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戦後70周年の談話が発表された。注目されていた「侵略」「お詫び」の2語は、使われたと言えば使われた。だが、多くのメディアが伝えているように、予想された使われ方ではなかった。まず、「侵略」の方は、太平洋戦争が日本の侵略戦争だったという説明ではない。「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、 国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない」という文脈だった。つまり、これからの国際関係において、侵略はあってはならないということである。どうやら、太平洋戦争が日本の侵略戦争だったと表明することを避けたと言えそうだ。明らかに右寄りの人達に配慮した結果である。私は、個人的には戦争責任は戦勝国と敗戦国の双方にあると思っているので、安倍総理の言い回しに特に不快感を覚えることはない。ただ、戦後民主主義の申し子である平和主義者らは、相当神経を逆撫でされているだろう。「なぜ侵略戦争であることを認めないのか」と怒り心頭のはずだ。なにせ、談話の初頭で安倍総理は「圧倒的な技術優位を背景に、植民地支配の波は、十九世紀、アジアにも押し寄せました」と語っているのである。これは、裏を返せば「侵略は欧米諸国の常套手段。日本はただ数十年遅れて動き出しただけ」と言ってるに等しいと私は思う。要するに、ある意味開き直りなのである。これをどのメディアも採り上げないのは、非常に不思議である。また、欧米諸国からの批判の声が上がらないのもおもしろい。事実だから言われても仕方がないと考えているのか、あるいは知らんぷりなのか(笑)。「お詫び」に関しても非常に興味深い表現だった。まず、自分が直接「お詫び申し上げます」とは言っていない。「我が国は、先の大戦における行いについて、繰り返し、痛切な反省と心からの お詫びの気持ちを表明してきました。(中略) こうした歴代内閣の立場は、今後も、揺るぎないものであります」という形で、悪く言うとお茶を濁した印象である。だが、国民の注目を集めたのは、そこではない。「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、 そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」という表現だった。NHKの9時からのニュースに安倍総理が生出演したが、そこでも当然、これについては突っ込まれた。安倍総理がどう答えたか覚えていないのだが(笑)、彼がどう弁明しようと、これは右寄りの人達へのリップサービスであると私は思う。直後に「しかし、それでもなお、私たち日本人は、世代を超えて、過去の歴史に真正面から向き合わなければなりません」とつないでいるとしても、右寄りの人達はおそらく、「そうだ。もう詫びるのは終わりだ!」と納得してくれる。これは明らかにそれを狙った表現なのである。「反省」という言葉は1回しか登場しない。それでも、「何の罪もない人々に、計り知れない損害と苦痛を、我が国が与えた事実」という言い回しがあるので、十分に反省している様子が文脈に現れている。だれが考えたのかはわからないが、うまい文章だったと思う。反省する気持ちを全面に押し出しつつ、右寄りの人達への配慮もきちんと見せる。中国、韓国からはかなりお叱りのメッセージを受け取ることになるだろうが、現時点では相当高いレベルでまとめられた戦後70年談話だったと言えるのではないだろうか。メディアや有識者はどうでも、少なくとも私はそう感じている。
2015年08月14日
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先日、芳賀町にお住まいの方から長ネギを戴いた。ダンボールいっぱいに縦に立った状態で入っていたから、相当な量である。しかも、何か種類が違うのだろうか、太くて長い、首を垂れるタイプではなく、やや細めで緑の部分までシャキッと上を向いた若々しいネギだった。とにかく大量にあるので、ネギだけで消費しないとなかなか減らない。そこで女房は、まさしくネギだけを炒めて食べる惣菜を考えた。惣菜と言っても作り方は極めて簡単で、ごま油と塩コショウの味付けで蒸し焼きにし、最後に焼き鳥用のてりやきのタレを少々混ぜるだけである。ところが、ネギがはやり新鮮なのだろう。これが素晴らしく美味い。ネギだけでこれだけのご馳走になるとは思わなかった。もう3日ほど続けて食べているが、まだ飽きない。タレの濃さを考え、糖分や塩分に気を付ければ体に悪い惣菜ではないだろう。芳賀町に向かって感謝しながら、もうしばらく楽しみたいと思う。
