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Drobo 5Nを導入いたしました その2

て、 先日お伝えしたDrobo5N ですが、

本日はもっと具体的な部分をお伝えしたいと思います。


まずはベンチマークテストです。


ディスクの交換や、容易な要領の増加システムなど、

他のサーバーではあり得ない便利さのDroboですが、

一方で読み込み書き込み共に速度が遅く、

すべてにおいて万能とは言えないサーバーでもありました。

そこで、新世代の5Nでは、どれぐらい進歩したのかチェックしてみました。


まずは旧型FSから。

これはクリーンな状態でのベンチマークではありません。

少しばかり使用したコンディションでのテスト結果です。

Photobucket
DroboFS テスト結果


このテスト結果を見てもどの程度のものか分かる人は多くないですよね。


簡単に言えば、読み込みは、よくあるUSB2.0の外付けHDDよりちょっと早い程度で、

書き込みも同様、まぁまぁ早いってところですね。


更に比較のためのベンチ結果を上げておきます。

Photobucket
PCの内蔵SATA HDD

かなり使いこんだHDDですが、マザーボードのSATAポートに直接マウントさせたHDDですので、

高速で当然ではありますが、比較のためにとりあえず。


次はこちら。

Photobucket
WZR-D1100HのUSBポートに接続させた簡易NAS HDD

使っていて速くない事は分かってしましたが、

簡単、安価に導入出来る上、外出先からでもアクセス出来て意外と使えるNASシステムです。


どうでしょう?

こう比べてみると、DroboFSの立ち位置が何となく分かってきましたでしょうか?


さて、次は肝心の5Nです。

Drobo同士で成り立つマイグレーション機能を使って、

FSから5NにそのままHDDを移し替え使用可能状態にしたところでテストしてみました。

Photobucket
Drobo5N(FS→5Nマイグレーション後)

マイグレーションに関しては、また詳しく紹介しますが、

5NがFSに比べどれほど高速化されたのか比較するには良い比較状況かと思います。


こうしてみると、書き込みが特に高速化されていると見て良いのではないでしょうか?


ベンチマークの結果を見ての事ではありませんが、

実際に使っていても高速化された事を実感出来ます。


さて、そして今回は5Nを更に高速化させてみます。

前回もご紹介した通り 、5NにはmSATAのSSDを搭載出来るポートがあります。

そこにmSATAを組み込めば、キャッシュとして利用でき、高速化出来ると言うものです。

そして今回利用したmSATA SSDはコチラです。

Photobucket

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Crucial m4 32GB mSATA SSDです。

メーカーのページには検証済みのmSATA SSDのリストがありますが、

必要な容量サイズと言った詳しい事は書かれていません。

恐らくサイズの大きなmSATA SSDを搭載した方が有利なんでしょうが、

価格の事もありますし、今回はひとまず安価な品を導入して効果を試してみる事にしました。

Photobucket

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導入にも難しい操作は不要です。

一旦電源を切って、挿入するだけで自動認識され機能し始めます。


で、その結果はコチラです。

Photobucket

更に高速化されました。

書き込みの方が特に顕著ですね。

かなり満足のいくレベルまで上がってきました。


比較した事はないのですが、mSATA SSDは大きなサイズのものを導入した方が

よりたくさんのデータを蓄える事が出来るので効果があるのでしょうね。

また、専門のサイトを見ていくと、基本的にmSATA SSDに蓄えるデータは

サイズの小さなデータを中心に行う様ですので、

サイズの大きな動画の様なファイルには対しては効果はない様です。


そして更に更に。


マイグレーションは便利で、本体等に何らかの生涯が発生した時には

非常に役に立つ機能と言えるのですが、

一方で、FSと5Nの様に世代が異なると、

ファイルシステムにも違いが発生します。

実際に、一度5Nでマイグレーションさせたディスクを再びFSに戻すと、、、

 photo d4ff7350-1223-47a0-9681-68910bd2ee43_zpsa9426bf6.jpg

この様に今度はレイドアレイとして読み取る事が出来ず、

エラーが発生していると認識してしまうのです。

これには注意が必要ですね。


ですから、逆に言うとより高速性を求めるならば、一旦5Nでフォーマットをかけて、

ファイルシステムを最新のものにしてやる必要があります。

そうすると。。。

 photo mark_5nm_clean_zps2937c858.jpg

この様に更に改善されます。

これはクリーンな状態でのテスト結果ですので良いスコアが出て当然なのでしょうが、

その後データの移し替えなどを行なった後でもやはり良好な結果が出ていますので、

やはりマイグレーションは何らかの障害が発生した時の非常手段や、

一時的な移行状態と考え、落ち着いたら一度フォーマットさせる事をオススメします。


何はなくとも、まずはスピードだ!と言う方は他のサーバーを選んだ方が良いでしょうが、

この様な取扱いの便利さではDroboを上回るマシンはまず無い事でしょう。

それに5Nや5N+mSATA SSDでは、

ですから、特に一般家庭向けには、Droboマシンを強くオススメします。





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「Drobo5Nを導入いたしました。 その1」はコチラ

「Drobo 5Nを導入いたしました その3 マイグレーション機能」はコチラ




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