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沢尻エリカが犬童一心の監督最新作「猫は抱くもの」で6年ぶりに映画主演を務めるとわかった。
沢尻にとって「ヘルタースケルター」以来の主演映画となる本作は、大山淳子の同名小説を映画化したもの。
心に孤独を抱えた女性と、自分を人間だと信じて疑わない猫の関係を描いたファンタジーだ。「そこのみにて光輝く」などで知られ、ドラマ「グーグーだって猫である」で犬童とタッグを組んだ脚本家・高田亮が脚本を手がける。
沢尻が演じるのは、かつてアイドルグループ“サニーズ”で活動していたものの、歌手としては芽が出ず、今は地方都市のスーパーマーケットでレジ係として働く33歳の女性・大石沙織。
彼女が唯一心を許す存在であるロシアンブルーのオス猫・良男が、いつしか自分を人間だと思い込み、恋人として沙織を守らねばと思い始める中、2人の生活にある変化が訪れる。
なお沢尻は劇中で、“サニーズ”メンバーとしてのダンス・歌唱シーンも披露している。
10月30日にクランクインし、すでに撮影を終えている本作。犬童組初参加となる沢尻は、「(犬童と)いつかお仕事でご一緒できたらいいなと、ずっと思っていました。ですから今回オファーをいただいたときは、ほぼ即決でしたね。自分の中に、犬童監督への絶対的な信頼感みたいなものがあったので、自分の直感を信じようと思いました」とコメントを寄せた。
また本作は舞台のステージ上にセットを組んで撮影したパートもあることから「舞台上で撮るシーンと実景シーンが混在していて、『人の世界』と『猫の世界』が入り混じっていたので、演じ分けが大変でしたけれど、全力投球でやりきるしかないなと(笑)」と回想する。
一方犬童は、「ヘルタースケルター」での沢尻の演技を観て「(日本)アカデミー賞の授賞式の日に樋口真嗣監督とともに沢尻さんにその感動を伝えに行きました。いつか一緒に作品をという下心があったのは当然です。沢尻さんはその時のことを覚えていてくれました。自分の下心に感謝です」と話している。
「猫は抱くもの」は6月23日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
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