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2015年09月20日
インドネシア実習?@
一週間ほどブログの更新をストップさせてしまいました。お待たせいたしました。
9月13日〜9月19日までインドネシアのバリ島にて私を含む12人で実習・調査を行っていました。
目的は、日本とインドネシアの文化や生活などの相違点、また農学部のため農業に重点を置き、相違点を発見するという目的のため行ってきました。
今回は、文化や生活について話を進めていこうと思います。
バリでは毎晩、伝統芸能が行われており、踊りや演奏が町のあちこちで行われていてとても賑やかです。
また、お正月は日本では神社に行き参拝するというのが当たり前ですが、インドネシアでは、’サイレントデイ’となり
一日中、断食、無言を貫いて、静かな一日を過ごすことになります。その日は町を悪魔が通る日とされ、家からも一歩たりとも出てはいけませんし、すべての公共機関(病院・警察など一部例外あり)は停止します。
では、観光客はどうなるの?
答えは、ホテルなどで缶詰め状態になります。インドネシアのガイドブックにも注意事項として載っているので、この日にインドネシアを訪れると何もできなくなります。
インドネシアの人たちはどんな暮らしをしていると思いますか?
私が訪れたのは村や集落です。今の日本は限界集落といって農村から都会に人口が流出していると危惧されていますね。
バリ島の人々は、村を中心とした生活を送っています。
「相互扶助」という言葉を皆さんは知っていますか?
「相互扶助」とは、たとえば、AさんがBさんのお手伝いをし、BさんがAさんを手伝うといった感じです。インドネシア語で「ゴトンロヨン」といいますがこれが生活の根幹を成しています。
昔の日本でも、「相互扶助」は不可欠で稲作を中心とした手作業の農業が盛んでしたが、現代では機械化が進み、失ってしまいました。
昔の手作業の農業では広い農地を一人で行うなど不可能でした。そのため、村のみんなで田植えや収穫をするということが当たり前でした。
日本が失ったものを、インドネシアでは大切にしているのです。
次回の記事では、インドネシアの農業と日本の農業について、話を進めていきたいと思います。
最後まで、閲覧していただきありがとうごいます!
それでは〜♪