全218件 (218件中 1-50件目)

music from the motion picture "Cadillac Records" この映画、日本でも公開されるのかな!? 『 Dream Girls 』での Diana Ross 役に続いて Beyonce が挑んだのは Etta James 。 R & B, BLUES, OLDIES ファンには説明不要のCHESS レーベルの栄枯盛衰~諸行無常を描いた音楽映画『 Cadillac Records 』のサウンド・トラック盤がコレ。 (因みに上の写真は 2 枚組のデラックス盤で、私はその存在を知らず通常盤 1 枚セットを購入・・・今更返品出来ずショックが大きい!) 世界を代表するセレブと言っても過言では無い Beyonce が主演する映画、とは言え、こういった伝記映画、音楽映画が作られ、そして評価される米国って羨ましい限り。 日本ではこの手の文化(?)って、中々スポットライトが当たらないですよね!? もちろん映画そのものは観ていませんが、このサントラ盤、非常に高クオリティで、初めて R & B を体感する人、『 BLUES ってどんな音楽?』 という "黒人音楽初体験" の方でも充分楽しめる仕上がりだと思う。 出演者のリスペクトぶりがサウンドから溢れ聴こえてきます。 それぞれのキャスティングも中々 GOOD で、Mos Def 演じる Chuck Berry はホント、顔まで似ています(笑) 詳しくは映画のオフィシャル・ページを確認下さい。 下記は CHESS レーベルの代表曲と言っても良い収録曲。 この楽曲のオリジネーターを全て答えられたら・・・貴方は "Master Of CHESS" と言えるかも?【DISC-1】 01. I'm a Man 02. At Last 03. No Particular Place to Go 04. I'm Your Hoochie Coochie Man 05. Once in a Lifetime 06. Let's Take a Walk 07. 6 O'Clock Blues 08. Nadine 09. Sound 10. Last Night 11. I'd Rather Go Blind 12. My Babe 13. Bridging the Gap 【DISC-2】 01. Maybellene 02. Forty Days and Forty Nights 03. Trust in Me 04. Juke 05. Smokestack Lightnin' 06. Promised Land 07. All I Could Do Was Cry 08. My Babe 09. I Can't Be Satisfied 10. Come On 11. Country Blues 12. Evolution of a Man 13. Radio Station * 映画のオフィシャル・サイト ⇒ Cadillac Records
2009.01.04
コメント(46)

Elvis Presley / Christmas Duet 殆ど1年ぶりの更新となります! で、新年早々、思い切り季節外れですが 2008 年を代表するこのクリスマス・アルバムを紹介。 何でも朝のテレビで小倉さんがお気に入り発言したらしいけど、確かに中々良く出来た作品だと思う。 生前、デュエットしなかった事でも有名な Elvis が、当世を代表するポップ・カントリー・シンガー達と仲良く歌うクリスマス・ソングって!? 最新のテクノロジーが可能にした擬似デュエット集がコレ。 Elvis のヴォーカル・トラック部分だけを抽出、他のアーティストのヴォーカル部分と伴奏は新たにレコーディングして作られたらしいが、パッと聴いた感じでは演奏部分も当時のものと錯覚してしまう。 James Burton のギターに関しては、一部使われているようだが・・・。 Elvis と言えば、1957年に発売された『 Elvis' Christmas Album 』が全世界で 900万枚を売り上げ、その他のクリスマス作品をトータルすると 2,500万枚に達するとか! もちろん、こんな記録は今後も破られる事は無いでしょうが、それにしても凄い数字。 改めて彼がスペシャルな存在ということが良く判ります。 以下、収録曲とデュエットした女性シンガー達1, Blue Christmas w Martina McBride2, I'll Be Home For Christmas w Carrie Underwood3, Here Comes Santa Claus w LeAnn Rimes4, Santa Claus Is Back In Town w Wynonna Judd5, Silent Night w Sara Evans6, White Christmas w Amy Grant7, Merry Christmas Baby w Gretchen Wilson8, Little Town Of Bethlehem w K. Fairchild and K. Schlapman of Little Big Town9, Silver Bells w Anne Murray10, O Come, All Ye Faithful w Olivia Newton-John11, The First Noel (2008)12, If I Get Home On Christmas Day (2008)13, Winter Wonderland (2008) 最後に、この作品に寄せた Wynonna Judd のコメントを記しておきます。" People ask me if you had one choice of who you'd want to sing with, I always say Elvis...of course."* Elvis Presley
2009.01.03
コメント(2)

Cowboy Junkies / Trinity Revisited"早く彼等のデジタル・リマスター盤がリリースされないかなぁ" と思っていたら、こんな素敵なアルバムが発売されました! Cowboy Junkies のメジャー・デヴュー作にして最高傑作でもある『 The Trinity Session 』の発売 20 周年を記念した(?)1 枚で、豪華ゲストを迎え、そっくりそのまま再現した作品。 要は、新たなゲストを向かえ、20 年前のアルバムをもう一回録音し直したもの。こういう企画って結構身内だけで盛り上がりがちだけど、これは違う! メンバーの気合いの入り方も全然違うっ! アレンジは殆ど、というか全く変えていないし、Michael Timmins に至っては、ギターの音色もパーフェクトに昔のまま。 もちろんギター・ソロも寸分違わず再現してくれている。 Margo Timmins の気だるいヴォーカルも昔のまんま! やっぱり Cowboy Junkies のメンバーもこのデヴュー作品は "特別" なんだと思う。気になるゲストは、Ryan Adamas, Jeff Bird, Vic Chesnutt, Natalie Merchant の 4 人。 きっと彼等も発売当時、聴き狂ったんだろう。 ほぼ全曲に 4 人が参加しつつも、本当に慎ましい演奏に終始(笑) オリジナルのイメージを壊さないよう、敬意を払いつつ、だけれども、参加している存在感は漂わす、という非常に難しいポジショニングを見事に演じ切っている。 今作は CD と DVD の 2 枚組だが、是非 DVD の方を楽しんでもらいたい! 極限の緊張感とリラックス感の中で再現された珠玉の名曲の名演集が美しい映像で見て取れる。* Cowboy Junkies ↑ こちらは、今回の元となったオリジナル・アルバム
2008.02.25
コメント(3)

Van Morrison / Still On Top - The Greatest Hits (3CD)3 月には 2 年半ぶり(?)の新作『 Keep It Simple 』が発売される Van Morrison だが、昨年末に豪華 3 枚組の究極のベスト盤がリリースされているので紹介したい。 因みに全 51 曲というヴォリュームなので未だ DISC-3 は未聴ですが・・・。個人的には、ベスト盤やヒット曲集の類は発売順に収録されている方が、アーティストの音楽史も良く判るので好きなのだが、この豪華ベストは何か特別な順番で収録されている訳でも無さそうだ。 DISC-1, 2, 3 の区分けも特に思い当たるものが無い。 だけど全く違和感無く聴き通すことが出来るのは、40 年以上に及ぶ彼のキャリアの全ての作品に" SOUL ~ 魂 " が宿っているからだと思う。 DISC-2 では、Them 時代に歌ったブルースのカヴァー「 Baby Please Don't Go 」に続いて1999 年の名作「 Back On Top 」という流れがあるが、黒人フィーリング溢れるヴォーカル・スタイルは時代を超越した格好良さ!そうそう Van Morrison でもう一つビッグ・ニュース! 過去作品が未発表音源のボーナス・トラックを収録 & 最新リマスターされてドンドン再発されていく模様。 第 1 弾としては以下の 7 作品が発売済みで、今後、全 29 作品まで発売予定である。Tupelo Honey [ 1971 ]It’s Too Late To Stop Now [ 1974 ]Wavelength [ 1978 ]Into The Music [ 1979 ]A Sense Of Wonder [ 1984 ]Avalon Sunset [ 1989 ]Back On Top [ 1999 ]* Van Morrison
2008.02.12
コメント(0)

Willie Nelson / Moment Of Forever何と言っても飼い猫の名前をこの方から頂いているので新作は全て紹介せずには居られません(笑) 因みに我が家では猫の姉妹を 2 匹を飼っているが、名前はエルネル。 もちろんエルは Elvis Presley から頂戴し、ネルは 今日の主役 Willie Nelson から頂いたの。 Elvis は 1935 年、Willie Nelson は 1933 年生まれだから、実際には我が家の猫姉妹の現実と逆転してしまっているが、まあ気にしないでおく。しかし 74 歳になってもこの創作意欲はなんだ! 若手ミュージシャンも少しは見習って欲しい。 Ray Price & Merle Haggard と一緒になって作ったアルバム『 Last Of The Breed 』( 2007 年)を間に挟んでいるとはいえ、ほぼ毎年コンスタントに新作をリリースし続けている事実は本当に凄い。 純粋なオリジナル作品という意味でも Ryan Adams とコラボした『 Songbird 』から僅か 2 年しか経っていない。 是非ともこのペースで 70 歳代を突き抜けて欲しいものだ。そうそう、Willie Nelson と言えば " ビッグ・ニュース " が飛び込んで来た! 彼の 75 歳の前祝いとして 4/1 にボックス・セットが発売される。 又、誕生日前日の 4/29 には カントリー及びポップ・チャートで NO.1 を記録した楽曲だけを集めた『 #1s 』というベスト盤も発売される模様。 因みにボックス・セットの方は、『 One Hell Of A Ride 』というタイトルで 4 枚組、100 曲収録という超豪華盤。 発売は SONY の Legacy シリーズから。 『 #1s 』も期待大ですね! 同主旨のベスト盤は Elvis Presley や The Beatles でも発売済みだが、少なくとも本国アメリカで相当大きな話題になると思う。 あと 2 ヶ月、楽しみに待っていたい。忘れていたが、今作についてもしっかり報告しておくと・・・(笑) 引き続き LOST HIGHWAY からのリリースで、Bob Dylan や Randy Newman の楽曲に混じって Dave Matthews のカヴァーなんかも演っている。 プロデューサーには Kenny Chesney を迎え、ホント、いつまでも若々しく、且つ、チャレンジ精神旺盛な 1 枚と言える。* Willie Nelson* LOST HIGHWAY Records* LEGACY Recordings ← ボックス・セットの詳細はこちらでチェック!
2008.02.09
コメント(2)

