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2018年09月06日

楽しく遊んで数の概念を育てる☆アイスクリーム屋さんごっこ☆


しかも、工夫して面白く作れば、子どもたちは 自ら、繰り返し 取り組んでくれます

アイスクリーム屋さん は「かず」の学習のために作った課題です。
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1〜10までしっかり数えられるようになったら、次のステップとして、具体物を1対1対応で揃えていくことや、足し算の基礎として数を合計することに簡単に取り組めるように作ってあります。
まだ数字が書けない子には、数字のシール等も用意してあげるといいですね

療育者とお子さんが交互にアイスクリーム屋さんのお客と店員になり、注文します。
注文を聞きながらアイスクリームを用意するのではなく、まず、 注文書 に記入します。 IMG_20180831_172645_204 (2).jpg

注文の受け方と注文書の書き方は初めの一回だけ、療育者が店員になって見本を見せます。
しっかり店員さんとお客さんになってやりとりをすると、コミュニケーションスキルの獲得にもつながります








最初に容器を選んでもらいます。
私は、容器の種類によって、入るアイスクリームの上限を決めていました。
カップは10個まで、コーンは6個まで注文OKという感じです。
課題としては無駄に複雑になっているようですが、小道具が多少あった方が、ごっこ遊びは楽しくなります。

それからアイスクリームの注文を聞きます。
1種類につき3個まで頼めます
IMG_20180831_171825_163.jpg
実際のアイスクリーム屋さんでは「何個」という頼み方はしませんが……1個=1スクープのイメージです

注文を聞いて シール を貼ってもらい、全部聞き終わってから、各アイスの個数と合計を書き入れます。
足し算ができなくても大丈夫。
シールを1,2,3,4……と数えれば合計がわかります

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注文通りにアイスクリームを掬って完成です
療育者がお客の時は、お子さん(店員)が注文を聞いて注文書を書きます。
療育者が店員の時は(見本を見せる場面を除く)、お子さん(お客)に注文書に記入して渡してもらいます。
私は「お勉強」としてこのアイスクリーム屋さんごっこを提示していたので、子どもたちも自分が、どちらの立場でも注文書をまとめることを理解していましたが、お子さんによってそのあたりの融通が難しかったら、「店員役が注文書に記入」と統一してもいいと思います。

慣れてきたら応用として、 有料バージョン もあります。
IMG_20180831_172645_204.jpg

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まだ本格的にお金の学習をする段階ではないので、簡単にすべて100円にしてお金が入らない時と同じ処理でできるようにしています。
でも100円が10個集まると1000円というのは、この段階のお子さんにはまだ難しく……1つ10円でよかったと反省しています。

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アイスクリームに見立てているカラフルな玉は 100円均一 の手芸コーナーで売っています。
アイスクリーム屋さんの土台は、段ボールに、小さめの紙コップを半分くらいの高さに切って貼っています。

IMG_20180831_172440_794.jpg

カップ・アイスクリーム掬い(計量スプーンです)も100均です。
コーンは家にあった紙袋を巻いて作っています。
 中にも紙を詰めて上げ底にしてあります。








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posted by Sai at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | かず
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はじめまして。Saiと申します。 特別支援学校教員や個別療育の指導員として働いてきた経験から、定型・非定型に関わらず、お子様の発達をぐんぐん後押しして大人だって一緒に楽しめる教材やゲームをご紹介します。
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