違国日記(5)【電子限定特典付】【電子書籍】[ ヤマシタトモコ ]
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さみしくない
…わたしはね
わたしのとって自分の感情はとても大事なもので
それを踏み荒らす権利は誰にもない
それに 誰も 絶対に
わたしと同じようには悲しくないのだから
誰にも
分ち合わない
反抗期の巻。
前巻のは こちら 。
反抗期、とはちょっと違うかもしれない。この気持ちを、自分ではうまく処理することができないのだ。
さて、引用は私も結構似たようなこと考えるなーというので引っ張ってきましたが、違うことがあるとすれば私はその気持ちを分かち合わないこともあえて人に話すことがないくらいでしょうか。自分の中で生まれて、育てた感情を見つけられるのは私だけなのだ。私を理解する人を、私はきっと理解しないだろう。
さてこの漫画、ところどころ日記が出てくるんですけど(タイトルにある通りなんだけど)、日記って私書いたことないんですよねー。これ書いてるのが日記じゃない?って気もしなくはないんですけど、なんかこうちゃんとしたやつ。ちゃんとしたやつって言うのも変か。みんなそれぞれに自分のための日記を書いているのかしら。
朝ちゃんのお母さんは朝ちゃんに向けて書いています。人に向けて書く日記、それも時間が経ってから、その人に読んでもらうために書く日記ってどんな気持ちで書くものなんだろうな。子どもがいるとそういうのやってみようかなって気になるんでしょうか。
今伝えたいこの気持ちは、その人がそれを読むころには違ったものになっているような気がするし、それはとっても難しい作業だなって思いますね。それはそれで、別に悪いことは無いんだろうけれども。
さてさてどうなっていくでしょう。
引き続き楽しみです。