Jennifer Warnes / Famous Blue Raincoat (20th Anniv. Edition)1970 年代にはバック・コーラスも担当していたのだからトリビュート作品を作るのも不思議では無いが、難解(?)とも言える Leonard Cohen の楽曲をここまで美しく歌い切ったのは彼女だけじゃないかな? 昨年、Jennifer Warnes が 1987 年に発表した名作が、20 周年記念盤として再発されていたらしいが全然気付かなかった・・・が、つい先日購入したので忘れない内に紹介しておく。 リリースは SHOUT Factory より。彼女と言えば Joe Cocker とデュエットして大ヒットを記録した映画、 『 愛と青春の旅立ち 』 でのシングル曲「 Up Where We Belong 」が特に有名だけど、今作はその 5 年後に発表された作品で、豪華ゲストも相まって人気の高い 1 枚。その豪華ゲスト・プレイヤーの一部を紹介しておこう。 トリビュートされた Leonard Cohen を筆頭に、Stevie Ray Vaughan, Robben Ford, David Lindley といった名ギタリストの他にも、Van Dyke Parks なんかもシンセサイザーで参加している。 そういった名プレイヤー達の名演奏が噂を呼び、一時期、オーディオ専門誌等のサウンド・チェック用作品としても頻繁に利用されたとか。 やはり、その音作りには自信があるのだろう、CD ジャケットに貼られていたステッカーには " Remastered From The Original Analog Tapes " の文字が!パーフェクト! とも言える完成された音作りや彼女の歌唱力は『 堅苦しくてちょっと・・・』という方も居るかと思うが、'80 年代を代表するヴォーカル・アルバム! と断言しても問題無いだろう。 最後に Leonard Cohen がこの作品に宛てた言葉を記しておこう。 " Her Voice Is Like The California Weather Filled With Sunlight, But There's An Earthquake Behind It "* Jennifer Warnes* Leonard Cohen* Joe Cocker* SHOUT Factoryこちらは Joe Cocker とのデュエット曲が大ヒットしたサウンドトラック盤
2008.02.08
コメント(0)

Shelby Lynne / Just A Little Lovin' 溢れる才能を持ちつつ、且つ非常に美人なのに、何故か日本での人気や知名度は異様に低いのが残念・・・。 Shelby Lynne(シェルビー・リン)という名前も読み易い & 言い易いので、これは日本の音楽関係者の怠慢、というか宣伝不足が主要因と言われても仕方無いですね。この新作も数ある女性シンガーの作品群に埋もれてしまいそうなのでキチンと紹介しておこうと思う。 名プロデューサー Phil Ramone を迎えてリリースされた今作はアルバムのサブ・タイトル " Inspired By Dusty Springfield " にある通り、自作の 1 曲を除き、Dusty Springfield のカヴァー集。 オールディーズ・ファンにも気になる収録曲は以下の通り。 ( )内はその作曲家チームです。01. Just A Little Lovin' (B.Mann & C.Weil)02. Anyone Who Had A Heart (B.Bacharach & H.avid)03. You Don't Have To Say You Love Me (G.Donaggio, S.Napier-Bell, V.Pallovinci)04. I Only Want To Be With You (M.Edwin Hawker & I.Raymonde)05. The Look Of Love (B.Bacharach & H.David)06. Breakfast In Bed (D.Fritts & E.Hinton)07. Willie And Lauramae Jones (Tony Joe White)08. I Don't Want To Hear It Anymore (Randy Newman)09. Pretend (Shelby Lynne)10. How Can I Be Sure (E.Brigati & F.Cavaliere)ウーン、Dusty Springfield って楽曲に恵まれている、というかポップスの王道を歩いていたんですね! これほどの名曲のカヴァー集、誰が歌っても悪かろうはずが無い! と言えば Shelby Lynne に失礼ですね(笑) 個人的には The Bay City Rollers のヴァージョンでも有名な 4 曲目が一番のお気に入りです!* Shelby Lynne* Lost Highway Records
2008.02.07
コメント(0)

Mavis Staples / We'll Never Turn Back日本の音楽誌でも非常に高評価だった Mavis Staples の新作(* 発売は 2007 年)を紹介します。 私の勝手な冬眠によりタイミング的には半年ズレ(?)になりますがご勘弁を・・・。 この作品、二つ下の Bettye LaVette と同じ ANTI-Records からのリリースですMavis Staples, ここでは The Staple Singers から続く彼女の長い活動歴は省略させて頂くが、半世紀以上に及ぶ音楽活動は生ける伝説とも言える! STAX と契約した 1968 年以降と、The Band のラスト・コンサートとなった『 The Last Waltz 』への出演が彼女のピークだったと言えるかも? その後の活動については殆ど把握出来ていないが、1999 年には " ロックの殿堂 " 入りも果たすし、2005 年にはグラミー賞の " 特別功労賞 " を受賞もしているようだ。で、気になる今作は Ry Cooder をプロデューサーに迎え、正に " 魂 " の SOUL-MUSIC を展開! アルバム 1 曲目の J.B. Reonir 作のブルース曲の他数曲を除き、当時のプロテスト・ナンバー、大昔のトラディショナル・ソングを中心に見事に歌いあげた 1 枚。アルバム・タイトルにもなっている言葉を直訳すると、" 私達は決して後戻りしない ~ 現実に妥協しない " という強いメッセージになると思うが、そういった歴史認識を抜きにしても充分に心に刺さる名唄揃いの 12 曲。PS 昔からの彼女を御存知のファンにはショッキング(?)な体型となってしまっている が、歌の上手さとは無関係ですから・・・(笑)* Mavis Staples* ANTI-Records
2008.02.06
コメント(0)

LULU / The ATCO Sessions 1969-1972 (2CD)LULU って " The Beatles の妹分 " というか、デヴュー曲(?)「 Shout! 」のイメージが強くって、こんな幅広い音楽性を持っていたとは全然知りませんでした! 単なるアイドルでは決して無かったんですね・・・。 心のどこかで彼女を色眼鏡で見ていた自分に反省です。 そんな先入観も有り、2 枚組だし価格もそこそこなので躊躇しつつも RHINO からのリリースだし、タイトルの ATCO Sessions という響きに釣られて思わず買ってしまいました(笑) ライナー・ノーツを読むと・・・フムフム・ナニナニ、'60 年代後半には本物の南部音楽を体現すべく米国に渡り、2 枚のアルバムを発表した、と。 残念ながら商業的には大きな成功にはならなかったようだけど、Jerry Wexler, Tom Dowd & Arif Mardin の 3 人のプロデュースの元、見事なスワンプ・アルバムに仕上がっています。 因みに DISC-1 には 1970 年発表の『 New Routes 』と『 Melody Fair 』の 2 枚のアルバムが、DISC-2 にはシングル集やアウトテイクが収録されています。ネットで色々調べて見ると当時 LULU はかなりの本気モードで、この少し前に発表されたDusty Springfield の名作『 Dusty In Memphis 』を意識していた、というか目指していたようです。 どちらも甲乙付け難い名唄!* LULU* Dusty Springfield
2008.02.05
コメント(0)

Bettye LaVette / The Scene Of The Crimeここ最近、渋い作品をリリースする事で目が離せない ANTI-Records 。 半年遅れの年末に日本盤も発売されたようで、より多くの音楽ファンに届くことを期待したいのがコレ、" Great Lady Soul " 、Bettye LaVette すでに還暦超えの大ベテランです。色んな不幸が重なり、人気や知名度が低いのは残念だけど、Aretha Franklin なんかと比較されるべき偉大な女性シンガーだと思う。 そんな彼女が Drive-By Truckers を従えて、35 年ぶりに Muscle Shoals FAME Studio に戻って録音したのがこの 1 枚。 シーンに復活した前作『 I've Got My Own Hell To Raise 』も素晴らしい出来栄えなので、是非併せて聴いて頂きたいが、今作もカヴァー曲のセンスの良さが光ります。 Willie Nelson, Elton John, John Hiatt, Don Henley 等、POP / ROCK からのアプローチを円熟のヴォーカルで歌い上げ、苦節○○年を忘れさせる、今がピークの傑作に仕上がっている!* Bettye LaVette* Anti- Records
2008.01.30
コメント(0)

Various Artists / Alan Lomax : Popular Songbookたぶんこのブログでは初登場かな? 史上最強の "ソング・キャッチャー" Alan Lomax の採譜集、そのポピュラー・ミュージック集を紹介したい。 私などの断片的な知識だけで彼の生涯を語るのも憚れるが、彼の情熱的、且つ積極的なジャンルを問わない発掘・採譜・録音活動が無ければ、今の音楽シーンも大きく違っていた、と言えば言い過ぎか?同シリーズとして Blues Songbook もリリースされていて、そちらは発売されたタイミングで購入したのだが、こちらのポピュラー音楽集は何故か買いそびれてしまっていた。 天下の無法者だった(?)Lead Belly の才能を見抜き、出所後、見事に更正させるきっかけにもなった名曲「Goodnight Irene」を含む全 22 曲、音が鳴り始めれば 10 分そこそこで戦前戦後当時のアメリカにタイム・スリップ出来ます。 そうそう年末に車を買いました! 東京の渋滞道路の中で聴くアメリカ民謡もグッドですよ!(笑) 1. Joe Lee's Rock / * Alan Lomax Collection 2. Do Re Mi / Woody Guthrie 3. Jesus on the Mainline / * Alan Lomax Collection 4. Midnight Special / Lead Belly 5. Stagolee / Memphis Slim, Big Bill Broonzy, and Sonny Boy Williamson 6. Trouble So Hard / Vera Ward Hall 7. Motherless Children / Felix Dukes and Mississippi Fred McDowell 8. Sometimes / Bessie Jones 9. Black Betty / James "Iron Head" Baker and group 10. Take a Whiff on Me / Lead Belly 11. Didn't Leave Nobody but the Baby / Sidney Lee Carter 12. Goin' Down the Road Feeling Bad / Woody Guthrie 13. Rock Island Line / Kelly Pace and group 14. Join the Band / John Davis and the Georgia Sea Island singers 15. Sloop John B. (Histe Up the John B.'s Sails) / Cleveland Simmons Group 16. Man Smart, Woman Smarter / Macbeth the Great 17. Ugly Woman (If You Wanna Be Happy) / Duke of Iron 18. Gallows Pole / Lead Belly 19. Rosie / * Alan Lomax Collection 20. Alborada de Vigo / * Alan Lomax Collection 21. The House of the Rising Sun (Rising Sun Blues) / Georgia Turner 22. Irene Goodnight (Goodnight Irene) / Lead Belly* Alan Lomax* Rounder Records
2008.01.29
コメント(2)

