アルパイン・ダックスブラケッケ: Dog_encyclopedia『犬の大図鑑』

2022年11月20日

アルパイン・ダックスブラケッケ

アルパイン・ダックスブラッケ

英語表記　　Alpine Dachsbracke

原産国　　　　　　オーストリア

サイズ　　　　　　　　　中型犬

体高　　　　　　　 33～41cm

体重　　　　　　　 15～18kg

アルパイン・ダックスブラッケの特徴

1800年代にオーストリアでダックスフンドと大型の猟犬を交配させて作出されたセントハウンド犬です。嗅覚が非常に鋭く、古くなった匂いでも跡を辿ることができる「コールドノーズ」の持ち主として知られています。主にシカ、イノシシ、野うさぎ、キツネなどの猟で活躍しました。泳ぎが得意で水中作業もこなすことができます。ハプスブルグ家のルドルフ皇太子が1881年～1885年にかけて行ったハンティング旅行にも同行したと言われています。現在でもほとんどが地元おで猟犬として飼育されているようです。

アルパイン・ダックスブラッケの性格

飼い主や家族に対しては温厚で友好的な性格をしています。小柄ながら勇敢でもありイノシシと面と向かえる強い精神力も兼ね備えています。嗅覚により獲物を追いかける「セントハウンド犬」ですので、気になる匂いがあると飼い主の言うことを聞かない傾向があります。また、子供や他の犬との仲良くできますが、小動物と同居する際には注意が必要です。

アルパイン・ダックスブラッケの飼い方

運動量はそれほど多くないですが、運動は好きなため1日に2回30分程度の散歩をしてあげましょう。集合住宅や都会での飼育も可能でしょう。被毛の手入れは週に1回程度してあげると良いでしょう。