イースト・シベリアン・ライカ
イースト・シベリアン・ライカの特徴
ロシア・シベリアの土着犬である「ライカ」を祖先にもつライカ犬種で、主に猟犬や犬ゾリや番犬として活躍してきました。狩猟ではテンなどの小型動物からクマやトナカイなどの大型動物まで様々な狩をすることができます。ソリ犬としては主人を自宅から狩場まで運ぶために用いられ、交通網が発達する以前は貴重な交通手段になっていたようです。番犬としては侵入者やクマなどから家を守っていたようです。ライカ犬種の数は多いですがその中でも数少ないFCI公認犬種で、東シベリア以外での飼育はほとんどないようです。一部ではペットやショードッグとしても飼育されているようですが、ほとんどが現在も猟犬として活躍しています。
イースト・シベリアン・ライカの性格
物静かで飼い主に対しては忠実な性格をしています。大型動物の狩りに用いられていたため勇敢で番犬としても優れています。人に対しての攻撃的な面は少ないですが、見知らぬ人に対しては警戒心が強く時には攻撃することもあります。そのため幼犬期からの躾とトレーニングが重要になります。
イースト・シベリアン・ライカの飼い方
運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。それに加え、おもいっきり走らせてあげるなどの運動でストレスが溜まらないようにしてあげましょう。よく吠える犬種なので都会での飼育は難しいでしょう。ブラッシングは週に2〜3回程度取り入れるようにしましょう。換毛期には大量の毛が抜けるので1日に1回のブラッシングが必須になります。寒さには強いですが暑さには弱いため夏場の飼育環境には注意が必要です。
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