2013年04月26日
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伊藤美誠という女子の卓球選手がいる。リオデジャネイロオリンピック代表に選ばれた高校1年生である。10月生まれだから、リオの試合も15歳で挑戦することになる。一緒に選ばれた福原愛選手が幼少の頃から泣きながら練習する映像はもはや日本国民の多くが知るところだが、伊藤選手の同様の動画も残されている。今日の日本テレビの番組「Going!」でその映像が流された。2歳から卓球を始め、5歳の頃にはお母様と立派にラリーをこなしている。泣いているところも何度も映された。だが、当然ながらくじける様子などはまるで感じられない。お母様は「教えるマシンになりきらないと耐えられない」と語る。確かに世の中には娘をべったりと可愛がる父親が多いが、母親の子どもに対する愛情とは質が違うと私は思う。おそらく母親にとって娘は、自分の体の一部であり、さらに大げさに言えば自分のすべてなのだ。泣きながらラケットを振り続ける娘に向かって強い玉を打ち付けるのは自分の体を切り刻むのと同じくらいつらいことなのだと思う。にも関わらずそういう指導を続けるのは、やはり娘を愛しているからだろう。幼い美誠選手を見て、将来日本代表のユニフォームを着てプレーする姿が目に浮かんだとお母様は仰っていたが、確信があったわけではあるまい。たとえ一流選手になれなくても、今やっている練習は娘の人間形成のプラスになる。立派な卓球選手にはなれないとしても、立派な人間になってほしいという思いがあったのではないかと私は推測する。試合中に娘にかけた言葉もまた的確で素晴らしい。「何時間練習してると思ってるの。自信を持ちなさい!」私は中学3年生の最終回の授業で同様のことを15分以上かけて生徒に伝えている。だが、お母様はそれを3秒で娘に伝えられるのだ(笑)。4月14日、美誠選手は昨年の世界選手権女王である中国の丁寧選手を破った。今まで10回負け続け、11回目にして初の勝利だった。これは日本の卓球史上に残りそうなとんでもない大金星である。ところが、美誠選手はインタビューで涙を流すのかと思いきや、「うれしくて笑いが止まらない」とタオルで口を押さえていた。さすが15歳。まだまだ発展途上にいるのだ。その映像を見て、彼女がこれからもっともっと強くなるアスリートだと感じたのは決して私だけではないだろう。この恐るべき15歳を生み出したのは明らかにお母様である。強烈な練習に耐え抜いた美誠選手の精神力も素晴らしいが、お母様の指導力はまさしく敬服に値する。この超人的な親子がこれからどこまで突き進むのか、本当に楽しみなところである。
2016年05月15日
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トランプ米大統領が昨日、鉄鋼製品に25%、アルミニウム製品に10%の関税を課す輸入制限を発動することを発表した。来週、大統領令に署名するという。はっきりとは言っていないものの、主な相手国は中国だろう。同盟国を対象外とすることもできるようだが、今の時点では日本も含まれる可能性がある。正式に決定すれば36年ぶりの政策ということになる。当然ながら日本も欧州も発動の回避を訴えているが、このまま発動されれば世界的な貿易摩擦に発展してしまうかもしれない。中国は先月、「中国の利益に影響を与える場合、必要な措置を確実に講じる」と発表した。発動されれば、中国はWTO(世界貿易機関)に提訴するだろうし、農産物など、米国産品の輸入制限をする可能性もある。資源国でもあり、経済大国でもある国同士の貿易制限合戦に発展しそうだ。対象となるのは鉄鉱石でもボーキサイトでもなく鉄鋼製品とアルミ製品である。日本の鉄鋼業は昔から有名で、一度落ち込んだが近年また復活傾向にある。2014年のデータでは約4兆円の輸出があり、それを作り出すための鉄鉱石などの輸入が1兆円だから、差し引き3兆円の黒字を生み出している。経産省に寄れば、2000年に7位だった輸出額が2005年には3位になり、2014年には半導体等電子部品を抑えて2位になっている。軽薄短小の電子部品が伸び悩む中、鉄鋼製品は日本の輸出品の基幹となっているのだ。