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12月15日(木)、晴れです。
晴れていますが、外は寒いようです。
でも、昨日ほど風が強くはないか…。
今朝の新聞にクラブ競技での優勝者として名前が出たので早速お祝いのメール等をいただきました。
ありがとうございます。
今年はあと4ラウンドを予定。
クラブ競技は3つ…、もう1つと欲を出しますか…。
1USドル=117.34円。
1AUドル=87.04円。
前場の日経平均=19225.24(-28.37)円。
金相場:1g=4692(+18)円。
プラチナ相場:1g=3868(+26)円。
米追加利上げ、1年ぶり=ペース加速示唆―次期政権の方針影響も・FRB
【ワシントン時事】
米連邦準備制度理事会(FRB)は14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、雇用の堅調な伸びや物価上昇を受けて、政策金利を0.25%引き上げることを決めた。
昨年12月に異例のゼロ金利を解除し、金融政策の正常化に着手したが、金融市場の混乱などで追加利上げまでに1年を要した。一方、参加者の金利見通しでは、来年3回の利上げを想定。
9月時点の2回から利上げペースの加速が示唆されており、米国の金利上昇見通しを背景とした円安・ドル高が進む可能性がある。
為替相場の急激な変化は、世界経済の不安定要因にもなりそうだ。
円急落、一時117円台=米利上げで売り加速―NY市場
【ニューヨーク時事】
14日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ決定などを受けてドル買い・円売りが加速し、円相場は2月8日以来、約10カ月ぶりに1ドル=117円台に急落した。
午後3時40分現在は117円10銭〜20銭と、前日午後5時比1円97銭の円安・ドル高。
円安加速、117円台=ダウは8日ぶり反落―NY市場
【ニューヨーク時事】
14日のニューヨーク市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースの加速を示唆したことを受けてドル買いが進み、円相場は約10カ月ぶりに1ドル=117円台に急落した。
株式相場は8営業日ぶりに反落、長期金利は急上昇した。FRBの利上げは織り込み済みだったが、来年の利上げ見通しが2回から3回に変更されたことで、外国為替市場で円は一時117円40銭の安値を付けた。
午後5時現在は117円00〜10銭と、前日同時刻比1円87銭の円安・ドル高。
円安進み117円台、株は一時年初来高値 米利上げ受け
(朝日新聞)
15日の東京金融市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年の利上げ見通しを引き上げたことから円安・株高が進んだ。
円相場は一時1ドル=117円台後半と、2月上旬以来約10カ月ぶりの円安水準をつけた。
日経平均株価も前日より一時180円超値上がりして年初来高値を更新したが、下落に転じる場面も出ている。14日の米国市場では、FRBの利上げペースが想定より速まるとの見方から米国の長期金利が上昇。
日米の金利差が開くことから、ドルを買って円を売る動きが加速した。
東京市場でもドル買い円売りが続き、午前11時時点の円相場は、前日午後5時より2円48銭円安ドル高の1ドル=117円46〜48銭。
対ユーロは同1円04銭円安ユーロ高の1ユーロ=123円48〜50銭。
新興国市場は資金の引き上げが起こって今後は厳しくなるでしょうね。
日本株はしばらくOKか。
アメリカ株は金利上昇で一時的にダウンするが持ち直すのか…。アメリカ市場は株にするのか、債券にするのか…?
