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朝5時7分
起床前の私達家族に、突然の地震
大きな揺れがくる前に、ふと、目覚めた私。
地震の直前に聞こえる「ゴー」という、何か地響きのような独特の音。
(私は地震の直前に、周囲が静かだと、必ずと言っていいほど聞く音なのですが、主人は「聞いたことがない」と言います。気のせいなのかなぁ)
とっさに、「地震だ」と声をあげ、タンスの足元に寝ていた長女を抱え込み、覆い被さるようにして引きずりながら、部屋の隅に移動…。
主人はまだ寝ていましたが、「地震、地震」という私の声に飛び起き、またちょうどその頃、ものすごく大きく揺れたので、「おぉ~っ」と、ヘンな声を出していました
ふと見回すと、次女が1人窓際に転がって、まだ寝ているので、私は長女を抱えたまま、次女のところに行き、ちょっと窓から話して布団の上で、2人に覆い被さるようにして、揺れが治まるのを待っていました。
どのぐらい揺れていたのかな
子どもっぽい表現で恐縮ですが、なんか、巨人や怪獣みたいなものに我が家の壁を抱え込まれて揺すられている、そんな感じの揺れ方で、結構長く感じました
揺れが治まったあと、恐る恐る顔を上げると、寝室の電気の傘(和風ペンダントライト)の傘がズレ、斜めに天井からのコードに引っかかるような形になっていました
すぐにテレビのスイッチを入れ、地震情報を確認。
私達の住む藤枝市は震度5弱。
実家のある焼津市は震度6弱とのこと
主人は、仕事の関係上、災害時にはすぐに職場に召集されます。
今朝も、5:20前には家を出ました
仕方のないことだけど、こんな時は、ちょっと不安になります。
特に、地震となると、古くて小さな借家住まいの私としては、家にいるのが安心できないというか、私1人で娘2人を守りきれるか心配で…
その後、実家に安否確認をしようと電話しましたが、つながらず…、とりあえずは自分の家の現状を把握しようと、 家の中をひととおり見てまわりました。
棚などに置いてあった物が少し落ちた程度で、大きな被害はありませんでした
でも、玄関の靴箱の上に立て掛けてあった鏡が倒れていたり、冷蔵庫を空けたら中のものが落ちてきたり…。
シンク下の扉も1枚開いていました
よくよく見てみると、可動式のキッチンカウンター(45×120cm)が、キャスターにロックをかけてあったにもかかわらず、設置面から10cmぐらい縦方向にずれていました
元に戻そうと、押したところ、「重っ」こんなものが、勝手に動いたかと思うと、ゾッとしました。
それから、物が倒れたり、落ちたのは、みな同じ方向。
北東から南西の方角への揺れだったようで、それに対して垂直方向のものは、ほとんど大丈夫でした。
それを見て、ちょっとゾっとしたのですが、我が家の家具(タンスやキャビネット、食器棚、冷蔵庫等大きなもの)は、みな北西―南西向きに配置してあり、カップ&ソーサーの飾り棚も同じ向き。パソコンのモニターなんかもその向きです。
そう考えると、揺れが逆方向だったら、タンスが倒れたり、食器が割れたり、飛び出したりと、もっと被害が大きかったかも…
あと、今日は火曜日。
幼稚園があったら、お弁当の日なので、地震のあった時間には、私はキッチンにいることになります。
夏休みでよかったぁ~と、ホッとするのと同時に、
今更ながら、「怖ぁ~い」と、背筋が寒くなりました。
しかも、今日は台風の影響で、外は結構激しくが降っていたし、時々雷も鳴ったりで、「何かあったら、どこに逃げよう…」と、一瞬焦ってしまいました
しばらくして、実家や同じ焼津市に住む弟、浜松市に住む弟からも連絡があり、みんな無事との事。
実家では、和ダンスの引出しが飛び出してきたり、階段の踊り場のところに飾ってあったトロフィーやら盾なんかが、みんな倒れたようです。
私が幼い頃から、「東海地震」に備えての、いろいろな訓練や備えはしてきましたが、今回の揺れは、今まで自分が体験した中でも、一番大きかったので、焦りましたねぇ…
一応、家中のタンスや食器戸棚にも、転倒防止金具をつけたりはしてありましたが、揺れの方向が違っていたら、果たしてそれらの防災策が有効だったかどうか、イマイチ微妙です…
しかも、今回の地震は「想定される東海地震ではない」とのこと。
地震の大きさも、揺れのメカニズムも違うということで、「じゃぁ、一体、東海地震だったら、どうなっちゃうの」と、あらためて怖くなりました
【備えあれば憂いナシ】。
ちょっと緩みかけていた防災への心構え。
もう一度、身の回りを再確認して、できる対策はしておきたいと思いました。