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ドクターケイ @ Re[1]:10月6日(月)…(10/06) nkucchanさんへ ありがとうございます。 …
nkucchan @ Re:10月6日(月)…(10/06) 気高いロマネちゃん、長生きでしたね。 …
ドクターケイ @ Re[1]:ロマちゃん、今までありがとう。(10/05) noir-funさんへ ありがとうございます。
ドクターケイ @ Re[1]:ロマちゃん、今までありがとう。(10/05) ちょっと太目のジイサンさんへ ありがと…
noir-fun @ Re:ロマちゃん、今までありがとう。(10/05) ロマちゃん、とても美しい猫ちゃんですね…
2021.03.16
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カテゴリ: カテゴリ未分類
3月16日(火)、曇りです。

午後からは雨のようですね…。

そんな本日は7時40分頃に起床。

新聞に目を通し、朝食を済ませ、ロマネちゃんと戯れる。

本日のノルマは2階の掃除機と階段のモップかけですか…。
ハイハイ…。

朝のコーヒーブレイクはネスプレッソで…。
ピエール・ルドンのチョコレートと共に…。
美味い!!


確定申告の書類のサインと相続の相談…。

昼食を済ますと、葬儀会社のスタッフが雑務処理で来訪。

予報通りは雨がパラパラとしてきましたね…。




1USドル=109.14円。

1AUドル=84.57円。

昨夜のNYダウ終値=32953.46(+174.82)ドル。

現在の日経平均=29930.22(+163.25)円。

金相場:1g=6738(+25)円。
プラチナ相場:1g=4747(+24)円。




昨夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の16銘柄が値を上げて終了しましたね。

5%以上の大きな変動は見られませんね。






重点6銘柄では3銘柄が値を上げていますね。

レノバが上げていますね。




アストラ製ワクチン、EU主要国が使用中断-血栓を懸念
(ブルームバーグ):ドイツやフランスなど欧州連合(EU)主要国は英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの使用を中断した。進まないEUのワクチン接種がいっそう遅れるとの懸念が生じている。
  欧州医薬品庁(EMA)は同ワクチンへの支持を繰り返しているが、接種後に深刻な血栓が生じる事例が複数報告されているのを受け、EU各国政府が配布を停止した。

  EU保健担当相は16日にビデオ会議を開く予定。15日の発表文によると、ドイツは接種中断の理由として過去数日間に深刻な血栓症の事例が追加で複数報告されたことを挙げた。
  欧州各国はワクチン問題の解決と同時に感染拡大への対応にも追われており、一部では活動の再制限を余儀なくされている。イタリアは15日から過半の地域が再びロックダウン(都市封鎖)となった。
  EMAは、アストラゼネカ製ワクチンの恩恵は引き続きリスクを上回ると指摘。同社のほか、同ワクチンの接種で先行していた英国の医薬品規制当局を含む各国の保健当局者と緊密に連携していると説明した。
  EMAはこれまで、血栓の事例について調査期間中は接種を続けるべきだとし、このワクチンを接種した約500万人のうち血栓の問題が生じたのは30人だけだと指摘していた。発表文によると、EMAの安全性委員会が16日に情報を再度検証する予定で、追加的な措置が必要な場合に備え18日に臨時会議を招集した。
  使用停止についてのアストラの担当者にコメントを求めたが、今のところ返答はない。




KMバイオロジクスがアストラゼネカのワクチンの製剤化を近く開始(熊本)
テレビ熊本
新型コロナワクチン、イギリスの大手製薬メーカーアストラゼネカの国内生産が本格化します。
熊本市北区のKMバイオロジクスが、アストラゼネカのワクチンの製剤化を、近く開始することがTKUの取材で分かりました。
アストラゼネカは、日本政府と約1億2000万回分の新型コロナワクチンを供給する契約を結んでいます。
熊本市北区のKMバイオロジクスは、アストラゼネカから原液を提供してもらう形で、薬剤の瓶詰めや包装などの製剤化を行うことになっています。
KMバイオロジクスは、国から助成を受け生産体制を強化していて、準備が整い次第、近く製剤化を開始するということです。
アストラゼネカのワクチンは、現在、厚労省に承認申請されていて、承認後すぐに供給されるよう準備が進められています。
同じくアストラゼネカのワクチン製剤化を図る東京の第一三共は、製剤化を開始したことを3月12日に発表しています。




米モデルナ、新たなコロナワクチンの初期治験開始
[15日 ロイター] - 米バイオ医薬品企業のモデルナは、新型コロナウイルス向けの新たなワクチンについて、初期段階の臨床試験(治験)を開始したと明らかにした。
同ワクチンは冷蔵庫での保存が可能。治験では健康な成人を対象に3種類の用量を用い、それぞれ1回のみと28日間隔の2回投与を実施。安全性や免疫効果を調べる。




TOPIX戻り高値、景気への楽観や金利上昇一服-半導体関連高い
  16日の東京株式相場は続伸。TOPIXはバブル崩壊後の日中戻り高値を更新した。景気への楽観の高まりや米長期金利の上昇一服が安心感につながっており、半導体関連やソフトバンクグループ、任天堂などの大型株に買いが広がっている。
 TOPIXの午前終値は前日比9.47ポイント(0.5%)高の1978.20
 日経平均株価は189円85銭(0.6%)高の2万9956円82銭
 一時3万円台を2月25日以来回復
  〈きょうのポイント〉
 新たな新型コロナワクチン登場へ、最大8種類も-WHO主任科学者
 NY連銀製造業景況指数、3月は2018年11月以来の高水準
 【米国市況】株が連日で最高値、景気への楽観強まる-ドル上昇
  大和証券の木野内栄治チーフテクニカルアナリストは、前日の米株市場でダウ平均よりもナスダックの上昇率が高く、給付金への期待が株式市場に回り始めて「グロース(成長)株に資金が少しずつ戻り始めた」とみる。これを受けて日本株市場でも日経採用銘柄だけでなくTOPIXの大型成長株である任天堂などが買われていることが指数を押し上げる原動力となっていると話した。
  さらに木野内氏は期末のリバランス前の株売りがSQを経て止まり、上値が少し軽くなった可能性があるという。日米金融政策への様子見姿勢もあるが、「コロナから完全に経済が回復していない状況で、株式市場を冷やすことになるような結果にはならないだろう」とみていた。
 東証33業種では海運、空運、情報・通信、電機、不動産が上昇率上位
 石油・石炭、銀行、証券・商品先物、鉄鋼、輸送用機器が下落




債券上昇か、米長期金利低下で買い-流動性供給入札は波乱なしとの声
  債券相場は上昇が予想されている。前日の米国市場で長期金利が低下したことを受けて、買いが優勢となる見通し。この日に実施される流動性供給入札は一定の投資家需要を背景に波乱なく通過するとの指摘が聞かれている。
 長期国債先物(6月物) 151円00銭台半ば~151円20銭台半ば(前日151円7銭)
 新発10年物国債(361回債)利回り 0.095%~0.105%程度か(前日0.105%)
  先物夜間取引では6月物が取引序盤にいったん151円3銭まで軟化したが、米長期金利の低下を背景に水準を切り上げた。結局は、前日の日中取引終値比6銭高の151円13銭で高値引けした。
  長期国債先物6月物の夜間取引推移
  市場関係者の見方
  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト
 米長期金利の先高観は残るものの、小幅ながらいったん低下したということは安心材料
 円債先物も夜間取引で高値引けとなっており、日中の相場は強含みもみ合いのイメージ
 流動性供給入札は品薄な銘柄を中心に一定のニーズがあるゾーンで、波乱なく通過すれば相場のザポートになり得る
 先物中心限月の予想レンジは151円5銭~151円25銭
  流動性供給入札
 対象は残存期間5年超15.5年以下、発行予定額は5000億円程度
 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧
  海外市場の流れ
 15日の米10年物国債利回りは前週末比2ベーシスポイント(bp)低い1.61%程度。一時1.59%台前半まで低下する場面があった
 バイデン大統領、1993年以来の本格増税検討-経済プログラムの財源で




