ナツノナカノです。
さて、今日は映画のお話をすこし…まだ公開初日なので、ネタバレは控えめにしております…
「翔んで埼玉」本日、公開初日です。
価格: 756円
(2019/2/22 16:51時点)
感想(1件)
「パタリロ!」ではないですが、魔夜峰央先生を心から敬愛する者としてはやはり行かずにはいられません。朝、9時の初回をど真ん中の席で見てまいりましたよ。ふふふ…
以前書いた通り、私は漫画の実写化にはあまり乗り気ではないんですよ。大好きな漫画でがっかりしたくないですからね。観たことを後悔する場合もちらほらありますから…
特に今回は魔夜峰央先生原作ですからね…必要以上にぴりぴりしてました。
もしも、この映画がコケたらどうしよう…とか、映画がディスられるだけじゃなくて、原作者の魔夜峰央先生までディスられたらどうしよう…果てはディスられるのが「パタリロ!」にまで飛び火したら!!…とか、しょーもない事をうだうだ考えておりました
映画館に数ヶ月前から張り出されるポスターやら、宣伝のために二階堂ふみさんや、GACKTさんがテレビに出演されているのを見ても、「う〜〜む」と唸るだけという…ww。
しかし…杞憂に終わりました…。
なんという素晴らしい映画!!
なんという壮大な茶番劇!!!
「翔んで埼玉」最高!!!! …はぁはぁ…
原作をしっかりと下地にしつつ、細かい演出やエピソードをどんどんのせて、めちゃくちゃ豪華で美味などんぶりを作っていらっしゃる!未完で終わっている原作なのに壮大なクライマックスが待っている。しかもストーリーに破綻がない。そして何より…誰も傷つかない終わり方になっとる!!
すごい!すごすぎる!ほんとにクリエイターの大人たちってすごいんだな〜と心から関心しました(笑)
脚本のギャグのセンスも素晴らしかったし、出演していらっしゃるキャストの方の本気の演技にも胸に刺さるものがありました…
二階堂ふみさんが演じる“壇ノ浦百美”は男の子の役なんですが、前半のツンツン美少年からの恋する美少年への可愛い変貌ったら!やはり演技が上手な方なんだな〜と思いますね。
GACKTさんも“麻美麗”を華麗に演じられてたんですが、とにかく美しい!!一挙手一投足が全て美しい!!正面も横顔も美しい!!!吸い込まれそうでしたね〜
美少年、美青年をずっと描き続けていらっしゃるのですから。
美しさよりも、大人の事情とやらで流行りの若手俳優を起用したのだったら、この映画はすごくつまらない作品になっていたような気がします。
伊勢谷友介さんも、京本政樹さまも、そりゃあもうこの世のものとも思えない美しさでございましたよ。
脇を固めるキャストさんもすごく良かったです。後半の加藤諒くんには泣かされましたし、ブラザートムさんのご一家は物語の要になっていましたね。ほんとに、こんなご家族が近所に住んでいたら楽しそうだな〜。家呑みとかしたい(笑)
映画が終わり、エンドロールが最後まで流れた瞬間、どこからともなく拍手が湧いたんですよ。別に舞台挨拶付きじゃありませんよ…映画を見たお客さんたちが自発的に拍手したんです。
それぐらい楽しめた映画でした。
あぁ…完敗です
埼玉って素晴らしい!!!
ぜひ、皆さんも映画館に足を運んでみてください!