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2014年05月03日
【紙書】20世紀少年の脇役 え?脇役の駄作といわれた漫画を漫画化しちゃったのか!?
著者:浦沢直樹
一言:これは知らなかった。欲しい!内容も彼ららしく絶妙に微妙に描かれている様子・・・知らなかったなぁ。
後々記事にするかもしれない物を、直感で選んでピックアップした物です。
いつもの駄文コラムは無いですが、リクエストを頂いたら考慮します。
ご覧になられる方も直感でピピっときたらリンクで飛んで下さい。
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一言:これは知らなかった。欲しい!内容も彼ららしく絶妙に微妙に描かれている様子・・・知らなかったなぁ。
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感想(22件)
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2014年05月02日
【文庫】11人いる! 萩尾望都の傑作SF、紛う事なき名作! 一部コラム
価格: 607円
(2014/5/2 15:44時点)
感想(20件)
著者:萩尾望都
第21回小学館漫画賞少年少女部門を受賞作品。
映画アニメも作られているのでそちらもチェックしたいが今は難しい。
こちらの文庫版には「11人いる!」「続・11人いる!」の2作品が収録されている。
映画アニメは11人いる!の方で作られている。
超難関の宇宙大学の試験の課題に挑む若者たちのドラマだ。
最終課題となるのが一個まるまる宇宙船を使った試験。
外部との接触をシャットアウトされた孤独な宇宙船で生き延びることが課せられる。
だが本来の受験生は10人の筈だった。
なのに・・・宇宙船に辿り着いた瞬間にもう一人多い事が分かる。
不気味な11人目の存在が鍵となってくる物語だ。
【SFに触れるなら必ず読んで置きたい一冊】
漫画好きなら、絶対に読むべき漫画としてこの一冊を上げたい。
そりゃ流行り物も面白いけれど、そういった作品の過去には常に前例が居る。
SF作品で言えば手塚治虫などの名前も上がるし、書籍なら銀河英雄伝説の田中芳樹などは誰でも知ってるレベル。
それぐらいに普遍的な人達の一人として個人的に数えているのが萩尾望都さんだ。
少女漫画がSFの先駆者だった。
実際にはどうだったのだろうか?
認知度や広め拡散したのは少女漫画が一役買っていただろうとは思われる。
そりゃ、少女漫画サイドにも手塚治虫といった偉人が関わってたりするのだけれど、それ以外にも偉人は多い。
この漫画の魅力はコミカルとシリアスの使いどころと、キャラクターの設定だ。
生まれも容姿も違う、そんな若者達が揃っているのだがそれぞれに一癖ある。
主人公のタダトス・レーン愛称タダも直観力(テレパス・サイコメトリに近い能力)を持っている。
フロルは両性具有・・とは若干ニュアンスが違うが雌雄未分化の完全体である。
でも、一応はフロルはヒロイン枠。さっぱりとした性格は無邪気な少年っぽさもある。
とある星の王様や王族だったりと、既に社会的に実力を身に着けた者たちの力試しの場としても宇宙大学は活用されているようだ。
苦難とトラブルの連続ではある物の試験は進んでいく。
その中で起こる事件や、彼らの決断という物は既に試験の枠を越えるものだった。
11人目は誰なのか?
読み解いていくことで明らかになる真意や意図、そこで起こる真理的要因。
そういった物を考えながら読み進めてみるのも面白い。
人間が織り成すドラマのほぼ全てが集約されている。
たった一冊の書籍にこれだけの内容を濃厚に描かれている。
映画アニメ版も基本的には話の筋は同じ。
若干の違いはある物の、緊迫感のあるシーンは絶妙。
11人以外無人の巨大な宇宙船内部の寂しさや怖さもある。
いわば宇宙に浮かぶ密室のような物ですからね。
人の動揺といった物や不安が爆発し易い環境ともいえる。
その中で少しずつ信頼を築いて成長していく様や、友情や恋といった物を経て窮地を乗り越えていく。
原作よりも先にアニメの方を見たので印象的にはアニメの方が強いかな?
窮地を乗り越えた先に待つ結末とは・・・?
そこからは書籍を読んで貰いたい。
続の方は完全な番外編ではあるが、前作の王様を巡る物語となる。
多くを語ると大変なネタバレとなるのでここでは語らない。
こちらは本書でご確認頂きたいが、こちらも秀逸な物語である。
コミカルなシーンは少なく、シリアスな話展開なので私的には前作が好きだな。
ただ、かなり前作だけを知っていただけに続での出来事にショックを隠せないですね。
「なん・・・だと・・・!?」
と、なることは間違いない。
SFとしても人間ドラマとしても面白い本作を是非手に取って頂きたいものだ。
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感想(20件)
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2014年04月30日
【ガガガ文庫】されど罪人は竜と踊る 超過酷でシビアなダークノベル推参!
