• 経営資源と競争優位性
VRIO分析(バーニー)
・Value(経済的価値):経営資源が経済的価値を生み出すか
・Rarity(希少性):経営資源は希少性があるか
・Inimitabity(模倣困難性):経営資源は真似されにくいか
・Organizathion(組織能力):経営資源を生かすための組織・体制があるか
経路依存性/因果曖昧性
競争優位につながりやすい経営資源の性質
●経路依存性: 経験の積み重ね が無いと蓄積できないか
:同様の経験(経路)を経ないとつく席できない場合は 模倣困難
例)企業のノウハウ・ブランド
●因果曖昧性: 競合から 見て、模倣対象の企業の 経営資源と競争優位の因果関係が分かりにくい か?
• 多数の要因 が複雑に絡み合うことで競争優位につながっている場合、 模倣困難 。
例)トヨタの生産方式(現場での改善や企業文化など)
• 情報的経営資源
【経営資源の累計】
有形:人・物・金
無形:企業内部(ノウハウ・技術・熟練・顧客情報)
企業外部(信用・イメージ・ブランド)
情報的経営資源
特異性・競争優位性の源
【情報的経営資源の特徴】
・金銭で買えない:信用、イメージ、ブランドなどは自社で構築する事が基本。
(VRIO分析の希少性、模倣困難性)
・作るのに時間がかかる:ノウハウ、ブランドなど
(VRIO分析の模倣困難性)
・ 複数 の製品や分野で 同時 に利用可能:有形資源と違い、同時多重利用が可能
例)中核技術を複数の製品で利用・ ブランドイメージを商品群で活用
・他社が 真似しにくい :経験の積み重ね(経路依存性)
模倣しやすい経営資源(設計図、マニュアル)
⇒対策:特許・商標
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