アルミニウム製品は、日本の統計では「非鉄金属」とくくられてしまうので、詳細はわからない。それでも、非鉄金属の輸出額はそれほど小さい金額ではなく、2014年には1兆4500億円程度あった。ただ、残念なことに、鉄鋼の方は2015年は3.4兆円、2016年は2.9兆円、2017年が3.3兆円とやや苦しんでいる。同様に非鉄金属も1.4兆円、1.2兆円、1.4兆円と、あまり調子が良いとは言えない。だから、ここでまたアメリカの関税を食らうとダメージが大きいわけだ。特に誰もが認める世界一の大国が保護貿易に走ってしまっては、世界経済が良い方向へ向かうはずがない。この発表を受けてNYダウも日経も下げに下げている。約束通りに「強いアメリカ」を取り戻したいという気持ちはわかるが、「アメリカだけが強くなれば他の国はどうでもいい」という態度は実に困ったものである。トランプ大統領の態度が軟化することを期待したいところだ。
2018年03月02日
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今日は明後日から始まる冬期講習のミーティングの日だった。昨日の休日の夜、荒町教室で開講する9クラスすべての出席簿と席順を作っておいた。また、どの教科が応用クラスでどれを基礎クラスで申し込んだのかをはっきり覚えていない生徒が毎年いるので、何時からどの教室に入ればいいのかを細かく記した誘導表らしきものも毎年完璧に作っておかなければならない。すべて一人でやるため集中しても3時間では終わらないが、それは例年私の仕事である。今日のミーティングでは、私が管轄する4教室の塾生の受講割合を表にして渡した。うちの講習は常に希望参加だが、上三川教室と市貝教室は見事に100%、最も人数の多い荒町教室でも93%が参加してくれた。冬期講習では国語は実施しない。1~4教科まで自由に選べる希望選択制だが、4教科すべてを受講する生徒の割合が全教室の平均で85%に達している。それらを細かく記した表の上に「渡辺私塾の講習はいかに塾生に頼られているか」というタイトルを書き、表の下には次の有名なセリフを書いておいた。「当塾の興廃この講習に在り。各員一層奮励努力せよ」もちろん、「艦隊コレクション」に影響されているわけではない(笑)。そもそもそのゲームをやったことがないし、ゲームが流行る前からこの有名な言葉を私はけっこう使っていた。言うまでもなく、日本海海戦における軍神・東郷平八郎(当時は大将)の言葉である。塾長挨拶(訓示)の際に講師陣に伝えた。講習に限らず、毎回の授業においても、こういう気持ちを持って頑張ってほしいと。当然のことだが、その真剣さが塾生の成績向上につながり、塾の発展につながるのだと。私自身も、完全に引退するまではこの心構えを忘れず、日々精進を続けなければならない。
2015年12月24日
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為替相場では米ドルが好調である。今日の日中、一時は115.5円に届き、午後に114.0円付近まで反落したが、今また騰げ始め、115円を目指す勢いになっている。やはり、最も大きな要因はアメリカ中間選挙での共和党の大勝のようだ。共和党は、民主党に比べてさまざまな経済活動における規制緩和や、企業の支援に熱心だと考えられているらしい。その共和党の勝利で「経済にとっては追い風」との見方が広がり、ダウ平均株価はまたしても史上最高値を更新した。テレビの取材に米国人男性が答えている。「ここ数年、民主党ばかりだったが、ほとんど良い変化はなかった。 アメリカを前進させるため、もう一度“チェンジ”が必要だ」やはり、国民も変化を好感しているように見える。だが、逆に感じている向きもいた。ある女性は、「共和党なんて信用できないわ。彼らは金持ちをもっと金持ちにするだけで、 貧しい人のことなんか考えてないのよ」と共和党を酷評する。やや話はそれるが、資本主義社会には、「その国の経済活動が活発になればなるほど貧富の差は拡大する」というなかなか是正できない根本原理がある。特に米国では、大企業の社長は一般社員の200~300倍の報酬を得るから、社員が年収500万円なら、社長は10億~15億円もらうことになるわけだ。確かに、会社が儲かれば儲かるほど格差は広がることになる。(日本の場合はせいぜい10~20倍で、30倍以上は珍しいという)とにかく、共和党の勝利によって経済は良い方向へ向かうと世界は判断した。アメリカ経済が良くなるということは米ドルが強くなるということである。115円は、極めて自然な流れとも言えよう。この円安を受け、トヨタ自動車は平成27年の連結業績予想において営業利益を2兆5000億円に上方修正した。営業利益が2兆5000億円……とんでもない数字である。だが、何度も書いている通り、急激な円安は輸入材の価格高騰につながり、中小企業の経営を圧迫する。すでに悲鳴を上げ始めている社長もいるだろう。こうして日本でも、企業間の格差はかなり広がっていくことになる。できることなら、大企業が喜び、中小企業が我慢できる為替相場でなんとかバランスしてほしいものである。
