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2022年08月18日

note連載前コラム(1)オヤジの思ひ出話「特捜最前線」



昭和の時代を代表する刑事ドラマとして、「太陽にほえろ」「西部警察」と並ぶ人気だったのが「特捜最前線」です。10数年前に作品の一部がDVD化されており、先日数本を購入いたしました。

警視庁特命捜査課を舞台に、神代課長(二谷英明さん)ら刑事たちの群像劇として描かれています。大滝秀治さんの「おやっさん」をはじめ、藤岡弘、さん、本郷功次郎さんら名優がレギュラー出演していました。

「太陽にほえろ」や「西部警察」で見られる銃撃戦のような派手な演出がない一方で、犯罪の謎解きや背景に主眼を置いたり、人間の内面を鋭く描いたりする社会派ドラマとして根強い人気がありました。

描かれているテーマには、倒産による失業者の話、加害者を憎悪する被害者家族の話、世の中に絶望した路上生活者の話など、今の時代に通じる社会問題も多くあり、「昔のドラマ」という感じがしません。

リアルタイムで見ていた20歳前後の頃は、単純にドラマとしての面白さを楽しんでいましたが、今改めて見直してみると、ドラマに託された制作意図がくみ取れるようになり、違った楽しみ方ができています。

最も、リアルタイムの頃は若手刑事に年齢が近かったのですが、今は神代課長や「おやっさん」の年代になっているわけですね(苦笑)
今日も1本、鑑賞したいと思います! 
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マイケルオズ@フリーランスライター
「特捜最前線」がマイブームになっているオヤジです。リアルタイムの頃は津上刑事より若かったのに、今はおやっさんよりも年長者になりました(苦笑)
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