Southern Culture On The Skids / Countrypolitan Favorites殆ど半年以上 "放置プレイ" 続きだったのですが、そろそろ復活したいと思います。 去年の夏頃から急激に忙しくなって、ホント何も出来ませんでした・・・。 仕事が仕事だけに音楽は聴きまくっていたのですが、ブログにアップする時間が全く取れず、完全に死んでました(笑) 今後は適度な更新頻度(2~3日に1回位?)を目指しますので、是非宜しくお願い致します。今日紹介するのは "ゲテモノ・バンド" (?)の、Southern Culture On The Skids 。 実際のところ、殆ど知らないバンドなのですが、馬鹿テク・パンク・バンドが、有名 COUNTRY ナンバーをカヴァーしている事を知って興味を持った次第。 今現在、日本での人気など殆ど無いと思うけど、1997 年には夏フェス関連で来日もしていますね! どんなステージだったのか非常に気になるけれど、何方か観に行った方いらっしゃいますか?TOWER RECORDS の大型ショップでも、まず在庫が無いと思うので、COUNTRY ファンの方がこの商品を見つける可能性は極めて低いと思われるが、内容は本当に素晴らしい。 収録曲は以下の通り。 オリジナルの楽曲と聴き比べも楽しそうだ。 1. Oh Lonesome Me ← Don Gibson の曲ですね! 2. Muswell Hillbilly 3. Funnel Of Love 4. Wolverton Mountain 5. Rose Garden ← Joe South の名曲をカヴァー! 6. Let's Invite Them Over 7. Life's Gas 8. Te Ni Nee Ni Nu ← Jimmy Reed がオリジナルだったと思うけど・・? 9. Tombstone Shadow ← John Fogerty というか C.C.R. のカヴァー! 10. Have You Seen Her Face ← Chris Hillman 作の The Byrds の隠れた(?)名曲! 11. No Longer A Sweetheart Of Mine 12. Engine Engine #9 ← Roger Miller 作品 13. Fight Fire 14. Tobacco Road ← 渋い! J.D. Loudermilk ですね! 15. Happy Jack ← こちらは CD のみのボートラ、The Who のカヴァーキャリア 15 年以上(?)の底力を見せ付けてくれる COUNTRY-PUNK 集! 強烈オススメ!* 彼等のオフィシャル・サイト ⇒ Southern Culture On The Skids
2008.01.28
コメント(2)

The Bonzo Dog Band / The Doughnut In Granny's Greenhouse最近 The Rutles って再評価されているんですかね!? 国内盤では少し前に彼等のオリジナル作品が紙ジャケットで発売されたし、その流れという訳では無いと思うが、本国英国でも前身バンドとも言える The Bonzo Dog Band がデジタル・リマスター、ボーナス・トラック付きでの作品を再発したので紹介したい。Neil Innes は 後に The Rutles で名を上げるのでそこそこ有名だと思うが、この The Bonzos はどうなんでしょう? 売れるのかなぁ?(笑) この作品は 1968 年に発表された彼等にとって 2 作目で、リーダー格の Vivian Stanshall の変人ぶりが十二分に発揮された 1 枚。 個人的にも理解不可能なシュールなジャケット写真が特に気に入っている。John Lennon と同様に美術学校出身で、当時の若者の多くが R & R に傾倒していったのに比べて、彼等ときたら・・・どこで脱線(?)したのか、ミュージック・ホールの演芸的世界に夢中になった模様。 でも決してコミック・バンドではないし、パロディとも違う異次元ミュージック。 まあ変な人達ということだけは間違い無いです(笑) * The Bonzo Dog Band* The Rutles
2007.07.15
コメント(0)

The Mugwumps / An Historic Recording仕事の方は相変わらず忙しいのだけれど、7 月に入って少し落ち着いてきたかな? と思っていた矢先に、ヘルニアになるは、親族に不幸が有ったりと中々辛い日々が続いております。 この BLOG も全く更新出来ずでチェックして下さる方も激減の一途・・・(号泣) 紹介したい CD は溜まる一方なので、そろそろ気合いを入れて頑張りたいと思う。The Mugwumps 、この再発を待っていたマニアックなファンの人って結構多いのではないかな? 後に Mamas & Papas を結成する Cass Elliot と Denny Doherty と、The Lovin' Spoonful に合流する Zal Yanovsky が在籍していた事で有名なバンドです。このアルバムが発売されたの 1967 年だから今から丁度 40 年前。 米国の多くのバンドが好んで演奏していた FOLK ROCK 的なサウンドだけど、実際の録音はもっと古く 1964 年から 1965 年にかけてのことだから、実際には時代の先頭を突っ走っていたというところでしょうか? 実は The Byrds なんかよりも全然早く FOLK ROCK を確立していたんです。 随分以前にアナログ盤を買った記憶(リプロ盤だと思うけど結構高価だったと思う・・・)があるけど今は何処に有るのかしらん? 今回の CD 化で多くの音楽ファンが聴くことが出来る環境になったことは素直に喜ばしいと思う。* 再発してくれたのは COLLECTOR'S CHOICE MUSIC レーベル
2007.07.14
コメント(0)

The Traveling Wilburys / Collection (2CD + DVD)しかしよくこれほどのメンバーが集まったものだと感心してしまう。 これってやはりリーダー格の George Harrison の人徳の賜物!? ボーナス DVD での Roy Orbison の言葉じゃないけれど、" プロ中のプロが集まった " というのは間違い無いし、今後こういった素敵なプロジェクトは中々成功しないと思う。 (全員トップ・ミュージシャンだからエゴとかあるだろうし・・・)過去、海賊盤やリプロ盤では何度か再発されてきた "世紀の覆面バンド "、The Traveling Wilburys の オリジナル・アルバムが RHINO Records より 2 in 1 + DVD という嬉しい形で再発されたので紹介したい。発売当時(1988 年)はホント、良く聴きました! 古き良き OLDIES サウンドを現代風に蘇らせた Jeff Lynn の手腕も凄いが、誰一人として全面に出ようとしない謙虚な姿勢が見事な音世界を作り出したんだと思う。 わざわざ書くまでも無いが一応記しておくと・・・メンバー 5 人共に The Ramones ばりに " 何某Wilbury " を名乗っていました(笑) ・Nelson Wilbury - George Harrison ・Lefty Wilbury - Roy Orbison ・Otis Wilbury - Jeff Lynne ・Charlie T. Wilbury Jr. - Tom Petty ・Lucky Wilbury - Bob Dylan このデヴュー作(?)を発表後しばらくして Roy Orbison は亡くなってしまい、今や発起人である George Harrison も帰らぬ人に(涙) 遊びで構わないので、このメンバーで 10 作品位リリースして欲しかったですね・・・。 所謂 " スーパーバンド " って、ツマラナイものが多いけど、彼等はそういったジンクスを見事に覆してくれました!* The Traveling Wilburys
2007.06.28
コメント(0)

Anchored In Love : A Tribute To June Carter CashCarter Family のメンバーでもあり、Johnny Cash の奥方としても有名な June Carter Cash のトリビュート・アルバムが発売されたので紹介したい。 亡くなったのは 2003 年だったと思うけど、可愛いイラストのジャケットが印象的な彼女のラスト・アルバム『 Wildwood Flower 』の発売が、その前だったのか後だったのかイマイチ思い出せない・・・でも彼女が亡くなって数ヵ月後、後を追うかのように Johnny Cash も帰らぬ人に・・・。" オシドリ夫婦 " というにはお互い波乱万丈の人生だっただろうし、色んな苦難も多かったと思うけど、やはり COUNTRY 界を代表するデュエット・チームであることは間違い無い。 そんな素敵な夫婦(と言うか June Carter Cash)の人柄や音楽性を見事に表現したトリビュート盤が DUALTONE Records から発売された。 収録曲とアーティストは・・・01. If I Were A Carpenter / Sheryl Crow & Willie Nelson02. Jackson / Carlene Carter & Ronnie Dunn03. Wildwood Flower / Loretta Lynn04. Far Side Banks Of Jordan / Patty Loveless & Kris Kristofferson05. Keep On The Sunny Side / Brad Paisley06. Wings Of Angels / Rossane Cash07. Ring Of Fire / Elvis Costello08. Road To Kaintuck / Billy Bob Thornton & The Peasall Sisters09. Big Yellow Peaches / Grey DeLisle10. Kneeling Drunkard's Plea / Billy Joe Shaver11. Will The Circle Be Unbroken / Ralph Stanley12. Songs To John / Emmylou HarrisJune Carter Cash にとって最初の夫との娘 Carlene Carter も、Johnny Cash の前妻との子供なので彼女にとっては義理の娘となる Rossane Cash も歌い、アルバムの全体プロデュースは二人にとって最初の(?)息子、John Carter Cash が務める、という家族愛溢れる 1 枚。* 彼女自身のオフィシャル・サイトは無いようなので夫君の方を ⇒ Johnny Cash* Wikipedia に判り易いファミリー・ツリーも ⇒ Wikipedia
2007.06.26
コメント(0)

Make Some Noise : The Campaign To Save Darfur随分と長い期間ブログ更新するのをサボってしまいました・・・。 紹介したい CD はたくさん有ったのですが、ホント忙しかったのと、出張が多くて全く手が付けられませんでした(涙) すでに 7 月に突入しましたが、日付は少し遡って(笑) 6 月後半から再スタートしたいと思います。恥ずかしながら余り詳しく知らなかったアフリカはスーダンのダルフール紛争~難民や虐殺の事実・・・。 この悲しい現実に対してアムネスティが起こした活動の一部がこの作品。 同地区の救済を目指して数多くのアーティストが参加、発売されたのがこのアルバム。 ジャケット写真にある通り John Lennon 楽曲のカヴァー集で、収録曲と参加アーティストは以下の通り。【DISC-1】01. U2 - Instant Karma 02. R.E.M. - #9 Dream 03. Christina Aguilera - Mother 04. Aerosmith feat. Sierra Leone Refugee All Stars - Give Peace A Chance 05. Lenny Kravitz - Cold Turkey 06. The Cure - Love 07. Corinne Bailey Rae - I'm Losing You 08. Jakob Dylan feat. Dani Harrison - Gimme Some Truth 09. Jackson Browne - Oh, My Love 10. The Raveonettes - One Day At A Time 11. Avril Lavigne - Nobody Told Me 12. Eskimo Joe - Mind Games 13. Youssou N'Dour - Jealous Guy 【DISC-2】01. Green Day - Working Class Hero 02. Black Eyed Peas - Power To The People 03. Jack Johnson - Imagine 04. Ben Harper - Beautiful Boy 05. Snow Patrol - Isolation 06. Matisyahu - Watching The Wheels 07. Postal Service - Grow Old With Me 08. Jaguares - Gimme Some Truth (spanish version) 09. The Flaming Lips - (Just like) Starting Over 10. Jack's Mannequin feat. Mick Fleetwood - God11. Duran Duran - Instant Karma12. a-ha - #9 Dream 13. Tokyo Hotel - Instant Karma14. Regina Spektor - Real Love国際的な人権団体アムネスティが行っているキャンペーン『 Make Some Noise 』(= 声をあげよう!)の一環で発売されているものだし、遠い異国の地の話とは言え、こういった現実に盲目で居る訳には行かないのですが、悲しいかな、私には音楽そのもののほうに興味が行ってしまい・・・。しかし恐るべしは John Lennon 。 出演アーティスト全員が熱演、熱唱している素晴らしいコンピレーションであることは間違い無いけれど、やっぱりオリジナルの John の歌声を超えることは出来ない模様。 原曲の素晴らしさも再認識出来る好盤!* アムネスティの日本公式サイト ⇒ Amnesty International Japan* このスーダンの紛争、日本版 Wikipedia によると ⇒ ダルフール紛争
2007.06.25
コメント(0)

