サブの銀行口座を開設
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また、当時はコロナ禍で移動制限があり、HSBCのATMが家の近くになく不便だったため、より利便性が高いMaybankの口座を開設することにしました。
非マレーシア居住者でも口座は開設できるか?
残念ながら、現在は長期滞在ビザ(MM2H)、学生ビザ、就労ビザ所持者のみしか開設することができません。
(ただし例外もあり、銀行によっては不動産の購入などによって口座開設できたりします)
短期滞在ビザは対象外となっています。
また、新しくできたマレーシアのデジタルノマドビザ(DE Rantau Nomad Pass)所持者も口座を開設することができません。
※今後変わる可能性もあるため、一度銀行窓口で確認することをオススメします。
マレーシアの主な銀行
Maybank(メイバンク)
正式名称:Malayan Banking Berhad
マレーシアのクアラルンプールに本社を置くマレーシア最大の銀行です。
ATMの数も最も多く、黄色に虎のマークのロゴは、街中のどこでもすぐに見つけることができます。
シンガポール、タイ、フィリピンなどの東南アジア諸国や、中国、アメリカ、イギリスなどにも店舗を拡大しています。
CIMB(シーアイエムビー)
正式名称:CIMB Bank Berhad
マレーシア第2の大手銀行です。
ATMもMaybankと同じくらい多く、利便性の高い銀行です。
アセアン加盟10ヵ国中8ヵ国に展開しています。また、アセアン地域以外でもアジア(中国・香港・韓国・台湾・インド・スリランカ・バーレーン)およびアメリカ、イギリス、オーストラリアに展開しています。
日本の国際キャッシュカードでATMでお金をおろす際、マレーシアはCIMBが一番手数料もレートも良かったので、マレーシア旅行中はよくCIMBのATMを利用していました。
マレーシア人にも外国人にも人気の銀行です。
PUBLIC BANK(パブリックバンク)
正式名称:Public Bank Berhad
マレーシア中華系銀行No1の銀行で、マレーシアでも第3の銀行です。
創業以来、一度も赤字を出していない信頼感があり、唯一 日本人常駐のジャパンデスクがあります。
マレーシア国内での口座開設は基本的に就労や在住の長期滞在のビザ所有が条件ですが、PUBLIC BANKについてはSheng tai Internationalの物件を購入でも口座開設が可能となります。
HSBC Malaysia(エイチエスビーシー マレーシア)
正式名称:HSBC Bank Malaysia Berhad
世界のメガバンクであるイギリスのHSBC傘下の銀行です。
外国人には最も人気のある銀行ですが、 支店やATMの数は極端に少なくなるので、マレーシアでの利便性については劣ります。
しかし、中華系マレーシア人から言えば、資産を保管しておくにはMaybankやCIMBよりは安心とのこと。
外資系銀行の方がマレーシアの銀行よりも信用が高いようです。
また、外国人に人気の理由が、 MM2Hビザを申請し、仮承認レターが発行されれば非居住者であっても口座開設が可能となります。さらにPUBLIC BANK同様、Sheng tai Internationalの物件を購入すると口座を開設できます。
マレーシアで銀行口座を開くのに必要な書類
- パスポート
- ビザ(MM2Hや就労・学生ビザ)
- 会社からのレター(事前に勤務先に口座開設のための書類をもらう)
- 学校の在籍証明書(事前に学校から口座開設のための書類をもらう)
- 銀行が設定する最低預金額
就労ビザ所有者の場合、会社から銀行口座開設のためのレターが必要です。 (※印刷したものを用意)
この書類には、パスポート番号、役職、従業員番号、年収、日本、マレーシアの住所などが記載されており、Maybankの場合はパスポートと会社からのレターのみで手続きが済みました。
留学生の場合は、学校から銀行口座開設のための在籍証明書が必要です。
学校によっては、口座開設できる銀行が限定されているようです。
マレーシアで銀行口座を開く手順
手続きは銀行窓口で行われます。
事前にオンラインで予約する場合もありますが、私は支店がすぐ近くにあったので、予約なしで窓口に行きました。
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【口座開設手続き手順】
1. 入口にいた係の人に新規口座開設をしたい旨を伝え、口座開設用の用紙に必要事項を記入します。
分からないことがあれば、係の人が教えてくれます。(マレー語が分からなくても皆英語が話せます)
2. 記入が終わると、パスポートや必要書類を全て提出します。
3. 順番が来るまで待ち、カウンター窓口へ呼ばれます。
4. 窓口の人と雑談しながら確認書類にサインします。(このあたりマレーシアっぽい)
5. 口座開設の注意事項などを確認し、最低預金額の20RMを入金してもらいました。
6. そのまま窓口で、新しくできたキャッシュカード、デビットカード、クレジットカード一体型のカードを手渡されました。(窓口の手続きは以上で終了です)
7. 続いて、窓口の人に言われたとおりに最初の係の人の所に戻り、Maybankのオンラインアプリ MAE(Maybank2u MY)のダウンロードをします。
係の人がとても丁寧で、1ステップずつ登録を手伝ってくれました。(郊外の支店で混んでいなかったからかもしれません)
8. 約1時間で全ての手続きが終了し、カードもアプリもすぐに利用可能になりました。
【HSBCの場合】
手順6まではだいたい同じでした。
即日新しいカードを受け取り、自分で同店舗内にある機械でカードのアクティベートを行い、最低預金額の20RMを入金して完了です。
HSBCのオンラインバンク用アプリは、後日自分でダウンロード、設定を行いました。
便利なタッチ決済カード
マレーシアでつくった銀行デビットカードで支払いをする時は、ほとんどがタッチ決済(マレーシアではWaveと言います)でした。
タッチ決済は、Suicaのように機械にピッとかざすだけで済み、デビットカードだとその場でスマホのSMSに引き落としメッセージが届くので安心です。
日本でも少しずつ増えてきていますが、マレーシアでのカード払いはほとんどタッチ決済だったので、日本でタッチ決済できるカードで支払った時に、暗証番号を押してくれと言われて焦りました。
コンビニや飲食チェーン店ではタッチ決済が使えるようなので、もっと利用できる所が増えることを期待します。
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