【米国株動向】スクエアは偉大な成長株になるのか
モトリーフール米国本社、2021年3月3日投稿記事より
スクエア(NYSE:SQ)はパンデミックを通じて大きく成長しました。
同社の第4四半期(10-12月)決算は好調であり、株価は上昇し続けました。
しかし、スクエアはパンデミック後も成長し続けるでしょうか?
  スクエアのビジネス
スクエアは、2つの決済システムを運営するフィンテック企業です。
人気のスクエアのカードリーダーは、実店舗に提供されていました。そのため、パンデミックの間に成長は鈍化し、売上高は5%増、粗利益は13%増にとどまりました。
スクエアは、より多くの顧客を獲得するために、実店舗とECサイトの情報管理システムを統一しました。
その結果、スクエアの総決済量は30%以上増加しました。
スクエアは中堅企業を成長のための大きなターゲットとみなしています。同社はこのカテゴリーで高い収益性を示し、粗利益は他のカテゴリーの2倍の速度で成長しました。
同社の「CashApp」は、大成功を収めました。それは、ロックダウンの間に多くの人がデジタル決済に依存し始めたためです。
しかし、スクエアの業績に最大の影響を与えたのはビットコイン(CRYPTO:BTC)の購入でした。
第4四半期に売上高は141%増となりましたが、ビットコインなしでは23%しか増加していません。
第4四半期には「Cash App」のアクティブ顧客は前年比50%増の3,600万人になり、顧客1人あたり単価は5ドルとなりました。
「Cash App」システムで少なくとも1回取引したことのある顧客は8,000万人にものぼり、スクエアは顧客のロイヤリティーを維持するために様々なサービスを生み出すことに注力しています。
その成果として、新規顧客はキャッシュカードやビットコイン取引などの機能を活用しています。
そのため、第4四半期の顧客1人あたりの粗利益は前年比70%増となっています。新サービスは、収益性を高めるための鍵になっています。
ビットコインはキャッシュアプ​​リの重要な部分になりつつあります。ビットコイン取引は前年比250%以上増加しました。
スクエアは、第4四半期に1億9,000万ドルの仮想通貨を購入しました。
ジャック・ドーシーCEOは最近の決算発表で「ビットコインは今後の社会において、さらに使いやすいものになっていくだろう」と述べました。
  成長は終わったのか
その答えは「ノー」です。パンデミックの間、実店舗では苦戦しましたが、ロックダウンが緩和されるにつれて売上高は増加するはずです。
電子決済、特に「CashApp」は成長を続けており、スクエアはまだ高成長モードにあります。
スクエアの最も良い点は、時代の先を行く新しいビジネスを行っているところです。
スクエアのカードリーダーは革新的なものであり、また「CashApp」の機能はユーザーフレンドリーなものです。
ビットコインの動きに焦点を当てると、同社の株価はリスクが高いといえます。
しかし、同社は仮想通貨に対する時代を先読みしており、いち早くトレンドの波に乗るのではないかと思われます。
  株価について
スクエア株は、記事執筆時点で株価収益率(PER)約600倍という 非常に高いバリュエーションで取引されています。
しかし、過去3年で株価は400%以上上昇しており、同社の明るい未来を考えると、今後も成長を続けることができると考えられます。




米株はS&Pとダウが終値で最高値、FOMCに注目
[ニューヨーク 15日 ロイター] - 米国株式市場は上昇し、S&P総合500種とダウ工業株30種が終値で最高値を更新した。金利上昇への懸念が根強い中、市場は景気回復に期待しているほか、今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)も注目される。
デルタ航空、サウスウエスト航空、格安航空会社(LCC)ジェットブルー・エアウェイズの3社は15日、新型コロナウイルスワクチンの接種が進むつれレジャー目的の航空便の予約が増えていると明らかにし、感染拡大で大打撃を受けた航空業界が最悪期を脱した可能性が示唆された。3社の株価は軒並み値上がりした。
主要株価3指数はいずれも取引終盤に買いが加速した。
S&P1500航空株指数は4%超上昇し、1年ぶりの高値を付けた。旅行関連株のクルーズ船運航大手カーニバル、カジノ運営のウィン・リゾーツ、MGMリゾーツは2─5%高。
S&Pの主要11セクターでは9セクターが上昇。公益事業と不動産がともに1%超高となり、上げを主導した。
この日はラッセルのグロース株指数がバリュー株指数をアウトパフォームし、テクノロジー株など高成長株からシフトする最近の動きがやや後退した。
AXSインベストメンツのグレッグ・バサク最高経営責任者(CEO)は、ワクチンに関するポジティブなニュースや景気刺激策を受けて、新型コロナウイルス禍で上昇してきた銘柄からのシフトは今後も続くだろうと指摘。「金融サービスとエネルギーセクターについて強気な見方を持っている」と語った。
S&Pは年初来では約6%、ダウは約8%、それぞれ上昇している。また、ダウは6営業日連続で日中最高値を更新した。ワクチン接種の進展や1兆9000億ドル規模の新型コロナ追加経済対策が成立したことが支援となっている。
ナスダックもこの日上昇したが、2月12日に付けた終値での最高値は依然として約5%下回っている。
16─17日のFOMCでは、政策当局者らは予見可能な将来においてハト派スタンスを維持する方針を改めて表明するとともに、2021年の米経済について数十年ぶりのペースで拡大するとの見通しを示すとみられている。
電気自動車(EV)大手テスラは約2%高。同社は、マスク最高経営責任者(CEO)に「テスラのテクノキング」という肩書を追加した。
医薬品イーライリリーは9.1%高。同社は13日、開発中のアルツハイマー型認知症治療薬「ドナネマブ」が、同症の初期段階の患者272人を対象とする18カ月の中期臨床試験(治験)で、認知機能の低下ペースを32%遅らせたと発表した。
米取引所の合算出来高は125億株。直近20営業日の平均は145億株。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.78対1の比率で上回った。ナスダックでは1.35対1で値上がり銘柄数が多かった。




ドル上昇、FOMC控え警戒感=NY市場
[ニューヨーク 15日 ロイター] -
ニューヨーク外為市場ではドルが上昇。最近の米債利回り上昇を踏まえドル安観測が後退しているほか、16─17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え警戒感が強まっている。
FOMCに加え、週内に開催される日銀や英中銀の金融政策決定会合にも注目が集まっている。
このところ上昇していた米10年債利回りは欧州債券利回りの低下に追随し、終盤の取引で1.61%近辺。一時1.639%まで上昇し、前週末の1.642%に迫った。
クラレイティFXのエグゼクティブディレクター、アモ・サホタ氏は「FOMC待ちとなる中、相場は様子見気分が強い。米連邦準備理事会(FRB)がイールドカーブについて討議するか、長期債利回りの上昇に対処するかが注目される」とし、FRBが何も行動しなければ「ドル上昇に拍車が掛かる可能性がある」と述べた。
終盤の取引で、ドル指数は0.1%高の91.799。
ドルは対ユーロやポンドで上昇が目立ち、ユーロ/ドルは0.2%安の1.1926ドル。
ドル/円も0.1%高の109.15円。一時、昨年6月以来の高値となる109.36円を付ける場面もあった
高利回り通貨の豪ドルも0.1%安の0.7750米ドル。
暗号資産(仮想通貨)ビットコインは5万6046ドル。週末に付けた過去最高値の6万1781.83ドルから5%強下落した。