The Remains / The Remains活動したのは同じ 60 年代だし、その音楽スタイルも所謂 " GARAGE-PUNK " に括られるはずだが、ライバル・バンド(?)である The Sonics の評価が非常に高いことに比べ、何故か日本では The Remains がキチンと紹介さえされていないようで残念・・・。 この再発 CD が少しでも彼等の認知度を上げることを期待したい。何年か前に米国の優良再発専門レーベル " SUNDAZED " が彼等のデモ音源を集めた好編集盤をリリースしたが、今回紹介するアルバムは本家本元の EPIC から。 しかも 1966 年発表当時のオリジナル・ジャケット。 しかもボーナス・トラックが 10 曲も追加されている。 R & R ファンなら迷わず買って下さい! " 元祖 PUNK " と断言出来る歪んだギターと、若さ溢れるエナジーが気持ち良いです。 ところで、私は全然知らなかったのですが、この The Remains、なんと The Beatles の米国ラスト・ツアーでオープニング・アクトを務めたんだとか! 確かに当時の若手バンドとしては結構な実力派と言えるかも知れない。 この頃の The Beatles はライブ活動に余り熱心では無かった(と言うか、テキトーに演っていた!?)ので、パフォーマンスは彼等の方が良かったかも? ← 流石にそんなことはないか(笑)* 彼等のオフィシャル・サイト ⇒ The Remains
2007.06.04
コメント(1)
Townes Van Zandt / Our Mother The MountainTownes Van Zandt、アーティスト・ネームはアチコチで目にすることは多いのだけど、実際のところどんな音楽を演っていた人なの? という方が多いはず。 そういう私も恥ずかしながらキチンと聴いてこなかった訳ですが・・・。これって、日本ではその音楽性もそうだけど、イマイチ読み難い名前に原因が有るのでは!? " タウンズ・ヴァン・ザント " って、ちょっと発音しずらいし、過去に国内盤が発売されたことすら無い? 要は良く判らないアーティストの代表格ですね・・・。 大きめの眼鏡にテンガロン・ハットという風貌も彼の素晴らしい音楽を判りずらくしてしまったのかも(笑)と、書きつつも最近では Norah Jones が自身のアルバムや、又、バンド名義の Little Wilies でもカヴァーしたことで少し認知度が上がったかも知れない。 そんな Townes Van Zandt の初期 4 作品が PUNK で有名な EPITAPH 傘下の FAT POSSUM RECORDS から再発された。 で、今日紹介するのは 1969 年発表のソロ 2 作目。 ウーン・・・何と内省的な FOLK ~ COUNTRY 音楽なんでしょう! 残念ながら英語の聞き取り能力が全く駄目なため歌詞はチンプンカンプンですが、失恋して荒野を彷徨っている 20 代の若者(笑)の気分にさせてくれます。 この作品を聴いても絶対に元気は出ませんが、ハマリます! 体調によってはズブズブと深みの入っていきますよ! 洗練された都会感とテキサスの土埃が一緒になった好盤! * オフィシャル・サイト(!?) ⇒ Townes Van Zandt
2007.05.30
コメント(1)

Cowboy Junkies / At The End Of Paths Taken残念ながらアーティストの寿命(=旬な頃?)も年々短くなりつつあるようで、私自身、今や新作が発売されれば必ず購入している数少ないバンドの一つと言えるのが、この Cowboy Junkies 。不思議とカナダ出身のアーティストやミュージシャンにはお気に入りが多いのだけれど、これって地続きながらやっぱりアメリカ本国とは全然違う文化という事なんですかね? 日本に居ると、そのあたりの詳しい事情は全く理解出来ない部分なんですけれど・・・。で、今作! ここ数年間の彼等の作品群は個人的にもちょっとクエスチョン・マークが付くものも多かったけれど、これは " 原点回帰 " というか、本当に完成度が高い。 彼等独特の音楽性が持つ、気だるさ(?)や、虚無感(?)(←上手く表現出来ません・・・)は維持しつつも、個々の楽曲のメロディ・ラインが本当に素晴らしいです。 とりあえず 2007 年度のベスト・アルバムです、今のところは!こんな素晴らしい作品なのに、今のところは国内盤のリリース予定は無いとか・・・(号泣)* 彼等のオフィシャル・サイト ⇒ Cowboy Junkies
2007.05.08
コメント(0)

Elvis Costello / The Best Of - The First 10 YearsElvis Costello の初期作品の権利が UNIVERSAL に移った事で 傘下の HIP-O Records から面白いベスト盤が発売されたので紹介したい。 面白いと言っても、全 22 曲は全て既発曲で、コレクター的な驚きや発見は無いのであしからず。権利が移ったのはデヴュー作の『 My Aim Is True 』から 10 作目の『 Blood & Chokolate 』までで、それを記念して(?) Elvis Costello 自身が選曲した模様。 過去にも何種類も粒の揃ったベスト盤は発売されているし、彼の CD は殆ど持っているので改めて買う必要も無かったのだが、ジャケット写真が可愛く思わず買ってしまった。 こうしてお小遣いは減って行きます・・・(笑) 気になる収録曲は以下の通り。 01. (The Angels Wanna Wear My) Red Shoes 【My Aim Is True】 02. Alison 【My Aim Is True】 03. Watching The Detectives 【My Aim Is True】 04. (I Don't Want To Go To) Chelsea 【This Year's Model】 05. Pump It Up 【This Year's Model】 06. Radio, Radio 【This Year's Model】 07. Accidents Will Happen 【Armed Forces】 08. Oliver's Army 【Armed Forces】 09. (What's So Funny 'Bout) Peace, Love And Understanding 【Armed Forces】 10. I Can't Stand Up For Falling Down 【Get Happy!!】 11. High Fidelity 【Get Happy!!】 12. Clubland 【Trust】 13. New Lace Sleeves 【Trust】 14. Good Year For The Roses 【Almost Blue】 15. Beyond Belief 【Imperial Bedroom】 16. Man Out Of Time 【Imperial Bedroom】 17. Almost Blue 【Imperial Bedroom】 18. Every Day I Write The Book 【Punch The Clock】 19. Shipbuilding 【Punch The Clock】 20. Brilliant Mistake 【King Of America】 21. Indoor Fireworks 【King Of America】 22. I Want You 【Blood & Chocolate】* 彼のオフィシャル・サイト ⇒ Elvis Costello同時発売で、彼の PUNK な 1 面にスポットを当てた ROCK & ROLL 集も発売された。『 Rock And Roll Music 』 (↓)
2007.05.07
コメント(3)

Ozomatli / Don't Mess With The Dragon最近では日本でも結構人気バンドになっていますよね? EAST L.A. のチカーノ・コミュニティ出身で、その音楽性がカテゴライズ不可能な事でも知られる Ozomatli の新作が届いたので紹介したい。4 月末、カリフォルニアで行われた Coachella Valley Music Festival のパフォーマンスもきっと素晴らしかったと思うが、ゴールデン・ウィークに休暇を取って米国に旅行に行く訳にも行かず・・・(涙) この新作を聴いて我慢することにした。 真っ赤なジャケット・イラストには猛々しい龍が描かれ、なんともアジア的な香りがするが、確かに中国というか香港というか、そんな雰囲気も無くはない。 使っている楽器も変な(笑)ものが多そうだし・・・。 強烈なパーカッションと、解読不可能なリズム・ラインに誘導される激烈なミクスチャー・サウンド! 彼等は間違い無く CD SHOP 泣かせのバンドです。 ← だって、どのジャンルの棚に陳列すべきか迷いますよね? 彼等の音楽って。メンバーの一人、謎の日系人(?) JIRO YAMAGUCHI なる人物はどんな経歴なのかしら? 何方か詳しく知っていれば教えて下さい!* 彼等のオフィシャル・サイト ⇒ Ozomatli
2007.05.01
コメント(4)

Music and Lyrics ~ Music from and inspired by the motion pictureこれは絶対に観に行かねば! 今最も輝いている女優 Drew Barrymore と英国のハンサム俳優 Hugh Grant が主演する映画『 Music and lyrics 』(邦題:ラブソングができるまで)のサウンドトラック盤がコレ。Drew Barrymore 嬢、個人的にも大好きな女優ですが、彼女の過去の経歴には本当に驚かされる! 天才子役として 4 歳で映画デヴュー、9 歳でアルコールとドラッグに溺れ、14 歳の時には自殺未遂、10 代後半頃には夜な夜なロスのクラブで初対面の男性と "婚約⇒即破棄" を繰り返していたという。 その後 1994 年と 2001 年に結婚もするが二度とも離婚・・・。 こんな ROCK な生き方をしている女優はそうそう居ません(笑)話は脱線したが肝心のサウンドトラック盤の内容はと言うと・・・'80's 感覚タップリの懐かしい音空間。 この手の音、今の音楽シーンだと完全に馬鹿にされる(?)と思うけど、パロディ感にも溢れていて、映画を観ていなくても充分楽しめます。 因みに歌っているのは殆ど Hugh Grant ですが、流石にラブ・コメの帝王、歌も滅茶苦茶上手いです。 そう言えば嬉しいニュースを。 雑誌 PEOPLE 誌が選ぶ 2007 年度の " 最も美しい人々 " の第 1 位に Drew Barrymore が選ばれたとか。 今後の活躍にも多いに期待したい。* この映画の専用 WEB はコチラ ⇒ Music and Lyrics
2007.04.29
コメント(1)

