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2014年04月23日

【電子書籍】今注目したい漫画『神さまの言うとおり』の紹介 一部コラム

【商品紹介:こちらは【神さまの言うとおり(完結済み全5巻)】です】










神さまの言うとおり (1)

神さまの言うとおり (2)

神さまの言うとおり (3)

神さまの言うとおり & 紙さまの言うとおり弐
著者:藤村緋二 
原作:金城宗幸
掲載紙:週刊少年マガジン。

『極限の中で:コラム』
誰でも知っている遊びだが、覚悟を持って挑まねば 死ぬ!
この作品は見事に人が死にまくります(主に高校生が)。
それでも、この遊びの中に組み込まれてしまったら生き残るか死ぬかの二択しかない。
そんな状況に陥ってしまったらどうしますか?
いわゆる、シチュエーションホラーのようなもの・・というかそのものだろうか。
実写化映画化の話も早々に立っていた様子なので、そちらにも期待が高まる一方不安も当然ある。
配役はやはり重要な点だろう。
超高校級の人間が一人居るんだが、そいつの超人振りの再現が出来るか否かが気掛かり。
映画の作り方によっては『バトル・ロワイアル』以上に食傷気味になり兼ねない。
なんせ、『バトル・ロワイアル』が1クラスに対してこちらは全国区全てという規模の違いがあるからだ。
話せるのはここまでだが、一部のゲームは『だるまさんが転んだ』だったり、『綱引き』だったりする。
得体の知れない何かと、見知ったゲーム内容のギャップ、罰の厳しさと駆け引きの面白さが私は好きですね。

『妄想する敗者復活』
内容を読んだ人なら誰のことか分かると思うが、敗者復活しないかなぁ・・・。
そうしたら、相当新作の神さまの言うとおり弐が面白くなるのだが。
とある二名の復活である。
その伏線的な物は張られていそうな気がするんだが、今のところは確証が無い。
まだまだ続きの気になる作品である。
内容が気になる方は画像をクリックして検討してみるといいですね。
すでに読んだ方も感想があればご自由にカキカキしていってね。

【商品紹介:こちらは新作【神さまの言うとおり弐】です】










神さまの言うとおり弐 (1)

神さまの言うとおり弐 (2)

神さまの言うとおり弐 (6)2014年4月現在最新

【電子書籍】悟空道 最強の人外大魔猿悟空の果てしなき西を行く旅路(完結済み)一部コラムあり

【商品紹介:1〜3巻】










悟空道 (1)

悟空道 (2)

悟空道 (3)

悟空道(ごくうどう)
著者:山口貴由
掲載紙:週刊少年チャンピオン
全13巻で完結済み。

「西遊記完結組にして傑作 悟空道」
シグルイなどを生み出した鬼才山口貴由が描く劇画タッチ西遊記冒険譚!
天竺へと向かう旅の道中、悟空達一行を襲う妖怪達との熾烈な死闘。
そして飛び出す超濃いセリフと演出に熱くなって欲しい。
そんな話。
悟空はべらぼうに強いです。
でも敵も最悪にして最凶クラスに強いです。
楽勝で倒せそうな奴が一人も居ません。どれもこれも厄介な能力揃い踏み!

「ヤンチャじゃない悟空」
他作品もメジャーからマイナーまで愛好しているので分かるのですが、
西遊記で描かれる悟空というのは結構ヤンチャで自由な気風の性格割り当てですよね。
だが、悟空道の悟空は破天荒だけど一本気!
天から地に聳える巨大な柱の如く一本気・・常に真剣にワイルドに物事に当たる静かに燃える男です。
ただし共通項は豪快な戦闘でしょう。
通常サイズは人間と同じですが、一度本気モードがでれば超巨大に変身!
悟空も斉天大聖と呼ばれるほどの妖怪だが、敵も大聖級の妖怪曲者揃い。
流血しまくりだけど、
仏契(ぶっちぎり)
で、カッコイイ悟空の生き様が見られます。
悟空という存在のイメージがガラリと変わるかも知れませんね。
西遊記関連の漫画本で完全に最後のオチまで描いた作品は割りと少ない。
完結している作品は多いのだけど、中々に少ないのだ。
手塚治虫の西遊記はアニメの方はきちんと完結していたかな。果てしない旅路がまだまだ続くぜ!って感じで。
新しい方のドラマの西遊記も中々良かったと思う。

