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判定勝利でジャッジは僅差だったようです。
桜井選手は昨年9月に初防衛戦を予定していたが、試合直前の8月、練習中に起きた肩の靭帯断裂により欠場。
規定により挑戦者だった長岡弘樹選手が暫定王者となったものの、当初から対戦を熱望していた長岡選手の意向もあり、9カ月後の対戦で正規王者を決めることになった。
≪試合経過:MMA PLANETより≫
1R開始と同時に、桜井が右前蹴り。これをキャッチした長岡はすぐにテイクダウンし、パウンド&ヒジで追い込む。下の桜井は三角絞めから腕十字、オモプラッタを仕掛けていく。
腕を引き抜き脱出した長岡は桜井を抑え込んでパウンドへ。密着して防いだ桜井が、スクランブルに持ち込みギロチンチョークへ。ここで1R終了した。
2R、長岡はパンチを出しながら組み付いて桜井の足を掴んでテイクダウン、パウンドを落としながらそのまま抑え込む。桜井は立ち上がって脱出を狙うものの、長岡は執拗にテイクダウンを仕掛ける。がぶった桜井だが、長岡は密着し続けしつこくテイクダウン狙い。バックに回った長岡だが、桜井が振りほどくとパウンドで反撃に出た。
最終回、長岡の寝技の密着の前に苦戦を強いられた桜井はパンチ勝負へ。長岡を追い込み、ダブルレッグでテイクダウンに成功する。桜井は抑え込んでボディにパンチを入れ、肩固めを狙うものの長岡が耐えきり──試合終了。判定で長岡が勝利した。
1〜2Rは寝技に付き合った桜井選手が押される場面があり、3Rで巻き返しを図ったものの時間終了。
暫定王者の長岡選手が正規王者となりました。
桜井選手の復帰を待った長岡選手の心意気も素晴らしいですし、万全ではない中で桜井選手の復帰戦が15分フルだったのは凄いことです。
ランディ・クートゥアは42歳でUFCの王者になり「鉄人」と呼ばれましたが、桜井選手はランディの年齢を遥かに越え50歳になろうとしています。
本人は『(引退しないことについて)諦めが悪い』と言っていますが、バキバキの身体を見ればまだまだやれそうな気がします。
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