Patti Smith / Twelve彼女の長い音楽キャリアを考えると意外だが、自身初のカヴァー・アルバムがリリースされた。 今年 2007 年は "ROCK & ROLL HALL OF FAME" ~ ロックの殿堂入りをするなど、彼女の輝かしい活動がキチンと評価されるなど節目の年度となっているようだが、タイミング的にもピッタリのリリースである。気になるカヴァーの選曲はと言うと・・・ 01. Are You Experienced ? / Jimi Hendrix 02. Everybody Wnats To Rule The World / Tears For Fears 03. Helpless / Neil Young 04. Gimme Shelter / The Rolling Stones 05. Within You Without You / The Beatles 06. White Rabit / Jefferson Airplane 07. Changing Of The Guards / Bob Dylan 08. The Boy In The Bubble / Paul Simon 09. Soul Kitchen / The Doors 10. Smells Like Teen Spirit / Nirvana 11. Midnight Rider / The Allman Brothers Band 12. Pastine Paradise / Stevie Wonder米国、英国、'60 年代、'70 年代を中心に・・・中には Tears For Fears という意外なチョイスも含めて、非常に良く出来た作品となっている。 個人的なベスト・トラックは The Rolling Stones の 「 Gimme Shelter 」かな? この曲、妙に高音キーでカヴァーするのは容易く無いと思うけど、彼女のオリジナルと言えるほどハマッっていますよ。彼女 Patti Smith、1946 年生まれだからもう還暦なんですよね!? 若い頃から中性的な雰囲気も醸し出していたけれど、素敵な年齢の重ね方です。 ブックレットには最近の写真も掲載されていますが、ファンの期待を裏切ってません! どこかジプシー女を思わせる良い写真です!* 彼女のオフィシャル・サイト ⇒ Patti Smith* たぶん 1976 年頃? 一時期、恋人でもあった写真家 Robert Mapplethorpe とのナイスなスナップ! をネットから勝手に紹介(笑)
2007.04.24
コメント(1)

Leonard Cohen / Songs Of Leonard Cohenなんと 1934 年生まれだったとは!? John Lennon なんかよりも全然年上だったんですね! 全然知りませんでした! カナダのケベック州のユダヤ系家庭に育った、とか、アーティスト仲間から愛され尊敬され続けている、とか、孤高の吟遊詩人、などなど、どうしても私には敷居が高く感じられ、今までキチンと聴いてこなかった・・・。 これはおおいに反省せねば!オリジナルの発表から随分時間が掛かったが、COLUMBIA の LEGACY シリーズから待望のデジタル・リマスター盤が登場したので紹介したい。 今回再発されたの初期の 3 作品のみ。 期間を置いて後続作品も再発されるのかは判らないが、美しくしっかりした品質の紙ジャケットに加え、未発表トラックも 2 曲追加収録されており、リイシューに関わったスタッフの愛情溢れる仕事ぶりも素晴らしい!今回紹介するのは 1967 年発表のデビュー作で、彼はすでに 32 歳。 米国ではヒット・チャートの最高位が 162 位だったようだけど、何故か英国では 13 位とまずまずの滑り出し。 このあたりって、当時の音楽シーンも影響しているのかな? The Beatles 等が滅茶苦茶実験的なサウンドを発表していた時期だし、Leonard Cohen のような詩的で暗い(笑)音色は敬遠されそうだけど・・・。1 曲目の「 Suzanne 」は 前年に Judy Collins がカヴァーしていて、その話題性も有り、一般的にも異質のシンガー・ソング・ライターとして見られるようになったとか。 比較するのは変かも知れませんが Bob Dylan との共通項なども調べてみたくなった!* 彼のオフィシャル・サイト ⇒ Leonard Cohen* 彼の 2nd と 3rd アルバムも同時再発!
2007.04.23
コメント(0)

Various Artists / Stax 50: A 50th Anniversary Celebration (2CD Box-Set)こんなボックス・セットが欲しかった!!! STAX レーベル設立 50 周年を記念して発売された 2 枚組の豪華セット。 全 50 曲入り、当時の貴重なスナップ写真をふんだんに取り入れた 50 ページにもブックレットなどなど・・・R & B ~ SOUL 音楽の名門をタップリ楽しめる。 気になる収録曲はコチラ ↓【DISC-1】 01. Gee Whiz (Look At His Eyes) / Carla Thomas 02. Last Night / The Mar-Keys 03. You Don't Miss Your Water / William Bell 04. Green Onions / Booker T And The MG's 05. Walking The Dog / Rufus Thomas 06. I've Been Loving You Too Long (To Stop Now) / Otis Redding 07. Candy / The Astors 08. Respect / Otis Redding 09. You Don't Know Like I Know / Sam & Dave 10. I Want Someone / The Mad Lads 11. Hold On I'm Coming / Sam & Dave 12. Let Me Be Good To You / Carla Thomas 13. Your Good Thing (Is About To End) / Mable John 14. Knock On Wood / Eddie Floyd 15. B-A-B-Y / Carla Thomas 16. Tramp / Otis Redding 17. Soul Finger / Bar-Kays 18. Born Under A Bad Sign / Albert King 19. Soul Man / Sam & Dave 20. (Sittin' On) The Dock Of The Bay / Otis Redding 21. I Got A Sure Thing / Ollie & The Nightingales 22. Soul Limbo / Booker T And The MG's 23. I've Never Found A Girl (To Love Me Like You Do) / Eddie Floyd 24. What A Man / Linda Lyndell 25. Private Number / William Bell,Judy Clay 26. Who's Making Love / Johnnie Taylor 27. I Forgot To Be Your Lover / William Bell 28. I Like What You're Doing (To Me) / Carla Thomas 【DISC-2】 01. Time Is Tight / Booker T And The MG's 02. So I Can Love You / The Emotions 03. Walk On By / Isaac Hayes 04. Do The Funky Chicken / Rufus Thomas 05. Jody's Got Your Girl And Gone / Johnnie Taylor 06. Mr. Big Stuff / Jean Knight 07. Never Can Say Goodbye / Isaac Hayes 08. Whatcha See Is Whatcha Get / The Dramatics 09. Respect Yourself / The Staple Singers 10. Theme From Shaft / Isaac Hayes 11. Son Of Shaft / The Bar-Kays 12. That's What Love Will Make You Do / Little Milton 13. I've Been Lonely (For So Long) / Frederick Knight 14. Hearsay / The Soul Children 15. In The Rain / The Dramatics 16. I'll Take You There / The Staple Singers 17. Starting All Over Again / Mel & Tim 18. Dedicated To The One I Love / Temprees 19. If You're Ready (Come Go With Me) / The Staple Singers 20. Cheaper To Keep Her / Johnnie Taylor 21. I'll Be The Other Woman / The Soul Children 22. Woman To Woman / Shirley Brown たぶん未発表曲とかは入っていない思う。 だけど今まで有りそうで無かった同レーベルの決定盤とも言えるもの。 私はコレでゴールデン・ウィークまで充分楽しめます(笑) 1960 年代は MOTOWN レーベルのライバル的な存在だったのかな? どちらが良いとか悪いとかは全く無いけれど、同時代のヒット曲を交互に聴いてみたいですね!* 設立 50 周年を記念した特別サイト ⇒ STAX
2007.04.12
コメント(5)

Magazine / Real Life1970 年代末の PUNK ~ NEW WAVE 界一の妖怪(ファンの方には大変申し訳無い! でもあの風貌はかなり異質でしょ?) Howard Devoto 率いる Magazine のデヴュー作がようやくデジタル・リマスターされて再リリースされた。 この再発、ホント待っていました! 数年前、Buzzcocks が再発されたので、近いうちに・・・と思っていたんですが結構時間が掛かりましたね。 (契約の問題かな?)何はともあれボーナス・トラック 3 曲追加 + 高音質で蘇った Magazine の不気味サウンド。 今、ヘッドフォンを大音量にして聴いてます(笑) PUNK MUSIC が持つエネルギーはそのままに、大宇宙を思わせるスペーシーなキーボード・サウンド! これって何て呼ぶべき音世界ですかね? 私個人としては後追い(と言っても数年程度)で聴いたので、発売当時の受け止められ方って良く判りませんが、かなり実験性に富んでいると思う。 収録曲は以下の通り。 【ORIGINAL-TRACKS】 01. Definitive Gaze 02. My Tulpa 03. Shot By Both Sides 04. Recoil 05. Burst 06. Motorcade 07. The Great Beautician In The Sky 08. The Light Pours Out Of Me 09. Parade 【BONUS-TRACKS】 10. Shot By Both Sides (Original Single Version) 11. My Mind Ain't So Open 12. Touch And Go 13. Goldfinger Buzzcocks ~ Magazine あたりの人脈って中々複雑でもう忘れてしまったアーティストも多い。 クレジットを眺めていたら Barry Adamson という懐かしい名前に出会いました。 彼も結構良い作品を作っていましたよね? 機会が有れば紹介したいと思う。* 彼等のオフィシャル・ページは存在しないようなのでコチラを ⇒ Buzzcocks
2007.04.11
コメント(0)

Stevie Nicks / Crystal Visions ... The Very Best Ofまたまた放置プレイを続けておりました・・・が、今日から完全復活を目指します。 本日は 1970 年代の POPS シーンを彩った Stevie Nicks 。 そういえば彼女のソロ時代はベスト盤が出ていなかったですね。 何の前触れも無くリリースされたこの作品、物憂げなジャケット写真も素敵ですが、内容もかなり充実しています。私が買ったのは 1 枚組の CD オンリー盤ですが、DVD 付きの 2 枚組も同時に発売されています。気になる収録曲は以下の通り。【DISC-1 CD】 01. Edge Of Seventeen 02. I Can't Wait 03. Sorcerer 04. If Anyone Falls In Love 05. Stop Draggin' My Heart Around - (with Tom Petty) 06. Silver Springs - (Original Version, with Fleetwood Mac) 07. Dreams - (Deep Dish Version) 08. Rhiannon - (live) 09. Rooms On Fire 10. Talk To Me 11. Landslide - (live, with Melbourne Symphony Orchestra) 12. Stand Back 13. Planets Of The Universe 14. Rock And Roll - (live) 15. Leather And Lace - (with Don Henley) 16. Edge Of Seventeen - (live, with Melbourne Symphony Orchestra)【DISC-2 DVD】 01. Stop Draggin My Heart Around (with Tom Petty) 02. Edge Of Seventeen 03. Stand Back (Scarlett version) 04. Stand Back 05. If Anyone Falls In Love 06. Talk To Me 07. .I Can’t Wait 08. Rooms On Fire 09. Whole Lotta Trouble 10. Sometimes I t’s A Bitch 11. Blue Denim 12. Everyday 13. Sorcerer (with Sheryl Crow) 14. Bonus Material [DVD]ネットでバイオグラフィーを調べると何と 1948 年生まれ! ということは現在 59 歳(!?) そうですよね、1st ソロ作『 Bella Donna 』が発売されたのは 1981 年ですもんね・・・。 でも大丈夫、ここで聴ける彼女の声は永遠のディーヴァですから(笑)* 彼女nオフィシャル・サイト ⇒ Stevie Nicks
2007.04.10
コメント(4)
Maria Taylor / Lynn Teeter Flower美しく物憂げなジャケット写真が内容の素晴らしさを予感させてくれる Maria Taylor 譲のソロ 2 作目が到着。 元 Azure Ray ですね。 Bright Eyes、Moby 等の作品でも美しい歌声を聴かせてくれていた美人シンガーです。すでに 10 年以上のキャリアを誇る彼女だが、ソロとしてはコレが 2 作目。 残念ながら前作は未聴だし、前身バンドの Azure Ray もキチンと聴いてこなかった事を反省したい。 それほど素晴らしい作品に仕上がっている。雰囲気としては The Beatles 中期のサウンド・コラージュ感の中に、儚く気だるいヴォーカルが絡む " 不思議ドリーミー・ポップ " 。 メロディの良さもこの手のインディ・シーンでは群を抜いており、充分にシングル・ヒットも狙えそうだが・・・どうかな?* リリースは SADDLE CREEK より* 前身バンド Azure Ray* 試聴はこちら ⇒ My Space
2007.03.12
コメント(0)