GRの流れからすると株なんだろうけれど…。
NY外為:ドル急伸、FOMCが政策金利予測を上方修正 (1)
(Bloomberg)
14日のニューヨーク外国為替市場ではドルが大きく上昇。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は市場の予想通り政策金利を25ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き上げて、0.5〜0.75%のレンジに設定。
2017年の想定利上げ回数(FOMC参加者の予測中央値)も3回と前回予測の2回から増えた。
FOMC声明発表前のトレーダーの予想と比べて、結果は「タカ派」的だと受け止められた。
ドルは大幅に上昇したものの、FOMC声明発表後の資金の流れは比較的穏やかだったと、ニューヨークのトレーダー2人は話した。
ドルは主要10カ国(G10)通貨すべてに対して上昇した。
イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は記者会見で、財政政策による景気刺激策が講じられた場合の影響を推計するのは時期尚早であり、金融政策にはあらかじめ決められたコースはないと述べた。
ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で1.6%上昇して1ドル=117円04銭。
対ユーロでは0.9%上昇して1ユーロ=1.0536ドルだった。
一方、日本銀行は9月に長短金利操作を導入して以降、初めて長期国債買い入れを増額した。
ドルはこの日、新興市場通貨の大半に対しても上昇。
米国での金利上昇見通しによって短期的なリスク志向が後退した。
FOMC:政策金利0.5~0.75%のレンジに上げ、来年は3回と予測 (2)
(Bloomberg)
米連邦公開市場委員会(FOMC)は13、14両日に定例会合を開き、政策金利を0.25ポイント引き上げて0.5〜0.75%のレンジとした。
今回の景気拡大局面での利上げは、昨年12月に続いて2度目。
声明でインフレ期待が「かなり」上昇したと指摘したほか、労働市場がタイト化しているとの見方を示唆した。
FOMC参加者の2017年の利上げ予測中央値によると、来年は0.25ポイントの利上げが3回実施される。
9月会合後に示された予測中央値では、来年の利上げは2回とみられていた。
FOMCは声明で「なお緩和的な金融政策は労働市場がやや一層力強さを増すこととインフレ率の2%への回帰を支えていく」と指摘した。
声明文に「やや(Some)」を加えたことは労働市場の改善余地が小さくなっていると当局が考えていることを示唆している。
さらに、前回声明で使った「改善」という文言を「力強さ」に置き換えた。
インフレ率が金融当局の目標である2%に向けて上昇し、失業率は低下を続ける中で、トランプ次期大統領は成長促進に向けた減税とインフラ投資を表明しており、利上げペースの加速を正当化する可能性がある。
利上げは財政拡大の影響を弱める力があるが、声明は財政政策の変更について言及していない。
イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長は記者会見で、財政拡大は完全雇用を達成する上で必要ないかもしれないと発言した。
ダウ工業株30種平均が節目の2万ドルに近づく中、議長は株式市場の収益率は過去のレンジ内にあるとの認識を示した。
トランプ次期大統領が1月の就任を控えて準備を進める中、イエレン議長は自身の将来についても示唆した。
2018年2月に4年間の任期が満了する議長職を務めあげる意向をあらためて表明した。
ただ、議長を再任されなかった場合、FRBに理事として残るかどうかについては「判断は後日に譲る」と述べるにとどめた。
ブルームバーグニュースがエコノミストを対象に実施した聴き取り調査では回答者103人全員が今回の利上げを予想していた。
8ー12日に実施した別の調査では回答者41人の平均で2017年の利上げ回数は2回と予想された。
今回の利上げ決定は全会一致。
FOMCの政策決定で反対票がゼロになったのは7月会合以来初めて。
声明は最近の情報では、「労働市場が引き続き力強さを増し、経済活動は年央以降に緩やかなペースで拡大していることが 示唆された」と記述。
「雇用の伸びはここ数カ月堅調」で、「家計支出は緩やかに伸びているが、企業の設備投資は軟調な状態が続いた」との判断を示した。