楽天ブックス
より。
著者:浅井ラボ
絵:宮城
魔法が完全に否定されている世界。
咒式があり、咒式師がいる世界。
錬金術のように物質などを呼び出したりといった部分は鋼の錬金術師をイメージして欲しい。
数式を具現化したり、ゴーレムを操ったりと咒式の世界は魔法以上の危険と不思議に満ちている。
理科や科学が好きな人は是非とも読んで貰い、ちょっと心に傷を負って欲しい。
この物語に優しい物語はありはしない。
常に厳しい現実を読者にも見せ付けてくる。
その覚悟ありやなしや?
よろしいならば読破だ。
絶望的な一書を手に取るといい。
読後感に苦い物と、次への期待が高まってくるだろう。
【今世紀最大の一押しダークノベル】
通称は「され竜」「されど」だけでも通じる。
鋼の錬金術師がダークファンタジーと呼ばれていた頃、本作はダークノベルと呼ばれていた。
元々はスニーカ文庫で発売していたのだけれど、
とある【深い事情(作者側に不備は無し)】により発売が超伸び伸びに。
今現在ガガガ文庫で連載中(2014年4月現在)
ファンタジー物だけど魔法が出てこない。
それはずっと魔法以上に危険な式・・・咒式が居て咒式師が出てくる。
紙くずのように散らす命と、絶望的な戦力と状況を実感させてくれる本作。
コミカルも、性描写も、戦闘もどれも濃密に描かれ決してライトノベルとは読み難い。
ドラゴンともなれば更に圧倒的だ。
それと対峙して人間で恐怖を覚えない奴は居ない。
一般の並のファンタジー作品の戦士では到底、到達しえない領域に足を踏み入れた奴ばかり。
もし対抗し得る勢力があるとしたら、他作品だと【バスタード】ぐらいな物だろう。
太陽熱も、超毒ガスも咒式で生み出せる上に核咒式といった禁咒もてんこもり。
咒式で生み出せない物や再現出来ない物は死んだ者の命ぐらいな物。
この世界多分あと少しで壊れると思う(笑)。
シビアなストーリー展開は見る側の心すら抉り取り兼ねない異世界の現実を突きつけてくる。
その事態に立ち会った時に、最早ただの銃や兵器を渡されても心許ないだろう。
身体能力を恒常的にあげる咒式もあり、普通の筋肉だけでは到底凌駕出来ない超人の領域。
そんな超級の戦士達が描写も無残に散っていく様は虚無感すらある。
性的嫌悪感を刺激せずにはいられない表現や結末を求める人には打って付け。
いや〜な気分になりたい人、ギャグ回で爆笑したい人は必見だ。
これ絶対、完全再現での【アニメ化不可能】だわ。
かなり昔のグロアニメ並みの描写が現在許されるなら可能。
OVA版でも現在は表現的に多分難しいだろうな。
敵対する敵も途方もないほどの強敵。
トリコのグルメ界でも余裕で生きていけそうな奴らばかりで困ります。
絶賛のつもりなのだが愚弄してんのか推薦しているのか分からなくなってきた。
もしこの世界に生まれたら──とか絶対に考えたくない世界だ。
ただし、注意が必要である。
この作品を読んだ後に普通の作品を読むと【物足りなく】なる可能性があります・
その辺も注意が必要ですね。
【希望】
やや校正の人達には頑張って貰いたいものがある。
誤字が結構あるんだ。
でも分かるんだよ多少の誤字があっても読者が気付かないレベルで複雑だって事に。
もし、ここに出てくる咒式の化学式が間違っていても殆どの人は気付かないって。
名前や一部の抜け字は指摘出来ても、
もうそこで万が一の間違いがあっても指摘出来る人はライトノベルユーザーには居ないって。
なので初版を買うよりは増刷された方を買うのがいいかも知れない。
もしかすると誤字修正が入ってるかもだし・・・。
それでも私は初版で買いますが!
