
現地からの報道によると、同島トラウトリバーの町の海岸には全長約25メートル、体重60トンのクジラの死骸が漂着。体内にガスがたまり、膨れ上がった状態で波に打ち付けられている。
町の職員は、「確かなことは言えないが、内部に熱やガスがたまっていずれ破裂するのではないか」と不安を口にした。
一帯には腐臭が漂い、観光シーズンを控えて影響も懸念される。海辺のレストランを営む男性は、「普段はクジラを宣伝に使って観光客を呼び寄せている。でも死んだクジラをアトラクションにはしたくない」と困惑した様子だ。
別のクジラの死骸が流れ着いたロッキーハーバーの町でも、日増しに悪臭がひどくなっている。市長によれば、死骸は地元自治体の責任で撤去しなければならず、予算も地元の負担になるとカナダ政府から説明されたという。
トラウトリバーでは当初、漁船に死骸をつないで沖合に運んでもらうことも検討したが、「もし死骸が破裂したら、町のインフラや漁船や住民にどんな危険が及ぶか分からない」と職員は話し、「これからどんどん暖かくなって悪臭が耐えられないほどになるのは時間の問題だ」と危機感を募らせている。
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