義務付けられたのは、 消費者を守るため です。
消費者が、自己責任のもと、化粧品を選べるようにしよう、という考えのもと、記載されています。
成分がすべて記載されていなければ、アレルギーのある成分をうっかり肌に塗布してしまって、アレルギー症状を引き起こしてしまうのも、避けられます。
これまでは、中に何が入っているのかどうか知らない状態で使っていたことを考えれば、状況は進歩しています。
もちろん、これまでも、指定表示成分というものがありました。
ある一定の確率で、トラブルになる可能性のある成分だけを表示していました。
でも、あらゆることには、例外はつきもの。
やっぱりすべてを、表示してくれるほうが良いですよね。
ごくまれなケースで、肌に合わない成分が入っているときでも、全成分表示なら、事前に判断できます。
パッケージや容器に記載されている成分は、 配合量の多い順 に記載されています。
配合量 1 %以下なら、どの順番に並べても良いことになっています。
香料や着色料は、最後にまとめて表示されています。
効果を出すために配合されている成分だけではなく、それらのエキスを抽出するために使われている成分もあります。
この表記方法は、メーカーによって違っていて、分かりやすくするために、カッコ書きで、由来となる原料を併記している場合もあります。
薬事法で定められた表記法では、あまりにも分かりにくい時は、カッコ書きでヘルプしている、というわけです。
読んでいる方は、小さな文字でさらにいろいろ書いてあって、「ややこしいな~」と思ってしまいがちです。
でも、 ユーザーの理解のために付け加えられた表示 なので、ぜひ目を通してください。
自分の肌に使うものだからこそ、安心できる成分かどうか、しっかりチェックしたいですね。
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