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2016年07月03日

聖書に隠された真実…




言っておくが、不法な結婚でもないのに妻を離縁して、ほかの女を妻にする者は、姦通の罪を犯すことになる
マタイによる福音書 第19章9節




物事にはすべて、陰(−)と陽(+)の両面があり…

例えば…主体と客体であったり、光と影、N極とS極、表と裏、男と女というように。

特に聖書では、男女で表すケースが非常に多い。

「男」が陽(+、主体)、「女」が陰(−、客体)

(もちろん、あくまでメタファーとしての表現方法であり、男尊女卑を意味しているわけではありません)

そして、「婚姻」や「結婚」は、主体(私意識)と客体(願望)が一体になるため、願望の成就を意味を指してます。

「不法な結婚」とは、本音では望まぬ…願望でしょうか…?

例えば、代々医者の家系に生まれ医者になることを期待されたり、他人に評価されたいがために立てた大げさな目標でしょう。

「不法な結婚」とは建前の制約に縛られて、本音を押し隠した偽りの願望を成就することです。

以上を踏まえると、今節はこういう意味です。

「偽りの願望でもないのに願望を捨てて、新たに願望を抱くことは、罪である」

もしも、今抱いている願望が偽りのものならば、それを捨て、新たな正しい願望を抱くべきです。

しかし、すでに「正しい妻(願望)」を娶っているならば、その願望は諦めてはいけないということですね。

貴方の願望は、本音の(自分を満足させる)願望ですか?

それとも、建前の(他人を満足させる)願望でしょうか?

もちろん、自分と他人の両者を満たす願望もありますが、悩むようなら、他人のことより自分のことを優先しましょう。

何故なら…自分で自分を満たしている人しか…他人を満たすことはできまないのですから。
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