どうやら、窓口に出る人たちが"right to refuse dangerous work"を主張したとのことです。
先週だけで全国で百万人近い人たちが失業保険を一斉に申請したとのことですので、確かに窓口では不特定多数の人と接することになりますよね…。
さらに"They often lie about their recent travel abroad."と相互不信感も露わにしている人がいました。(ニュースで見ただけですが。)
ただしカナダはIT化が日本よりも進んでいるので、onlineで様々な申請ができ、その事務処理は引き続き進められるとのことです。このような状況なので手続きの遅れは避けられないでしょうが・・・。
イギリスからのニュースではJohnson首相までもがCOVID-19に感染してしまったようです…。
カナダのTrudeau首相は奥さんが感染して濃厚接触者のはずですが、国家元首感染者第1号になりたくなかったのか、検査を受けることなくself-isolationを続けています。
その他のニュースでは、Bank of Canadaが緊急利下げを行い、policy interest rateを0.25%に下げると伝わってきました。今月だけで3回目の利下げで、先月は1.75%だった金利がほぼゼロ金利になってしまいました。中央銀行の危機感が伝わってくるとともに、これからの景気の冷え込みを覚悟せざるを得ないことを改めて実感しました。
いまから日本からカナダに不安定な雇用(例えばワーホリ)で来ようと考えている方は、考え直した方が良いと思います。
現状では入国許可も下りないでしょうが、例え入国できるようになっても、です。
新型コロナウイルス問題の解決が見通せない中、多くの民間サービス業種が雇用を減らしている状況です。目に見えない感染症への恐怖は人々のマインドに大きな影を落としています。少なくとも日本から聞こえてくる楽観的な声とこちらで感じる危機感との間には大きなギャップがあります。例え政府が"social distancing"を緩めたとしても、いったん落ち込んだ人々の「景気」はなかなか戻らないのではないしょうか?
外食デリバリーはまだ需要があるようですが、これとて仕事を失ったCanadian citizenとの競合になる可能性があり、この環境の中、日本からいきなり来て自力で暮らしていくのは大変だと思います。
まあ、見えない先を見ても仕方ないので、私はとりあえずは来週水曜日までのself-isolationが終わるのを楽しみに待つことにします。
さあ、狭い室内でラジオ体操でもしようかな、とwww