ゆんたま Spiritual Life

ゆんたま Spiritual Life

2007.10.27
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カテゴリ: 体の癒し


でも一昨日の夜は、群雲の中に煌々と光る月が美しかった。


昨夜、NHKで「菅野美穂 インド ヨガの聖地」とかいう番組をやっていたのでつい見てしまった。
デリーからバドゥワール、リシケシュ、さらにその奥地へと向かうヨガの旅。
私がインドとネパールを旅行したのはもう14年も前のことになるが、向こうの空気や風、匂いといったものをまざまざと思い出した。
たった2週間のことだったのに。


カルカッタの喧騒と熱気。
カトマンドゥの涼しさと静けさ。
マザーテレサからペンダントトップをいただいたことや「死を待つ人の家」のこと。
「バクシーシ」と私達にまとわりつく、痩せ細った子供達の険しい顔。
野良犬の横で自分も同じように座っている老人。
アシュラムでの礼拝。
ファイアーウォークで火傷した足を冷やしたガンジス河の冷たさ。
ヒンドゥーの夜のお祭りでガンジスに流したお供えの灯火。
ネパールで会ったババジの笑顔。
猿を神として祀っているお寺で、大きな顔をしている猿達。
ガンジスの上流で死体を焼いている横で、無邪気に泳ぐ子供たちの姿。
インドの田舎の村で会った、たくさんの子供達のキラキラと輝く目。
カトマンドゥのお祭の賑わい。
夜にうろうろしている野良牛たち。
どこも汚く不衛生だったけど、今も忘れられない光景の数々。


番組を見ている内に、それぞれの場所の雰囲気や匂いが私の中に蘇ってきて、思わず涙ぐんでしまった。
ゆったりと流れる時間。
というより、時間を越えた悠久の流れの中にいるという感覚が思い出されて、懐かしくもあり羨ましくもあった。
人間の生きるリズムというのは、本来こういうものであるはずなのに。
なぜ私は緑もろくにない場所で、毎日時間に追われて自分を見失いながら生きているのだろう。
便利さと引き換えなのだと知ってはいるけれど、人間らしくゆったり生きられないなら、私はなんのためにあくせくと生きているのか。
でもあくせくしなければ生きていけない。
それが私達都会に生きる者の宿命か。
なんのために?
なんのために?


答えは出ないままに私は考えることを止め、お風呂に入った。
気の流れは1秒間に1cmだという。
タオルを使わない私は、体をゆっくりゆっくり撫でて洗った。
少しでも地球のリズムに近づけるように。
一時しのぎだけれど、少しホッとする感覚が蘇った。


きっと知らないうちに、体のあちこちにいらない力が入ってるんだろうな。
ヨガとは、心と体をつなぐもの、という意味らしい。
呼吸は嬉しい時にはゆっくりになり、怒っている時には速くなるが、呼吸の使い方をマスターして、いつも穏やかで幸せな状態にいられるようになるのがヨガの目的だそうである。
ニュートラルな自分に戻るために、ヨガを学ぶのもいいかもしれない。
せめてゆっくりと深呼吸する時間を、意識的に持つようにしてみよう。



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Last updated  2007.10.28 16:58:48
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ゆんたまゆん @ Re[1]:最後だとわかっていたなら(03/21) コートニー2009さん >この方たちの…
コートニー2009 @ Re:最後だとわかっていたなら(03/21) この方たちの本が以前、ありませんでした…
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