「そうそう、三蔵法師が女性である」
男性で描かれることの方が当然多い訳だが、ドラマや漫画では度々女性化されることがある。
基本的にヒロインが居ないような物だから、読者サービス的な物を意識してのことや意外性を意識してのことだろう。
だが、明確な理由があるのも悟空道なのである。
その明確な理由を語ることは流石に出来ないが、中々にエグイ人間の思惑が存在しているとだけ。
ラストにも繋がる非常に重要な点でもある為、是非ともそこは読んで確かめて欲しいものだ。
生温い綺麗事だらけの世界ではないということが悟空道の魅力である。
悟空が見せる自己犠牲と覚悟の果てに何を得るのか・・ラストの結末を迎えた時の爽快感はハンパ無い!
そう、まさに 仏契(ぶっちぎり) である!
見事な完結はあっぱれ。
激闘を締めくくるいいオチとなりました。

【商品紹介:1〜3巻まずはここからどうぞ】










悟空道 (1)

悟空道 (2)

悟空道 (3)

【紙書or電子書籍】カイジから学ぶ労働哲学本!カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話 一部コラム




カイジ「勝つべくして勝つ!」働き方の話
著者:小暮太一(こぐれたいち)

遂には働き方の哲学本まで出ていたのですね。
カイジもエスポワール後は普通の店員やっていましたがうだつの上がらない毎日を送っていたような。
でも、そこから巻き込まれていくギャンブルの世界に再び舞い戻ることになる。
数奇な運命のカイジから学ぶ労働学とは何なのだろうか?
その後超絶厳しい劣悪な環境化の「地下送り」を経験するカイジの光と影。
そこにカイジの、人間としての底力を見た気がします。
弱気なだけじゃいけない、強気になって攻めるという観点。
相手を出し抜こうと思案するカイジ。
生きようとするカイジの姿に我々は何を見るのだろうか?

目次より一部抜粋。
『序章 今日をがんばった者にのみ、明日が来る』
明日があるのは今日を頑張った者に・・・この言葉は先達の上司などの金言でした。
明日は漫然と来るものではない、今日の内に明日が来るための『布石』を打つ事なのだと。
小説や漫画で言えば『伏線』ですね。カイジだから『福線』かな?(笑)
幸運も悪運も前日の行いがあってこそ来るものです。
所謂、因果応報的な考え方を私は学んでいたのだと思います。
たまたま、しがないカイジと同じ店員としてではありましたが近所の社長さんと仲が良くて、
色々なお話をさせて頂いたことは私の一生の思い出であり宝になりました。
何気ない毎日の大切なことがそこにあったのだと思います。

『第2章 カイジが生きる、残酷な社会のルール』
カイジの世界は極端な厳しさを孕んでいますが、現実の世界はどうか?
同じレベルの悲惨さがあったとしても、我々の知るところではないことの方が多いのです。
闇の深奥を知るのは闇に落ちたものだけで、光側の人間には彼らの姿を見る暇すらない。
ですが、いざ落ちようとしている時に薄っすらとぼんやりと見えてくる程度の物。
それを知ってるのは私も落ちかけたからです。
都会こええ〜〜〜〜〜。
でも、割と自分のしたたかさにも気付けたので良い経験になった。
でもカイジが置かれていた境遇というのは、まさに文字通りの地の底。どん底!
そこから這い上がるには普通の手立てではダメだ。
勝つ為の覚悟が必要。
綺麗事だけで切り抜けられない現実の厳しさをカイジは教えてくれている。
カイジという存在はかなり純粋(ピュア)なのだ。
でも、物語序盤でも語られる妙な趣味を持っている変わり者でもあった。
結局、そのことが回りまわって自分を追い詰めることになるのだが・・・。
その後に告げられることに比べればどうということもない。
実写映画でもそういった部分やカイジの脆さを藤原さんが見事に演じきったように思える。
三作目希望(ボソッ)

働くということは何だろう?
働くためのプライドとは?
様々な思惑が渦巻くこの世界で私たちが必要な知識を教えてくれるかも知れない一冊。
結果を残してもそれが勝利か敗北か。
だとしても勝利を目指すしかないんですよねぇ。
自己啓発とは他人を介して自分を見る行為に他ならない。
存分に他人の考え方をパク・・・リスペクトしてやりましょう。


