ただ一点だけ、キャンバスに描かれた絵にさらに何かを描くことは難しい、例えを変えれば、思い出の上塗りは難しいものだ。 以前の氷上ネタでも話題に出したが、音楽にせよタップにせよ、それらから心から繰り出す生の感情のアドリブに、心から生の感情を刻むスケートがコラボする事は自分は難しいと考えている。 メロディーソロは重ねられない。 それならば、いっその事、どちらかが引いて伴奏やリズムを刻んだほうがお互いが引き立つというものだ。 ファンサイトの書き込みに「夜の女王」(Queen of the Night)はインパクトに掛ける、曲調が単純との意見があった。
これまでもそんな単純さ単調さを感じさせる曲でこそ、舞姫の個性が引き立つことは多かった、いや多かったと思う。 是非、「夜の女王」(Queen of the Night)を続けて使うならば、曲に合わせるのではなく、曲を自らに合わさせて、何の束縛も無く「ミキ色の言葉で無い何か」を思う存分に魅る人間の心にえぐる様に刻んで欲しい、いや刻むに違いない!!!