しかし、テニスは相手の打ったボールに対して素早く反応して一歩目を早く出したいスポーツ。
自分が打つ時は安定した形で打ちたいものですが、相手が打った瞬間は素早く反応できる状態でいたいものです。
よく相手の打つ瞬間はスプリットステップを踏むのが基本と言われます。
しかし、この スプリットステップは次の動作に素早く反応するための動作であって踏むこと自体で満足してはいけません 。
スプリットステップをして、 カカトをついて「安定」してしまったら動きが流れず、次への反応は遅くなってしまいます。
カカトを浮かせてつま先側で体を支えましょう。
つま先というと語弊がありますね。
親指の付け根の母指球辺りでしょうか。
実際にこれで体を支えると、若干「不安定な」感じになります。
この 「不安定な」感じが大事 なんです。
例えば
『5メートルの至近距離からボールを投げるから避けて』
と言われたらどうでしょう?
カカトを地面につけて安定して待つでしょうか?
いや、どっちでも逃げられるようにフワフワした足元で待つと思います。
「テニスはボールから逃げるスポーツじゃない!」
と思わないでください。
あくまで反応を早くするイメージですので。
プロのテニスを見てみましょう。
自分が打つ時はしっかりと安定していますが、打った後、相手が打つまでの間も個人差はあるものの、チョコチョコと動かしていますよね。
プロのように鍛えていない我々はなおさら必要になる部分です。
相手がボールを打つまでは不安定な足元にして、実際に自分が打つ時には安定した足元を作る。
これは意識すればできる部分ですから是非、お試しを。
テニス ブログランキングへ
スマホで読んでくださっている方はページの一番下にある デスクトップ版 というのをクリックしてみてください。
また違った形で楽しめると思います。
戻す場合は、右上に スマートフォン専用〜 というのがあります。デザインに隠れて見にくいですがそこをクリックしてみてください。
タグ: スプリットステップ 安定 不安定