当初の開場予定は昨年11月7日で、小池氏の都知事就任前に決まっていた。小池氏が都知事就任後の昨年8月31日、安全性への疑問などから「1度立ち止まりたい」として、移転の延期を発表した。
その後、豊洲市場の地下空間の一部で、土壌汚染対策のための盛り土がないことなどが表面化。豊洲の用地取得に関する経緯など「そもそも論」までが、あらためて議論の対象に浮上しするなど、紆余(うよ)曲折が続いた。
結局、当初の予定より約2年近くも遅れて、予定通りの豊洲移転が行われることになり、小池氏の「立ち止まる」判断には批判が出ている。一方、小池氏は「開場後に(問題が)明るみに出たことを考えると、むしろ混乱を防げた」と述べ、立ち止まった判断は正しかったとする認識を強調した。
「年内に開場(時期が)決定し、1つの節目ができた」とも述べた。
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/201712200000576.html
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