先日のThe Smithereensに続いて、アルバム1枚丸ごとコピーしてしまた面白盤を紹介。 今回の主役はニューヨークを拠点に GARAGE-ROCK を真剣に(笑)演っているThe Walkmen。 このバンドの事は余り詳しく知らないが、確か解散してしまった Jonathan Fire *Eater のメンバーが中心になって出来たバンドだったと思う。
普段は PUNK な R & R 中心が身上の彼等が、Harry Nilsson がJohn Lennon等と一緒にレコーディング、リリースした(1974年)『 Pussy Cats 』をまるまるカヴァーしている。 で、この出来栄えが何とも素晴らしい。
数多い Nilsson の作品の中では " 駄作 " という評価が大勢を占める同作だけど、前から僕はそうは思っていない。 Jimmy Cliff作の「 Many Rivers To Cross 」や、Bob Dylan作「 Subterranean Homesick Blues 」といった名曲のカヴァーをはじめ、John Lennonが Nilsson のために書き下ろした「 Mucho Mungo 」など聴きどころも多い。