米ぬかについては以前「自家製の米ぬかパック」を作った時にちょっと調べてみました。
その時は経口摂取ではなく外部から塗る場合について調べたので今回とは違う部分もありますが、米ぬかパックに興味のある方はこちらをご覧ください。
米ぬかに含まれている美容成分と美容効果(塗布用)
米ぬかとは
玄米を精米した時に残る、胚芽や表皮部分のことです。
日本では「ぬか」=「米ぬか」という意味で使われることが多いですが、他のイネ科植物からもぬかはとれます。
小麦のぬかである「ふすま」(ブラン)、燕麦のぬかである「オートブラン」(オートミールの原料)などは、健康に良い食品として認知度も高いのではないでしょうか。
玄米の栄養分の90%以上が米ぬかに含まれ、ミネラルは玄米の75%が含まれています。
精米するのがもったいないと思えてしまうくらいの栄養価ですね。
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富です。
米ぬかの主な成分
・フェルラ酸
他のぬかには無く、米ぬか特有の成分で、ポリフェノールの一種
化学合成で作られることもある
紫外線吸収作用、抗酸化作用、メラニン生成の抑制
・γ-オリザノール
他のぬかには無く、米ぬか特有の成分
コレステロールの吸収抑制作用、紫外線防止作用、保湿機能
更年期障害などの不定愁訴に効用があるとして医薬品として用いられる
・米ぬかセラミド(米ぬかスフィンゴ糖脂質)
米ぬか由来のセラミドで、肌の修復機能、バリア効果の強化、保湿機能
・フィチン酸
抗がん作用、抗腫瘍作用、尿路結石や腎結石の予防、歯垢形成抑制の効果
・イノシトール
脂肪肝や高脂血症、セロトニン異常に起因するうつ病、パニック障害、強迫神経症に有効とされる研究結果もある
・食物繊維
便秘解消、食べ過ぎ抑制、コレステロールの抑制、大腸がん予防、成人病予防、ビタミンやミネラルの吸収を補助
・ビタミンB1
新陳代謝の向上、疲労回復、冷え予防、肩こり解消
・ビタミンB6
肌荒れ防止、免疫力向上、脂肪肝の予防
・ビタミンE
皮膚の老化防止、しみの予防、シワの予防、血行促進、抗酸化作用、女性ホルモンの調整
・鉄分
造血作用、疲労回復、免疫力維持、活性酸素の除去
・マグネシウム
血圧・血糖値コントロール、血管拡張、骨格の形成、筋肉の収縮
・マンガン
疲労回復、血糖値上昇の抑制、骨粗しょう症の予防
ぬか床にするとさらにパワーアップ
ぬか漬けにするためには米ぬかに塩や水などを混ぜますが、発酵させることによってさらに素晴らしい効果が生まれます。
・酵素
体内での消化、新陳代謝、呼吸など全ての化学反応に関わるのが 酵素というたんぱく質で、生命活動の源です。
酵素が足りなくなると身体のあちこちに不調が出ることになります。
元々体内にもありますが生活習慣や加齢によって減少するため、できるだけ外部から取り込むことで元気で健康な体を保てることになります。
発酵食品に多く含まれています。(他には生野菜、生魚、生肉など)
・植物性乳酸菌
ぬか漬けにすることで 植物性乳酸菌が作られますが、動物性乳酸菌(ミルク)と比べると過酷な状況でも生き残ることができるため、生きたまま腸に届きやすいのです。
乳酸菌や酵母菌が発生する過程でビタミン類が増え、元々野菜が持っているビタミンを5~10倍ほどの栄養価に増大させます。
まとめ
塩分があるので大量に食べるわけにはいきませんが、毎食に添えるのは健康維持に役立ちます。
ご飯(炭水化物)が進みすぎても困るでしょうけどね^^;
実は今回私が作るぬか漬けは、ずっとぬか床を保存しなくてはいけない煩わしさが無い、お手軽なぬか漬けなのです。
色々な野菜を漬けてみようと思いますので、どんな野菜がどのくらい美味しかったかというようなレポートを、また後日書いてみたいと思います。
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