kazami I Say A Little Prayer

個人的に大好きだった歌手、kazamiさんの曲の紹介になります
曲名は

I Say A Little Prayer

この曲は
Dionne Warwick という女性洋楽歌手の曲が原曲で、カバー曲となります。
原曲はかなり古く、1967年に発表され、様々なアーティストがカバーしている名曲です。



今聴いてもブルージーでカッコイイ曲ですよね。

大奥で使われている曲としてご存知の方も多いかもしれません。
以下のURLで
からちょっとだけ聴けますので、ぜひとも聴いてみてください。
https://www.dailymotion.com/video/x1xela5

この曲を邦楽歌手がカバーするのはとっても敷居が高そうなイメージですが、
当時17歳のkazamiさんはこの曲を見事に歌い上げています。
曲調は当時のJ-POPの雰囲気に則しているような雰囲気はありますが、
控えめに言っても彼女の歌唱力は抜群で、
当時のJ-POPの歌手の中でもトップレベルにあったと言っても過言ではないと思います。

当時、私は学生ながらに「何故売れないのか?」「レーベルは売る気があるのか?」
とずっと思っていた歌手です。
こんなに歌がうまいのに、なんでもっと認知されないんだろう…才能が埋もれるのを
とても悔しく、勿体なく感じていました。

今聴いても歌唱力はレベルの高さはもちろん、抜群の才能を感じます。
楽曲に恵まれなかったと言えばそれまでですが、当時のもろもろの担当者たちに文句を言ってやりたくなります。

リリースされて結構な年月がたった今ですが、kazamiのI say a little prayerが一人でも多くの方の
耳に届いたらな、と思います。

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2019年10月26日

【希良梨】Toy soldiers

希良梨さんの「Toy soldiers」の紹介です

この曲はドラマ「QUIZ」のエンディング曲でした。このドラマ大好きでした…
もう結構昔のドラマなので微妙なネタバレしつつの概要を説明すると
意外な犯人による、世の中の大人たちに「クイズ」をしていく物語。
強烈な印象を受けましたね。
みんな大好き神木くんも出てましたよ


このToy Soldiersは歌手「希来梨」さんが歌い上げています。
この曲がドラマQUIZのエンディングで流れるたび、とても神妙というか
神秘的というか、不思議な雰囲気を感じていました。
私はこのドラマ視聴時は中学生くらいだったのですが、ドラマの全話を見終わった後の感動はもちろん、
「エンディング曲がなんて物語、ドラマ全体の雰囲気にマッチしているんだ…!」
と思って打ち震えたのを覚えています。

力強いサウンドに負けない、力強くソリッドな歌声。
それでいて女性らしさも感じさせつつ、全体的には神秘的な雰囲気をかもし出しています。

キラーフレーズとなっているのが

Won't you come and play with me?

「一緒に遊ぼうよ」
と、Toy soldierが言っているというのかな、と私的には感じました。
つまりは子供が遊ぼうよと言っていて、一歩一歩少しずつ大人のほうに歩み寄っているのに
大人はそれを感じ取ってくれないのにも関わらず
子どもは子供なりに、大人に伝えようと頑張っているのだと
子どもの兵士の戦いは続く…という、とんでもなく切ない歌詞だと
私は感じました。
すごいメッセージ性の強い曲だと思います。

私の中で、サスペンスドラマのエンディング曲で最も秀逸だと思う曲はこの曲です。

ネタバレすると、誘拐事件の犯人は子供で、エンディング曲のタイトルは「おもちゃの戦士」で。
こども=Toy Soldier って連想というか想起させる感じがとても怖くて。
世界には子供が兵士として扱われる国もある訳で。
いろいろな意味を考えると、とても怖くなったのを覚えています。

このことを考えさせるのが、このドラマの真意だったのかな、と今になって思うところはあります。






今、このドラマ見たって、展開に古めかしさは一切感じません。
正直、今どきのサスペンスドラマよりも良くできていて、非常に見応えがありますし
若かりし(笑)神木龍之介サマを拝めます。
控えめにいって神々しいです(笑)
そしてこのドラマを視聴したら聴こえてくるエンディングの「Toy Soldier」。
何人たりとも、この曲を無視できないと思われる存在感。

ドラマのテーマとともに、

おもちゃの兵士=こどもの兵士

この実現してはならない世界的なテーマに、思いを巡らせてはいかがでしょうか。



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2019年10月23日

【EARTH】 time after time

女性3人組のダンス&ボーカルユニット【EARTH」のデビュー曲である、

time after time

の紹介です。

曲名だけだと、シンディ・ローパーのが圧倒的に有名ですね


2019年時点で35〜30歳くらいの方々なら、
「懐かしい!」「久々に聴いた!」

となる方は多いんじゃないかな〜と期待しています

歌詞は特に深いってことは無いかもしれませんが、
ライトなR&Bテイスト+キラキラした曲調(シンセサイザー?または
ウィンド・チャイムによるシャラララ音)がいやらしくなくて、とても聴きごたえのあるサウンドとなっています。
聴きごたえがあるように感じさせるのは、もちろん三人の歌声が素晴らしいからでしょうね。


EARTHは女性3人組のユニットで、現在では解散していますが
このグループも時代に見つけてもらえなかったというか、
売れてしかるべきグループだったのにな、と思わずにはいられないグループでした。

デビュー曲であるこのtime affter time、CMソングとして起用されたりドラマの挿入歌として使用されたりと
話題性の多い曲であり、確かな評価も得た楽曲でした。
レコード大賞でも新人の賞を受賞しています。


ホント、この歌唱力の高さを評価していただきたい!

