新潟港東港を出発したシャトルバスは、新潟市中心街の万代シテイが終点。そこから 萬代橋 (ばんだいばし)東詰まで300mあまり。新潟市のシンボルになっている萬代橋を、歩いて渡る。今にも降り出しそうな空模様のなか、信濃川を渡河した。今まで何度か新潟を訪れているが、初めて萬代橋を歩くことができた。
信濃川に架かり、美と風格を併せ持つ萬代橋(橋長307 m×幅員22 m)。頑丈な石造りのアーチが連続している。初代の橋は、萬代橋(よろずよはし)と呼ばれ、長大な木橋だった。現在の橋、三代目で昭和4年(1920年)に完成。大正11年に 大河津分水路 が開通して、橋長を短くできたという。
御影石で化粧された6連続アーチ橋は重厚な佇まい。橋脚基礎部は、当時では珍しい「空気潜函工法」を採用。昭和47年には、関屋分水路も開通して新潟市内の治水対策が向上した。平成14年に土木学会推奨 土木遺産 、平成16年に国の重要文化財の指定を受けている。






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