【市況】後場に注目すべき3つのポイント~「根強い株買い」と「大台回復・イベント前の売り」
16日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は6日続伸、「根強い株買い」と「大台回復・イベント前の売り」
・ドル・円は底堅い、日本株にらみ
・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位がファーストリテイリング<9983>
■日経平均は6日続伸、「根強い株買い」と「大台回復・イベント前の売り」
日経平均は6日続伸。189.85円高の29956.82円(出来高概算7億3000万株)で前場の取引を終えている。
15日の米株式市場でNYダウは7日続伸し、174ドル高となった。4日連続で過去最高値を更新。3月のNY連銀製造業景気指数が2018年以来の水準を回復したほか、インフラ計画や経済活動の再開に期待した買いが相場を押し上げた。また、16日からの連邦公開市場委員会(FOMC)を前に長期金利が伸び悩み、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も1.0%の上昇。一方、本日の東京市場では高値警戒感から利益確定の売りも出て、日経平均は3円高からスタートした。朝方は29800円台でやや伸び悩んだが、前場中ごろにかけて上げ幅を広げ、30026.40円(259.43円高)まで上昇する場面があった。
個別では、ソフトバンクG<9984>が2%超、任天堂<7974>が3%超の上昇。その他売買代金上位でもファーストリテ<9983>、ソニー<6758>、東エレク<8035>といった値がさ株が堅調となっている。業績上方修正を発表したしまむら<8227>は伸び悩みつつも2%の上昇となり、決算が好感された三井ハイテク<6966>は急伸。また、バイオジェット燃料が完成したと発表したユーグレナ<2931>は東証1部上昇率トップとなっている。一方、前日ストップ高の楽天<4755>は反落し、3%近い下落。三菱UFJ<8306>などのメガバンク株やトヨタ自<7203>は小安い。神戸物産<3038>は堅調な決算ながらサプライズなしとの見方から売り優勢。建転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行を発表したセイノーHD<9076>などは大きく下落している。
セクターでは、空運業、海運業、その他製品などが上昇率上位。半面、石油・石炭製品、証券、鉄鋼などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の55%、対して値下がり銘柄は39%となっている。
本日の日経平均は米国株の上昇を追い風に6日続伸し、2月25日以来の3万円台に乗せる場面もあった。米国では追加経済対策の柱となる個人向け現金給付の手続きが始まったと伝わっており、ハイテク株を中心に個人マネーの再流入が期待される。また、度々当欄で取り上げているブレークイーブン・インフレ率(期待インフレ率の指標)は2%台後半で高止まり。積極的な財政・金融政策を背景に「資産インフレ加速」の思惑は根強いとみられ、インフレヘッジ目的の株買いを誘っているのだろう。
半面、米国では16日から17日にかけてFOMCが開催されるが、大規模な追加経済対策の成立や経済活動再開の流れから長期金利が大きく上昇するなか、参加者の政策金利見通し(ドットチャート)などが注目点として挙げられている。日銀も18~19日に開催する金融政策決定会合で緩和策の「点検」を行うとしており、その結果が注目されるところ。
また、日経レバETF<1570>の動向を見ると、日経平均が29000円を割り込んだ局面を中心に純資産総額が増え、足元では昨年6月以来となる3000億円台乗せ。日経平均が節目の3万円台を回復する場面では、個人投資家から目先の利益を確保するための売りが出やすいと考えられる。
根強いインフレ観測に基づく買いと、重要イベント前の持ち高調整や大台回復による売りが交錯するタイミングか。後場の日経平均も堅調もみ合いが続くとみておきたい。
(小林大純)
■ドル・円は底堅い、日本株にらみ
16日午前の東京市場でドル・円は底堅く推移し、109円台前半で小幅に値を上げた。米10年債利回りはやや低下するものの、欧州での新型コロナウイルスまん延でユーロ・ドルに下押し圧力がかかり、ドル・円は下げづらい。また、日本株高を背景に円売りも観測されている。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円10銭から109円25銭、ユーロ・円は130円14銭から130円31銭、ユーロ・ドルは1.1922ドルから1.1934ドル。
■後場のチェック銘柄
・わかもと製薬<4512>、プレミアアンチエイジング<4934>など、3銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位がファーストリテイリング<9983>
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・米・3月NY連銀製造業景気指数:17.4(予想:15.0、2月:12.1)
・米・1月対米証券投資収支・長期有価証券(株式スワップ等除く):+908億ドル(12月:+1210億ドル)
・米・1月対米証券投資全体:+1063億ドル(12月:+80億ドル←-6億ドル)
【要人発言】
・加藤官房長官
「緊急事態宣言、1都3県全体として取り扱う方向で検討中」
<国内>
・13:05 黒田日銀総裁あいさつ(フィンテック会議)
・13:30 1月鉱工業生産改定値(速報値:前月比+4.2%)
<海外>
特になし
《CS》
 提供:フィスコ




NTTデータがBlockTrace事業を開始──証券・アート・不動産をトークン化
CoinDesk Japan
ブロックチェーンの研究開発チームを作り、2017年からその取り組みを強化してきたNTTデータが、同技術を活用した統合型サービス「BlockTrace」を開始する。
ユーザーのニーズに合わせて、証券や不動産、アート作品などをデジタルトークン化して新たな市場を創設したり、生鮮食品や医薬品などの位置情報や温度管理情報をブロックチェーン上で可視化することができる。
NTTデータは16日、これまで開発を進めてきたBlockTraceの詳細を発表。例えば、証券や不動産の所有権、絵画や骨董審などのアート作品を、デジタル証券化(セキュリティトークン)すれば、小口化でき多くの個人が取引できる市場を創ることができる。NTTデータはこのサービスにおいて、セキュリティトークンの発行・流通技術を開発する米セキュリタイズ(Securitize)と共同で展開していく。
消費者が手にする商品の情報に対するニーズが世界的に高まるなか、NTTデータはこの領域でもBlockTraceの利用拡大が期待する。発表では、NTTデータは、低温で輸送される必要のある商品にフォーカスを当てたユースケースを強調している。
輸送中の位置情報や、温度管理の状況をブロックチェーン上に記録することで、生鮮食品の品質状態を常時モニターできるようになる。また、ワクチンなどの医薬品や化学品などの温度管理輸送にも応用することができる。
また、サプライチェーンのDX化は、NTTデータが想定するBlockTraceのユースケースの1つに据えるエリアでもある。
あらゆる業界におけるサプライチェーンのデジタル化は、急ピッチで進められている。製品の原料や部品の調達から製造、配送、販売、消費までの流れをデータ化して、ブロックチェーン上に記録すれば、トレーサビリティ性は向上し、モノの流れにおけるコストと時間を大幅に削減することが可能だ。