経済見通しへの短期的なリスクについては「おおよそ均衡」しているように見受けられると指摘した。
FOMC参加者が適切だと考える政策金利の予測中央値は2017年が1.375%、18年は2.125%。
17、18両年とも0.25ポイントの追加利上げが3回あると想定されている。
経済成長や失業率、今後3年のインフレ率の見通しについては9月の予測からほとんど変わらなかった。
17年の国内総生産(GDP)予想は2.1%増と、前回の2.0%増からやや上向いた。
17年の失業率予測は4.5%。
今年11月の失業率は4.6%と、9年ぶりの低水準だった。
長期のFF金利見通しは中央値で3%と、9月の2.9%から小幅に引き上げられた。
この予想は下降トレンドにあった。
NY原油(14日):急反落、FOMC受けたドル高を嫌気
(Bloomberg)
14日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が急反落。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が1年ぶりの利上げに踏み切ったことを受けてドルが上昇した。
米エネルギー情報局(EIA)の週間統計で、米石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの原油在庫が6カ月ぶり高水準に積み上がったことを受け、原油先物は午前の取引から下げていた。
トラディション・エナジー(コネティカット州スタンフォード)のシニアアナリスト、ジーン・マクギリアン氏は電話インタビューで、「FOMCの発表でドルが上昇し、それが原油に影響している」と指摘。
「石油輸出国機構(OPEC)の合意に対し、市場はこれまで前向きな反応を見せていた。この楽観が幾分か薄れたのは、実際の減産を確認する必要があるためであり、在庫水準があまりにも高いからだ」と述べた。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は前日比1.94ドル(3.66%)安い1バレル=51.04ドルで終了。
ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.82ドル(3.3%)下げて53.90ドル。
円安進み117円台、株は一時年初来高値 米利上げ受け
(朝日新聞)
15日の東京金融市場は、米連邦準備制度理事会(FRB)が来年の利上げ見通しを引き上げたことから円安が進んだ。
円相場は一時1ドル=117円台後半と、2月上旬以来約10カ月ぶりの円安水準をつけた。日経平均株価も前日より一時180円超値上がりして年初来高値を更新したが、下落に転じる場面も出ている。
14日の米国市場では、FRBの利上げペースが想定より速まるとの見方から米国の長期金利が上昇。
日米の金利差が開くことから、ドルを買って円を売る動きが加速した。
東京市場でもドル買い円売りが続き、正午時点の円相場は、前日午後5時より2円30銭円安ドル高の1ドル=117円28~30銭。
対ユーロは同92銭円安ユーロ高の1ユーロ=123円36~38銭。
株式市場では、朝方、円安を受けて業績改善が見込める自動車など輸出株を中心に買いが入った。
その後、前日までに7営業日続けて上昇した反動から利益確定売りにおされており、売り買いが交錯している。
午前の終値は、日経平均が前日終値より28円37銭(0・15%)安い1万9225円24銭。
東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同0・30ポイント(0・02%)高い1538・99。
出来高は12億1千万株。
金相場が約10カ月ぶり安値に下落、米FOMC受け
[15日 ロイター]
15日のアジア市場で金相場が10カ月以上ぶりの安値に下落した。
米連邦準備理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で1年ぶりの利上げを決定し、来年の利上げ予想を引き上げたことからドルが上昇している。
0301GMT(日本時間午後0時01分)時点で、金現物(XAU=)は0.1%安の1オンス=1143.05ドル。
一時1134.71ドルと2月3日以来の安値を付けた。
前日には1%超下落していた。
金先物(GCcv1)は1.6%安の1145.20ドル。
一時は2月1日以来の安値となる1136.40ドルまで下げていた。