2014年11月06日
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昨日と今日に渡って荒町の3階建ての教室のLED化作業が行われた。大教室は32畳の広さに元々40W型蛍光管を24本使っていた。すべてLEDに取り換えた結果、「やや明るくなった」という印象である。小教室は18畳の広さに40W型12本だった。大教室が照らす広さが1本当たり1.33畳、小教室が1本当たり1.5畳だから計算上は大教室の方が影響が大きいように思えるが、実際には小教室の方が「はっきりと明るくなった」気がする。大教室の方が普通の蛍光管でも十分本数的に足りていたためだろうか。むしろサイズ的にやや苦しい本数だった小教室の方がLED化の恩恵をより受けやすかったのかもしれない。とびっきり明るくなったのは玄関内のホールである。12~14畳程度の空間を、以前は20W型4本と40W型2本で賄っていた。それら全てをLED化したら、驚くほど明るくなった。この明るさが余りにもすごいので、講師室や教室内の明るさの増大感がさほどでもないように思えてしまうのだろう。かなりまとまった費用がかかったが、それでも月々の電気料金が軽減され、蛍光管の交換からも長期間開放される。全灯LED化は、生徒達や保護者の方々から評価されることはあっても、不平不満の対象となることはないだろう。寿命は40000~50000時間と言われている。もしも40000時間もってくれたら、1日8時間点灯したとしても13年以上換えなくていいことになる。また、私の大ざっぱな計算だと、年間で5万円以上の電気料の削減になりそうだ。どちらも非常にありがたいことである。とにかく2020年頃には蛍光管が無くなってしまうので、どの教室もいずれはLED化しなければならない。大きな出費は痛いが、時期を見て総LED化を進めていこうと思う。
2016年01月28日
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中高年バイクライダーの死亡事故が増加しているという。2013年の交通事故死者の全体数は4373人で13年連続で減少した。だが、オートバイに乗車中の事故死者数は若干増えている。特に中高年の死者が増え、2003年には40代が63人、50代は30人だったのに対し、2013年には40代で103人、50代が67人と、それぞれほぼ倍増しているらしい。逆に16歳から39歳の層では、10年間で半減したそうだ。ちょうど4年前、私は52歳の時にいわゆる「中免」を取った。400ccのバイクまで乗れる自動二輪免許である。そして、大型二輪免許を取るためにホンダCB400で小金井自動車教習所に通っているさなか、左車線からいきなり右折を始めた(車線変更ではなく右折である)2tトラックに行く手を阻まれて転倒。左ヒザの靱帯骨折という怪我を負った。さらに、事故の2週間後に右足内側の太ももの切り傷が化膿するという憂き目に会う。今でも膿を取り除いた部分には肉が付かず、へこんだままである。私は救急車で運ばれたのでバイクの状況は見ていないのだが、警官たちが移動しようとしたら、ハンドルと前輪だけが外れるという全損状態。幸い様々な傷害保険に入っていたし、バイク保険にも入ったばかりだった。入院したことによる生命保険の給付金も出て金銭的にはわりと儲かったのだが(笑)それでも命がけで稼ぐほどの金額ではなかった。私とバイクの転び方が逆だったら、私が真っ二つでバイクが軽傷という可能性もあった。バイク事故というのはそれくらい怖ろしいものである。今思うと、ヒザの骨折ぐらいで済んだのはまさしく不幸中の幸いと言える。私の場合は50を過ぎてからの「年寄りの冷や水」だが、いわゆるリターンライダーたちのノスタルジーはまた格別のものなのだろう。彼らのバイクを愛する気持ちは、私の理解を超えたものかもしれない。だが、40代、50代の男性の命は、多くの場合自分だけのものではない。自分が命を失うことによる周りへの影響があまりにも大き過ぎる。家族みんなの幸せを決して奪うことのないよう、リターンライダーたちにはくれぐれも安全運転を心がけてほしいものである。
