ナツノナカノです。
さて、今日は昨日からご紹介しているパタリロ!75巻についてお話を。
この75巻に収録されている作品はこちらです。
〇怪奇倩々女(かいきけらけらおんな)
〇ナルキッソス
〇食戦士
〇パタリロ娘
〇ぼったくり大使館
〇ベビーパタリロ
〇猫耳少年
〇パタリロ秘話
「パタリロ娘」と「ぼったくり大使館」については前回さらりとご紹介しましたね。
今日、取り上げるのは「ベビーパタリロ」と「パタリロ秘話」です。
実はこの2作品は通常の「別冊花とゆめ」「ザ花とゆめ」ではなく「別冊花とゆめ増刊号」の中に収録されています。
それがこちら。
厚さ45ミリもある大ボリュームです。
中身は魔夜先生を囲んだ座談会、小銭銀はがしテレカプレゼントなどがあり、今回の75巻に収録されている2作品の描き下ろし。
そしてパタリロの初期作品「美少年キラー」から「スターダスト」まで6作品。
あとはパタリロではない妖怪作品「吸血インスペクター」「妖怪女妖観音」。
更にあの!「ガラスの仮面」を描いている美内すずえ先生のゲストコミックが載っているのです。
そこには美内先生が旅館でカンヅメになっていたところに、魔夜先生がアシスタントで現れたエピソードが!
魔夜先生が白いスーツと白いネクタイ、黒のシャツ、さらにサングラス姿だった様子などが面白く描かれています。
魔夜先生をアシスタントで使う美内先生…もう大御所すぎて、なんだか想像もつきませんよww
そして 「ベビーパタリロ」ではパタリロが誕生した際の祝賀式典での騒動が描かれています。
パタリロが生まれ、マリネラでは祝賀式典の準備が進んでいます。
たくさんの著名な招待客が訪れる中に、魔法使いの一団もいました。
ところが衛兵隊長が“闇の魔道士”には招待状を出さなかったことから、それを恨みに思った魔道士から「災厄」の贈り物を予言されてしまいます。
実は魔道士にとっての災厄とは死を意味するのでした。
宮殿内は騒然となりますが、実は生まれたばかりのパタリロもそれをしっかり聞いていました。
生まれたばかりでも天才パタリロです。
すぐに行動を起こし、図書室で魔道士に関する書物を読み漁り、見事魔道士を打ち破るのでした。
元々天才のパタリロなのですが、生まれた時に魔法使いたちに金運や体力、才能などの贈り物をされていたので、更に大天才となっていたのですね。
なるほど〜。
そして「パタリロ秘話」は魔夜先生のエピソード漫画ですね。
パタリロやバンコランやマライヒの名前の由来などについて、先生自身が語られています。
当時の設定資料の絵なども載っていてとっても興味深いですよ。
私はこのパタリロ!増刊号が売られているのを見た時、本当に嬉しかったんです。
大好きなパタリロ!が雑誌みたいな大ボリュームで出版される。
それはきっと全国にいるファン共通の嬉しい思い出だったと思います。
あぁやっぱり漫画って面白い!
次回もパタリロ!
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