HOTEL Buena Vista先日仕事で松本市に行った。 子供の頃から長野県にはプライベートで何度も訪れたことがあるが、出張で行くのは初めてのこと。 寒さはそれほどでも無かったが、空気は東京のそれとは全然違っていてちょっと感激! やはり全然違いますね。宿泊したのは松本駅に程近い Hotel Buena Vista 。 たぶん松本市で一番の高層ビルだと思う。 城下町には不釣合い(?)とも思える近代的なシティ・ホテルだが、雰囲気、サービス共に非常にグッド! 日が良いのか、何組かのカップルの結婚式が行われていた。 この日は多少時間にも余裕があり、有名な松本民芸家具のお店も探索。 奥さんが " 家具好き" でホント困っているが(笑)、確かにコレは国宝ものの素晴らしさ! しかし価格の方も国宝級で、ちょっと手が出せない・・・。伝統の匠の技が光りますね! これはほんの一部です。
2007.03.09
コメント(1)
Ry Cooder / My Name Is Buddyニャンという可愛いジャケでしょう! 家族全員共に猫が大好きな我が家にとっては、今月のヘヴィー・ローテーションが確実! と言って間違いないでしょう。 因みに今日の主役 Ry Cooder とは全く関係無いですが、愛猫の名前はエルとネル。 由来は Elvis Presley と Willie Nelson から。 でも 2 匹とも雌なんですけどね(笑) (子供達の意見を無視して私が名付けました)コンスタントに作品をリリースしている感の強い Ry Cooder ですが、本当の意味でのオリジナル作品は 1987 年の『 Get Rhythm 』以来、役 20 年ぶりですかね? このアルバムでは久々にヴォーカリストとしての Ry Cooder も楽しめます。イマイチ英語の読解力が足りず良く判らない箇所も多いのだが、このアルバムは " 放浪の猫 " Buddy について 17 章(曲?)の物語、といったところでしょうか? 思えば Ry Cooder 自身が、過去 Hawaii や Cuba といった島国の音楽を放浪、だけど最後に戻り着いたのは・・・といった感じで自身と Buddy 猫をダブらせているのかも? Jim Keltner, Flaco Jimenez, Van Dyke Parks, Mike & Pete Seeger 等、ゲスト・ミュージシャンも豪華なこの新作。 今のところ、個人的には 2007 年度のベスト・アルバムと言える 1 枚です!* 最近興味深いリリースの多い NONESUCH Records から
2007.03.05
コメント(0)

Mary Flower / Instrumental Breakdown全然知らないアーティストなんですが、またしても "ジャケ買い" です。 『 Gibson 社のヴィンテージ・ギターがジャケット写真に使われているくらいだからさぞかし・・・』といった感じで、ホント無駄遣いですね(笑) でもコレがとんでもなかった! 決して無駄遣いでは無かったのです!色々と調べてみると、1991 年にデヴューしている女性ギタリストで、今は 60 歳近いオバさんのはず(失礼!) このアルバムは今年になって発売された彼女、Mary Flower オバさんのインスト曲だけを集めたベスト盤の模様。 所謂、フィンガー・ピッキング奏法を主体とする BLUES, FOLK, RAG-TIME MUSIC なんですが、神業とも言える超絶・悶絶テクニックに溢れています。 『 これは殆どギターの先生の世界かも? 』と思っていたらギター教則の DVD なんかもリリースしていました(笑) 頭の 1 曲目は Memphis Minnie のカヴァーを演っていますが、COUNTRY ライクなオリジナル曲でこそ本領発揮! といった感じです。* 彼女のオフィシャル・サイト ⇒ Mary Flower* 発売レーベルはメンフィスの ⇒ Yellow Dog Recordsたぶん 10 年以上前の写真です。今はその面影無し・・・(号泣)
2007.03.03
コメント(0)
Mrs. Etta Baker, Family & Friends / Instrumental Music Of The Southern AppalachiansEtta Baker、余り詳しく知らないアーティストだが TOWER RECORDS 新宿店の BLUES コーナーには " 名盤 " というポップが付いていたので買ってみた。 時代を感じさせるジャケットのイラストから、てっきり戦前 BLUES かな? と思っていたら 1956 年のレコーディングでした。さっそく家に帰ってネットで調べてみると・・・何々!? 凄い女性なんですね! 1913 年生まれなのでこの録音時はすでに 43 歳! (しかもこのアルバムは Etta Baker 名義では無いので)本当のデヴュー作『 One Dime Blues 』は 1991 年、何と 78 歳でデヴューではないか! こういう記録が有るのか無いのか知らないが、遅咲きデヴュー NO.1 である。オープン・チューニングで、フィンガー・ピッキング・スタイルで奏でる FOLK-BLUES なのだが、" PIDEMONT BLUES " と呼ばれるもので、彼女はその伝説のシンガーらしい。 確かに代表曲「 One Dime Blues 」での指さばきは神業の領域。 これはかなりのテクニックの持ち主じゃないとコピー不可能です。アメリカの南東部、アパラチア山脈南東部の黒人音楽、という訳だが意外にも洗練されており、かなり白人音楽(FOLK-MUSIC?)の影響が感じられる。 行ったことの無い土地なので全く想像出来ないが、黒人と白人の文化が積極的に交差するような土地柄なんですかね?* Wikipedia の解説では ⇒ Etta Baker* 同じく Wikipedia の解説です ⇒ PIDEMONT BLUES
2007.03.02
コメント(2)
Boz Scaggs / Silk Degrees『 このデジタル・リマスター盤を待っていた! 』という往年のファン(笑)の方、非常に多いのでは? 何故かキチンとした再発が遅れていた Boz Scaggs の大名盤がボーナス・トラック 3 曲追でやっと発売された。もはや説明不要の " AOR 決定盤 " なので改めて書くことも無いが、個人的には微妙なポジショニングに有った作品と言える。 この作品が発表されたの 1976 年なので Sex Pistols や The Ramones に代表される PUNK MOVEMENT の夜明け前のタイミングで発売されたことで、後の " 怒れる若者達 " からは徹底無視された~忌み嫌われた感(?)も強かったと思う。 実際、私自身 Boz Scaggs の作るサウンドは非常に大好きだったりした訳ですが、バック演奏を固めた Toto はちょっと・・・というような非常に矛盾した気持ちだったり(笑)L. A. のトップ・ミュージシャンとしてすでに確固たる地位にあった凄腕達の計算されつくした完璧なバック演奏と、大都会の洗練されたアーバン・サウンド。 確かに PUNK とは対極にありますね。 Boz Scaggs もこの傑作を発表するほんの数年前は BLUES ~ SOUL ~ R & R 臭タップリのアルバムを Duane Allman とリリースしたりしているんですけどね。 音楽をイメージすると、都会より田舎、新しいモノより古いモノ、エレクトリックよりアコースティック、が好きな私ですが、このアルバムはそういったことを超越した気持ち良い 1 枚。* Boz Scaggs
2007.03.01
コメント(1)
The Style Council / Our Favorite Shop (Deluxe Edition)この 2 ヶ月間はホント、blog サボりまくりでした・・・。 紹介したい 新作や再発 は山のように有るんですが、疲れて家に帰ってくると、食事 ⇒ お風呂 ⇒ 爆睡 という流れで、またまた "放置プレイ"、という悪循環。 3 月から頑張ります!ソロになってからは殆どまともに聴いていない Paul Weller だが、The Jam 時代と、今回紹介する The Style Council までは何度も繰り返し聴き耽っていた。 当時本国イギリスでも人気絶頂だった The Jam を突如解散させ、PUNK とはかけ離れたお洒落なサウンドを纏った The Style Council は、日本でも大絶賛されていた記憶がある。 唯一、ミュージック・マガジン社の中村とうよう氏は否定的な毒舌を吐いていたけれど(笑) このセカンド・アルバムが発売された 1985 年頃が Paul Weller の全キャリア中、ピークじゃないかな? NME 誌とかの人気投票で殆どの部門、ブッチギリの 1 位だったはず。 私としてはファン投票とかは全く興味が無かったのでどうでも良かったが、余りの人気ぶりに(当時は女子大生にも人気絶大!)閉口気味な部分も・・・。当時は、" BLUE EYED-SOUL " という言葉だけが独り歩きしていましたね(笑) 今、改めて聴いてみると・・・ちっとも SOUL を感じませんが、センスの良さというか、優れたマーケティング能力というか、所謂 " 偽者 " なのに滅茶苦茶格好良い! ウーン、恐るべし Paul Weller 。 2 枚組 Deluxe Edition の気になる DISC-2 の内容は・・・ 01. The Piccadilly Trail 02. Ghosts Of Dachau 03. Spin' Drifting 04. The Whole Point Of No Return 05. Blood Sports 06. (When You) Call Me 07. Our Favorite Shop - Club Mix 08. The Lodgers (Or She Was Only A Shopkeeper's Daughther) - Club /Dance Mix 09. The Lodgers (Or She Was Only A Shopkeeper's Daughter) - Single Version 10. The Big Boss Groove - Home & Abroad Live Version 11. Move On Up - Wembley Arena 9th December Live Version 12. You're The Best Thing - Live 13. Medley: Money-Go-Round - Wembley Arena Live Version 14. A Stones Throw Away - Demo Version 15. (When You) Call Me - Demo Version 16. A Casual Affair 17. Soul Deep - Council Collective Single 12" 18. The Lodgers 19. Internationalists 20. Everything To Lose - Blue Remix 21. Our Favourite Shop - Alternative* Paul Weller
2007.02.28
コメント(1)
Ruthie Foster / The PhenomenalBillie Holiday の名作『 Last Recordings 』を彷彿させるブラック・フィーリングたっぷりのジャケット写真の素晴らしさに釣られて買ってしまった 1 枚を紹介。 僕は全然知らなかったけど、すでにアルバムは数枚リリースしていて、その筋(?)のファンには結構人気が有るアーティストのようですね。 発売元の Blue Corn Music というレーベル名も初めて知りました。テキサス生まれで子供の頃から身近だった音楽というのが、Sam Cooke や Mahalia Jackson、Etta James だったということで彼女のサウンドは大体想像して頂けると思う。 でも完全な BLUES かと言うとそうでもなくて、COUNTRY や 伝統的な(=古き良きアメリカの?)FOLK-MUSIC の香りもプンプンする不思議ミックスな音世界。比較するのは変かも知れないけど、初期の Tracy Chapman が更にルーツを掘り下げたような・・・やはり BLUES は奥が深いですね! ホント素晴らしいアーティストなので多くの音楽ファンに聴いてもらいたいが、日本盤が発売される可能性は極めて低い(というかその可能性は 0% に近い・・・)ので、Tower Records 等の大型輸入盤店で見つけて下さい。* Ruthie Foster
2007.02.17
コメント(0)
Del Shannon / Home & Away「Runaway」(邦題:悲しき街角)は口ずさめても、それ以外の曲は殆ど聴いたことすら無い、という人が多いのでは無いかな? そういう私も何だか良く判らない(何時の録音なのか? 発売当時売れたのか? など殆ど不明の)ベスト盤は 1 枚持っているが、ホント、謎の多い OLDIES アーティストの 1 人である Del Shannon を紹介したい。B 級(?)なサイケ・ジャケットなので買うのを躊躇したのだが、プロデューサーが The Rolling Stones で有名な Andrew Oldham ということで " 試し買い " してみた。 英国で 1967 年に録音されたのに、何故かお蔵入りになっていた 1 枚だそうだ。 所謂 SOFT-ROCK なんかに分類されるサウンドでしょうか? 熱心なファンの方には申し訳無いが、" 最悪 " 想定していたのでソコソコ楽しめました、と言うか、中々クオリティーは高いと思います。 でも何か自分の方向性に迷っているようなニュアンスが音の奥底から聴こえてきますね・・・。 1963 年以降は目立ったヒット曲を放つことが出来ず、又、The Beatles のような新進気鋭のアーティスト達に追いやられた、という感じだったのでしょうか? (因みに The Beatles の楽曲をオフィシャルな形で一番最初にカヴァーしたのが Del Shannon です! 曲は「 From Me To You 」)この CD 、昨年英国 EMI よりボーナス・トラック 5 曲追加で再発された模様。 デジタル・リマスターされたクリアな音と、当時の写真を盛り込んだブックレット等、R & R の先人へのリスペクトが充分伝わってくる好盤に仕上がっています。* Del Shannon* Andrew Oldham
2007.02.15
コメント(0)
Hank Williams / The Complete Hank Williams (BOX SET)たぶんこの blog では初めての紹介となる Hank Williams 。 もはや説明不要の伝説のアーティストだし、COUNTRY のみならず、POP MUSIC 全般の元祖とも言える存在だけど、29 歳という若さで亡くなったことと、実際の音楽活動が実質 5 年間程度だったことは意外に知られていないのでは?残念ながら深酒が原因で 1953 年に帰らぬ人となるが、翌 1954 年には、彼の後継者とも言える Elvis Presley がデヴューしている事実も興味深い。 Hank Williams こそが、本当の意味で初めて白人音楽と黒人音楽をミックスさせた最初のアーティストと言える。この豪華ボックス・セットには CD が 10 枚(全 225 曲収録!)、加えて、当時の貴重な写真を数多く収めた丁寧で美しいブックレット(もちろん英語です)が付いている。 当然ながら価格も相当高いので初めて Hank Williams を聴く、という方には全くオススメ出来ないが、買った瞬間、1940 ~ 1950 年代のアメリカに見事タイム・スリップ可能なことは約束出来ます(笑)数年前に大金(確か 2 万円位だったかな?)を叩いて買ったこのボックス。 Norah Jones の新作を聴いていた時、『 そういえば 1st では Hank Williams の曲もカヴァーしていたなぁ 』と思い出し最近聴き直している。 貧しい黒人が多かった時代にあって、更に貧困を極めた白人家庭に育った Hank Williams が BLUES フィーリングたっぷりに歌う名曲の数々、これは一生モノです!* Hank Williams
2007.02.13
コメント(1)
Van Morrison / At The Movies - Soundtrack Hits1 月中旬からほぼ一ヶ月放置プレイを続けていたこの blog 。 何とか今日から復帰出来そうです。 しかしこの一ヶ月は本当に忙しかった・・・(号泣) 毎年この時期、決算と予算策定 & 組織改編というトリプル・パンチで完全ノック・ダウンなんです。 涙の 2 月もあと僅か、通常の状態に戻るにはもう少し時間がかかるが何とかなりそうな今日この頃。という訳で復帰第 1 弾は、大御所 Van Morrison の登場。 マスコミ嫌い、飛行機嫌いが災いしてか、未だ来日公演が無い。 なので日本での人気・知名度は、本国アイルランドやイギリスのそれとは大きな乖離があるようだ。 一度は生ステージを観てみたかったが、そのためだけにヨーロッパに飛ぶ訳にも行かず・・・ここは CD で我慢することにしよう。何の前触れも無く唐突に発売されたこの CD 、過去にもベスト盤はリリースされているが、コレはタイトル通り映画に使われた彼の楽曲を集めたもの。 Them 時代の代表曲「 Gloria 」に始まり、ソロ最初期の名曲「 Brown Eyed Girl 」、The Cheiftains を従えた「 Irish Heartbeat 」など、彼の長い活動を 1 枚で楽しめる好盤と言える。 以下、収録曲と映画タイトル。01. Gloria (performed by Them) - The Outsiders02. Baby, Please Don't Go (performed by Them) - Wild at Heart03. Jackie Wilson Said (I'm In Heaven When You Smile) - Pope of Greenwich Village04. Domino (live) - Clean & Sober05. Moondance (live) - An American Werewolf in London06. Queen of the Slipstream - Extreme Close-Up07. Wild Night - Thelma & Louise08. Caravan (live) - The Last Waltz09. Wonderful Remark - King of Comedy10. Brown Eyed Girl - Born on the Fourth of July11. Days Like This - As Good As It Gets12. Into the Mystic (live) - Patch Adams13. Hungry For Your Love - An Officer and a Gentleman14. Someone Like You - French Kiss15. Bright Side of the Road - Fever Pitch16. Have I Told You Lately? - One Fine Day17. Real Real Gone - Donovan Quick18. Irish Heartbeat (with Chieftains) - The Matchmaker19. Comfortably Numb (live) - The Departed * 来日しないのは飛行機が苦手じゃなくて、本当は日本が嫌いなだけ? ⇒ Van Morrison
2007.02.12
コメント(2)

