紫金山・アトラス彗星を撮影


暫くは、その間にあったことをつらつら書いていきます。

blog更新が滞った理由の一つが、「紫金山・アトラス彗星」を撮影するため、
晴れ予報の夜はほとんど狙いに行っていましたので、書く時間を取れませんでした。
9月末頃から10月いっぱい、実は11月に入った先日も狙いに行っています。
天候の影響もあるので、撮影日全てで取れているわけではなく、
1ヶ月ちょっとの中で撮れた日が3日。
1ヶ月以上も狙って動いたのは初めてのことでしたので大変でしたが、
撮影できた時には達成感、満足感に満たされつつ、さらなる欲望まで溢れてきました。

彗星が観察できる前半の9月末頃では、朝方東の水平線の上辺り。
昇ってくる太陽の光で消されるまでの時間ということで、朝暗いうちに行ったり、
前日の夜から張り込んだり、いろいろしましたが、雲が多く全く確認することができませんでした。
後半の10月は西に沈む太陽を追いかける形で観測でき、日を追うごとに太陽から離れていくので、
観測できる日が長いというが有難く、天気の良い日にはしっかり確認できました。

DSC07461+Lr.jpg

DSC07450+Lr2Tr.jpg

以前撮影したのは 「ネオワイズ彗星」 でしたが、その時よりも撮影は難しかったです。
ただ、チャンスは多かったので色々考えながら撮ることができました。

DSC07793.JPG

DSC07989.JPG

ちょうど天の川も一緒に撮れる位置にありましたので、より宇宙を感じられましたね。
今回はタイムラプス動画も多数撮ることができました。



10月半ばを最大として、徐々に地球から離れていくので、
どんどん小さく薄く見えなくなっていきますが、可能な限り撮影を続けようと、
11月2日にも撮影へ行ってきました。

実は今回の彗星をキャンプしながら一緒に撮影したかったのですが、
天候と予定を上手く合わせることができませんでした。><
が、11月2日〜3日、天候は晴れ、その他の都合も事前に済ませてやっといくことができました。
撮れたのが以下の写真。

DSC05458.JPG

もう小さく薄くなって、ほとんど見えなくなってました。><
この時のキャンプについては、また別に書きますね。

「紫金山・アトラス彗星」は当初、二度と地球周りには帰ってこないと聞いていましたが、
8万年周期だという情報も入ってきましたので、実際はどうなのか調べると、
「紫金山・アトラス彗星」は非周期彗星のため一度接近したら再び接近することはない。
また太陽を周回する周期は26,000年と書いてありました。
他の記事ではこの後太陽系の端っこまで行って戻ってくるのが、80,660年後ともありました。
ただ太陽を周回しているので、またいつの日かって感じなのでしょう。
戻ってこない可能性もあるそうです。

ということで、彗星のことだけ考えて暫く宇宙に浸って楽しませてもらいました。



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2024年11月04日

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