●企業の前提
・ ゴーイングコンサーン :企業は継続していく必要がある
・ オープンシステム :外部環境との相互作用がある仕組み
・ ステークホルダー :利害関係者(外部環境の関係者)
●企業活動の構成
・
・経営理念:存在意義や目的・社員のモチベーションを高める・判断基準になる・コミュニケーションのベースとして役に立つ
・ビジョン:企業の望ましい将来像・企業が目指す目標
・経営戦略:企業が外部環境に適応しながらビジョンを達成する・競争優位を獲得
?@企業戦略(成長戦略):企業全体
?A事業戦略(競争戦略):個別の事業ごとの戦略
?B機能戦略:研究開発、人事、財務、生産、マーケティングなど様々な機能ごと
・経営計画:経営計画は、戦略をより具体化:いつ、だれが、何を行うのか
中期経営計画:3年
長期経営計画:5年以上
●経営計画の見直しと留意点
・ ローリングプラン : 毎年計画を見直す と決めておいて運用
・ コンティンジェンシープラン (シャドープラン):不測事態に備えた計画: リスクが現実に発生した場合にどうする かをあらかじめ決めておく
・関連キーワード: 分析麻痺症候群 (分析ばかり行っていて、行動に移されない)
●マネジメントサイクル
・ PDSサイクル :Pian,Do,See:計画、実行、評価
・ PDCAサイクル :Plan,Do,Check、Action:計画、実行、評価、改善
戦略の策定
● SWOT分析
・内部環境:S強み・W弱み(Strength・Weakness)
人、モノ、金、ノウハウ、ブランド
・外部環境:O機会・T脅威(Opportunity・ Threat)
マクロ環境:経済動向、法律・政治的な動向、技術動向など、自社に関係なく存在
ミクロ環境:顧客と競合、自社に固有の環境要因
● 3C 分析 :Company(カンパニー)、Customer(カスタマー)、Competitor(コンペティター):自社、顧客、競合
戦略のポイント
● ポジショニングベース型 :外部要因を重視
ポーター(マイケル・E・ポーター): 5 フォースやバリューチェーン
● リソースベース型 :企業の内部の資源を重視
バーニー(ジェイ・B・バーニー):
競争優位をもたらす経営資源
●バーニーは、「 VRIO 分析 」というフレームワークを提唱し、持続的な競争優位を築くための経営資源の要件を整理
・Value(経済的価値)
その経営資源が経済的価値を生み出すか?
・Rarity / Rareness(希少性)
その経営資源は希少性があるか?
・Inimitability:(模倣困難性)
その経営資源は真似されにくいか?
・Organization(組織能力)
その経営資源を生かすための組織・体制があるか?
ノウハウや、技術力、ブランド、顧客の信用といった無形資産は、希少性(R)が高く、模倣(I)がされにくい
●コアコンピタンス
:他社が真似できない自社ならではの中核となる能力
ハメルとプラハラードという学者が提唱
・「顧客に価値を提供するのに役立つ」、「他社が真似しにくい」、「様々な用途に広く展開できる」
●ケイパビリティ
:「企業が持つ組織的能力」もしくは「企業が得意とする組織的能力」
・スピードや、高品質、顧客対応の良さなど、組織全体として優れている能力
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