【紙書or電子書籍】名言、金言だらけのカイジから学ぶ経済本!カイジ「命より重い!」お金の話 一部コラム




カイジ「命より重い!」お金の話
著者:小暮太一(こぐれたいち)

遂にというか、『カイジ』を題材にした経済本が出ていたということですね。
書くいう私も福本マンガの名言を集めた書籍を持っていたりします。
カイジを含めた全ての作品に、日本人マインドのような物を漂わせていました。
不屈の根性や魂、人間の弱さや脆さ、悪の論理に性善説。
思想や哲学といった物はマンガといえども侮ることは出来ない。
カイジという存在は同福本マンガにおけるアカギとはまた別種の博打打ち。
唯一神域と呼ばれる男(アカギ)を揺るがす可能性があるのも、ことギャンブルという物に関してはカイジだけだそうです。
まぐれでもアカギから一本取ることが出来ればそれだけで人類の勝利かも知れません(笑)。

目次より抜粋。
『序章 ようこそ、クズのみなさま』
目次から──飛ばしていますね。
カイジの中でも利根川の言葉は日本人の胸に深く突き刺さります。
最早、人間という物を『有限なれど無限にある資源』としか見ていないそんな男のセリフは重く黒いです。
そして尚且つ図星を突いてくるんです。
「エサ」「養分」といった物になりたくない人、搾取される側する側を考えてみたくなる一冊。

『第2章 金は自分で守らねばならないのだ!』
誰が何をしていても結局のところ、自分の金は自分の金。
使い道を誤れば守ることの出来ないものだ。
そのお金を管理をしていることが自分であることの自覚を促す内容なのかも知れない。
目次一つから察する内容から、お金との付き合い方を考えたくなりますね。

『終章 お金に振り回されないために、本当に必要な力』
確かに物語の題材はギャンブルである。
が、生き方や考え方は現実のひょんなところの積み重ねから崩壊が始まっている。
それに気付いて、または気付こうとしてこの本書を取った人がどんな答えを出すのか?
そこに私は興味が御座います。
カイジの姿に何を見たのか?
カイジを鏡にした時自分はどう映るのか?
お金の本性を知る術がこの書籍にはあるらしい。
ジャパンマインドをカイジから日本人が学ぶ時がついにきたのかも知れませんね。


2014年04月22日

【紙書or電子書籍】本当に必要なのは今この一冊かも? 毎日がときめく片づけの魔法 近藤麻理恵 一部コラム&駄文




毎日がときめく片づけの魔法
著者:近藤麻理恵

ミリオンセラー「片付けの魔法」のシリーズ最新刊ということらしいです。
なんと全編オールカラーというのは有難いですね。
私自身も片付けが苦手な方で、慢性的な書籍や書棚整理に追われております。
漫画や小説だけでも2003年頃の調べで3000冊を越えていたので、
10年を経た今だと最早大変な蔵書量となっております。
部屋や空間がもたらす真理的な面も本書では取り扱っている模様。
ただの片付けハウツー本とはちょっと毛色が違うのと、現状のダメダメな状況から目に留まりました。
紙書でも電子書籍でもどちらでも購入出来るんですね便利です。

目次の一部を抜粋すると部屋の機能別に分けられているようです。
○玄関
○キッチン
○トイレ
○床
○壁
洗剤の量に至るまで各種項目が充実している模様。
ある意味で自己啓発的な内容もあるみたいですね。
良い意味で自己改善が出来るなら一読してみるのもやぶさかではない。
まだまだデッドスペースや収まり切らない服だとか問題が山積み。
その問題の何割かは、軽減されるかも知れない。
ちょっと淡い期待を抱いて注目しております。
もう、独自のデッドスペース活用法だけでは限界がきている我が家、我が拠点。
ほぼ360度書籍やマンガに囲まれている世界。
本が一冊以上目に入らない角度は無いというぐらいぎゅうぎゅうに本が敷き詰められています。
ですが、本はまだいいんです。
他の衣類などの物品も多く正直難儀していたところなんです。
本の扱いは元書店員だったので慣れた物ですが分野外はてんで無力。
実に片付けを始めたら1ヶ月以上も膠着状態が続き、次第に諦めてしまうのです。
この悪循環に関わるメンタルの部分を改善しないといけないのかも知れません。
やっている途中で、あの作業をやっておけば──
といった事が実に多い。ノウハウが無いからですね。
こういった情報本を片手に片付けをする時が私にもそろそろきているというお告げかも知れないな。
私同様片付けられない人は今は部屋はどんな感じですか?
激写してアップロードに耐えるぐらいに整頓されていますか?
胸に手を当てて目を凝らして現状を直視してください。
私はちょっと泣きたくなりました(笑)。