旭化成-7日続伸 リチウムイオン二次電池用セパレータの生産能力を増強
トレーダーズ・ウェブ
現在値
旭化成 1,287 +5.50
 旭化成<3407>が7日続伸。同社は15日、リチウムイオン二次電池用セパレータの生産能力を増強すると発表した。約300億円を投じ、宮崎県日向市にある既存工場の生産能力を増強する。これによって生産能力が年間で19億平方メートルになるが、今後も需要の伸びに合わせて積極的な能力増強を行うとしている。2023年度上期の運転開始予定。




〔東京株式〕6日続伸=ハイテク株が押し上げる(16日)
時事通信
 【第1部】日経平均株価は前日比154円12銭高の2万9921円09銭、東証株価指数(TOPIX)は12.77ポイント高の1981.50と、ともに6営業日続伸。半導体や情報技術などハイテク業種の一角が大きく値を上げて、株価指数を押し上げた。出来高は14億1937万株。
 【第2部】堅調。ケミプロがストップ高で引け、千代化建は小幅高。半面、REMIXは下落した。出来高1億9554万株。
 ▽FOMC控えて上値は追えず
 東京市場では、引き続き米国の大規模な経済対策による景気浮揚効果や、ワクチンの普及による新型コロナウイルス感染の収束への期待感が買いを後押しした。前日に米金利上昇を嫌ったハイテク株売りが出た反動も加わり、日経平均株価は一時3万円台に乗せた。
 もっとも、米国の金利動向に金融市場全体が敏感になる中、「米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果と、その後の米債券市場の反応を確認する前に、上値は追えない」(中堅証券)とされ、3万円に乗せると買いの勢いは鈍った。日経平均を構成する225銘柄だけを見ても半数が下落しており、物色にもさほど広がりは見られなかった。後場は2万9000円台での小幅なレンジ内での行ったり来たりが長く続き、重要イベント前らしい様子見ムードの強い相場だった。
 225先物6月きりは反発。小高く始まった後、午前中は上値を試すような動きも見られたが、FOMCを前に買いの勢いは続かなかった。午後はこう着状態となった。225オプション4月きりはプットが下落し、コールは値上がりした。(了)




〔東京外為〕ドル、109円台前半=様子見でもみ合い継続(16日午後3時)
時事通信
 16日午後の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えて様子見ムードが広がる中、1ドル=109円台前半でのもみ合いが継続している。午後3時現在、109円17~18銭と前日(午後5時、109円18~22銭)比01銭の小幅ドル安・円高。
 東京時間のドル円は109円10銭台で始まった。午前9時以降、堅調な日経平均株価を受けて買いが入り、仲値前後は109円20銭台に浮上。上げ一服後の午後は日経平均の伸び悩みを眺めて上値重く推移し、109円10銭台を中心とする小動きが続いている。時間外取引で米長期金利が低下していることもドル円の重しになっている。
 市場では16日から開かれるFOMCが強く意識されており、積極的な取引が手控えられている。経済見通しの改善を考慮して利上げの一部前倒しが検討されるとの観測が出ており、「2023年中に利上げを1回行う方針が示されれば、米長期金利上昇でドルはしっかりとなりやすい」(国内証券)との声が聞かれた。
 ユーロは正午と比べ、対円、対ドルで小高い。午後3時現在、1ユーロ=130円30~31銭(前日午後5時、130円16~16銭)、対ドルでは1.1934~1935ドル(同1.1919~1923ドル)。(了)




日経平均は154円高と6日続伸、一時3万円回復後は伸び悩む、FOMC控え様子見=16日後場
モーニングスター
 16日後場の日経平均株価は前日比154円12銭高の2万9921円09銭と6営業日続伸。朝方は、15日の米国株式市場でNYダウの最高値更新が続き、ナスダック総合指数が反発した流れを受け、買いが先行した。いったん下げに転じる場面もあったが、すかさず切り返した。株価指数先物にまとまった買い物が入ったこともあり、上げ幅を拡大し、前場後半には3万26円40銭(前日比259円43銭高)まで上昇した。一巡後は、利益確定売りに伸び悩み商状となった。16-17日開催のFOMC(米連邦準備制度理事会)を控え、様子見気分が強まった。
 東証1部の出来高は14億1937万株、売買代金は2兆9091億円。騰落銘柄数は値上がり1529銘柄、値下がり592銘柄、変わらず74銘柄。
 市場からは「日経平均は3万円タッチ後に伸び悩んでいるが、今週は米日で金融イベントを控えており、なかなか強気にはなれない。結果に対し、市場の解釈の仕方次第では下がる要因になる可能性もあり、様子見にならざるを得ない」(国内投信)との声が聞かれた。
 業種別では、川崎汽 <9107> 、商船三井 <9104> 、郵船 <9101> などの海運株や、JAL <9201> 、ANA <9202> などの空運株が上昇。任天堂 <7974> 、アシックス <7936> などのその他製品株も堅調。住友不 <8830> 、三井不 <8801> 、菱地所 <8802> などの不動産株や、ソフバンG <9984> 、ZHD <4689> 、KDDI <9433> などの情報通信株も高い。丸井G <8252> 、ニトリHD <9843> などの小売株や、JR東日本 <9020> 、JR西日本 <9021> 、JR東海 <9022> などの陸運株も買われた。
 半面、JFE <5411> 、日本製鉄 <5401> 、神戸鋼 <5406> などの鉄鋼株が軟調。三井住友 <8316> 、みずほ <8411> 、ゆうちょ銀行 <7182> などの銀行株も売られた。ENEOS <5020> 、コスモエネH <5021> などの石油石炭製品株もさえず、マネックスG <8698> 、マネパG <8732> などの証券商品先物株も下落。トヨタ <7203> 、日産自 <7201> 、スズキ <7269> などの輸送用機器株も安い。
 個別では、わかもと <4512> 、明治海 <9115> がストップ高となり、ユーグレナ <2931> 、モバファク <3912> 、GMOペパボ <3633> などの上げも目立った。半面、システムソフ <7527> 、LinkU <4446> 、セイノーHD <9076> 、ACCESS <4813> 、トリケミカル <4369> などの下げが目立った。なお、きょう東証1部に新規上場のウイングA <4432> は公開価格1590円に対して410円高の2000円で初値を付け、後場終値は同390円高の1980円。なお、東証業種別株価指数は全33業種中、24業種が上昇した。




下げるかもしれない…、ということでグロース株を安く入手するチャンスがあるかも…、ということで米国株にちょっと触手を伸ばしてみましょう…。




セイノーHDが大幅反落、CB発行で希薄化を懸念
路線トラック業界最大手のセイノーホールディングス(9076)が大幅反落。午後2時00分現在、前日比90円(5.4%)安の1591円で推移している。一時は1590円まで下落した。
15日にユーロ円建て新株予約権付き社債(CB)の発行を発表し、売り材料視された。潜在的な株式需給の悪化や1株利益の希薄化を懸念する動きとなった。調達資金約250億円はロジスティックス・トランス施設の建設や建設用地取得などに充てるとしている。
当社は輸送・管理を行うだけでなく、顧客の製造工程の一部を担うファクトリー機能として、製造・組み立て・検査・分解・流通加工まで行い、顧客の最適在庫配置を実現するロジスティック機能の強化に取り組んでいる。2021年3月期の営業利益は240億円(前期比19.2%減)、純利益160億円(同38.1%減)の見込み。
(取材協力:株式会社ストックボイス)