2014年11月12日
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栃木県立高校の推薦入試が始まっている。6・7日が出願期間で、明日10日金曜日が面接日である。来週14日に合格者内定の発表がある。昨日水曜日、推薦入試の出願状況が新聞発表になっていた。それを見ると、芳賀地区の高校では例年に比べ出願者数が全体的に少ない。芳賀地区には6校13学科あるが、そのうち定員を超えているのは真岡高校・真岡女子高校・真岡工業高校機械科の3学科のみである。各中学校の先生方は、ずいぶんと校内推薦者を絞り込んだようだ。私が最も注目していたのは、真岡女子高である。定員が240名になった平成20年度入試から、4年間の推薦出願者数の推移は20~23年度の順に、60名・68名・67名・60名だった。推薦入試の合格定員は48名が目安とされているが、合格者はいずれの年も60名。つまり、少なくとも過去4年間においては、60名までは必ず推薦でとってくれている。理由は極めて単純である。推薦の内定者を少なくし、学力受検者の定員を多く残してしまうと、定員割れが起こる可能性があるのだ。実際、この4年間の学力検査受検者の数を見てみると、平20…定員-5 平21…定員+3 平22…定員+24 平23…定員+2である。平成22年度入試を除くと、真女高が定員割れをいかに防ぐかで苦心していることがわかる。さて、肝心の今年は、推薦出願者数が54名だった。よほどのことがない限り推薦受検者は全員合格だろう。そして、推薦受検者を全員合格させても、定員割れの危険性が出てきたように思える。住所変更などにより若干動きがあるかもしれないが、昨年11月の調査時点では今年の芳賀地区(1市4町)の中3女子の人数は、昨年に比べて34名少ない。お隣の上三川町は11名増えているが、それを入れてもまだ23名少ない。もちろん、この34名ないし23名の学力層は広く分布しているだろうから、すべてが真女高に関係する人数ではない。だが、今の真女高は中学生の偏差値で言うと54程度で合格できてしまう学校である。したがって、宇女高や宇中女高などの上位高受検者を除いても、3分の1は真女高を受検するレベルにいるわけだ。上三川町の増加分を含め、少なく見積もっても23名の3分の1は7名強になる。今年も定員を減らされず、過去数年定員±5名程度の出願状況が続いている真女高では、この7名が大きくものを言う。やはり、今年は昨年に輪をかけて「広き門」になりそうである。ただ、1月中旬に発表された真女高への進学希望者数を見ると、昨年よりも「ねばる」女子がわずかに多いようだ。その辺が学力入試の出願にどう影響するかも一応は考慮しなければならない。それでも、いずれにしろ現状では、普通に考えれば学力定員+5名以上になる可能性は非常に低いと予想される。結論として、やはり今年も真女高に入るのは「楽」だと言っていいと思う。未だに上位層は国立大学に入学できる学力を持つ真岡女子高校。その進学校がこれだけ入りやすいのだから、「とてもお得な高校」と言えるのではないだろうか。
2012年02月09日
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今日から真岡の夏祭りが始まった。恒例の行事ではあるが、やはり日常とは違う心持ちになる。朝、鏡の前でダボシャツを着、半纏を羽織り、角帯を締めるだけで気分的に高揚する自分がいる。角帯は毎年締め方を忘れるので、オンラインで調べ、プリントアウトしたページを見ながらの作業になるのだが(笑)。今年は震災を経ての夏祭りだったので、花火大会は中止となった。その分、やるからには祭り自体を盛り上げなければならない。私は初日いつも子供御輿に同行する。他の地域同様、年々子どもの数が減っているにもかかわらず、今年の子供たちは非常に元気が良かった。毎年、「せいや!」「えっさ!ほいさ!」と周りの大人たちが懸命に声を上げてもなかなかついてこなかったのだが、今年は違う。特に会所に近づいてからの終盤は、子供たちの声に力があった。いつもなら会所に詰めている大人たちは「あぁ、帰ってきたのか」程度の反応しか見せない。ところが今年は、立ち上がり、手拍子をしながら、さらには声を出しながら出向かえてくれる人たちが数人いた。