話題のダイエット本一冊!あなたは半年前に食べたものでできている 村山彩 一部コラム&駄文




○サラダを食べていれば太らない、は大間違い
○正しい食欲を取り戻す方法
(目次より一部抜粋)
あなたは半年前に食べたものでできている
著者:村山 彩

特にサラダ関連はよく聞いていますが、ダメダメですね。
サラダを食べる際にドレッシングやマヨネーズを使うのは私の経験上最早論外です。
痩せようと思っていないのではないでしょうか?
何故、サラダをチョイスしたのか理由は述べられますか?
多分、大多数の人が何と無くとしか答えることの出来ない問題だと思います。
でも、私の例えで述べた言すらも覆す、
食べたい物を食べたいだけ食べても健康的にやせられる方法を本書では語っているようだ。

ピックアップしている内容や目次を見ていても、ピンとくるものがある。
様々な食べるという視点や、心理的な方法、対処療法的な物が揃っている。
つい食べ過ぎてしまった場合の対処法など事細かな部分をテーマとして盛り込んでいる。
目次を見る限りだけでは運動を重視するといった内容は見当たらない。
もちろん軽視もしていないだろうが、根本的な「食欲」に関する話題で満載されているらしい。
根性論とは違う観点からの目線は新しい刺激になるのではないでしょうか?

とはいえ、私はダイエットよりも体重を増やす方法を探さないといけないのだが…。
体重も減り過ぎると本当別の気苦労が耐えません。
とはいえ、健康的な食事をするという点が正しい食欲を取り戻す方法にあるのだと思います。
単純に私の場合は栄養が足りていない可能性がありますが。
私の倍以上の体格の人と同じだけの脂肪を蓄えていても数日で私は使い切れる自信があります。
基礎代謝量がちょっとだけ高いのです。
体温が高いといった人も基礎代謝量は高く、また免疫力も高いのだとか。
私は残念ながら体温は36.5平均帯の人間ですが、風は滅多に引きませんね。
それも健康的な食べ方と密接に関係しているのか、もともとの身体能力的な物なのか。
ただ一つ改善すれば慢性的な冷え性な私の手足の指といった物も解決するかも知れません。
個人的には豚肉押し。
地元が北海道なのでやはり豚肉ですかね。
羊や牛も定番ではありますが、食卓に毎日並ぶ肉といえば豚肉でした。
しょうが焼きといった物は毎日ですよ。
育ち盛りに肉はやっぱり嬉しい物ですからね。
そのお陰か身内で太っている人が一人も居りません。ただの一人も。
鶏肉といえばザンギ(から揚げ)でしたし、多少味が濃くても元々ヘルシーな鳥ですから太る訳がない。
豚と鳥肉が中心になっている人は先ず太らないと私個人は思いますね。
「炭水化物抜きダイエット」が最も愚かな選択だと思います。
脳を補う糖分を摂取するための白米抜きをしたら、骨や筋肉から栄養を補うに決まっている。
骨密度の低下や皮膚の張り、最悪髪の毛が薄くなったり、若くても寝たきりになる人がいるようですよ。
それを踏まえても本書が取り上げる本能や食欲というテーマに、
私個人の意見とは比べ物にならないくらいの情報量が満載のハズですから、
この機会に正しい知識を得たいものですね。
ダイエットをしようと思っている人は本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?




画像をクリックするとサイトへ飛べます。

余談。
担当編集者の一言といった部分や著者紹介といった部分に気が配られていて見易いサイトですね。
こういう区分けがきちんとされている編集の方々というのは丁寧な仕事を心掛けてるのだと思います。
私も飽くなき食欲に塗れているのと、体重コントロールが最近はどうにも出来ない。
体重が減り過ぎているので同じ体重に留まる方法が何か分かるんじゃないかな?
と、思い目に留まったのが本書の紹介の切欠でした。
ほんの少し前までは幾ら飲んでも食べても結局同じベスト体重に戻っていたのですが、
最近は食べ方が悪いのか中々増えてくれないどころか病気か!と思うほど体重が落ちている。
でも病院に掛かったら風邪以外は健康で問題無しのお墨付きを貰ってしまった。
多分、食欲のコントロールといったメンタル部分に起因しているのだろうなーと思います。
長い余談でしたが一旦の区切り。
ご覧頂きました有難う御座いました!

