古くなって
それを「味」と、捉えることが出来る我々日本人の感覚は素晴らしいと思う反面
物との付き合い方。それを「古い」と取るか「味」と取るか
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味が出る前に新しい製品が続々とやってくるのだから
嘆いていても仕方ありません。
例えば私のiPhone。
以前ちょっとした不具合があって修理をお願いしたつもりだったのですが、その場で
はい、新品どうぞ
と交換してもらいました。
しかし、私はあのボロボロに傷ついていたiPhoneを直して使いたかったのです。
もっと、一緒にいたかったんです
少し話しがそれてしまいました…
若い頃は新商品、新発売とか新しい物に惹かれていました。
今思えばそれは新商品というブームに乗り遅れないよう必死だったに過ぎなかった訳ですが
最近は自分で欲しい物、必要な物が分かる年令になりましたので
そうそう新しいからと飛びつくことはなくなりました。
使い込んでいくうちに自分なりの味が出てくるというのは
一つ物を使う醍醐味かもしれません。
例えば職人の道具
しっかりと手入れをして使い続け
それがその人だけにピタリと合うようになる
道具も、また自分も道具にフィットしていくのでしょう
素晴らしい関係です。
昨今エコがエコがと叫ばれておりますが
一方でファストファッションなるジャンルも確立されました。
一人一人が
自分の持ち物を大切に使う。
これが本当のエコに繋がるように思えます。
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なんでも古い物が良いと盲目的になる必要はないと思います。
新しい物には生活を便利にしてくれる機能や
心機一転といった気分をリフレッシュしてくれる一面もあります。
だからこそ
手に入れる時は慎重に
これから長い付き合いが出来るアイテムを探し続けたいですね。
そして長い月日を共に過ごす
私も物と
そんな風に付き合えたら良いなと思います。
さあ、今日も断捨離の続きをしよう
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