【特集】「全固体電池」関連が2位、2次電池革命に向け開発競争加速<注目テーマ>
 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「全固体電池 」が2位となっている。
 世界的に「脱炭素」への取り組みが加速するなか、排ガス規制などを背景にガソリン車から電気自動車(EV)をはじめとした電動車シフトの動きが顕著となっている。現在、車載用電池としては リチウムイオン電池が主流となっているが、発火リスクが問題視されていることから、EVが本格普及する段階では、現行のリチウムイオン電池に代わる次世代電池の開発が切望されている。その最右翼に目されているのが全固体電池である。
 全固体電池 とは電解質に液体ではなく固体を用いた2次電池のことを指す。電解質は、電池のプラス極とマイナス極の間にあるイオンを移動させる機能材料であり、ここが“電解液”の場合は液漏れや発火リスクが常につきまとうことになる。固体に変えることでこの弱点を解消できるのが最大の強みとなる。また、同じ体積であればより多くの蓄電ができることで、EVの航続距離の延長も可能とし、構造がシンプルで積層化が容易なためコンパクト化する際にも融通が利くというメリットがある。
 トヨタ自動車<7203>を筆頭に大手自動車メーカーはこの全固体電池の実用化に積極的に取り組んでおり、世界的にみても同分野は日本が先駆しているだけに今後の展開に期待が大きい。トヨタは全固体電池搭載のEV実用化に野心を燃やしており、年内にも試作車が公開される可能性が高いとみられている。既にパナソニック<6752>との連携で同分野の商品開発に取り組んでおり、今後も主導的な役割を担うことになりそうだ。
 固体電解質の開発では非鉄大手の三井金属<5706>や石油元売り大手の出光興産<5019>などが傾注している。このほか、TDK<6762>や村田製作所<6981>、マクセルホールディングス<6810>なども全固体電池分野の開発で既に実績を示している。最近では日立造船<7004>が脚光を浴びた。同社は、今月初旬に世界最大級の全固体電池を開発したことが明らかとなり株価の居どころを大きく変えた経緯がある。これは産業機械や宇宙用途での需要を見込み、自動車向けでの活用はハードルも多いとみられているが、株式市場における全固体電池の現実買いのステージが近いことを暗示する形となった。
 全固体電池はEVや再生可能エネルギー分野で注目必至の分野といえ、足もと関連各社動きをみせていることもあり、投資テーマとして改めて投資資金の食指を動かす可能性が高まっている。
 このほか関連銘柄としては東レ<3402>、旭化成<3407>、第一稀元素化学工業<4082>、カーリットホールディングス<4275>、三洋化成工業<4471>、日本ガイシ<5333>、大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>、東邦チタニウム<5727>、ホソカワミクロン<6277>、FDK<6955>などが注目される。
出所:MINKABU PRESS




おうちに置ける「宅墓」を考案「こんなのがほしかった」 先祖を祭る新しい形〈AERA〉
AERA dot.
 部屋に置けるお墓「たくぼ(宅墓)」。台座の上の石を持ち上げると、中に納骨スペースがある。骨壺はオプションで1千円。
 コロナ禍で部屋に置ける「お墓」に注目集まる。お墓の形は変わっても、供養の気持ちをかなえられるという声も上がっている。AERA 2021年3月15日号から。
 部屋に置ける小さな「お墓」も、コロナ禍で注目される葬祭サービスだ。コロナ禍で墓参りを敬遠する動きがある中、「自宅墓」「家墓(かぼ)」などとして石材店が売り出している。
 部屋に置けるお墓の先駆けが「たくぼ(宅墓)」。滋賀県豊郷町にある創業約140年の老舗の石材店「浦部石材工業」4代目社長の浦部弘紀(ひろき)さん(49)が、5年前に考案した。
 「5年くらい前から先祖代々の墓を閉じて『墓じまい』をする人が増えてきて、亡くなった人を拝むところがなくなる状態になりました。しかし、せめて手元に置いて拝むところを残せたらという思いがありました」
 故人の遺骨や遺灰をそばに置いて供養する「手元供養」は00年ごろから広まった。「たくぼ」も手元供養の一種だが、室内に置ける「墓」はそれまでなかったという。
■1人用や夫婦2人用も
 1人用から夫婦で入れる2人用まで全4種類、色は黒、白、赤、ピンクなど全5色。価格は1人用が7万円で、2人用は14万円。サイズは1人用の「たくぼ台座小」が幅17×奥行き23×高さ17.2センチ。
 自宅に墓を置いていいのか心配になるが、墓地埋葬法では自宅の庭に遺骨を埋葬することはできないが保管して安置するのは問題ない。
 たくぼの注文は月に1、2基だったが、昨年末に新聞やテレビで紹介されると、コロナ禍もあり一気に広まった。今や全国から注文が入り、月平均40基の注文がある。
「こんなのがほしかった」
 という声とともに、お礼の手紙も届くという。浦部さんは言う。
「お墓の形は変わっても、亡くなった人を偲ぶ気持ちに変わりありません。墓参りに行きたくても、体調が悪かったり遠くて行けなかったりする人もいます。そういう人たちにとって、自宅に墓を置いて先祖を祭るのが新しい形になるといいですね」




今週(3/16から)の運勢は…



これならまずまず…。




明日の戦略-6日続伸で3万円台も一時回復、ただし若干バブルの兆候も
トレーダーズ・ウェブ
 16日の日経平均は6日続伸。終値は154円高の29921円。小高く始まった後に下げに転じる場面もあるなど、序盤は方向感に乏しい展開。しかし、開始1時間後くらいから買いに勢いがつき、上げ幅を200円超に広げて3万円台を回復した。3万円より上での時間は短く、節目に乗せた後は上値が重くなった。ただ、伸び悩んでも大きく失速することはなく、後場に入ると29900円台でのもみ合いが長く続いた。前日に終値ベースで昨年来高値を更新したTOPIXは、取引時間中の昨年来高値も更新した上に、連日の高値引けとなった。
 東証1部の売買代金は概算で2兆9000億円。業種別では海運や空運、その他製品などが上昇した一方、鉄鋼や銀行、石油・石炭などが下落した。上方修正を発表したプレミアアンチエイジングがストップ高。半面、1Q決算が失望材料となったGAテクノロジーズが急落した。
 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1529/値下がり592。ナスダックの強い上昇を好感して、任天堂やソフトバンクGなど主力グロース株が大幅高。アドバンテストやTDKなどハイテク株にも幅広く買いが入った。米国で空運株が急伸した流れを受けてJALとANAが強く買われたほか、1Qが大幅な営業赤字となったHISが上昇するなど、レジャー関連の動きが良かった。日本郵船など海運株への買いが続く中、関連の深掘りが進み、明治海運や大運がストップ高。バイオジェット燃料が完成したと発表したユーグレナが商いを伴って値を飛ばした。
 一方、三井住友や三菱UFJなど銀行株が軟調。マネックスGや楽天、日本郵政など、直近で大きく上げた銘柄が売りに押された。神戸物産は1Q決算は好調だったが、株価は売りで反応。土屋HDやジェネレーションパスが決算を受けて急落した。
 きょうは2社が新規上場したが、いずれも高い初値をつけた後の動きは案外。ウイングアーク1stの終値は初値を若干下回る程度であったが、ヒューマンクリエイションホールディングスの終値は初値を大きく下回った上に安値引けとなった。
 日経平均は6連騰。寄り付きはほぼ横ばいであったが、場中に上げ幅を広げて3万円台に乗せる場面もあった。グロース株の方が動きが良かったが、バリュー株の一角にも買いが続いており、楽観的なムードが支配的になりつつある。ただ、きょうのユーグレナの26.4%高や、15日の楽天のストップ高などは、好材料があったとは言え、バリュエーションを度外視した買いのようにも見える。また、東証2部やジャスダックなどニッチな市場では、普段商いの少ない銘柄がいきなり急騰するといった動きも散見されており、局地的には過熱感も強い。マネーゲームの様相が強まることは金融緩和の弊害でもある。個別の値動きが派手になりすぎた場合には、FOMCや日銀会合が相場を冷やすイベントになる可能性があるだけに、一定の注意を払っておきたい。