ライトノベル──いや、ダークノベルで一番発売が待ち遠しい作品である。
あと絶対に紙書で購入した方がいいです。
文字量などが圧倒的に多く、パソコンなどの画面の長時間の注視は非常に困難です。
書籍で何処でも気軽に読める体制の方が絶対にいいです。
絵師の宮城さんの絵も幻想的で好きなんだわ。
一目見て、あああの人だなと分かる画風は見事。
「六花の勇者」の絵もやってるが、そちらもいずれご紹介したい。
我ながら文章に纏まりがない。いい駄コラムに仕上がりました(笑)。
ここまでお読みになった方お疲れ様でしたと同時に感謝。
↓書籍情報を画像をクリックしてチェック↓
【商品紹介:2〜4】
【商品紹介:5〜7】
【商品紹介:8〜10】
【商品紹介:11〜13】
【商品紹介:番外編や他にもこういうのがあります】
それではお楽しみを。
著者:浅井ラボ
絵:宮城
魔法が完全に否定されている世界。
咒式があり、咒式師がいる世界。
錬金術のように物質などを呼び出したりといった部分は鋼の錬金術師をイメージして欲しい。
数式を具現化したり、ゴーレムを操ったりと咒式の世界は魔法以上の危険と不思議に満ちている。
理科や科学が好きな人は是非とも読んで貰い、ちょっと心に傷を負って欲しい。
この物語に優しい物語はありはしない。
常に厳しい現実を読者にも見せ付けてくる。
その覚悟ありやなしや?
よろしいならば読破だ。
絶望的な一書を手に取るといい。
読後感に苦い物と、次への期待が高まってくるだろう。
【今世紀最大の一押しダークノベル】
通称は「され竜」「されど」だけでも通じる。
鋼の錬金術師がダークファンタジーと呼ばれていた頃、本作はダークノベルと呼ばれていた。
元々はスニーカ文庫で発売していたのだけれど、
とある【深い事情(作者側に不備は無し)】により発売が超伸び伸びに。
今現在ガガガ文庫で連載中(2014年4月現在)
ファンタジー物だけど魔法が出てこない。
それはずっと魔法以上に危険な式・・・咒式が居て咒式師が出てくる。
紙くずのように散らす命と、絶望的な戦力と状況を実感させてくれる本作。
コミカルも、性描写も、戦闘もどれも濃密に描かれ決してライトノベルとは読み難い。
ドラゴンともなれば更に圧倒的だ。
それと対峙して人間で恐怖を覚えない奴は居ない。
一般の並のファンタジー作品の戦士では到底、到達しえない領域に足を踏み入れた奴ばかり。
もし対抗し得る勢力があるとしたら、他作品だと【バスタード】ぐらいな物だろう。
太陽熱も、超毒ガスも咒式で生み出せる上に核咒式といった禁咒もてんこもり。
咒式で生み出せない物や再現出来ない物は死んだ者の命ぐらいな物。
この世界多分あと少しで壊れると思う(笑)。
シビアなストーリー展開は見る側の心すら抉り取り兼ねない異世界の現実を突きつけてくる。
その事態に立ち会った時に、最早ただの銃や兵器を渡されても心許ないだろう。
身体能力を恒常的にあげる咒式もあり、普通の筋肉だけでは到底凌駕出来ない超人の領域。
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性的嫌悪感を刺激せずにはいられない表現や結末を求める人には打って付け。
いや〜な気分になりたい人、ギャグ回で爆笑したい人は必見だ。
これ絶対、完全再現での【アニメ化不可能】だわ。
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敵対する敵も途方もないほどの強敵。
トリコのグルメ界でも余裕で生きていけそうな奴らばかりで困ります。
絶賛のつもりなのだが愚弄してんのか推薦しているのか分からなくなってきた。
もしこの世界に生まれたら──とか絶対に考えたくない世界だ。
ただし、注意が必要である。
この作品を読んだ後に普通の作品を読むと【物足りなく】なる可能性があります・
その辺も注意が必要ですね。
【希望】
やや校正の人達には頑張って貰いたいものがある。
誤字が結構あるんだ。
でも分かるんだよ多少の誤字があっても読者が気付かないレベルで複雑だって事に。
もし、ここに出てくる咒式の化学式が間違っていても殆どの人は気付かないって。
名前や一部の抜け字は指摘出来ても、
もうそこで万が一の間違いがあっても指摘出来る人はライトノベルユーザーには居ないって。
なので初版を買うよりは増刷された方を買うのがいいかも知れない。
もしかすると誤字修正が入ってるかもだし・・・。
それでも私は初版で買いますが!
ライトノベル──いや、ダークノベルで一番発売が待ち遠しい作品である。
あと絶対に紙書で購入した方がいいです。
文字量などが圧倒的に多く、パソコンなどの画面の長時間の注視は非常に困難です。
書籍で何処でも気軽に読める体制の方が絶対にいいです。
絵師の宮城さんの絵も幻想的で好きなんだわ。
一目見て、あああの人だなと分かる画風は見事。
「六花の勇者」の絵もやってるが、そちらもいずれご紹介したい。
我ながら文章に纏まりがない。いい駄コラムに仕上がりました(笑)。
ここまでお読みになった方お疲れ様でしたと同時に感謝。
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それではお楽しみを。