July 27, 2005
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最近わたしが感動したのは、 Chulipさん
「母親には見えない」についての3回にわたる膨大な考察だ。

そんなふうに、いろんな人の意見を読みながら自分で
考える。考えて、考えて、文字にしていく作業は、ものすごく
大事だと思う。
「考え方を鍛える」というのは、わたしの好きなことばなん
だけど、本を読んだり、調べたりしてひとりで鍛えてもいいし、
人と議論して鍛えてもいいし、どんどんとやったらいいと思って


途中で投げ出さないでやると、どんどんどんどん意識が深い
ほうまで進んで行くのを感じるし、そういう楽しさを知ると、
「どうでもいいこと」は本当に「どうでもいいこと」に
なっていく。

さて、 arimama*caoriさん から、「子どもの騒音、杉山さん、
どう思います?」と、お題を頂戴した。

よし。
切り返しトークも考えつつ、考察してみよう!


>なぜ、子どもの声が騒音になってしまうのか?

うーん、残念ながら、うるさいと思う人には、うるさい。

思う人も多い。
世間は冷たい、だからその意識をなんとか変えていかなけ
ればならないというのを大前提に子育てしていかなければ
ならないのは、確かのようだ。

切り返しトークとしては、うるさいと言われる前に、
「ちょうど元気のいい時期で、なかなか言うことを
聞いてくれなくて。お騒がせしてしまうと思うんですが、
あんまりひどいようでしたら、遠慮なくお知らせくださ
いね。とにかくどうぞよろしくお願いします」
と、子どもをつれて、菓子折りでも持ってあいさつ

いってておくのは、おすすめだろう。


>そっちがうるさいというのなら、防音サッシはそっち
の家がつけりゃいい話で。ストレスの原因を子どもの声にこじつけているだけで。
>その裏の家には一人暮らしのおじいちゃんが住んで
いるそうで。。。だったら猶のこと。

こういう場合は、「被害者」「加害者」だけで問題を解決
しようとしないで、大家さんなり、管理人なり、地区の顔役
なり、主任児童委員さんなり、弁護士なり、 第三者をたてて、
交渉する
のがよいのではないかと思う。


サッシを取り付けて解決するにしても、そのプロセスを
大事にしたい。
例えば、
「一刻も早くサッシを入れたいのはやまやまだが、夫のボー
ナスも増えなくて、家計はキュウキュウで、サッシ代を全額
負担するのは、本当に厳しい」
と、言い、すべての家庭のQOLのために、みんなが負担する。

例えば5割はその家、あと、2・5割ずつはご近所で
支えあうとか。


>子どもが子どもらしくのびのびと育てられるよう
な住宅環境をください!頼みます。(どこへ頼めば
いいの?)

大ボスは、国土交通省。ユニバーサルデザイン大綱案
の意見出した? わたしは出した。
こーゆー機会を逃さない。役人は数に弱いから。

でも、子育て支援住宅の供給なんて始めては、いる。
それはほめる。「こーゆーの、待ってたんです!」って

「ニーズがあるんだな」ということを、相手にわからせる
ことも大事だ。
でも、そういう住宅に引っ越せる人は、ごく一部の幸運な
人なんだけど・・・。今は、できることからだから、仕方
ないか。


>子供達が路地で遊んでいる声が響いていて、その隣に
おじいちゃん、おばあちゃんが見守っている。そんな、
地域を作ってお互いに支えあう社会をつくりましょうよ。


本当にそう。
少しずつだが、「最近の若い親は」と文句言っている中
高年世代のなかには、「そんなダメ親に育ててしまったのは
わしら世代であった」ことに気づき始めた(って自明だろ。
気づけよ)人が現れ始めてはいる。

まずは、 そういう人をみつける。味方につける。
そういう人に、 代わりに言ってもらう (←これはわた
しのよくやる手。「先生」にあらかじめ耳打ちしておく。
生意気な年下のねーちゃんの言うことは聞かないが、同じこと
でも「先生」が言うと、聞くんだな、これが)。

えー、こんなテクニックを駆使しないと、子どもがのびのび
遊べる環境を用意してあげられないの??
という声が聞こえてきそうだが、わたしは、楽観はしてい
なくて、そうなんだと思う。

わたしたち世代も「自分でなんとかする」ことばかり
考えて、人の手を借りること、周囲に変わってもらうことに
励んでこなかった。
だから、17年たっても、変わってない。
こんなに少子化が進んだのに、むしろひどくなっている。
ちょっと歯噛みをしていて、「このままでは終わらんぞ」と
思っているわけです。

だから、もう、みんなで、あっちこちで 風穴をあけていく
しかない。

切り返しトークは、正解ではないので、みんなでつくっていくと
いいなと思います。
とにかく、 怒りをストレートに見せない
正論をぶつ

ちなみに、困っている人が本気で、「なんとかしてください!」
と、言わないと、周囲は助けてくれません。
誰かが、何かしてくれるだろう・・・では、しかたがないんだ
よねー。

だから、4つ葉プロジェクトは4つの本気を掲げているわけです。






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Last updated  July 28, 2005 12:13:03 AM
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