イースト・ヨーロピアン・シェパード
イースト・ヨーロピアン・シェパードの特徴
1920年代にドイツ原産のジャーマン・シェパード・ドッグが輸入され、ベラルーシの気候や自然環境に適合させるために改良して作出されました。ジャーマン・シェパード・ドッグと同様に牧羊犬や護畜犬として活躍しました。知的で訓練の飲み込みが良いことから警察犬や軍用犬としても用いられていたようです。近年ではペットやショードッグとしても飼育されるようになったようですが、旧ソビエト連邦加盟国以外ではほとんど飼育されていないようです。ジャーマン・シェパード・ドッグと似た容姿をしていますが、サイズが大きく筋骨隆々でがっしりとした体型をしています。
イースト・ヨーロピアン・シェパードの性格
飼い主に忠実で勇敢な性格をしています。躾の飲み込みが早く、状況判断能力にも長けておりしっかりとトレーニングをすれば良きパートナーになるでしょう。服従訓練ができていないと手がつけられなくなる場合があるので注意が必要です。基本的には友好的な性格ですが、見知らぬ人や犬には心を開きません。そのため番犬としても活躍してくれるでしょう。
イースト・ヨーロピアン・シェパードの飼い方
運動量が多く、1日に2回60分程度の散歩が必要になります。それに加えドッグスポーツなどを取り入れ、ストレスが溜まらないようにしてあげましょう。運動不足は問題行動につながるため注意が必要です。被毛の手入れは1週間に1回程度のブラッシングが必要になります。1ヶ月に1回は耳の状態を確認し、必要に応じて手入れをするようにしましょう。
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