この「元気」の一番の理由は気温のようだ。昨年はあまりに気温が高く、熱中症の心配をしながらの渡御で、子供たちはほとんど食欲も湧かない状況だった。それに比べ、今年は夕方長時間休んでいるとむしろ寒さを感じるほどの気温で私などは温かい飲み物がほしくなったくらいである(笑)。この涼しさが子供たちの疲労をやわらげ、祭りに向けてのエネルギーを生んでくれたのだろう。被災地には「自粛などしないで、大いに楽しんでほしい」と言って下さる方々も数多くいらっしゃる。もちろん、さい銭で集まったお金の一部は義援金に回されるが、被災地の復興のため、日本の復興のため、我々は責任を持って夏祭りを盛り上げなければならない。
2011年07月22日
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今日は久々に休みを取って京都へ向かう。大学時代の友人たちと老舗の旅館で小宴会をするのが目的である。女房も私にかり出されて同行している。女房にとっては初めて会う人間ばかりだから楽しめるかどうかわからないが、「銀婚旅行も兼ねて」と、何とか納得させた。今、新横浜と名古屋の間を走っている。京都には15:28に着く。京都駅から旅館まではGoogleによると9分だ。旧友たちと会うのが最近定期的になっているが(笑)それでもやはり楽しいものである。
2014年03月08日
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「~割」が多すぎて、もう自分には訳がわからない。昨年夏の「ツートップ」の際、Xperiaを購入したときには何とか大まかに理解できたのだが。ただ、「何回でも、何分でも、どこにかけても国内通話かけ放題」というシステムは、メールより電話が主流の我々ロートルには非常にありがたいところだ。現在の利用料金を計算し、得になりそうな場合は6月1日から変更しようと思う。ソフトバンクやauに押され、ドコモの利益は減り続けているようだ。まぁ、昔は独占に近い殿様商売をしていたのだから、致し方あるまい。資本主義の本来の荒波に飲まれた方が、企業自体も精進するようになるだろう。
2014年04月10日
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ロシアのトルコ駐在大使が、アンカラで開かれていた展覧会の会場でスピーチをしている最中に現職警察官の男に撃たれ、死亡した。犯人はイスラム過激派の常套句「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」だけでなく、「アレッポを思い出せ」などと叫んでいたらしい。ロシア当局が発表するまでもなく、これは明らかにテロ行為だ。犯人はその場で特殊部隊に射殺されたと伝えられている。アレッポとはシリアの北部にある大都市である。シリアの首都はダマスカスだが、内戦が始まる前はアレッポが最大の都市で、約170万人の人口を抱えており、シリア経済の中心都市だったという。2011年にシリア各地で大規模なデモが始まった。2012年7月にはダマスカスで政府軍対反政府軍の本格的な戦闘が起こる。7月下旬には、都市の重要性からアレッポも主戦場の一つになり、その後反政府軍の勢力下に入ることになる。ロイターの記事によると、内戦勃発から2014年まではアサド政権はシリアに大きく依存していたが、ここ2年はロシアに頼っていたようだ。だが、そのロシアの支援も十分ではなく、今までの政府軍のアレッポ奪回作戦はほとんど成功しなかったらしい。別の都市だが、一端制圧したパルミラをISに奪い返されてしまうという体たらくである。だが、トランプがアメリカの新大統領になって流れが変わった。彼はロシアと組んでISを壊滅させると公言している。不思議なことに、「超」が付くほど親イスラエルであるはずのトランプが、反イスラエルであるアサド政権を駆逐することにはさほど興味が無いようだ。ISを含む反政府軍に対する武器供与に金が掛かりすぎると考えたのだろうか。あるいは米国がISを支援していることが世界の常識になる前に手を引いたのだろうか。いずれにしろ、米ロ当局は反乱軍にアレッポからの退路を保証する取引を仲介した。ロイターの報道が真実ならば、シリア政府軍が戦闘によって勝利したのではなく、米ロの裏取引によって反乱軍が撤退したのだ。アレッポには親アサド派である富裕層も多い。反乱軍からの解放を喜ぶ市民の写真もネット上では見受けられる。