ANZのアナリスト、ダニエル・ハインズ氏は「金相場の見通しはあまりよくない。FRBがタカ派的な姿勢を強めたことは明らかに短期的な逆風だ」と指摘した。
日本国内では金の価格が円安・ドル高で国際価格の変動とは少し違う動きをしていますね。
日本政府、英原発受注の日立子会社に1兆円規模の投融資へ=政府筋
[東京 15日 ロイター]
英政府から原発建設・運営を受託した日立製作所(6501.T)の英子会社に対し、政府は国際協力銀行(JBIC)と日本政策投資銀行による投融資を実施する方向になった。
総額は1兆円規模になる可能性があるとの見方が政府内にある。
政府筋が明らかにした。
政府が投融資の対象としているのは、日立の英子会社のホライズン・ニュークリア・パワーがかかわっている英中部ウィルファ・ニューウィッドにおける原発建設。
2018年までに英政府から許認可を得て、19年に着工、20年代前半の初号機の運転開始を目指している。
麻生太郎副総理兼財務金融担当相は15日、ハモンド英財務相と会談し、日英関係の強化について理解を深めていく。
日立は、今回の投融資について「政府の対応についてコメントしない」(広報部)とし、具体的な案件の規模などについても公表していないと述べている。
日本のメガバンク株の空売りが増加、株価上昇で投資家は両極化
(Bloomberg)
日本のメガバンク株の空売りが6年ぶりの高水準となった。
最近の株価上昇はペースが速過ぎて行き過ぎたとの見方が浮上した。
東京証券取引所の週次データによれば、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)と三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ株の信用売り残は今月2日に1億900万株と、2010年7月以来の水準に達した。
銀行株はここ1カ月に大きく値上がりした。
米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏勝利を受けた米国と日本の債券利回り上昇を手掛かりに、外国人投資家が買いに入った。
一方、国内の個人投資家は反発は行き過ぎとみていると、東海東京調査センターが指摘する。
同社チーフストラテジストの隅谷俊夫氏は「空売りしているのは個人投資家。外国人やヘッジファンドではないだろう。恐らく、こんなに上がるはずはないという個人の売りだろう」と説明。外国人から見れば、利回り上昇で金融機関の金利収入が増えるとの楽観もあり、日本の銀行株は割安に思えるのだろうとも話した。
銀行株は今年の大半を通じて、日本株の中でパフォーマンス最悪のグループだった。
日本銀行のマイナス金利政策で利益が圧迫されるとの懸念を背景に、いわゆる3メガバンクは年初から7月8日までに少なくとも40%下落した。
これはTOPIXの2倍の下げ。
信用売り残は先週には7800万株に減少したものの、依然として5年平均の2倍を超えている。
過去1カ月の約20%値上がりで、3メガ銀株の相対力指数(RSI、14日ベース)は上げ過ぎを示唆する水準を超えた。
上期の利益はアナリスト予想を上回ったものの、見通しについて各行は慎重姿勢を示している。
MUFG株の信用売り残は2日終了週に346億円相当と、09年12月以来の高水準に達していた。
三井住友Fは178億円、みずほFGは121億円。
個人投資家がテクニカル指標にこだわる一方で、外国人投資家はトランプ次期政権の政策が銀行に与える影響を注視していると、東海東京調査センターの隅谷氏はみる。
財政支出拡大とインフレ加速見通しで債券利回りが上昇したことは、銀行の利ざや改善期待につながる。
また、トランプ氏が約束した金融規制緩和は米国で営業するMUFGなどには追い風となり、日本の銀行が米事業を拡大する可能性もあるとブルームバーグ・インテリジェンスが分析した。
投資家の見方の両極化は恐らく、トランプ氏が公約通りの政策を実践するかどうかについての不透明感を反映していると、SMBC日興証券の佐藤雅彦アナリストが指摘した。
本日は地元の同業者の有志での忘年会です。
当初は持ち寄りでワインは期待できないと聞いていたのですがなかなかどうして…。
シャンパーニュ:ジャック・セロスの何とか…。
ブル白:シャサーニュ・モンラッシェ(ヴァンサン・ダンセール)
ブル赤:コルトン(フォラン・アルベール)
ボル赤:シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド
美味しいお料理と共に楽しめました。
ご馳走様!!