The Walkmen / Pussy Cats先日の The Smithereens に続いて、アルバム1枚丸ごとコピーしてしまた面白盤を紹介。 今回の主役はニューヨークを拠点に GARAGE-ROCK を真剣に(笑)演っている The Walkmen 。 このバンドの事は余り詳しく知らないが、確か解散してしまった Jonathan Fire *Eater のメンバーが中心になって出来たバンドだったと思う。普段は PUNK な R & R 中心が身上の彼等が、Harry Nilsson が John Lennon 等と一緒にレコーディング、リリースした(1974年)『 Pussy Cats 』をまるまるカヴァーしている。 で、この出来栄えが何とも素晴らしい。 数多い Nilsson の作品の中では " 駄作 " という評価が大勢を占める同作だけど、前から僕はそうは思っていない。 Jimmy Cliff 作の「 Many Rivers To Cross 」や、Bob Dylan 作「 Subterranean Homesick Blues 」といった名曲のカヴァーをはじめ、John Lennon が Nilsson のために書き下ろした「 Mucho Mungo 」など聴きどころも多い。The Walkmen も当時の Nilsson の声(アルコール中毒?で声が完全に潰れてしまっている!)を上手く表現しているし、演奏の方もオリジナル感を大切にした R & R の偉人達へのリスペクトに溢れている。 * オフィシャル・サイト ⇒ The Walkmen* こちらが Nilsson のオリジナル作品 ⇒
2007.01.23
コメント(1)

The Smithereens / Meet The Smithereens!完璧なジャケ買い(笑) 渋谷 Tower Records の The Beatles のコーナーの上にさり気無く置かれていたのを目ざとく発見 ⇒ 即効レジに直行! という悪い癖が再発してしまいました(涙)当然ながら The Beatles は大・大・大好きですけど、The Smithereens は余りキチンと聴いてこなかったバンドなので多少不安はあったけど、このアルバムは楽し過ぎ! タイトル通り The Beatles の米国デヴューとなる『 Meet The Beatles 』を完璧コピーした 1 枚です。The Smithereens って、POWER-POP に分類されるんですかね!? 20 年程前(実際は 1989 年のリリースなので 18 年前でした)に発売された『 11 』というアルバムは買った記憶があるがサウンドの方は全く思い出せない・・・。 今、ネットで調べていたら、Don Dixon (←懐かしい!)のプロデュースで世に出たんですね。 完全に忘れておりました。しかしこのアルバム、是非ビートルマニアに聴いてもらいたい! 声色はどうしようもないけれど、サウンドはパーフェクトです。 よくぞここまで真似出来たものだ、と感心してしまいます。 CD の裏面には、" The Jersey Beet Meets The Mersey Beat " というサブ・タイトルが記載されているのにも笑ってしまった!* 超ナイスな新作(?)をリリースした The Smithereens因みに 1964 年に米国で発売された本家本元はコレ ⇒
2007.01.21
コメント(0)

Norah Jones / Not Too Late新年早々(?)仕事の方がドタバタ続きで全くブログを更新出来ない毎日が続いております・・・もはやこの時期の風物詩と化した来期の予算編成に四苦八苦の毎日(号泣) こんな不健全な状況を救ってくれるのは "可愛い女性の美しい声" だけ! という訳で、新作をリリースしたばかりの Norah Jones の登場です。ワインレッドが素敵な部屋(?)をバックに、これまた素敵なストライプのドレスを纏った Norah Jones 嬢。 今回は 3 作目にして初の全曲オリジナル楽曲! 個人的には 2 ~ 3 曲はナイスなカヴァー選曲を見せて欲しかったところだけど、充分に "独り立ち" したという自信の表れでしょう。アルバム通して聴いたのはまだ 2 回なので印象レベルだけど、彼女が醸し出す音楽スタイルの基本ラインに大きな変化は無い、という感じ。 若干、キャバレー・ミュージックの雰囲気が増したかなぁ!? といったところ。 なので以前からのファンにも好意的に受け入れられるだろう。 このあたりのバランス感覚はプロデューサー(兼、彼女の恋人?)である Lee Alexander のアレンジの妙が見事なんだと思う。* Norah Jones
2007.01.20
コメント(0)