今晩のNY株の読み筋=FOMC前で様子見ムード強そう
モーニングスター
 16日の米国株式市場は、きょうから17日のFOMC(米連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードが広がりやすく、方向感の乏しい展開が予想される。FOMCでは直近の長期金利上昇にどのような見解を示すかが注目されそう。前週発表の米2月CPI(消費者物価指数)は市場予想を下回り、インフレ懸念は後退しているものの、景気回復期待から米長期金利は上昇圧力が高まっており、FOMCの姿勢次第では再び上昇基調を強め、株式市場の重しになる恐れがある。
 米経済指標では、米2月小売売上高、米2月鉱工業生産などが注目となり、小売売上高は前月よりも減少し、鉱工業生産は伸びが鈍化する見通し。FOMCを前に積極的にポジションを取る動きにはなりにくいとみられ、市場予想通りの結果となって株式市場の重しになっても下値は限られそうだ。
<主な米経済指標・イベント>
2月小売売上高、2月鉱工業生産、FOMC(1日目)
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。




明日の日本株の読み筋=米日の金融イベントにらみ手控え気分か
モーニングスター
 あす17日の東京株式市場は、米日の金融イベントをにらみ、手控え気分か。16-17日開催のFOMC(米連邦準備制度理事会)、18-19日開催の日銀金融政策決定会合と続き、結果を見極めたいとの空気が広がりやすい。内容いかんでは米長期金利や為替相場が変動する可能性があり、とりあえずイベント通過待ちの状態と言えよう。市場では、「結果に対し、解釈の仕方次第では下がる要因になる可能性もあり、様子見にならざるを得ない」(国内投信)との声が聞かれた。
 16日の日経平均株価は6営業日続伸し、2万9921円(前日比154円高)引け。朝方は、15日の米国株式市場でNYダウの最高値更新が続き、ナスダック総合指数が反発した流れを受け、買いが先行した。いったん下げに転じる場面もあったが、すかさず切り返した。株価指数先物にまとまった買い物が入ったこともあり、上げ幅は一時260円近くに達した。一巡後は、利益確定売りに伸び悩み商状となった。FOMCを控え、様子見気分が強まった。ただし、直近6連騰(合計1177円上昇)で一時3万円を回復したこともあり、短期的な戻りピッチの速さから利益確定売りが出やすいとの見方は少なくない。16日の米国株動向次第では反動安に向かうケースも想定されよう。




変異株感染6人は全員南ア由来 岐阜県内で新たに5人が新型コロナ感染
 岐阜県は16日、新型コロナウイルス変異株の感染が判明している県内在住の患者6人について、南アフリカ由来の変異株かその可能性が高いと発表した。
 県によると、うち3人は国立感染症研究所の解析で確定した。他の3人はウイルス量が少ないために確定できなかったが、患者の接触状況などから南ア由来と推定している。これまでに判明している4人を含め、県内の変異株感染者10人全員が南ア由来。10人はいずれも海外渡航歴はなく、不特定多数との接触もないという。県による変異株の検査人数は145人となった。
 16日発表の新規感染者は5人で2日ぶりに感染者が確認され、県内の感染者数は累計4690人となった。15日時点の入院患者は59人。病床使用率は8・5%で、前日より0・3ポイント減った。




国産ワクチン年内供給困難に 塩野義、大規模治験難しく
産経新聞
 塩野義製薬が開発を進める新型コロナウイルス予防ワクチンの年内供給が、困難な見通しであることが16日、分かった。先行するワクチンの実用化が進み、偽薬を用いた数万人規模の最終段階の治験(臨床試験)を年内に実施することが難しい状況となっているため。同社では、ワクチンの安定供給と、日本特有の変異株出現に備えるため、安全性を担保した上で使用を認める緊急使用許可の仕組みの必要性を訴えている。
 塩野義が開発を進める新型コロナウイルス予防ワクチンは現在、治験の第1、2段階にあたる第1/2相試験を国内で実施している。同時に、最終段階の治験となる、偽薬を用いた、世界の流行地域の数万人を対象にした治験に向けて準備を進めており、その予算は数百億円規模を見込む。
 ところが、世界では米ファイザー製や英アストラゼネカ製など実用化したワクチンの接種が広まっていることから、未承認のワクチンの治験参加者の確保が難しくなり、年内に大規模な治験を実施できる国が少なくなっている。
 塩野義はこれまで、開発と同時に国内工場を拡充し、年間3千万人分を供給できる生産体制の構築に取り組んでいた。同社は引き続き、大規模治験に向けて模索するが、米国では、コロナ禍の非常事態を考慮した緊急使用許可の仕組みで米ファイザー製などのワクチンが実用化されたことなどから、国内でも同様の枠組みの必要性を訴えている。
 国産ワクチンで現在、人に接種する治験に入っているのは、第2/3相試験中の創薬ベンチャーの「アンジェス」と、第1/2相試験中の塩野義で、第一三共とKMバイオロジクスが今月中に治験に入る予定となっている。




【本日のNYダウ見通し】節目の33,000ドルを超えるかに注目
【NYダウ予想レンジ:32,800~33,200ドル】
15日のNYダウは7日続伸。前日比174.82ドル高の32,953.46ドルで取引を終了し、過去最高値を更新しました。
前週に追加経済対策が成立し、景気回復期待から消費関連株中心に買いが入ったからです。
米10年債利回りが1.6%台前半と横ばいで推移したことから、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数も、139.843ポイント高の13,459.708で取引を終了しています。
ただ、投資家の関心は、今週おこなわれるFOMCに向かっています。
今年に入り米10年債の利回りが大きく上昇していることから、米連邦準備制度理事会(FRB)がどのような見解を持っているかに注目が集まっているからです。
しかし、恐怖指数と呼ばれるVIX指数は一時20を割り込んでおり、投資家心理は改善しています。
長期金利のさらなる急上昇がない限り、NYダウはしっかりの展開が続くでしょう。
本日の経済指標では、21時30分の小売売上高と22時15分の鉱工業生産に注目。
また、米20年債の入札があるので関心が集まるでしょう。
本日のNYダウは、節目の33,000ドルを突破できるかどうかに注目しています。




