http://news.searchina.net/id/1651696?page=1
記事は、「五輪は開催国の国際的地位を確認するための大規模な外交舞台としての役割を担い続けてきた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、日・米・中・ロという重要な4カ国の首脳に対して早々に平昌への招待状を出したが、誰からの快諾ももらえていない」としたうえで、韓国日報が「韓国政府が持っていた4カ国首脳の平昌五輪出席という構想の望みに、赤信号が灯った」と伝えたことを紹介している。
そのうえで、4カ国の首脳が招待を受けそうにない背景について分析。ペンス副大統領の派遣を表明した米国については、「想定の範囲内。ペンス氏の派遣は、韓国に対する支持を示す一方で、トランプ大統領と北朝鮮代表団が同席する状況を避けるための策だ」とした。
また、文大統領が最も力を入れて招待したとされる中国については「高高度防衛ミサイル(THAAD)が喉に刺さった骨であり、この骨が抜けなければ中韓関係に春は来ない」とし、現状では多忙な習主席がスケジュールを空ける可能性が高くないとの見方を示している。
日本については、「韓国が反故にしようとしている慰安婦合意に対し、安倍晋三首相は1ミリたりとも動かさないという強い姿勢を示している。慰安婦問題を五輪出席のカードにしてくるであろう安倍首相に、文大統領は応じられるのか」とした。そして、プーチン大統領については「なおのこと出席する可能性は低い。ロシアはドーピング問題により国としての参加を禁止されているのだから」と説明した。
記事は、「韓国人は08年の北京五輪を羨ましがっている」とし、韓国日報が「これまで最多の各国首脳が出席した五輪が北京五輪であり、100あまりの国の首脳が出席した」と伝えたことを紹介。「各方面をみな満足させ、各大国の首脳に来てもらおうというのは、毎日が綱渡り状態にある文大統領にとっては明らかに完成しえない任務なのだ」と結んだ。
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