2014年04月21日

【電子書籍】少年アシベ  懐かしいゴマちゃんにまた会える! 一部コラムあり





少年アシベ(しょうねんあしべ)
作者:森下裕美
掲載紙:週間ヤングジャンプなど。

少年アシベ覚えていますよ。
特に無言で妙な迫力で語るスガオくんとかアシベの父ちゃんとか。
最初のゴマちゃんとの出会いがショッキング。
トラックから落ちた物をアシベが夕飯の為に持ち帰ることが出会いなのだから。
つまり「食おう」としていたんですよね(笑)。
アシベの父ちゃんも一度さばこうとしていたシュールな絵だが、ゴマちゃんが可愛い。
で、結局食べることはなくそのまま家族の一員になってしまうわけだ。
日頃ゴマちゃんを持ち歩くアシベの姿や表紙で覚えている人も多いのでは?
アニメでも放映されていましたね。

アシベと離れ離れになってしまった親友のスガオ君の側でも動きがある。
いきなりのネパール一家転勤という、遂には国外へと行くことになろうとは。
イエティとの出会いや変な家庭教師は住み着くはスガオ君の毎日はエキセントリック。

二人の少年から見るアシベワールドはコミカルで単行本を持っていないことが悔やまれます。
総集編のような全2作の方は持っていたんですけど、そっちも地味に現在レア物指定という。
自分も書店員の頃はよく見掛けてはいたんですけどね。
中古本屋などにはまだまだあるかも知れませんね。
脇役達も魅力のある笑いと涙ありのマンガでした。

アニメの方ですとオープニングのまかせて!チン・トン・シャンは聞き覚えある人はいるかも?
私は大分うろ覚えですがリズム感や一部の歌詞を覚えていますね。
もう一度全巻見てみたいなぁ。
スガオ君の話が今でも凄い好きですわ。
あの眼力は只者じゃないよ。
ファミコンゲームでも出ていて持っていました。
ネパールを冒険するんだったか何だったか・・・。
メディアミックス展開としても幅広い作品だったなぁと思います。


【電子書籍】百舌谷さん逆上する(完結済み)   一部コラムなど





※こちらは電子書籍のご案内ご紹介です。
百舌谷さん逆上する(もずやさんぎゃくじょうする)
作者:篠房六朗
掲載紙:講談社アフターヌーン。

私はこの作者さんの描く独特なストーリー展開と絵が好きで、
紙の方で集めていました。
今は手軽な電子書籍で読めるのは中々便利ですね。
一部の購読は電子書籍に乗り換えようか迷いますね。
すでにマンガだけでも1万近い蔵書があるので引越しも楽ではありません。

話の展開としては転校生としてやってきた百舌谷さんと、
その周囲の人達の物語で御座います。
ツンデレという解釈を極端にかつ漫画的に描いた意欲作のような何か。
多分、誰も一回で覚えきれない「ヨーゼフ・ツンデレ博士型双極性パーソナリティ障害」 をテーマに描かれている。
つまりは、よくあるツンデレの物語──かと思いきやその斜め上をいってくれてます。
本物のツンデレという物を考えるとリアルの世界では中々にバイオレンスな物かも知れない。
当然ながら世間一般で認知されている、
罵詈雑言や暴力といった表現方法はあるが、
さらにその奥底の哲学や美学といった物に踏み込んでいる作品としては先駆者だと思われる。
この子自身も性格的に素晴らしいほどのドSで御座いまして、
いじめられっ子の樺島番太郎 とひょんなことが切欠で知り合うようになり、
物語は確実に段々と暗雲めいていくのだ。