鷹勝久々の福岡出張。 難しい仕事だったが何とか無事に終了できて一安心。 さっそく祝杯! という訳で行ったのここ、"博多 鷹勝" 。 名前の通りご主人は熱心なホークス・ファンらしく、シーズン中は鷹ファンで大いに盛り上がるのだろう。 一緒に出張した I 君が教えてくれたお店だが『 野球ファンばかりの煩い店だったら嫌だなぁ 』と思っていたけど全然違って大変寛げた。 何でも I 君の友人の奥様がスチュワーデスで、福岡に宿泊する際に何度か食事したことがあるらしい。メニューにはコース料理の他、イカ、アワビ、フグなど海の幸満載でオーダーに迷ってしまうほど色んな食材が揃っていた。 九州らしく焼酎の品揃えも充実、ワインも何種類か取り揃えていたお陰でちょっと飲み過ぎた(笑) 翌日は朝から大阪に移動だったが、新幹線の中で爆睡したことは言うまでもない・・・。これは注文しなかったけど、高級魚クエ料理です ⇒
2007.01.17
コメント(0)
Maia Sharp / Fine Upstanding CitizenBonnie Raitt に楽曲を提供、Art Garfunkel のアルバムに参加、Carol King とも交流が有って、Dixie Chicks にもカヴァーされたり等、滅茶苦茶アーティスト人気は高いのに日本での知名度・人気が比例しない代表格なのが、この Maia Sharp 譲。その理由はジャケット写真に有り! とは思いませんが、やっぱりもっとその音楽性を連想させるものじゃないとね・・・。 2005 年に発売されたこの 3 作目も、パッと見た感じで子守唄が想いついたくらいですから(笑)この CD の表面に貼られているステッカーには Bonnie Raitt からの賛辞として以下のコメントが。 『 Maia Sharp は私のお気に入りのアーティストの 1 人で、非常にイノヴェィティヴでソウルフルな曲を作れる。このアルバムは 1 曲目から最後までブリリアントよ! 』確かにソウルフルだけど、個人的にはもっとアコースティック感を全面に出した方が良いと思う。(大きなお世話でしょうが) 今年リリースされるだろう新作が本当の勝負でしょうね!? 特に日本での人気など。* Maia Sharp* Bonnie Raitt* Art Garfunkel* Dixie Chicks* Carol King
2007.01.16
コメント(0)
Barbara Lynn / You'll Loose A Good Thingこのジャケット写真からは、可愛い女性なのか? そうじゃないのか? 少々判断が難しいところだが(失礼!)、こと彼女が作る音楽は非常にチャーミング、且つ超キュートである事は間違い無いと断言出来る。Barbara Lynn 、1960 年代の EARLY SOUL を代表する女性シンガー、と言い切って大丈夫だと思うが、残念ながら権利問題の関係なのか未だキチンと CD 化が為されていないため、極一部の熱心なファンの間でしか話題に登らない状況・・・。 実際、彼女の全盛期である 1960 年代初めの録音も、この Bear Family レーベルのドイツ盤(しかも今は廃盤・・・)を手に入れるしかない、という寂しさである(号泣)チャート 1 位を記録したタイトル曲や、The Rolling Stones も 1965 年にカヴァーした「 Oh, Baby 」など、OLDIES 感も感じさせる R & B, BLUES ナンバーは彼女だけしか表現出来ない素晴らしい POP 感に溢れている。 左利きのギタリストでヴォーカリスト、曲作りまでこなしてしまうマルチな才能を持った女性アーティストでもある。* 彼女のオフィシャル・サイトは無いようなので Wikipedia の解説を ⇒ Barbara Lynn
2007.01.14
コメント(1)
Carly Simon / Into White扁桃腺炎も完治、今日から復活しますので改めて今年も宜しくお願い致します!1945 年生まれ、現在 60 歳越え(!)とはとても思えない美貌を誇る Carly Simon の新作です。 前作から COLUMBIA レーベルに移籍、スタンダード曲を中心としたカヴァー・アルバムだった前作『 Moonlight Serenade 』の続編とも言えるこの作品、非常に完成度が高いです。1972 年の人気作『 No Secrets 』に続く、" ノーブラ ⇒ 乳首ジャケット " 登場か? と邪な下心満々で購入に至った(・・・新年早々、下品でスイマセン!)自分を反省しております。 選曲も見事で上質のヴォーカル作品い仕上がっています。 収録曲は以下の通り。 01. Into White 02. Oh! Susanna 03. Blackbird 04. You Can Close Your Eyes (w/ Ben Taylor & Sally Taylor) 05. Quiet Evening 06. Manha De Carnaval (Theme from "Black Orpheus") 07. Jamaica Farewell 08. You Are My Sunshine 09. I Gave My Love A Cherry 10. Devoted To You / All I Have To Do Is Dream 11. Scarborough Fair 12. Over The Rainbow 13. Love Of My Life 14. I'll Just Remenber YouCat Stevens, The Beatles, James Taylor 等のカヴァーから、「 Over The Rainbow 」等のスタンダード曲まで、シットリとした大人なサウンド~ヴォーカルに心が和みます。* 彼女のオフィシャル・サイトで全曲聴けます ⇒ Carly Simon
2007.01.11
コメント(0)

鮨 せん五郎正月早々、扁桃腺炎にかかってしまいノック・ダウン! お陰で散々な新年滑り出しとなったが、久々の連休で 2006 年の疲れもスーッと取れました。 昼間はそうでもなかったが夜になると 38 度以上の高熱でフラフラフラリ・・・見事にラリっておりました(笑)勝手に全快祝いも兼ねて家族 4 人でお鮨を食べに行くことに。 国立市には洋食では美味しいレストランも多いのだが、意外とお鮨屋さんは少ない。 ネットで色々調べていたら昨年の秋口にオープンした "せん五郎" というお鮨屋さんの評価が高かったので早速行ってみた。カウンター席と 4 人用テーブルが 3 つ程のこじんまりした店内だが、清潔で雰囲気も上々。 正月早々常連らしきお客様が続々来られ、結構繁盛している感じ。 肝心の味はと言うと・・・コレが非常に美味い! 価格もリーズナブルで見事なコスト・パフォーマンス。 ワインもお鮨に合うシチリア産を揃えており嬉しかった。 マスターはまだ若そう( 30 歳そこそこ?)だったけど腕は確かです!* 店内の雰囲気はこんな感じ ⇒
2007.01.10
コメント(0)
Dire Straits / Dire Straits明けましておめでとうございます! 2007年も宜しくお願い致します!今年のトップ・バッターは・・・特に理由は有りませんが(笑) Dire Straits です。 このデヴュー作がリリースされたのは 1978 年。 当時の私はと言うと、小学 6 年生か中学 1 年生のはず。 兄貴の影響もありドンドン洋楽に興味を持っていった頃だけど、残念ながらリアル・タイムではこのアルバムは記憶に無い。 たぶん数年遅れて名曲「 Sultans Of Swing 」(邦題:悲しきサルタン) も聴いたのだと思う。しかしこの曲は奇跡のような名曲ですね! バンド活動(と言っても高校生仲間の遊び程度ですが・・・)に熱中していた頃、無謀にも Mark Knopfler のギター・ソロに挑戦してみましたが、10 分で諦めた苦い想い出があります(笑) 彼のギターの指さばきは正に神業。 マイナー基調の R & R 曲に見事にマッチングした最高峰のギター・プレイだと思う。想い出と言えばもう一つ。 新婚旅行で行ったマウイ島でのこと。 深夜地元のバーに 1 人でフラフラと飲みに出掛けたのだが、当然 1 人なので退屈で店内にあったジューク・ボックスにドンドンお金をつぎ込み BGM を独占していた。 何曲目かにこの「 Sultans Of Swing 」が鳴り始めると周りのお客様のウケが非常に良く、調子に乗って他にも色々選曲し続けた。新婚旅行なのに 1 人で飲みに出掛けるのもナゾですが・・・(笑) * 史上最強のワンマン・バンドのリーダー ⇒ Mark Knopfler
2007.01.01
コメント(2)
John Lennon / Imagine大晦日は久々に紅白歌合戦を見た。 流石に 4 時間以上見続けるにはかなりの忍耐力が必要なので(笑)、裏番組の格闘技と交互にチラホラ程度ではあったがそれなりに楽しめた。 出演者は自身の代表曲を歌う感じが多かったようだが、個人的には布施明さんの「 Imagine 」の熱唱が印象に残っている。John Lennon のシンプルなヴァージョンとは違い、大勢のバック・コーラス隊を従えた仰々しいアレンジだった。 しかし楽曲そのものの素晴らしさもあり、会場のお客様からも好意を持って受け入れられていたようだ。 でも色んな意味で勇気あるなあ、布施明さん!このアルバムの中ではラストを飾る「 Oh Yoko! 」も滅茶苦茶好きな曲。 Yoko への愛情をストレートに綴った曲で、メロディ・ラインも彼にとっては即興で作ったようなシンプルなもの。 だけどこの単純明快さが良い。 歌詞なんて John Lennon 以外の人が歌えば殆どジョークですから(笑)* John Lennon
2006.12.31
コメント(0)

Johnny Otis & Friends / Watts Funky年末ということで昔買った CD を整理していたら、あんまりキチンと聴いた覚えの無いものが色々と出てきた(笑) 今日紹介するのはその中の 1 枚で Johnny Otis が 1960~1970 年代に色んなゲストを迎えてレコーディングした超ファンキーなオムニバス。 編集はイギリスの ACE Records 傘下の BGP 。 2001 年に発売ですね。白人(ギリシャ系アメリカ人)ながら黒人音楽にドップリ漬かった奇人(!)として有名な彼だけど、日本での評価は今一つ、といった感じでこれには明確な理由がある。 JAZZ 畑で過ごした彼が時代に合わせて JUMP BLUES, R & R に傾倒したことで本家本流の JAZZ 界からはほぼ抹殺状態だし、逆に BLUES 側から見れば白人ということで偽者(?)に近い評価なのではないかな? いつの時代も、ジャンルの狭間を標榜した優れたアーティストは不遇なのである。しかし数年前、彼の息子である Shuggie Otis の隠れた名作『 Inspiration Information 』が、David Byrne が主催する Luaka Bop レーベルから再発されて一変、一躍時の人(・・・の父親として有名)になった。 でも時が過ぎてまたまた忘れられた存在ですね(涙)結局 Otis 親子は時代と比べて早過ぎた存在だったのでしょう。 ここで聴かれるサウンドもとても当時のものとは思えない。 JAZZ, JUMP, R & B, SOUL, R & R, FUNK などなどありとあらゆる黒人音楽を見事にブレンドした素敵な親子です。* Johnny Otis* Shuggie Otis
2006.12.28
コメント(5)
全218件 (218件中 1-50件目)