16日の日経平均は続伸、TOPIXはバブル後最高値
[東京 16日 ロイター] -東京株式市場で日経平均は6日続伸。一時3万円大台を回復した。TOPIXは2月16日に付けたバブル後最高値1974.99を1か月ぶりに更新。値がさのグロース株が全体の上昇を先導する格好となった。
15日の米国株式市場は上昇。S&P総合500種とダウ工業株30種が終値で最高値を更新した。金利上昇への懸念が根強い中、市場は景気回復に期待しているという。ナスダック総合もしっかりだが、最高値まで距離を残している。
これを受けて日本株は、前日の好地合いを引き継ぐ格好となり、上値を追ってスタート。ただ、物色面では直近物色されていたバリュー系の銘柄が一服する一方、半導体関連株を中心に値がさのグロース株が買われ、指数の上昇をリードする格好となった。
日経平均は立ち会い時間中としては、2月25日以来となる3万円を回復。TOPIXはバブル後最高値を更新し1991年5月以来の水準となったが、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていることから、徐々に模様眺めムードが支配し、後場に入ってからは動きに乏しい展開となった。
市場では「前日の米国株式市場で投資家の恐怖感を示すVIX(ボラティリティーインデックス)指数が、ナスダックが調整に入る前の2月12日以来の低水準まで下落したことで、投資家心理が改善していることが読み取れる」(野村証券・投資情報部投資情報二課課長代理の神谷和男氏)との声も聞かれる。
一方、きょう1部市場に新規上場したウイングアーク1stは買い気配でスタートし、公開価格を25.78%上回る2000円で初値を形成した。
TOPIXは0.65%高。東証1部の売買代金は2兆9091億0600万円だった。東証33業種では、海運業、空運業、その他製品などが上昇し、鉄鋼、銀行業などの値下がりが目立つ。
個別では、東京エレクトロンなど半導体関連株が買われたほか、ソフトバンクグループ、任天堂がしっかり。半面、トヨタ自動車、三菱UFJフィナンシャル・グループなどがさえない。
東証1部の騰落数は、値上がり1529銘柄に対し、値下がりが592銘柄、変わらずが74銘柄だった。




【市況】明日の株式相場に向けて=ビッグウェーブに乗る海運株
 きょう(16日)の東京株式市場は、日経平均株価が154円高の2万9921円と6日続伸。今週は中銀ウィークということで、神経質な展開というよりは様子見ムードが拭えない状況であり、いずれにしても週前半に上値は追いにくいとみる向きが多かった。しかし、米国株市場は待ちきれないとばかりにNYダウとS&P500が最高値街道を驀進、調整局面入りが濃厚だったハイテク株比率の高いナスダック総合指数も直近は切り返し波動を鮮明としている。東京市場もそれに追随しないという選択肢はなく、日経平均、TOPIXともに上向きの5日移動平均線を絡め上値指向を明示。TOPIXは5日・25日移動平均線のゴールデンクロスを示現し、日経平均もゴールデンクロスが目前だ。
 早い話、株式市場は見切り発車状態にある。パウエルFRB議長はハト派姿勢を明確に打ち出しているが、もはや“筋金入りの鳩”といってよい。あす17日に予定されるFOMC後の記者会見でどういうコメントを発するかにマーケットの関心が集中しているが、「(パウエル氏が)長期金利上昇を容認したと解釈され株式市場はいったん波乱含みとなった経緯があるが、これを踏まえて彼は何があっても同じ轍は踏まないと考えているのではないか。少なくとも今参戦している投資マネーはそうみている」とベテランの市場関係者は言う。
 更に、今週後半は日銀の金融政策決定会合が開催される。最近はFOMCにばかりスポットライトが当たり、日銀の会合の方は最初から無風通過と決めつけられていたようなフシがあるが、少なくとも今回の会合はビッグイベントの名にふさわしい。金融政策の点検結果と称してテーパリングを匂わすであろうことは予想がつく。具体的にはETF買いの上限枠である年間12兆円の撤廃もしくは減額だが、既に1回当たりのETF買い入れ額縮小で、これ見よがしのステルステーパリングを行っており、市場はかなりの部分織り込んでいる。ETF買い入れについて、出口戦略を想起させるような内容とならない限り「寝耳に水」ということは全くない。
 日銀のETF買いは2010年12月から始まったが、当初は年間4500億円が上限だった。それが、徐々に購入規模を拡大し約4年後の14年10月には3兆円に、更に16年7月には6兆円、そして昨年3月、コロナショック暴落に対応して12兆円に倍増させた。どう考えても今この水準に固執することに意味は感じられない。今年も既に3月半ばだが、日銀のETF買い累計は3500億円あまりにとどまっている。ちなみに保有残高は45兆円を超え、買いコストを差し引いた含み益は約10兆円に及んでいる。安物ヒーローの常套句ではないが「ピンチにはいつでも駆けつけるよ」で十分なのである。
 個別株は引き続き海運株にビッグウェーブが訪れている。これは新型コロナワクチンの普及加速によってもたらされた経済活動正常化の流れが、グローバル物流を突き動かすとの思惑がベースとなっている。明治海運<9115>のストップ高だけならよくあることだが、物色の裾野がどんどん広がっており、文字通り流れ込む資金にウネリが生じている。前日紹介した大運<9363>はストップ高で買い物を残し、栗林商船<9171>も一時ストップ高目前まで上値を伸ばした。ちなみに大運は資本金こそ超小型だが流動性に富んでいて、意外に上値の重い銘柄であり、ここでの突発的なストップ高は相場の流れというよりない。同じ大阪銘柄では杉村倉庫<9307>などもマークしておくタイミングと思われる。
 市況関連では鉄鋼株も強い。海運株同様に低PBR株の宝庫であり、中小型株では高周波熱錬<5976>や日亜鋼業<5658>のほか、ステンレス鋼商社のUEX<9888>などにも目を配っておきたい。
 あすのスケジュールでは、2月の貿易統計、2月の訪日外国人客数など。海外ではFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見に注目度が高い。このほか2月の米住宅着工件数の発表など。(銀)
出所:MINKABU PRESS




NY株見通し-神経質な展開か 経済指標は2月小売売上高など
トレーダーズ・ウェブ
 今晩のNY市場はもみ合いか。昨日は経済活動正常化の恩恵を受ける空運やレジャー関連株が大幅高となったほか、金利上昇を嫌気して下落したハイテク・グロース株も買い直され主要3指数がそろって上昇。ダウ平均とS&P500の史上最高値更新が続いた。ダウ平均は昨年8月以来の7連騰を記録し、33000ドルに肉薄した。今晩の取引では連騰による高値警戒感の高まりが予想されるほか、翌日にはFOMC結果公表を控えており様子見姿勢が強まりそうだ。2月小売売上高などの経済指標の結果を受けた長期金利の動向を睨んだ神経質な展開か。
 今晩の米経済指標は2月小売売上高、2月鉱工業生産、3月NAHB住宅市場指数など。企業決算は引け後にレナーが発表予定。(執筆:3月16日、14:00)




〔NY外為〕円、109円近辺(16日午前8時)
時事通信
 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、午前8時現在1ドル=109円00~10銭と前日午後5時(109円08~18銭)比08銭の円高・ドル安で推移している。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1942~1952ドル(前日午後5時は1.1924~1934ドル)、対円では同130円16~26銭(同130円16~26銭)。(了)




