
翼を広げれば2mにも!!
2015年12月26日 赤谷の森に創出した狩場の上空で獲物を探すイヌワシ♂
日本自然保護協会HP
より写真をお借りしました。
※日本におけるイヌワシのつがい数は221つがい前後、個体数は500羽程度で、
1981年から2010 年までに83ヶ所の生息地が消滅し、絶滅の危機に瀕しています。
赤谷の森では人工林の一部を伐採し、
地域本来の自然の森に復元する取り組みが行われていますが、
ノウサギの糞を見つける調査に参加してきました。
赤谷の日一日目とは違うメンバーも加わり総勢13名。
試験地まで林道を4キロ位歩きました。![]()
2016.4.3
山の方を見ていたメンバーがイヌワシを発見!!![]()
営巣をしているカラスに追われている場面も見れたようですが
私は双眼鏡で捉える事ができませんでした(^-^;
週のうち三日も
イヌワシの観察を続けているUさんのいる小屋?に寄りました。![]()
一日中、ずっと空を見続けているのは大変だと思いますが
イヌワシは昨年より多く確認できているとの事で
途中、何度もUさんから
「今、○○を東に…」など無線機に入りました。
更に歩いていくとイヌワシの長期取材を続けている
NHK『ダーウィンが来た!』の撮影クルーが待っていて
説明する様子、皆で歩いている様子など撮影されましたが
もっと固まって歩いてくださいと、歩き直したり…(^O^)
試験地に着いて早速ノウサギの糞の調査です。
3m×3mの範囲を4人一組で丁寧に探していきます。![]()
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これだけ見通しが良いとウサギも来ませんね。
午前中16ヵ所、午後は散らばって探しましたが
だいぶ乾いて潰れていたノウサギの糞が一つだけ見つかりました。![]()
センサーカメラではノウサギが確認されているので
今後下草が生えたり木が育てばもっと増えると思います。
最後に初参加の人、感想を一言…とDさんが呼びかけると
取材したいとそれぞれがインタビューされました。![]()
長いスパンの取り組みに
次世代を担う若い人の参加は心強いですね。
3時過ぎに解散。![]()
林道では越冬したテングチョウなどが飛んでいて
クロサンショウウオの卵塊も観察できましたが
まだ雪が沢山残っている時期なのに日陰にも雪はなく
夏の水不足が心配になりました。
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