カンジダとは、ウイルスや細菌ではなく「真菌」と呼ばれるカビの一種のことです。
人間はもともと体内にカンジダを体内、例えば腸管や膣内に持っている場合もあり、性行為によっても感染するものの、必ず性行為が原因であるというわけではありません。
体力や免疫力が正常である場合には、発症しないことも多いですが、体調を崩したことがきっかけとなり、いろいろな症状が起きることがあります。
◯性器カンジダ症の症状とは
この性感染症は、男性に症状が表れることが少ないため、基本的に女性が感染するものと言われています。
とは言え、男性に症状が表れる場合、亀頭にただれが生じたり、かゆみが生じることもあり、まれに尿道炎にまで発展することもあります。
女性に性器カンジダ症が起きると、オリモノがヨーグルト状になってしまったり、性器に炎症が起きたり、性行為の際に痛みを感じるようになります。
加えて排尿時が上手くできなくなったり、膣の痒みや外陰部にも痒みが生じるようになります。
女性に症状が表れると、膣内部と外陰部の両方に症状が同時に起きてしまうこともあり、外部にも症状が出ている場合、外陰膣カンジダ症とも呼ばれます。。
◯感染方法
カンジダ(真菌)は、皮膚や直腸、口腔内など体内の至るところに存在しています。
こうした元々存在している菌によって症状が出ることもあるため、必ず性行為によって感染したと考えないようにしましょう。
例えば、歯医者の治療をする時に、抗生物質を処方されることもありますが、抗生物質を飲んだ時にカンジダ症が起きることもあります。
そのため、性行為をした事のないような幼児でも口腔カンジダ症やカンジダ症口内炎といった症状が出ることもあります。
性器カンジダ症のついての詳しい説明
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