この作品のポイントはキャラクターの絶妙なすれ違いによる勘違いである。
キャラクターそれぞれの解釈が違う方向へといったりする様が実に面白い。
しかも余すことなく回収に次ぐ回収で更にとんでもない事へと発展していく。
気付けばどっぷりまた篠房ワールドに引き込まれていましたよ。
本当にこれはラブコメディなのか?
確かに愛のような物は感じる・・が、そういった生易しい物ではない。
竜の逆鱗に触れるような禁忌をおかそうとしているような感覚に近いのだ。
病気の方のツンデレの解明を作中を通してする中で、
通常のツンデレもまた混在している稀有な作品でもある。
是非とも異色なツンデレの世界をご堪能下さい。



ドラゴンボール[完全版](全34巻)  一部ピックアップ&コラム

全巻漫画.comさんよりドラゴンボール完全版の全巻セットのご紹介です。
途中ピックアップコラムなどが御座います。





ドラゴンボール
作者:鳥山明(とりやまあきら)
掲載紙:週間少年ジャンプ。

誰でも最早知っているだろう作品。
通常のコミックス版よりも紙質を向上させてあるのが完全版の良いところ。
粗雑な扱いでも中々紙にカビなどが生え辛い点が利点ですね。
クイズでも7つ集めると何が現れる?
何が出来るといった問題が出ても作品を読んでいない人も分かるのではないでしょうか?

個人的にチョイスするバトルだと、
界王拳を覚えて初めて実戦に使ったベジータ戦は圧巻でしたね。
寧ろその当時はベジータが格上だったと思いますが、
ゴクウの力を侮っていたことが敗因だったのかも知れません。
そして人間性の前で二度敗れることになりプライドも体もずたずたのベジータ。
それでもその後のフリーザ戦でも闘志や野望が萎えていない所に好感が持てた。
更にその後ベジータの運命が凄い転がり方をしていますよね。
劇場版の神と神でも違う一面と魅力を発揮させていたと思います。

ベストバウトはフリーザかセルかで迷いますが、
セルは途中で交代しますからね。
やはり、ここはフリーザ戦でしょう。
変身するたびに強くなるフリーザに健闘するも圧倒されていく仲間達。
これほどゴクウの到着を待ち遠しいと思う物はなかったと思います。
ピッコロさんも好きなキャラなので活躍の場があって嬉しかった反面、
フリーザの圧倒的な戦闘力には絶望すら覚えるほど。
子供心にも中々辛い場面だったと記憶しています。
毎週待つ身としては先が気になって仕方ない。
今の人はいいですね・・・
この作品をタイムリーにノンストップでラストまで読めるんですから。
その内の一人に私もいるのですけどね(笑)。

今もまだまだ新作の噂が続々と出続けているジャンプヒーローの一角。
ゴクウの声の人(野沢雅子)が、大山のぶ代以前の旧作ドラえもんでも声を担当していたというトリビア。
野沢さんしょこたんの前でドラえもんの声を披露してくれていました(笑)。
ドラえもんは今で声優は5代目ぐらいかな?
ゴクウ一族の声を一手にやっているという仕事量ハンパないですね。
更にこれから発売される色々の撮りおろしの声とかも収録しまくっているんでしょう?
うーん、健康には気をつけて頂きたいですね。

まだまだドラゴンボールの動向が気になる昨今。
やはり本編の方も把握はしておきたいものですよね。
この機会に是非ともご覧頂ければと思います。





余談。
長編ならゴクウの本当の父親バーダック編も是非見て貰いたいですね。
使われている音楽も秀逸であるのと同時によく聞くと非常に絶望的な歌詞も入っている。
あれがフリーザの戦闘力の数値を測っていたものだと知っている人はどれくらい居るのだろうか。

大長編ドラえもん(1−24巻 全巻) 一部映画話などのコラム

全巻漫画.comさんより大長編ドラえもん全巻セットのご紹介です。
途中ピックアップコラムなどが御座います。





大長編ドラえもん。
作者:藤子・F・不二雄、 藤子・F・不二雄プロ。

大長編アニメドラえもんで一番見たのはアニマルプラネットだと思います。
たまたま録画していたのが、それだけだったからとも言いますが、
事あるごとに見ていた気がします。
原題は「ドラえもん のび太とアニマル惑星 」でしたが、コミックでも相当読み漁った物の一つです。
ツキの月や圧縮非常食30食ぶん詰め合わせといった物が印象的でした。
ツキの月は飲めばツキまくるけど時間切れに要注意。
調べると原作と映画で効果時間が違うんですね。
様々な動物から進化したアニマルプラネットは非常に文化的で地球よりもずっと文明が進んでいる。
まともな下水処理施設すら普及が遅れている地球とは比べ物にならないぐらい。
自然エネルギーを主体に効率よく電気を生産できる体勢が整っている様子。
とはいえ、ある程度熱を発する物がないと地球よりはずっと寒いのかも知れない。
でも彼らは毛皮という衣服の他にも身に着けている物があるので気にもならないのだろう。
とはいえ、この星にもかつて地球人のような人間が居ることにも驚く。
今回の野望の潰えた時の未来に共存の道はないのだろうか?
今後のアニマルプラネットも気になるところではございます。