英語歌詞の発音には目をつむっていただいたとしても(笑、
若干12、13歳の少女がこの曲を歌っていたという衝撃。

ピュアな歌詞を、その歌詞の意味を完全に理解できているのかと
疑問に思う年頃の少女達が歌っていたのですが(失礼
その声を聴いたら、熟練のシンガー顔負けの抜群の歌唱力で曲の構成の素晴らしさに負けてない!


曲調の素晴らしさもありますが、何より

抜群の歌唱力

がこの曲を構成する最大のファクター。

今聴いても古い雰囲気は一切感じませんし、
たとえ今デビューしたとしても、このアイドル乱立時代に一石を投じるすごい存在感を発揮して…
くれると私は信じたい。
たられば話は虚しくなるだけかもですが、本当に彼女たちの実力は確かなもので、
売れてしかるべき存在だったのですが…
ただ、EARTHは解散してしまいましたが、
この曲は確かに存在し、今でも聴く人に影響を与えられる名曲と言えると思います。

もっといろんな人に聴いてもらいたい一曲です。

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タグ: earth
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2019年10月21日

COIL ミュージック

COILの名曲「ミュージック」の紹介です。

と、その前に COIL とは岡本定義さんの音楽ユニットです。
佐藤さんが脱退しちゃったので、現在は一人でCOILとして活動しています。



ハンドクラップとシンセサイザーの音が心地よい、程よくノリの良い曲調ですね。

冒頭の歌詞が
ABC&XYZ コミュニケーションブレイクダウン
ZZ TOP XTCなぜだかDon’t Let Me Down


私的な解釈ですが、「音楽は言葉(コミュニケーション)の壁をとっぱらっちゃうぜ」
「ZZ TOPとXTC、僕を失望させないでよ」※ZZ TOPとXTCは洋楽バンドのことかと思われます



歌詞的には日々音楽に感謝!といった内容に感じます。

僕の部屋に平凡な日々に彩りを添えるように

全くもってその通りだと共感するひとは多いはずです。
平凡かどうかはともかく、音楽のおかげで彩り、いただいていますよね!


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この曲は小難しいことは抜きに音楽を楽しみましょう!
ってポジティブな気分にさせてくれるので大好きです。
私はこの曲をきっかけにCOILファンになりました!
天才ヴァガボンドも名曲ですよね!

とはいえなかなか認知度は低い音楽ユニットかなーとは思います。
私の周りで知っている人はいませんでした…

いい曲たくさんあるんで、もっと多くの人の耳に届いてほしいアーティストです。
タグ: COIL
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2019年10月20日

ACIDMAN and world

更新だいぶさぼってました
仕事、プライベートにようやく余裕が出来てきたので少しずつ好きな曲についてまたブログ書いていきたいです

ACIDMAN and world

2005年に発売されたACIDMAN4枚目のアルバム「and world」収録曲です
タイトルと同名のこの曲。
ACIDMANの曲のなかで最も「光にあふれた」曲に感じます。

2019年までに、ACIDMANが発表した曲の中には
「終わること」「隣人の死」を連想させる楽曲が増えている傾向にあります。
もちろん私はその曲たちも大好きなのですが

それらの曲が発表される前に作られたこの曲「and world」も大好きです。

「一瞬の最後は祈りをささげて」という、死を連想させるフレーズはありますが
随所に「光」を求めるフレーズがあり、転生とまではいきませんが、生命のサイクルを想わせる
この楽曲に感じる壮大なテーマにも関わらず、
ロックであり、
詩的であり、
生命を意識させる
とってもいろいろなことを考えさせられる、叙情的な曲だと思いました。

今でこそ「世界が終わる夜」「最後の景色」で消失の儚さと転生を想起させる楽曲がありますが
その前にこの「and world」。

ACIDMANの大木さんの「終わり」「宇宙」「光と影」を連想させる曲はとても素晴らしい。
いや控えめに言ってもACIDMANの楽曲はすべて素晴らしいですし、突如始まるライブでの宇宙論も大好きです。

ただ、ACIDMANを語る上で避けられない
「終わること」
きっと、この先ACIDMANはこのテーマの楽曲をいくつも私たちに届けてくれるのでしょう

その際に、「and world」を思い出し、
光の在り処を確認するのは面白い作業かもしれません。
自分の立場はもちろん、世界がどのような状況で
何をしていて、誰かのために何が出来て…
と、ライブで大木さんが語ってくれる
「今を大事にしよう」
を再認識できる曲だと思います。

メロディーライン的には、楽曲最後のギターは秀逸ですよね。
ただただカッコイイ。

ACIDMANをまだ聞いたことが無い、
ACIDMANを知っているけどそんなに楽曲しらないあなた、
是非この曲だけでも聴いてみていただきたいです。

もしこの曲が気に入ったならば、今度はアルバム「and world」全曲を通しで聴いていただきたいです。
私はこのアルバム「and world」を最初から最後まで通しで聞くのが好きです。
これはうまく表現できないのですが…このアルバムを構成する全曲が、そこにあるべくして存在しているように感じるのです。
この感覚は、昨今のサブスクサービスで音楽を楽しむようになってからは、あまり出会う機会が無くなってきたように思います。

このアルバムの完成度の高さを、みなさまと共有できたら幸いです。

and world [ ACIDMAN ]

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感想(1件)


タグ: ACIDMAN and world
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