串に肉を刺しながら安生洋二は話しだした。
「プロレスはやりきったから引退。もう未練はありません。UWFインターナショナルとハッスルでプロレスラー安生洋二という男は燃え尽きました。
今はただ、炭火とお客さんと格闘する日々を送っています」
現在も頼まれればレフェリーなど、プロレスの仕事は受けるが、復帰はないと語る。
「今の得意技は人気メニューのネックチーズと獺祭。誰もが美味しさにギブアップしますね」
相変わらず一筋縄ではいかないこの男、もちろん次の野望があるという。
「ここで存分に修業して自分の店を持つのが次なる目標です。早ければ今年中に、遅くとも来年には安生洋二の店を出します。これは200%真実です!」
あんじょうようじ
1967年生まれ 東京都出身 1985年デビュー。グレイシー道場破り、前田日明襲撃などでヒットマンとして名を馳せた。
2015年の引退後は「市屋苑」(東京都世田谷区用賀)でバイト中。
(週刊FLASH 2017年11月14日号)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171219-00010006-flash-ent
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