シクリカルバリューの代表「金融株」に本格上昇機運 <株探トップ特集>
株探ニュース
―世界的な金利上昇に再評価強まる、高配当利回りで買い好機に―
 大手銀行株を中心とする金融株に物色機運が高まっている。足もとでは新型コロナウイルスに対するワクチン接種拡大で経済正常化期待が膨らみ、景気回復観測から長期金利が上昇し始めている。こうしたなか、三菱UFJフィナンシャル・グループ <8306> や三井住友フィナンシャルグループ <8316> など大手銀行株を中心とする金融株に対する見直し買いが本格化している。先行きの金利動向に不透明感は残るものの、割安放置されてきた 金融株の上昇余地は大きい。
●銀行株上昇でTOPIXはいち早く2月高値抜く
 株式市場では、出遅れの割安景気敏感株を買う動きが強まっている。その象徴がTOPIXの堅調さだ。この日、TOPIXは1981まで上昇と6連騰し、1991年5月以来、29年10ヵ月ぶりの高値圏に上昇した。日経平均株価は一時3万円を回復したものの2月高値奪回に手間取っているのとは対照的にいち早く調整から脱出した格好だ。日経平均株価がハイテクなど値がさ株の影響が高い指数なのに対し、TOPIXはメガバンクなど時価総額の大きな銘柄の寄与度が大きい。銀行株の上昇が貢献する格好で、市場からは同じく91年5月以来となる「TOPIXの2000乗せは近い」とみる声が出ている。
●米長期金利は景気回復期待で上昇機運に
  銀行株を中心とする金融株は金利上昇の追い風に乗っている。米国では、新型コロナウイルスに対するワクチン接種が進み経済正常化への期待が膨らんでいるほか、1兆9000億ドルの追加経済対策が成立したことで景気回復観測が強まり米10年債利回りは1.6%台に上昇した。新型コロナウイルスによる影響が懸念された2020年4月には0.5%前後の水準だっただけに、足もとの上昇は急ピッチだ。いちよしアセットマネジメントの秋野充成取締役は「米国の金利上昇は景気回復期待を背景にしたものであり、先行き2.5%前後まで上昇してもおかしくない」という。
 この米国の長期金利上昇は銀行株には長短金利差の拡大となり業績回復期待が浮上。米国ではJPモルガン・チェースやシティグループ株が買われ、主要銀行などで構成するKBW指数は指数算出以来の最高値水準に上昇している。
●「良い金利上昇」なら金融株には追い風
 もちろん明晩に結果が発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)や18~19日にかけての日銀金融政策決定会合の内容次第では、金利が大きく動くこともあり得る。ただ、足もとでNYダウが連日高で最高値を更新し日経平均株価が3万円を回復する動きは「金融当局の決定で、相場のトレンドが大きく変わることはないと判断した国内外の投資家の買い姿勢を反映したもの」(市場関係者)ともみられている。
 市場の見方は、足もとの金利上昇は「景気回復を前提にした良い金利高」というものであり、そのなかでは、シクリカルバリュー(景気敏感の割安株)の代表である銀行株など金融セクターは絶好の買い場となる。前出の秋野氏は「短期的にはハイテク株の戻りが狙い目だが、業績回復が見込める銀行株は中長期的な投資妙味がある」とみている。
●りそなHDや野村、T&D、アコムなど妙味も
 今後、景気回復を背景にした良い金利上昇を迎えるのなら、三菱UFJや三井住友FG、みずほフィナンシャルグループ <8411> といった大手銀行株には再評価余地が広がる。三菱UFJや三井住友FG、みずほFGの配当利回りは4%台と高く、3月末の権利取りは絶好の投資機会となる。倒産リスクが抑えられ与信費用が低位で収まれば、金利上昇は長短金利差の拡大となり大手銀行株には追い風となる。中小企業や個人に強いりそなホールディングス <8308> なども再評価されそうだ。ただ、システム障害が続くみずほFGには、今後の業績面への影響を警戒する見方もある。
 野村ホールディングス <8604> や大和証券グループ本社 <8601> といった証券株は、世界的な株高に伴い金融市場が活況となるなか、株価面での再評価余地は大きい。オンライン証券では、ビットコイン急騰による仮想通貨人気でマネックスグループ <8698> が大幅高となったが、SBI証券を傘下に持つSBIホールディングス <8473> や松井証券 <8628> にも出遅れ物色期待が強い。対面主体の岩井コスモホールディングス <8707> や丸三証券 <8613> なども上昇基調を強めている。
 更に、生保では第一生命ホールディングス <8750> やT&Dホールディングス <8795> 、ノンバンクではオリックス <8591> やアコム <8572> 、みずほリース <8425> 、芙蓉総合リース <8424> 、業界再編機運が高まる地銀株ではコンコルディア・フィナンシャルグループ <7186> や静岡銀行 <8355> 、千葉銀行 <8331> 、名古屋銀行 <8522> などにも市場からはチャート妙味が指摘されている。




〔NY外為〕円、109円近辺(16日朝)
時事通信
 【ニューヨーク時事】16日午前のニューヨーク外国為替市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定会合を控えて様子見ムードが広がる中、円相場は1ドル=109円近辺で推移している。午前9時現在は108円95銭~109円05銭と、前日午後5時(109円08~18銭)比13銭の円高・ドル安。
 米商務省が朝方発表した2月の小売売上高(季節調整済み)は前月比3.0%減と、市場予想(0.5%減=ロイター通信調べ)を大きく上回る落ち込みとなった。これを受けて安全資産としての円が若干買われた。
 この日から2日間の日程で行われる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から動意は薄い。金利・経済見通しのほか、パウエルFRB議長の発言が焦点となっている。
 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.1920~1930ドル(前日午後5時は1.1924~1934ドル)、対円では同129円90銭~130円00銭(同130円16~26銭)と、26銭の円高・ユーロ安。(了)




〔米株式〕NYダウ、小反落=ナスダックは続伸(16日朝)
時事通信
 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を翌日に控えて様子見気分が強まる中、小反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前9時35分現在、前日終値比47.02ドル安の3万2906.44ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は続伸し、89.21ポイント高の1万3548.92。(了)

〔米株式〕NYダウ、反落=ナスダックは続伸(16日午前)
時事通信
 【ニューヨーク時事】16日午前のニューヨーク株式相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策発表を翌日に控えて様子見気分が強まる中、反落している。午前10時15分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比80.35ドル安の3万2873.11ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数が114.04ポイント高の1万3573.75。
 新型コロナウイルスワクチンの普及に伴って経済活動の規制緩和が進む中、景気の先行きに対する楽観的な見方が拡大。米金融市場では最近の株買い・債券売りの流れが続いているものの、ダウ平均は前日まで7営業日続伸した反動で、この日は調整の売りに押されている。一方、米長期金利は約1年ぶりの水準で高止まりしており、市場は景気の過熱や急激なインフレ高進を警戒。FRBが17日午後に公表する連邦公開市場委員会(FOMC)声明や最新の経済・金利見通しで、量的緩和縮小や利上げ時期の前倒しを示唆する可能性があるとして、やや神経質なムードが広がっている。
 朝方に発表された2月の米経済指標は、小売売上高が2カ月ぶりにマイナスに転じたほか、鉱工業生産・設備稼働率もそろって市場予想を下回る低調な内容だった。
 ダウ構成銘柄を見ると、ボーイングとシェブロンの下げがきつい。半面、アップル、インテルなどのハイテク関連企業に活発な買いが入っている。(了)




本日の東京市場ではチェック中の日本株30銘柄中の19銘柄が値を上げて終了しましたね。

重点6銘柄では3銘柄が値を上げて終了しましたね。

レノバが上げましたね。




今夜のNY市場ではチェック中の米国株20銘柄中の15銘柄が値を上げてスタートしましたね。

スタートの時点では5%以上の大きな変動は見られませんね。




FOMCを前にして様子見ムード、長期債の利率アップで株価低迷下と思ってのハイテク・グロース株を中心とした買い入れ作戦は現状では厳しいかな…。

しばしの様子見ですな…。





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Last updated  2021.03.16 23:43:16
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