過去を振り返ったり未来を見据えるという意味で、年代別のお肌の悩みランキングとケアについてご紹介します。
10代
1位 ニキビ
2位 毛穴
3位 そばかす
4位 べたつき
5位 乾燥
6位 シミ
7位 目の下のクマ
ホルモンの分泌量が増え、それと同時に皮脂の分泌も増える時期です。
そのため、ニキビやべたつきがこの年代の特徴的なお悩み。
洗顔でしっかり皮脂を洗い流し、お肌を清潔に保つことが大切です。
「この年齢だからニキビができて当たり前」と思うところまではいいのですが、強引に潰したりケアをしないでいたりすると、後々のシミに繋がるかもしれません。
小さい頃からそばかすがある人は、10代後半で消えることもあります。
ただ、そばかすのある人は色白でシミができやすい体質の人が多いため、まだ年齢は若いですが、紫外線対策は早めにやっておいた方が良いです。
20代
1位 乾燥
2位 毛穴
3位 ニキビ
4位 シミ
5位 そばかす
6位 目の下のクマ
7位 シワ
ホルモンの分泌量が安定して一番女らしく綺麗な肌でいられる時期ですが、20代中盤以降は細胞レベルでの老化が始まっています。
まだ特別なアンチエイジングケアは必要ないと思いますが、洗顔と保湿と日焼け止めの癖をつけ、綺麗な30代を目指すための基盤作りをしましょう。
コラーゲンやエラスチンが正常に産出される年代ですので、それらを含んだサプリメントや化粧品には効果を感じられないかもしれないです。
もし老化のような調子の悪さを感じたら、睡眠・食事・喫煙・ストレス・病気などが原因の可能性も高いです。
30代
1位 シミ
2位 乾燥
3位 毛穴
4位 肌のハリ
5位 シワ
6位 そばかす
7位 ニキビ
老化を体感する年代に突入です。
新陳代謝が衰えてターンオーバーが遅くなり、コラーゲンやエラスチンなどの生産も徐々に落ちてきます。
ここらへんから肌質や体質が変わる人も・・・
ニキビで悩む人は少なくなりますが、20代までに浴びまくった紫外線によりシミが表に出るようになり、ハリも気になるようになります。
相変わらず洗顔・保湿・日焼け止めが基本のケアになりますが、それにプラスして、週に1度のパックや気になる部分への重ね付けなど、20代の時よりひと手間かけて肌老化を遅らせたい年代です。
肌質が安定しないことも多いので、ニキビケア用・超保湿用・敏感肌用など、何種類か揃えていると安心です。
40代
1位 シミ
2位 シワ
3位 たるみ
4位 くすみ
5位 乾燥
6位 毛穴
7位 そばかす
加齢により、コラーゲンやエラスチンの生産が急激に減少します。
そのため、たるみやシワが気になってくる年代。
今まではそれほど肌トラブルの無かった人でもケアをちゃんとしていないと、さすがに後半以降は悩みが出てくるはずです。
表皮の奥にある真皮内の乱れを原因としたトラブル(深いしわ、たるみなど)が深刻になってくるので、サプリメントも有効になります。
保湿に関してはワセリンなどの保湿剤だけではなく、できるだけ美容成分が配合されている基礎化粧品が良いでしょう。
50代
1位 シワ
2位 シミ
3位 たるみ
4位 くすみ
5位 乾燥
6位 毛穴
7位 そばかす
初めてシワのお悩みがトップに立ちます。
毛穴やそばかすや乾燥が下位なのは、そのお悩みが消えたというより、シワ・シミ・たるみが圧倒的な3トップになるからです。
加齢による衰えはどうにもならないですが、保湿と紫外線対策をどれだけしてるかによって、肌の衰え方に大きく差が付く年代です。
基礎化粧品だけではなく、洗顔石鹸やファンデーションにも美容成分の入っているものがお勧めです。
60代
1位 シワ
2位 シミ
3位 たるみ
4位 くすみ
5位 乾燥
6位 毛穴
50代と順位は同じですが、シワの割合が飛び抜けてきます。
50代よりさらにターンオーバーは遅くなるので、トラブルが元に戻りにくくなります。
ここでもひたすら洗顔・保湿・紫外線対策なのですが、今までのケアや生活習慣の結果がものをいう年代で、その差は歴然としています。
消えないシワやたるみができても諦めず、さらに70代を見据えてコツコツとケアしていきましょう。
(順位参考:とりい皮膚科クリニック、東京イセアクリニック)
まとめ
ご自分の過去と重ね合わせてみて、どうでしょうか?
確かに私も、10代~20代まではニキビ、30代からは乾燥、40代からは乾燥とたるみが悩みでした。
60代はシワの悩みが圧倒的に多いようなので、今は一番の悩みではないのですが後々後悔しないように、保湿と紫外線対策だけは欠かさずにしていこうと思います。
どうしても加齢による衰えはありますし、私も30代から急に敏感肌になったりと、年齢によって肌は色々変わっていきます。
その時その時の年齢に合った成分(化粧品)を使ったり、ケアの方法を変えるなどして、常に「マイナス○歳肌」でいたいものですね。
もちろんスキンケアだけではなく、生活習慣もお肌の状態には大きく関わってきます。