ウッズが2月の「ジェネシスオープン」出場を表明
ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)
2週間前のツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」で16カ月ぶりに戦線復帰したタイガー・ウッズが13日、来年2月開催の米国男子ツアー「ジェネシスオープン」(カリフォルニア州・リビエラCC)に出場することを発表した。
2015年8月「ウィンダム選手権」以来の米国PGAツアー復帰戦となる可能性がある。ジェネシスオープンは昨季まで「ノーザントラストオープン」の名称で開催されていた大会。
今季からタイガー・ウッズ財団が主催者となることが3月に発表されており、大会名も変更された。
ホストプロとなったウッズは、2006大会以来の出場になる。自身の公式ホームページでは、「またリビエラに戻り、『ジェネシスオープン』に出場することに興奮している」とコメント。
もともと当時16歳のウッズがPGAツアーデビュー戦を飾った舞台でもあり、「当時は体重が105ポンド(47.6kg)程度だった。ボクの人生が変わった瞬間だった」と振り返っている。今月初めのヒーローワールドチャレンジで15位に終わったウッズだが、その後の試合出場スケジュールを明らかにしておらず、次戦の予定が注目を集めていた。
ジェネシスオープンが次戦となれば1年半ぶりのツアー復帰となる。
アングル:ドル/円ロングは「半身」、通貨オプションにみる投機筋の警戒心
[東京 15日 ロイター]
米連邦公開市場委員会(FOMC)のタカ派見通しで、ドル/円(JPY=EBS)が一段高となっている。
だが、通貨オプション市場をみると様相はやや異なる。
リスク・リバーサル(RR)は依然としてドル安/円高予想を示すドル・プット・オーバー。
強気にみえる投機筋だが、あくまで「半身の構え」で、ヘッジしながらドルを買い進んでいる様子が浮かび上がる。
<投機筋は両にらみ戦略か>
1週間物のドル/円RR25%デルタはFOMC直前、2%付近にまでドル・プット・オーバーの傾きを拡げたが、FOMC通過後はアジア時間序盤にかけて1.3%付近まで急速に傾きを縮小した。
市場では「ドル高の根拠を得て、ヘッジのドルプットを外す向きがいた」(別の国内金融機関)との観測が出ている。
ただ、その後は、スポット相場の上げの勢いが落ち着く中でRRの傾きも1.5%付近に再び広がった。
米大統領選後に一時接近した傾きゼロや、その先のドル・コール・オーバーにはまだ距離があり「投機筋は、まだ確信をもってドル買い/円売りに乗り出しているとはいえない」(りそな銀行・クライアントマネージャー、武富龍太氏)とみられている。
米大統領選後の通貨オプション市場では、スポット市場の上昇と足並みをそろえるように、ドル安/円高予想がいったん後退した。
1週間物RRは、ドル・プット・オーバーの傾きが選挙の開票中に5%超に拡大した後、急速に傾きを縮めた。
11月後半には0.04%と、ほぼゼロ付近にまで縮まった。
ところが11月後半ごろから、スポット相場が上昇を続けた一方で、RRのドル・プット・オーバーの傾きが拡大し始めた。
商品先物取引委員会(CFTC)が発表するIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組がちょうど円売り越しに転じた時期と合致する。
市場では「円ショートに取り組み始めた投機筋にしても、先行きのドル高/円安に半信半疑で、ヘッジを掛けながらの半身の構えといったところなのだろう」(あおぞら銀行・市場商品部部長、諸我晃氏)との見方がもっぱらだ。
1カ月物のRRも、概ね同様の動きとなっている。
<弱気残るうちは上昇継続との見方も>
スポットとオプション市場で異なる方向感の動きが生じる場面は、過去にも観測されている。2014年の8─9月は、数カ月にわたって102円付近で停滞したドル/円が急上昇を始めた。
RRはドル・プット・オーバーの傾きを拡大させたが、スポット市場ではさらにドル高/円安が進むなど、必ずしもドル安/円高の「前触れ」を示しているわけではない。
今回のFOMCではメンバーの示す政策金利見通しに基づく来年の利上げペースは、3回に「上方修正」。金利市場は敏感に反応し、10年米国債利回り(US10YT=RR)は2.43%付近から2.58%付近へと上昇。日米金利差と相関の強いドル/円も、115円前半から117円台へと2円幅で上昇した。
市場では「ドルの上昇スピードは明らかに速すぎだが、売りの理由が見当たらない以上、相場についていくしかない」(邦銀)との声が漏れる。
あおぞら銀行の諸我氏は「ドルは116─120円のレンジにステージが上がった可能性がある」と指摘する。
目先の利益確定売りは出るとしても、基本シナリオは120円を目指す展開を予想している。
市場が総強気になったときが相場の天井といわれる。
「半身の構えの投資家が減らない限り、ドル強気相場もクライマックスにはなお距離がある」(別の邦銀)と言えるかもしれない。