ですが一番好きな大長編ドラえもんは鉄人兵団です。
正直言って、子供時代には泣けなかったのだが意味が分かる大人になってやられました。
大長編と映画が揃っての第七作にあたるこの作品。
突如、地球に現れた謎のロボットの足を拾うことから物語は動きだす。
謎の美少女リルルとのやりとりや、
拾った部品から組み上げたザンダクロスと名づけたロボットの雄姿。
スネ夫のラジコンロボットのミクロスもいい味出してました。
ミクロスは名脇役だったと思います。
凄くイラっとさせられる奴だったけれど、憎めない奴でした。
リルルの本来は無い筈の心の動きなど、某作品の機械化人を思わせるようで切ない。
超ハッピーエンドといった物ではないが、非常に胸に残る作品でした。
その痛みのような何かがあったからこそ、この物語の完成度が増したものと思います。
ひらりマント、改良型やまびこ山といった道具は実に汎用性がある。
ひらりマントで敵の熱線を跳ね返し、
やまびこ山で敵をかく乱する・・・サバイバルゲームでも使えそうなアイテムだ。
新旧映画ともに内容には満足している作品、丁寧に作ってくれたことに感謝。


残念ながら後期作品のいくつかは見る機会がなく、
今後自力で買い揃えるなりしないといけない。
アニメ映画の方もDVDで揃えたいところだ。
劇場版ドラえもんは毎年春に友人と観に行っております。
大魔境は、かなり正統派リメイクされていて驚きました。
一部で朝日が朝日らしいことをやらかしてはいましたが(笑)
それを不問に処す程度には出来が良かったと思います。
最後に貴方にとってのベスト オブ ドラえもんは何でしょうか?



ドラえもん(1-45巻 全巻) 一部話をピックアップ&コラム

全巻漫画.comさんよりドラえもん全巻セットのご紹介です。
途中物語のピックアップコラムなどが御座います。




ドラえもん
作者:藤子・F・不二雄
掲載紙:コロコロコミックなど。

ドラえもんといえば22世紀の未来のひみつ道具ですよね。
その中の幾つかは実際に欲しい!
と、思った人もいたのではないでしょうか?
リアルな話でいきますと、フエール銀行は現代人なら欲しい物でしょう。
10円が一週間で9千万円近くになるアレです。
実にリアリティが無いけれど、9千万円の重みは社会人になれば分かる筈です。
とはいえ、私は余りお金に固執してないのでほとんど使わずに何処まで増えるのか試していそう。
貯金も趣味な物で、安全に預けられる銀行のような貯金箱といった具合。
もちろん実際あれば幾つか欲しい物があるのでそれを買ったら、それっきりになりそう。
借り入れも出来るのだが、そちらはおすすめしない。
のび太の顛末を知っていれば尚更でしょう・・・悪徳金融業者レベルの取り立てです。
フエール銀行の活用方法はそれだけじゃないと思います。
ほぼ無尽蔵に利子で膨らんでいく巨額の貯金。
小銭で降ろすことが出来れば金属不足解決にもなるのではないだろうか?
などと考えていました。

フエールミラーで試してみたいのは好物を増やして食べまくりたいという物。
もう、これさえあれば食料で困ることはなくなりそうですね。
つまりは食糧不足の地域を事実上の物量で救えるということ。
更には貴重な鉱物資源を無限に増やせるのなら、
または石油などの資源を増やせるのなら、
エネルギー問題といった物も解決してしまうかも知れない。
ただし、人の欲望によって扱われた道具は時に反逆を起こしたりもします。