だが本当に悲惨なのは、政府や組織の上層部の命令によって戦い、死んでゆく兵士と、戦闘に巻き込まれて命を失う、富裕層でない一般市民である。ロイターは言う。◆戦闘可能な住民数百人が降伏後に「行方不明」になるか殺害されたと報じられている。◆アサド政権はアレッポの制圧後、米国などの大国が何らかの行動を起こさないと◆確信すれば、さらなる反乱を抑えるために残忍な措置をとるだろう。◆こうしたケースは、歴史上の幾千もの包囲戦の例からすれば、特に珍しいことではない。これが今回の犯人が叫んだ「アレッポを思い出せ」である。つまるところ、犯人もロシアのトルコ駐在大使も、シリア内戦の犠牲者なのだと思う。軍需産業は、武器を自国の政府に売り込めば売り込むほど儲かる。何度も書いているが、逆に世界のどこかで戦闘が起こっていないと困るわけだ。大国の政府は、予算の許す範囲で武器弾薬を消費し、同時に他国民の命をも消費する。この21世紀においても、ほんの一握りの政治家の判断で、何千、何万という人間の命が失われていくのである。ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領は、アサド政権を本気で倒し、「シリアの春」と「強いアメリカ」を演出しなかったことを後悔しているだろうか。あるいは、「今のアメリカの国力ではあれが限界だったんだ」とイスラエルに対してすでに言い訳のセリフを伝えているのだろうか。とにかく、大国は金儲けのための他国への内政干渉をやめない。他国民の命を使うマネーゲームを、いつになってもやめられない。やはり、人類の夜明けはまだまだ遠いと言わざるを得ない。
2016年12月20日
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昨日・今日と中学3年生の直前特別補講があった。特別補講は午後1:15から始まり4:45に終わるので、それだけなら3時間半である。だが、その間30人近い生徒から様々な科目の採点を頼まれるから、気を抜ける時間がほとんど無い。その上、普通の授業で行っている県立入試の過去問の採点と集計が重なる。さらに昨日は、理科の入試予想問題を仕上げた。今日は今日で、今までに集計した過去問7年分の特進クラスの教科別平均点、高校毎、年度毎の合格基準得点、各年度成績上位10名というデータを1枚に詰め込むプリント作成もあった。もちろん他の学年の通常授業もある。昨日は5:00から小学英語クラス、7:30から中学1年生クラスがあり、今日の夜は中3クラスがあった。朝10時頃から教室に入って、自宅へ帰れるのは夜11:30過ぎである。昼食は20分で済まさなければならないし、夕食も30分はかけていられない。実労働でもたっぷり12時間はあるだろう。つらいのは、その間ずっと「頭を使っている」ことである。ご存じの方もいると思うが、真剣に頭を使っているときは頭頂部が熱くなる(笑)。その状態が何時間も続くのだ。そのせいか、最近頭頂部の髪がだいぶ薄くなってきた。「容姿にはまるで自信が無いが、髪の毛だけは誇れる。だから若く見られるんだ」と思っていたが、その自信が揺らいできた(笑)。さきほど女房にも「ほんと、急激に薄くなったね」と言われてしまった…。それでも、髪が抜けても危険な状況に陥るなどということはまず無い。だが、脳の疲労は日常生活における集中力を奪うことがあるようだ。昨日は、歩いているときにそういう瞬間が訪れた。2階の教室から1階へ降りる際、階段の最後の1段を踏み外して転倒したのである。踏み外したというより、自分の想定していない段があと1段あったという感覚だ。上の空で歩いているので、あと1段あるのを忘れ、1階の床に着いたと思ったらしい。そのとき、足に頼らず思い切り転倒して右腕を体に密着させ、肘から肩の部分(いわゆる二の腕)で床に着地したのが正解だったようだ。足に全体重をかけていたらおそらく捻挫か骨折をしていただろう。手のひらをつく形だと、手首の骨折もあり得る。緊急時だったが、我ながらなかなか上手い受け身を取れたと思う(笑)。とりあえず直前特別補講は今日で終わった。中3の授業はあと2回、最終日が3月3日である。3月1日に随筆クラブの例会、2日にはロータリークラブの月初会があるが、何とか乗り切れそうだ。12時間労働だろうが14時間労働だろうが、1週間なら耐えられる自信がある。少しだけここで弱音を吐いたら(笑)、あとはただひたすら駆け抜けてしまおう。
2017年02月27日
