３日前、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけたまま、会社員と小学生の親子２人が下山しておらず、警察や消防は８日も早朝から、２人が通ったと見られる登山コース周辺を重点的に捜すことにしています。
遭難したと見られるのは、新潟市北区の会社員、渋谷甲哉さん（３７）と、長男で小学１年の空くん（６）で、警察によりますと、２人は３日前の今月５日、新潟県阿賀野市の五頭連峰に登山に出かけましたが、道に迷って下山できず、６日の朝、「これから下山する」と家族に電話があったのを最後に、連絡が取れなくなっています。
警察や消防は２人が遭難したと見て、７日、捜しましたが見つからず、８日も早朝からおよそ４０人の態勢で再び捜すことにしています。
警察などによりますと、標高９５４メートルの松平山のふもとにある登山口で渋谷さんの登山届が見つかり、今月５日の昼ごろには松平山に続く登山道の「松平コース」の途中で、親子に似た２人を見たという情報があるということです。
警察などは、２人が通ったと見られる「松平コース」周辺を重点的に捜すとともに、ドローンを使って周辺の沢なども捜すことにしています。
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