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「ミュージック・マガジン」から中村とうよう関連二冊購入。マガジン最新号「特集 追悼 中村とうよう」と「中村とうようアンソロジー」。個人的にとうよう関連はかなり持ってますが、一番お宝なのが「とうようズ・クロニクル」。喜寿記念で配られた自伝的小冊子。自伝が幻となった今、これは本当に貴重です。一番良く読んだ本は「なんだかんだでルンバにマンボ」。カラー口絵のハイチで撮られたチローロの写真が大迫力。本人曰く「これが変色しないうちに残しておきたかった」ということ。これ以外にもハイチでの写真はどれも生々しく素晴らしいです。デザインやレイアウトにもかなりのこだわりを持たれていたようで、会社を辞めた後でも、編集長に電話で「表紙の文字の色はXXにしろ!」など細かい指示があったとか。マガジンの特集で「中村とうようを思い起こさせる一枚」とありましたが、私はこの一枚。「マラケシュでお茶を」CDショップでかかっていたアフリカ/アラブ系音楽にかなりの衝撃を受け即購入。全く未知の世界で、純粋に音だけで、この「グナーワ」にはまってしまいました。その後「ミュージック・マガジン」で「砂漠のブルース」特集が組まれた時、とうようさんがこのオムニバス・アルバムを詳しく紹介してくれました。凄く嬉しかったです。この特集で音楽評論家の宮子和眞さんが書かれていましたが、ルイ・アームストロングのSPコンサートを指して、「アンタの都合に合わせてやるからね!連絡するからね!」と数日前に仰ってたと。私もとうようさんのサッチモ選曲は聞いてみたかったです。まだまだ教えてもらいたいことは山ほどあったのですが、凄く残念です。今月のマガジン読んでいると、亡くなる寸前まで自殺する気配が感じられないのですが…。これだけの特集が組まれてるのに、本人の「とうようズトーク」が無い。奇妙な感じがする今月号でした。福岡、出張買取、全国宅配、買取致します!福岡市、即、買取!買取りに関して詳しくはこちらをクリック!中古レコード・CD・古本・ポスター・コレクター・グッズは福岡・アッサンブラージュへ1970年代以前の古雑誌買取致します。詳しくはこちら!昭和の古雑誌買取リスト
2011/09/24
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今日の一曲「とん平のヘイ・ユウ・ブルース/左とん平」日本のレア・グルーヴとしてその筋ではあまりにも有名な一曲。山下達郎も自身のラジオで何度もオンエアする名曲です。歌詞もブルースらしく中年のなんとも切なく寂しい世界が描かれており「こんな擂り粉木みたいな男に誰がした?それはヘイ・ユウ~!(お前だ)」このサビの部分に鬱積した気持ちを解放させるカタルシスを感じます。普段耳にしない「擂り粉木」って言葉と「ヘイ・ユウ」が交錯して作り出される世界は、まるで日本語による新しい詩の表現のようです。作詞は郷伍郎。主にCMの作詞を手掛けたそうで「東京はみなし児/カルメンマキ」「フランシーヌの場合/新谷のり子」「パピルスの船に乗って/ベッツィ&クリス」等作詞しています。これらを聞いてみると、耳に残る印象的な言葉を選ぶのが上手なようで、CM作家らしいと思います。前回書いた「AKB48」の「ラブフラゲ」もそうですが、日常では使用しない言葉を使うと曲の印象は深まります。ボキャブラリー的にはシンガー・ソングライターより、職人的な作詞家さんの方がずっと持っていると思います。そう言えば秋元康も著書で「日常的な気づきをリュックサックに放り込んで行く」と記してました。また昨日のNHKのテレビ番組では「1000程の(だったかな?)様々なパターンの曲を全て聞いて当てはまるものを探して行く」とも言ってました。聞き手に印象が残る言葉を選ぶ商業作詞家、この広告代理店的な発想から生まれる名作。無意識過剰な作品にポップ・アートの醍醐味を感じます。福岡、出張買取、全国宅配、買取致します!福岡市、即、買取!買取りに関して詳しくはこちらをクリック!中古レコード・CD・古本・ポスター・コレクター・グッズは福岡・アッサンブラージュへ1970年代以前の古雑誌買取致します。詳しくはこちら!昭和の古雑誌買取リスト
2011/09/20
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今日の一曲「フライングゲット/AKB48」先日「HEY!HEY!HEY!」を見ていて、「ラブ・フラゲ」って何だろう?「フライングゲット」の略なのか。そういう話を嫁としていたら、頭の中に「ラブ・フラゲ」がこびりついてしまい、昨日、天神のツタヤに行ったら、ガンガン流れていて、まるでサンタナのようなラテン・ロック調のサウンドとむせび泣くギター・ソロに思わず購入。「秋元康マジック」にまんまとはまってしまったようだ。作詞家としての秋元康の実力は個人的に評価しています。これだけ青春の甘酸っぱい世界を描かせることに長けてる作詞家はいません。おニャン子時代から一貫してます。泣かせるツボを心得ています。その一点さえ押さえておけば、いつかは再び自分の時代が来る。そう確信してのAKB48での天下の返り咲きです。カップリング聞いてもおニャン子の時代と何の変わりが無いんですもの。あっぱれです。コニー・フランシスとかアネットとか、甘酸っぱい、古き良きオールディーズの感覚に似ていて、若い10代のアイドルが歌ってこそのものであり、原由子や竹内まりやなんかがオールディーズ・カバーを歌ってもあまりグッとこないですもん。音楽はよりリアルで生々しいものに魅力を感じます。「ラブ・フラゲ」には今の時代のリアリティを感じさせてくれます。この辺も心得ている秋元の言語感覚が研ぎすまされた名曲だと思います。ただ、当店の買取は最近のものではなく、1970年代以前の古い洋楽のロック、ジャズ、ブルース、ラテンなどのCD、レコードとなりますので。また古い時代であれば、アイドル雑誌、ポスター、広告グッズなども買取しております。福岡、出張買取、全国宅配、買取致します!福岡市、即、買取!買取りに関して詳しくはこちらをクリック!中古レコード・CD・古本・ポスター・コレクター・グッズは福岡・アッサンブラージュへ1970年代以前の古雑誌買取致します。詳しくはこちら!昭和の古雑誌買取リスト
2011/09/10
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