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大分県に岩田学園・岩田中学校という私立中学校がある。昨年の5月、その学校で柚野凛太郎という中学3年生が体育の授業中に亡くなった。体力測定の一環の、シャトルランと呼ばれる持久走の最中だった。あるサイトで確認すると、事故の流れは以下のようになる。1.柚野君の異変に教員が気がつく。2.教員が止めさせようとしたときに柚野君が意識を失って倒れる。3.教員はまず事務室に行き救急車を要請する。4.教員が体育館に戻って心臓マッサージを試みる。5.別の教員がAEDを持ってきて電気ショックを与える(倒れてから約6分後)。6.心肺は停止状態のまま、救急車で病院へ搬送される。7.一時、柚野君が意識を回復させる。8.2日後に柚野君は死亡する。事故に関して柚野君のお父様は次の点で疑問を抱いている。1.教員が一時体育館を離れてしまったこと2.AEDが体育館に無かったこと3.事故は予測できたのではないかということこれらを総合し、危機管理体制や事故防止のための対策が取られてなかったと考え、「息子の命は救える命だったのではないか」とお父様は判断したようだ。詳しく調べていないので何とも言えないところだが、他の生徒は「柚野君は倒れるかなり前のタイミングで様子がおかしかった」と言っているらしい。もしもそれが本当なら、その時点でシャトルランを止めさせれば、こういう結果にはならなかったのかもしれない。第三者委員会による事故原因の検証が行われているそうだが、事故からすでに11ヶ月が経過した今、まだ結論が出ていないという。今日、柚野君のお父様が学校側から卒業式の出席を拒否されたことを公表した。これが大きなニュースとなって日本中を駆け巡っている。卒業式では柚野君の席が用意され、写真が置かれていた。また、柚野君の名前が呼ばれたときクラスメイト全員で「はい!」と返事をしたようだ。これらは学校側ではなく、同級生達の計らいだったという。その卒業式にご両親が出席することを許されなかったのだ。常識では考えられない学校側の対応である。形式上は「本校の保護者ではないから」という理由らしい。何とも腹立たしい理由だが、新聞社の質問に対しては「面会などで感情的になることがあり、式の運営に差し障りがあった」と説明しているようなので、こちらが学校側の本音と考えるべきだろう。ご両親はあきらめきれずに卒業式当日に学校へ行ったが、警察に通報され、結局校門すらくぐることができなかった。「遠くから卒業式が開催されている体育館を眺めることしかできませんでした」「悔しさしか残らない卒業式でした」と、change.orgというキャンペーンサイトにそのときの思いを綴っている。お父様の気持ちが胸に突き刺さる。キャンペーンサイトの存在を知り、私も「賛同」の手続きをしてきた。先ずは事故原因の究明が大命題だが、卒業式に参加させなかった学校側の態度も糾弾されるべきだろう。甚だ微力ながら、お父様の粘り強い行動を遠くから応援したいと思う。
2017年04月17日
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気がついたらレギュラーガソリン価格が150円を超えている。私が入れているところではまだそこまでいってないが、高くなっていることは間違いない。私は出光カードを主なクレジットカードとして使っている。以前も書いたような気がするが、毎月1万円遣う毎にガソリン価格が1円ずつ安くなる。20万円という上限設定があるものの、10万円支払った後などは1L当たり10円安くなるからかなり大きい。それでも、6Km/Lしか走らないスバルの中古車(2004年車)を買ってしまったのでガソリン価格の値上げは実に痛い。しかも、来週また上がる可能性があるという。原因はもちろん原油価格の値上がりだ。去年の6月、WTI原油価格は42ドルまで下がっていたのに、今は70~71ドルである。1年3ヶ月で70%近く上がってしまったのだ。これではガソリン価格が上がるのも無理はない。今はアメリカのイラン制裁が原油供給不足の中心的な理由になっている。トランプのやりたい放題のお陰で日本が害を被っていることが多い。WTIの40ドル割れは確かに安すぎ、世界経済に悪影響を与えると言われていたが、もうそろそろ適正相場になったのではないだろうか。トランプには、この辺で原油市場を落ち着かせて欲しいものである。
2018年09月20日
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