有名なエピソードで言えばホラーと名高い『人間製造機』の話。
鋼の錬金術師でも禁忌とされているワザをドラえもんでも取り扱っていた訳です。
一応は人造人間ですからホムンクルスというのが正しいでしょう。
でも、この機械には致命的な欠陥がありそれにより恐怖は倍増されていく。
出来上がったホムンクルスもといミュータントは超能力を使う上、ひみつ道具でも太刀打ち出来ないほど。
さらには世界征服まで目論むようになっており、確か同じミュータントを量産しようとしていたような。
何とかドラえもんの別の道具で事なきを得ますが正直なところ、
映画パラレル西遊記並みの凶悪な事変だったと思います。
このエピソードを見て是非とも恐怖してください。

下記表紙をクリックするとサイトへ飛びます。



SPPIGGAN :スプリガン (11巻全巻セット) 一部話をピックアップ&コラム

全巻漫画.comさんよりスプリガン全巻セットのご紹介です。
途中物語のピックアップコラムなどが御座います。





SPPIGGAN(スプリガン)
原作:たかしげ宙 作画:皆川亮二
掲載紙:週間少年サンデー

超古代文明の遺産を巡る物語。
物語の中心にあるのが、
主人公御神苗優(おみなえゆう)所属のスプリガンと呼ばれる特殊エージェント達だ。
ファンタジー物でも稀に出てくる財宝を守るスプリガンが名前の由来。
御神苗優はA.Mスーツ(アーマードマッスル)を着用し悪用せんとする組織達と渡り合っていく。
初期の時点で主人公が相当強いのだが敵も敵で曲者揃いで面白い作品でした。
オーパーツといった物が好きな人にもおすすめだと思います。

・キャラクターピックアップ
個人的にお気に入りのキャラクターはジャン・ジャックモンドですね。
マッスルスーツを着用する必要がないくらい身体能力が高い。
その秘密は彼が超古代文明と関わりがあるからなのだが、そこは物語を読んでみて欲しい。

多分唯一のヒロイン枠?染井芳乃(そめい よしの)も好きなキャラクターだ。
スプリガンが遺跡を封印 することなら、芳乃は遺跡荒らしを生業としている。
実に並の人間よりもずっと戦闘能力が高いけれど、大ポカをしたりするがしたたかな女性キャラクターは魅力。
もっと芳乃を題材にしたスピンオフ作品が読みたいですよ。
また巫女のような霊と交信可能という能力を持っている為スプリガンを出し抜くことも多い様子。

他にも魔女や武術の達人、敵にも面白いのがいて物語を盛り上げてくれる。


物語ピックアップ5巻の『混乱の塔』
いわゆるバベルの塔の伝説が関わってくる物語。
ただし、バベルの塔は二つ存在していた!
そのもう一つの方のバベルの塔が舞台となる。
神話的な話でいうとバベルの塔のお陰で神の怒りを買い、
元々は世界は共通の言語で繋がっていたのだが、
日本語や英語といったフランス語といった風に様々な言葉の壁という天罰を食らったという物。
呪術師ヘウンリー・バレスはスプリガンの中でも相当な強敵でした。
そのバベルの塔を用い、世界陥落一歩手前まで陥れるのだから。
しかも並のエージェントでは歯が立たないぐらい本人も体術に優れているほど。
ここで御神苗優は一つの力の可能性を示したと思う。
前述の武術の達人であり師匠の朧(おぼろ)が認める程に。
また、この物語の深いところに人の悲しみを見た気がします。
戦いが終わった後も凄く大事な人間的なエピソードで締めくくられているのも印象的。
朧の強さも光る混乱の塔は必見です。


後は7巻の忘却王国はロマンが掻き立てられる話でした。
普段は幻の島、別名を幽霊島がほんの10時間だけ現れるという。
その幽霊島に異常も見受けられるために探索をスプリガンが行なうことに。
朧ではないもう一人の師匠のような人も敵として出てくる。
御神苗優の過去に関わる人物だが、彼も御神苗優と同じ装備A.Mスーツとオリハルコンナイフを装備。
師弟対決となる戦いとその結末に刮目(かつもく)して欲しい。
そして、御神苗優が所属するスプリガンひいては率いるアーカムに対する見方が変わるかも知れない。
中々に引きも面白く、後々にこれらの言葉の意味が分かってくることになる。

是非ともこの機会にお読み頂ければ至極恐悦。
下記スプリガン表紙から全巻漫画.comさんのページへ飛ぶことが出来ます。



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